プライド #07【オールスターキャストの最強ドラマ!木村拓哉 竹内結子】 2015.05.07


みんなが喜んでそこを長く使ってあげるという消費者の運動があればね。
(ハル)おお。
ああ似合うじゃんそれ。
(亜樹)ああ。
ねえ何かフルーツあったっけ?フルーツはもうグレープフルーツぐらいしかない。
ああでも俺後で皮むくから置いといて。
シュート!あっ危ねえって。
フフフ。
決まった。
車で送るよ。
平気平気。
バスで帰るから。
遠慮してんの?あのねこういう朝は何となく一人でぼんやりしたいもんなの。
うん。
そんなもんなのかなぁ。
君は決められたトレーニングをしなさい。
はいコーチ。
じゃあ行くね。
うん。
あっ鍵。
(亜樹)じゃあね。
〜女子高生かっつーの。

(気合い)〜『ボーン・トゥ・ラブユー』〜〜〜
(知佳)いやーっ!かわいいー!
(百合)わぁー!きれいー!かわいいねぇこれ。
ねえ着てみれば?いいみたいよ。
(百合)試着とかって婚期遅れるっていうよ。
(知佳)わたしまだ結婚願望全然ないし。
わたしはオートクチュールじゃなきゃ嫌だ。
何しに来たと思ってんの?そんな暇ないでしょ。
(知佳)ねえ。
写真撮ってくれるみたいよ。
(百合)嘘!?いや。
いや。
(知佳)行こう。
(百合)一番高いの。
一番高いのどれ?一人1着だよ。
やっぱわたしが一番きれい。
あっ!
(百合)あっ!
(玲志)大丈夫ですか?あっ!70億の人!
(玲志)えっ?あっいえ。
どっかでお会いしましたか?
(一同)「ハッピーバースデイトゥユーハッピーバースデイトゥユー」「ハッピーバースデイディアハルさんハッピーバースデイトゥユー」
(歓声)
(一同)はいはいはいはい!はいはいはいはい!
(歓声)
(クラッカーの音)
(歓声)でもお前ら先に言っとけっつーの。
(笑い声)ホントあのこっぱずかしいっす。
(冴子)おめでとうハルさん。
おっ?
(一同)おおーっ。
開けていいの?
(冴子)どうぞ。
これ手編み?
(冴子)なわけないでしょ。
わぁタグついてる。
(友則)あれ?じゃあ今編んでんの誰んだよ?
(大和)やっぱ兵頭コーチ?あなたたちに関係ないでしょ。
(冷やかす声)あるじゃんなぁ?めちゃくちゃ関係あるじゃん。
(真琴)はい兄貴。
おめでとうございます。
何?これ。
開けていいの?あーっ!ちょっとダメです。
あの極秘だからおウチに帰って一人で。
開けらんねえの?はい!ちょっと!
(笑い声)ハルさん!パワーリストです。
昔はやった。
ああお前らしいな。
2キロと2キロです。
(友則)ハッピーバースデイ!何?これ。
あちらもんの無修整。
二人のじゃないよね?
(知佳)えっ?
(二人)あーっ!一番下。
一番下。
(知佳)おめでとうございます。
下着でーす!下着?何枚あってもいいかなと思って。
じゃあ知佳ちゃんの誕生日にも俺が。
いやーん。
それは僕のセリフです。
いやーん!ちょっと二人イタい。
(亜樹)はい。
ありがと。
(真琴)何すか?ライト。
みかん色の。
夕日みたいできれいだったの。
ハルの部屋は何か殺風景だったから。
あっ。
えっ?
(一同)へぇー。
あれ?何か変なこと言った?ハルの部屋とか。
あっ!いやそれイメ…イメージだって。
イメージだよな?あっそうそうイメージ。
何か物とかごちゃごちゃしてないって感じよね。
いやほらうちの冷蔵庫ってすっからかんな感じするでしょ。
あっそうそう。
カウンターにこうグレープフルーツがコロンて1個あるぐらい。
何で分かんの?そのコロンの感じ。
じゃわたしって霊感強いのかも。
あっでもねうちの親戚霊感商法引っ掛かってんのよ。
「俺俺」とか言って孫のふりして電話する詐欺だよね。
そうそうそう。
あっでもオレオレだったらやっぱり闘牛見たくなる気分でしょ。
じゃあイタリア行きたい。
いやいや闘牛はスペインだから。
でもやっぱ闘牛より牛丼最近やっぱり食べたいよね。
(亜樹)っていうかもういいみたい。
ああ遅くなっちゃった。
(知佳)百合何やってたのよ?急に消えたから心配してたのよ。
ごめんごめん転んじゃったの。
(知佳)大丈夫?うん。
何でお前がこんなとこ来んだよ?
(百合)彼に助けてもらったの。
ヒールが折れちゃって。
でこれもらっちゃった。
(玲志)うちのデパートなんですよ。
これでも名目上は役員なもんで。
(知佳)すごいんだね。
でしょう?彼女になったらプリティウーマンごっこできるわよ。
でハルさんのプレゼント。
忘れちゃったごめんなさい。
いいいい。
(百合)今度持ってきます。
あっありがとうございます。
(大和)ちょっといいかな?
(百合)えっ?ちょっと。
どうしたの?いや何でもないっす。
誕生日だったんすか里中さん。
言ってくれたら俺も何か。
じゃあ次の試合で得点させてくれる?泣いて頼んだら。
目薬じゃダメ?
(大和)あいつは相手チームのセンターだよ。
(百合)そんなのわたしに関係ないもん。
関係なくないだろ!何だか情けない。
あっ?ヒールが折れて困ってたのを助けてもらっただけなのに何そんなに怒ってんの?いきなりみんなの前で腕引っ張ってこんなトイレの前に連れて来て。
恋人だけどわたしはあなたの持ち物じゃないのよ。
みんながシラけるだろあんなヤツ連れて来たら。
(百合)だったら帰るわよ。
君に帰れなんて言ってないよ。
「送ってくれてありがとう。
さよなら」って言えるほどまだ親しくないのよ。
まだってこれから親しくするつもりかよ?あなたしだいね。
そういう言われ方嫌いだ。
嫌いでいいです。
勝手にしろよ。
勝手にします。
さようなら。
(真琴)あっ!百合さん!はい。
百合さんもこれ。
ケーキ。
わーっ!ちょっと。
あのう。
送ってくれますか?いいの?彼氏。
あんなの彼氏じゃないです。
乗りなよ。
(友則)いいのか?彼女。
(大和)あんなの彼女じゃないっす!俺ハルさんのために歌歌いますよ。
いいっておい。
(せきこむ声)「春を愛する人は」声でけえし。
おい。
「心清き人」イエーイ!
(大和)ああ…。
水。
水!分かったよ。
(亜樹)ねえハル。
わたしやるからお店戻って。
何で?
(亜樹)主賓がいないんじゃ盛り上がらないよ。
だって。
頼んじゃっていいの?
(亜樹)うん大丈夫。
じゃあお願いしようかな。
ホント大丈夫?
(亜樹)大丈夫。
じゃあ頼むわ。
あっハル。
うん?ハッピーバースデイ。
うん。
あっ。
(亜樹)うん?もう1個もらっていい?うん?車ん中に落っこってたんだけど。
タラーン。
あっ!ダメそれ。
それダメ。
ホント変な顔してるから。
誕生日だから。
ちょっとハル。
ハル。
〜はいお水。
(大和)あっ。
ありがとう。
あっ上着。
(大和)あっ。
大丈夫?おめでとう。
(拍手)ちょっと。
やだ何言ってんのよ。
いいからいいから。
隠さないで。
俺はホントにうれしいんだから。
ねっ。
フフフ。
もう恥ずかしいからやめて。
(大和)俺ひょっとしてやばいかなって思ってたんだ。
何が?
(大和)ほら亜樹さんには待ってる遠恋つーんですか彼氏がいるから。
そのことならねもういいの。
もういいって?あのねもう橋で待つのやめようと思って。
ホントに?ホント。
ホントにホント?ホントにホント。
ハハハハ。
よかったぁ。
いやホントによかった。
ああ俺もしもその彼氏に戻っちゃったらどうしようって心配してたんだ。
じゃあ部屋戻るね。
その人帰って来るみたいだから。
雑誌で見たんだ。
何か有名な賞取ったみたいで。
でもそれならよかった。
ハルさんよかった。
お休みなさい。
(大和)お休みなさい!〜〜面白ぇ顔。

(容子)あなたは夢ばっかり追いかけてる危なっかしい人。
安西はもっと現実的な人だったわ。
(兵頭)君の選択は正しかったよ。
俺がどうしてのこのこ日本に戻って来たのかまだ答えてなかったね。
(容子)もういいわ別に。
里中だ。
向こうであいつのビデオを見た。
彼はそんなに優れたプレーヤーなの?本場の選手を何人も見てきたあなたから見ても。
いや。
ただ里中なら普通の人間には見えないものが見えるかもしれない。
(容子)普通の人間には見えないもの?
(兵頭)俺はどうしてもそいつが見たかったんだ。
何を犠牲にしてもね。
だからこの国も出た。
レベルが高いところに行けばそいつが見れるかもしれない。
そう信じてね。
でも結局一度も見ることができなかった。
だからせめて話だけでも聞きたいんだ。
里中。
お前がもし見ることができるのならね。
(容子)何だか里中君に嫉妬しちゃうなぁ。
安西も兵頭さんもわたしなんかよりあなたに興味があるって言うんだもん。
フッ。
でも俺そっちの趣味は全然ないんですけどね。
女の子のほうが好き?メイビー。
(渉)メイビー。
ハハッ。
ただ。
ただ?俺何ていうか不安な気持ちになっちゃうんですよ。
(容子)不安?うまくいってるとなおさら。
(容子)この幸せはいつまでも続かないかもしれない。
まぁそんな感じですか。
でもいつもじゃないでしょ?そう思うの。
うん?多分その子のことすごく好きなのね。
いや別に。
失いたくないから不安になるんでしょ?あんまり考えすぎちゃダメよ。
傷つく前に自分から離れちゃおうってそういうところに行き着いちゃうから。
(知佳)何?うん?ハハハハ。
まっ家にも上がったことだし次は手料理なんぞごちそうしてポイントカードを更にため込むと。
まぁ難しいね。
スポーツ選手の食事って。
カロリーだのバランスだのって考えなくちゃならないから。
いいなぁ。
わたしも誰かに作ってもらいたい。
食べるほうなの?だって。
でもわたしもねやればできるんだけどまっ取っかかりっていうのがこうなかなかねぇ。
はいはい。
さあ仕事仕事。
(社員)村瀬さん。
7番。
(亜樹)わたしですか?
(社員)はい。
里中さんじゃないの?
(亜樹)会社にかけてくるはずないわよ。
もしもし。
お電話替わりました。
村瀬です。
(夏川)もしもし僕だ。
はい?
(夏川)この声忘れちゃったかな?夏川さん。
えっ?
(夏川)今帰って来たところ。
(夏川)亜樹。
(ハル)ああ…。
いらっしゃいませ。
どなたかとお約束ですか?ああまあ。
こちらにご記入ください。
相澤百合さんに届け物が。
届け物?
(大和)これを。
何でしょうか?シンデレラの靴です。
差出人は不明ですけど。
大体想像つきますから。
でしょうね。
(ハル)でもホントあれよ。
手の込んだものじゃなくてもさサッと作ってくれれば俺ワーッと食うから。
やる気うせるようなこと言わないでよ。
だって俺癖なんだもんそういう早食いが。
これだから体育会系は嫌なのよね。
じゃあ分かりました。
フランス人みたいにダラダラ味わって食べます。
(亜樹)ダラダラが余計なの。
味わって食べます。
まあそんなに期待されても困るけどね。
でも本どおり作れば問題ないんじゃないの?いちいちカチンと来る人ね。
(亜樹)それ取って。
うん。
これさ…。
〜亜樹。
大きいお鍋ってあったっけ?教えてほしいんだけどさ。
こっちが聞いてるの。
すっげえ好きだった?あの橋でさ別れるとき泣いた?いっぱいいっぱい涙とか出た?ハル。
愛してた?〜
(百合)ウフフ。
見て見てこれ。
(大和)さっきも見せたじゃない。
ねえ?もうねホント百合はねプレゼントに弱いのよね。
お金がかかって大変ですね。
うるせえよ。
(真琴)うおっ。
どすこい。
(友則)ある意味単純で愛すべき生き物だよね。
でも物につられない人間てその分心を求めんだよ。
焼きもちやきで独占欲が強い。
あっそっかー!それはそれでうざいっすもんね。
どっちがいいかは好き好きだよ。
お前しだい。
(真琴)俺しだい?チイッス。
「チイッス」って。
あっねえ?じゃあさ亜樹はどっちだろ?亜樹さんはそりゃもちろん心だよ。
何つっても。
いなくなった彼氏2年も待ってたからね。
すてきな話じゃない。
ねっ?今日ね彼から電話があったの。
嘘。
いつ?お昼会社にね。
何か成田からだったみたいだけど。
(友則)それで?「それで」って?
(大和)それだけっすよ!あっ。
全然連絡なくて。
だって今更帰ってきて。
第一亜樹さんにはもうハルさんが。
ゲームでしょ?それは。
最初はそうだったけど今は違うよ。
約束してたのよ。
いやそんな約束何でもないって。
お遊びなんだから。
里中さんじゃなくて夏川さんと。
えっ?ある意味だから待ってたのかもね。
ちょっともう何なんすか?もったいつけないで。
戻ったらね…。
結婚しようって。
(大和)結婚!?さっきごめんね。
何が?いやいきなり変なこと聞いたりして。
ホントよ。
突然何言いだすのかと思ったら。
いやただ単に亜樹がどんな人のこと好きになったのかなぁと思って。
それだけ?いや今どき珍しいじゃん。
2年も連絡がないのにちゃんと待ってるなんて。
古き良き時代の女って?フフフ。
いや。
そんな亜樹をねそこまで待たせてるヤツってそれなりに魅力があんのかなぁとかさ。
自分に置き換えて考えたらそんな長い間自信がないっていうか。
嘘よ。
ハルは自信満々でしょ。
いや俺の強がりだからね。
素直ね今日は。
ふーん。
あっそうだね。
はあー。
何か…。
あっごめん。
思い出させちゃったね。
ううんそうじゃないの。
そうじゃない。
ごめん。
亜樹ごめん。
〜ねえ?ハル。
ん?ギュッてして。
もっと。
ねえ。
わたしを誰にもやらないって言って。
誰にも渡さないって。
(泣き声)はあー。
彼氏が戻ってきたから?
(大和)えっ?
(真琴)兄貴知ってたんですか?
(友則)なら安心じゃん。
(真琴)何で?ハルが知ってるって事は亜樹ちゃんから聞いたって事だろ?隠してないなら…。
いや亜樹からは聞いてないよ。
えっ?あっでも聞いたのと一緒かな。
まあいつになくおセンチな感じだったからね。
「からね」ってそんなのんびりしてていいんですか?何で?だってもともと俺ら彼氏が戻ってきたら笑顔でバイバイっていうさそういう約束してたんだし。
だから俺もそういう心の準備っていうのはねっ?してたわけで。
準備?
(友則)心にフックかけてマジにならないようにって。
そうそうそうそう。
(大和)嘘だ。
ハルさん何嘘言ってんだよ?嘘じゃねえよ。
だから来る者は拒まず逃げる者は追わず。
逃げてないだろ?亜樹さんは。
ハルさんのが逃げてんじゃねえかよ。
いや俺いつもどおりよ。
なあ?うーん。
だけどそう言うなよハル。
大和だってお前のことを思ってなんだよ。
いやお前と亜樹ちゃんのことを思ってかな。
うん。
二人ってさいいカップルだと思うんだよね。
俺たちもみんなそう思ってんだよ。
できればうまくいってほしいなって。
そういう面倒な事苦手だからさ。
(友則)いや。
面倒って…。
何が面倒なんだよ?簡単なことじゃねえかよ。
ゲームオーバーだって言ってちゃんと交際しようって言えばいいだろ?何だ交際ってよ。
もうあの橋で待つなってそう言ってやりゃいいだろ。
兄貴。
俺もそう思うよ。
すいません。
いやでもやっぱり二人はお似合いだし。
ここは兄貴らしくビシッと決めてさ。
もういいよ。
(アナウンス)「ただいま留守にしていますのでピーッと鳴ったらお名前とご用件をお話しください」
(夏川)もしもし夏川です。
まだみたいなのでまた後で。
もしもし。
ごめんなさい今帰ってきたところで。
(夏川)お帰り。
あっ。
ああ。
(夏川)あっそっか。
そういえばまだ言われてなかったよねこのセリフ。
(亜樹)あっ。
お帰りなさい。
(夏川)ただいま。
さっきまでパーティーがあって。
やっと一人になれたところなんだ。
(亜樹)忙しいのね。
(夏川)1、2週間ぐらいはそうだね。
取材とかいろいろ。
向こうでの賞は日本のマスコミ受けがいいよ。
まあどれぐらいその価値があるか知ってる人間が何人もいるとは思えないけど。
どうして連絡くれなかったの?
(夏川)いろいろあったんだ。
そのことも会ってから説明したい。
あしたあの橋で。
あれが女の人がいちばん安心できるプレゼント。
僕持ってる。
お前のと違うよ。
バーカ。
バーカ。
(亜樹)ごめんなさい。
やっぱりわたし行けないわ。
(夏川)亜樹。
遅すぎたのよ。
わたしずっと待ってたんだけど。
あなたのこと。
(夏川)責めやしないよ。
別に何があったとしても。
僕のせいだからね。
亜樹を寂しくさせた。
(亜樹)夏川さん。
(夏川)僕だって別に寂しくなかったわけじゃないからね。
(亜樹)やめてよ。
(夏川)でも頑張れたのは言い訳になるかもしれないけど心に亜樹がいたからなんだ。
(亜樹)そんなこと言わないで。
(夏川)12時に行くよ。
約束どおり。
ごめんなさい。
わたし…。
行けないわ。
(夏川)君は来るよ。
だって僕はナツ。
君はアキ。
離れていても季節はつながっている。

(チャイム)
(ノック)
(チャイム)〜〜
(亜樹)《わたしはアキ。
あなたはハル。
どうせ季節がつながらない》〜
(ハル)《かりそめの恋だから束縛とかさ嫉妬とかそういうのもないし。
でも恋人が戻ってきたら笑顔でバイバイ》〜〜〜〜〜〜コーチ。
(兵頭)里中か。
どうしたんすか?こんな時間に。
その言葉そっくり返すよ。
まあそうですけど。
結局俺たちにはホッケーしかなかったってことだ。
引退してもそうだ。
安西も家庭人としては生きていけなかった。
どうしても俺が見たいものがあると言ったろ?ええ。
ほんの数人だ。
向こうのトッププレーヤーでもほんの数人だけが見ることができる。
氷の女神をな。
氷の女神?この下に眠ってる。
いや。
彼女は目を開いてる。
想像を絶する美しさだそうだ。
肉体の極限を超えたプレーヤーだけが見ることを許される。
お前ほど自分を追い詰めることができるヤツならもしかしたら見ることができるかもしれない。
どうっすかね?コーチにも安西さんにも見ることができなかったんですからね。
そのためにはすべてを捨てなければならない。
家庭も一般的な幸せもだ。
でもあなたはそれでも見れなかったんですよね?何かが足りなかったんだろ。
いや違いますよ。
そんな女神どこにもいないからです。
そう思うのは凡人さ。
俺だって凡人ですよ。
まあでもちょっと前だったらその女神の話に相当はまったかもしんないっすけどね。
でも何か最近の俺どうかしちゃったみたいで。
生身のすげえ温かい女にはまっちゃったみたいで。
ホントこんな自分全然想像もできなかったんですけど。
これが案外居心地いいんですよね。
あっ。
さっき安西さんは家庭に生きることができなかったって言いましたけど違うんじゃないっすかね。
あの人幸せでしたよ。
少なくともコーチよりかは。
(ノック)ハロー。
しかしすごいなぁ。
よく雨の日も風の日もっていうけどさ。
あっ。
雪の日あったね。
っていうかもう完全に古き良き時代のモノクロ映画よ。
ハリウッドの。
ハル。
待ってるとか待たせないとか意味ねえじゃん。
ホントに会いたければさ戻っても来られるし会いにも行けるわけだしさ。
お願い!もう終わりにしよう。
ここで結んだ契約だったからさやっぱりここで破棄したほうがいいかなぁと思って。
それで来ちった。
はい。
右と左どっち?これ慎重に選んでよ。
見事ピンクのリボンを当てた暁には俺たちのゲームのゴ−ル。
ゴール?ゲームオーバー。
本気になった俺の負け。
えー?亜樹?〜あっごめん。
あっちょっと。
〜〜〜2015/05/07(木) 14:55〜15:50
関西テレビ1
プライド #07[再][字]【オールスターキャストの最強ドラマ!木村拓哉 竹内結子】

「波乱」
木村拓哉 竹内結子 坂口憲二 中越典子 佐藤隆太 MEGUMI 石田ゆり子 市川染五郎 佐藤浩市 山下徹大 谷原章介ほか

詳細情報
番組内容
“ゲーム”で始めた恋愛だったが、里中ハル(木村拓哉)と村瀬亜樹(竹内結子)は次第に惹かれあい、その関係は親密さを増していく。
一方、堀田大和(坂口憲二)と相澤百合(中越典子)の間には、微妙な影が生じ始めた。百合の前に、彼女が求める本当の金持ち、山本玲志(山下徹大)が現れたからだ。
ハルは、亜樹との関係がうまくいけばいくほど、不安を募らせていた。この幸せがいつまで続くのか…。
番組内容2
そんなハルの不安に乗ずるかのような出来事が起きてしまう。亜樹のもとに、長い間待ち続けた男、夏川啓介(谷原章介)から電話がかかってきた。
出演者
木村拓哉 
竹内結子 
坂口憲二 
中越典子 
佐藤隆太 
MEGUMI 
石田ゆり子 
市川染五郎 
佐藤浩市 
山下徹大 
谷原章介 

ほか
スタッフ
【脚本】
野島伸司 

【プロデューサー】
大多亮 
杉尾敦弘 
牧野正 

【演出】
平井秀樹 

【音楽】
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」QUEEN

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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