この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
噴火警戒レベルが1から2に引き上げられた神奈川県の箱根山。
大涌谷周辺の立ち入り規制が続く中、きょう、温泉関係者らが中に入り、今後も温泉を供給できるよう、施設の点検を行いました。
一方で住民からは、ています。
けさも白い蒸気が立ち上る神奈川県の箱根山。
ゴールデンウィークも終わり、町はふだんと変わらぬ朝を迎えました。
箱根町仙石原では、小学生が元気に登校していました。
1年ぐらい前、山鳴りとか始まってたから、あっ、またいつもの始まったとしか思っていなかった。
いつ何があっても、もうしょうがないかなって。
きのう、噴火警戒レベルが平常を示す1から、火口周辺への立ち入りが規制される2に引き上げられた箱根山。
神奈川県の研究機関によりますと、先月26日から急増した箱根山の地震は、おととい、一連の活動の中では最も多い、260回を観測しました。
しかし、きのうは54回に減少。
気象庁によりますと、地震活動はやや低調な状態が続いていますが、引き続き大涌谷では、小規模な噴火のおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
大涌谷へと続く道路は、きょうも通行止めとなっていました。
そんな中、午前9時ごろから、続々と車両が規制エリア内へ。
その中に、箱根温泉供給と書かれた車もありました。
箱根の旅館などに、大涌谷の温泉を供給する会社です。
じゃあ、お気をつけて。
お願いします。
午前10時です。
今、1台、2台と、ヘルメットをかぶった関係者たちが、規制エリアに近づいてきました。
車には箱根町というふうに書かれています。
きょう、温泉施設やロープウェイ、土産物店などの関係者が、規制エリアへの立ち入りを特別に許可されたのです。
実は、大涌谷にある温泉を作る施設では、立ち入り規制によって、毎日行っていた点検や整備などが行えず、今後、旅館などに温泉を供給できなくなる可能性もありました。
整備を終えた作業員は。
作業は終えられて?
終わりました。
本当ですか?どうでした?様子って、変わりなく?
噴いている所は強いですけれど、ほかはほかはいつもどおりで。
箱根温泉供給によりますと、温泉を通す管に付着した硫黄を取り除く作業などを行いました。
1つの施設からふだん以上の蒸気が噴き上げている以外、異常はなかったといいます。
あす以降もこうした整備は毎日行っていくということです。
これを受け、大涌谷から温泉を引いている山荘では。
それはもう胸をなで下ろすような思いですよ。
一時、湯量が減ったということですが、今は元どおりに。
ですから、温泉がもうなかったら、うちあたりは致命傷になっちゃうんで、命取りになっちゃうんでね、ありがたいと思います。
一方、箱根町の基幹産業である観光にも影響が出始めていることから、きょう、箱根町は旅館組合と今後の対策などについて話し合いました。
全体のごく一部ですよと、どうぞ住民も普通の生活をしておりますよと、そういうことを訴えながら、予想される風評被害というものを、払拭をしていきたいなと。
今後、正確な情報を発信し、これまでどおり、観光客を呼び込んでいくということです。
しかし、一部の町民からは不安の声も上がっています。
きのう2だっていってたよね。
心配でね、地震が怖いよね。
確かに私も生まれ育って、ずっと煙を見て育ちましたけれども、やっぱりふだんより煙の量、多いですね。
さらに、こちらのお宅では。
うわー!これ、床にたくさんの工具が並べられてますね。
これらの工具で何をするかというと。
屋根裏の補強ですね。
屋根裏といいますと?
こちらになりますけれども。
耐震補強ですね。
見せてもらうと、屋根裏の柱やはりにL字型の金具が。
頻発している火山性の地震に備え、補強しているといいます。
不安はあります。
ただ、自然が相手ですからね。
人間の力でね、抑えることはなかなか難しいですね。
箱根町のある神奈川県では、今後、関係機関と連携しながら、大涌谷の監視態勢を強化していくということです。
愛知県の名古屋市内を流れる中川運河で、8キロメートルにわたって、コノシロなどの魚が大量に死んでいるのが見つかりました。
その数は確認されただけでも、およそ10万匹。
その原因を取材しました。
ビルなどが立ち並ぶ愛知県名古屋市中川区。
うわー、真っ白。
水面を覆い尽くすほど真っ白ですね。
これ、魚ですね。
名古屋市によりますと、今月3日、市内を流れる中川運河で、コノシロなどが大量に死んでいるのが見つかったといいます。
市が調査をした結果、きのうまでに確認された数は、およそ10万匹。
8キロある中川運河全域で発見されたといいます。
これ、何か腐ったような、生臭いにおいがしますね。
地元の人は。
とにかく臭いがすごいです。
うちの部屋の中まで、ちょっと臭ってきたね。
こんなの異常ですよ。
水面に浮かぶ大量の死んだ魚。
魚の大量死が見つかったのは、愛知県の名古屋港から名古屋駅近くまで流れている運河。
かつては石炭や木材の運搬などに使用されていました。
運河全域で見つかった魚の死骸。
市はきょう、船で回収作業を行いました。
名古屋市によりますと、中川運河では、2年前におよそ23万匹、3年前にもおよそ6000匹の魚が死ぬ、同じような事例が起きています。
運河の中にカメラを入れてみると。
水は茶色く、透明度はほとんどありません。
一体、なぜ魚は大量死してしまったのでしょうか。
名古屋市は。
川の中の酸素が減少したことによると考えられます。
川の中の酸素が減少してしまった理由には、どんなことが考えられるのでしょうか。
専門家は、酸素不足になった理由に、ここ最近の天気が影響した可能性を指摘します。
運河は、へどろが底にあるらしいということと、それから流れもほとんどないということから、ここのところの急激な陽気で、そのへどろを分解するような微生物の働きが活発になって、その結果、その水の底のほうですね、酸素がなくなっていって。
暖かさなどによって、へどろを分解する、バクテリアなどの微生物の活動が活発に。
微生物が酸素を取り込むため、底のほうが酸素不足に陥った可能性があるといいます。
さらに。
あちら、運河の水の流れはほとんどありません。
流れがほとんどない場合、水が混ざりづらく、空気中から酸素が入りにくくなるため、運河全体が酸素不足に陥った可能性があるといいます。
酸素不足が原因と見られる魚の大量死はほかにも。
おととし8月、千葉県匝瑳市を流れる新川で、ボラなどおよそ1000匹の死骸が見つかりました。
市では大量の雨が降り、濁った水が川にたまったことなどが原因で、水中の酸素が欠乏した可能性があると見ています。
また鳥取県鳥取市の湖山川でも、おととし、フナなどの死骸が大量に見つかっています。
川が酸欠状態だったことが原因と見られ、水門を開放し、川に酸素を行き渡らせるなどの対策を取って以降は、魚の大量死はなくなったということです。
名古屋市は、海から取り込む水の量を増やし、水質改善することなどを検討しています。
東京・豊島区に、全国で初めてとなる、マンションと合体した区役所の新庁舎がきょう、オープンしました。
地下3階、地上49階で、カフェなども入った新庁舎。
果たしてマンションと合体することで、豊島区や区民に、どんなメリットがあるんでしょうか。
1、2、3、どうぞ。
けさ、オープンした豊島区の新庁舎。
地下3階、地上49階の建物の、1階から10階に、豊島区の庁舎などが入り、11階から上は、分譲マンションに。
全国で初めてのマンション一体型の庁舎です。
建物の高さは189メートル。
都内有数の観光地、サンシャイン60とともに、JR池袋駅の東口にそびえ立ち、駅までは徒歩8分の距離に位置しています。
1階と2階にはカフェチェーン店やコンビニなどが入り、10階には豊島の森と名付けた屋上庭園もあり、庁舎のところどころにも緑があしらわれ、環境に配慮した造りとなっています。
こうして、けさオープンした新庁舎。
早速、こんな人が訪れました。
狙ってました。
第1号ということで。
記念になるので、大変うれしく思っています。
新庁舎初日を狙って、朝一番で婚姻届を提出したカップルです。
新庁舎では、ワンフロアに申請窓口を集約したり、キッズコーナーや授乳室を設けたりと、住民が利用しやすい施設を目指しているといいます。
すごくきれいでした。
ちゃんとキッズスペースもあって、授乳室もあって、すごいよかったです。
今は、もう1つにまとまって、1か所で全部済むようになりまして、大変便利になりました。
そして、気になるのは、11階から上にある、
どうぞ!
きょう、東京・池袋に誕生した、豊島区の新庁舎。
分譲マンションと一体となった、全国初めての建物です。
はい、どうぞ。
その11階から上にある分譲マンション部分。
37階の住民に、部屋の中を見せてもらいました。
広いですね。
2LDK。
およそ80平米のこの部屋から眺める景色は圧巻です。
もう東京の街が一望できるくらい、すごいいい眺望ですね。
正面に広がるのは、新宿の高層ビル群。
晴れた日には、東京タワーと東京スカイツリーも、はっきりと眺めることができるといいます。
このマンションを選んだ理由については。
本庁舎がもう、5階が災害本部になりますから、私のほうはいわば、災害本部の上に住んでいるというようなことで、大変安心感がありますよね。
分譲マンションの総戸数は432戸で、最多価格帯は7800万円台。
中には、2億円を超える部屋もあるといいますが、予約開始から1か月ほどで、すべての部屋が完売したということです。
でもなぜ、豪華マンションと庁舎を一体化させたのでしょうか。
豊島区の担当者は。
豊島区は非常に財政難でですね、大変な時期でした。
区民の税を投入して建て替えるっていうのは、全く許されない状況でしたので。
豊島区は、1980年代から新庁舎の建設計画を進めていましたが、バブル崩壊で、移転は無期限の延期に。
庁舎の老朽化が進む一方で、財政難は続き、新庁舎を建設するお金はありませんでした。
そこで土地を資産活用しようと考えたのです。
建物のうち、分譲マンション部分の建設などにかかった費用については、マンションの購入者などが負担。
区の新庁舎部分の整備にかかった143億円は、すべて旧庁舎のあった土地を、民間に貸すことで得られる収入で賄われました。
こうして豊島区は、新たに区民の税金を使わずに、新庁舎を建設することができたといいます。
お子さんがですね、将来も豊島区に住んでいただけるという、やはり環境を作っていかなければいけないということで、区と周辺の住民の方が一体で、この街をよくしていくと。
日本で初めての、マンションと一体となった複合型の庁舎。
今後、全国に広がっていくかもしれません。
鎌田さん。
ちょっと大げさですけど、感動しました。
お役人仕事って、きのうやったことをきょうも同じようにやるようなことが多いじゃないですか。
なんか、コロンブスの卵というかさ、こんなふうにすれば、お金をかけなくてもやれるんだということがね。
地方都市でも、ああいうふうに役場の上にこういうことやってもいいなと思うし、東京だったら、民間の病院とか、福祉施設をやって、この上にマンションを造ったりしたら、住む人たちはすっごい安心ということでね、とっても勉強になりました。
北陸新幹線の利用が好調でした。
JR各社によりますと、ゴールデンウィーク期間中の、全国の主要路線の利用者は、去年から9%増え、およそ1356万人でした。
後半が5連休だったことなどが、利用者の増加につながったということです。
特に北陸新幹線の利用者数は、JR西日本の区間では在来線の特急と比べ、3倍以上に増えたということです。
道の駅で大学生が地域特産品の開発や販売を行います。
道の駅でインターンシップを行う大学生が、太田国土交通大臣を表敬訪問しました。
国土交通省は、道の駅を地域活性化の拠点とし、学生が地域づくりを学べるような取り組みを行っています。
2015/05/07(木) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。
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