news every. 2015.05.11


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
こちらは、宇宙ステーションから撮影された台風6号の映像です。
巨大な雲が渦を巻いているのが分かるでしょうか。
今夜にも石垣島に接近し、あす、明け方にかけて、沖縄本島に接近するおそれがあります。
5月に台風が沖縄に接近するのは4年ぶりのことです。
異例ともいえる早い時期の台風接近に、沖縄では対応に追われています。
きょう正午前、沖縄の石垣島。
強い勢力の台風6号の接近に備え、港では船をロープで固定する作業が行われていました。
大きいですね、台風ね。
ちゃんとやっておかないとなと思って。
ことしは台風の発生するタイミングっていうのがすごい早いんで。
5月に沖縄に台風が近づくのは4年ぶりのことです。
正午過ぎ、石垣島地方に暴風・波浪警報が発表されました。
石垣市内の保育所を訪ねると。
親の迎えを待つ子どもたちがたくさんいますね。
警報の発表を受け、職員は保護者への連絡に追われていました。
暴風警報が出たので、お迎えのほう、お願いしたいんですけれども。
保護者に連れられて家に帰っていく子どもたち。
早いですね、来るのが。
5月はそうですね、あんまり、少ないと思うんですけど。
風強くなる前に帰ろうと思います。
3歳。
うちの暴風対策していろいろ、おもちゃとか、外にあるおもちゃとか飛ばないように。
強い勢力の台風6号。
ロイター通信によりますと、フィリピンでは家屋の倒壊などが相次ぎ、これまでに2人が死亡、3400人以上が避難しています。
こちらは、宇宙ステーションから撮影された台風6号の映像です。
巨大な白い雲が渦を巻いているのが分かります。
午後3時過ぎです。
先ほどから雨が降りだしました。
また、体を強く押されるような風を感じるようになってきました。
ヤシの木の葉も大きく揺れています。
台風6号は、今夜からあすにかけて、沖縄や奄美地方へ接近。
予想される最大瞬間風速は沖縄で60メートル、奄美では40メートル、波の高さは、6メートルから8メートルとなっています。
あす朝にも台風が接近する見込みの沖縄県那覇市では。
避難所となります公民館に、那覇市から物資が運び込まれようとしています。
こちら、段ボールには災害用の備蓄毛布と書かれています。
このほかにもミネラルウォーターなども運び込まれようとしています。
先ほど、午後5時過ぎ、市内の7か所に避難所が開設されました。
今回の場合は、夜中の避難の対象時間になりますので、それに備えての物品搬入になります。
台風6号が接近していることに加え、あすにかけて、日本列島には前線を伴った低気圧が西から近づいてきます。
その低気圧に向かって、台風6号や高気圧の縁を回った暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になります。
そのためあすの朝は九州から中国地方にかけて、落雷や突風のおそれや、台風6号は本州の南を北東に進み、水曜日の明け方には、関東地方にも影響を与えるおそれがあり、警戒が必要です。
今夜遅くにも暴風域に入るおそれがある、沖縄県の石垣島から中継です。
武井さん。
私は今、石垣島南部の住宅街にいます。
先ほどからぱらぱらと雨が降り始めました。
また、ここから、あちらに海を見渡すことができるのですが、少しずつ白波も目立つようになってきました。
石垣島と西表島などの離島をつなぐ客船のターミナルには便の欠航を受けて、急きょ、予定を変更した観光客が多く見受けられました。
本当は2泊したかったんですけれども、ちょっと台風っていうことで、きょう残念ながら戻ってきました。
気象庁によりますと、台風6号は、この時期に沖縄に接近する台風としてはスピードが速く、急激に風が強まるということです。
この石垣島では、今夜遅くには、台風の暴風域に入る見込みです。
また、あすの未明までに予想される最大瞬間風速は45メートルと、猛烈な風が吹くおそれがあります。
以上、中継でした。
神奈川県の箱根では、きょうも活発な火山活動が続いています。
きのうは一連の活動の中で最も規模が大きい、震度2の地震が観測されました。
大涌谷では地面の隆起などが見られたことから、温泉関係者も含め、全面的に立ち入りが禁止されています。
立ち入り禁止が長期化すれば、今後、温泉の供給がストップするおそれも出てきています。
午前10時半です。
私の後ろに見えます、大涌谷の辺りでは、きょうも白い煙がはっきりと晴れた空に立ち上る様子が確認できます。
神奈川県箱根町。
大涌谷はきょうもごう音と共に、激しく蒸気を噴き上げていました。
ゴールデンウィークも終わり、穏やかな平日を迎えた観光地では。
やはりお客さんのほうから、心配ですねみたいなお話はございました。
箱根はこれから本当にいい時期ですので、緑がすごくきれいで、温泉も入れますので、皆さん、ぜひ来ていただきたいと思います。
きょう午前、観光に関する会議が開かれた箱根町。
立ち入りが規制されているのは、箱根全体の0.3%であるとして、今後も観光客を呼び込んでいくということです。
しかし、こんな声も。
意外に人も多くて、全然大丈夫なのかなと思ってたら、きのう、ホテルに入ってから夕方、もう、下からどーんって来るような地震があったんで。
箱根山では、きのう一日で、一連の火山活動が始まってから最も多い、327回の地震が観測されました。
きょうも午後4時半までに147回を数え、これまでに起きた火山性地震は、2000回を超えています。
また、体に揺れを感じる地震も相次ぎ、きのうの午後6時過ぎには、これまでで最も規模の大きい、マグニチュード3.1、震度2の揺れを観測しました。
さらに、先週金曜日には、国土地理院が大涌谷にある温泉施設の半径100メートルほどの狭い範囲で、地面が最大でおよそ6センチ隆起していることを明らかにしました。
火山活動の活発化により、地下の浅い場所にある地下水などが膨張し、地面が隆起している可能性があるということです。
地面の隆起が確認されたことにより、金曜日から全面的に立ち入り禁止となった大涌谷。
温泉施設の整備もできなくなっています。
けさ、神奈川県箱根町にある山荘。
大涌谷から引いてきているこちらの温泉に、週末、ある変化が見られたといいます。
おとといの午後1時半から、2時半、つまり1時間くらいの間に、ちょっと色が変色しまして、それが灰色というか、ちょっと黒ずんだような色に変わって、一瞬ちょっと不安はあったんですけれども、今順調にずっと、供給されております。
そして、温泉の供給元からは、こんな連絡が。
湯量が多少減ったり、温度が下がったりすることはありうるかもしれないから、注意深くちょっと観察していてくれと、こういう連絡がありましてね。
供給元の会社によりますと、このまま大涌谷の温泉施設を整備できない状態が続くと、パイプに硫黄などが付着して、供給できる湯量が減ったり、温度に変化が出たりするおそれもあるということです。
箱根町にとっては、観光の要の一つとなる温泉。
きょう午後、町の担当者や専門家らが会議を開き、あす以降、温泉関係者などの立ち入りを、改めて認めるかどうか検討しています。
結果はきょう中に判断される見通しです。
先月末から始まった、箱根山の火山活動。
増減を繰り返しながらも、ここ数日、火山性地震の数は急増し、体に感じる大きな地震も発生しています。
気象庁は先週、噴火警戒レベルを2に上げた時点で、今起きている程度の火山性地震の発生は、想定の範囲内だとしています。
しかし今後、噴火の可能性が高まったかどうか、見極めるポイントは、火山性微動です。
去年の御嶽山の噴火では、火山性微動が始まってから、およそ11分後に噴火しました。
火山性微動とは、マグマや高温の水蒸気が、地下を移動することなどで起きる微弱な振動のこと。
現時点で、箱根山では観測されていませんが、この火山性微動が、噴火の前兆をつかむ大きな手がかりとなるのです。
気象庁は引き続き、大涌谷周辺では、小規模な噴火が起きるおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
日本国内の153の水族館や動物園などが加盟する、日本動物園水族館協会が、国際組織の会員資格を停止され、対応しだいでは、除名すると通告されていたことが分かりました。
理由に挙げられているのが、水族館の人気者、イルカです。
一体、何が問題となっているのでしょうか。
網を海に投げ入れる漁師。
湾の中に、イルカを追い込んでいきます。
これは和歌山・太地町で行われる伝統のイルカの追い込み漁です。
ところがこの漁を理由に、大きな問題が発生しています。
国内およそ150の動物園や水族館で作る団体、日本動物園水族館協会が、加盟する国際組織から、追い込み漁で捕獲したイルカを入手していることが倫理規定に違反するとして、会員資格を停止されたのです。
追い込み漁とは、船で湾の中にイルカを追い込み捕獲するというもので、太地町では、日本や海外の水族館向けに、年間およそ100頭から150頭のイルカを捕獲しています。
そのうちおよそ20頭を、日本動物園水族館協会に加盟している水族館およそ30施設に販売しているといいます。
しかし、世界動物園水族館協会は、この追い込み漁が残酷だと問題視。
動物の保護などを掲げた倫理規定に反するとして、去年の東京での会合で、追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を2年間停止するよう求めていました。
これに対し、日本動物園水族館協会は、イルカの環境を改善すると回答したものの、追い込み漁で捕獲されたイルカの購入は、続ける方針を示したため、先月下旬、資格停止とされてしまったのです。
私たちはきょう、追い込み漁が実際に行われている太地町へ。
こちらの水族館では。
全身灰色で大きな体、バンドウイルカ!
飼育するイルカのうち、ほとんどが追い込み漁で捕獲されたものだといいます。
追い込み漁も非常に動物の福祉に配慮されてますし、国が認めてですね、和歌山県などが許可している漁業ですから、それを利用するってことは、なんら問題ないと考えてるんですけども、そういう中で、ああいう通知が来たということは、ちょっとご理解いただけなかったかなということで、少し残念な思い。
このイルカの追い込み漁を巡っては、過去にも批判の声が上がっていました。
5年前に公開された映画、ザ・コーヴ。
イルカの追い込み漁を批判的に描いたこの作品は、アカデミー賞を受賞。
欧米の動物愛護団体なども太地町を訪れ、反対運動を行いました。
こうした動きに対し、和歌山県は、追い込み漁が地域文化の伝承であり、国が行う科学的な調査に基づき、資源量が十分なイルカに限り、問題のない範囲で許可してきたと説明しています。
再び持ち上がったイルカの追い込み漁を巡る議論。
世界動物園水族館協会は、来週木曜日までに捕獲方法などをさらなる改善を提示しない場合、除名すると通告しています。
日本動物園水族館協会は、日本テレビの取材に対し。
残念としかいいようがない。
なんらかの改善をしていかなければいけないと思っている。
現在、153の加盟施設の意向を調査中で、今後も追い込み漁で捕獲されたイルカの購入を続けるのか、来週木曜日までに世界動物園水族館協会に、結論を提出するといいます。
今後、日本が世界動物園水族館協会から除名された場合、
日本動物園水族館協会に加盟している一部の水族館が、追い込み漁で捕獲したイルカを入手していることから、国際組織、世界動物園水族館協会に、会員資格を停止された問題。
さらに、除名された場合は影響が動物園にも及ぶおそれがあるといいます。
こちらがゾウガメの獣舎になります。
インド洋のセーシェル諸島から輸入したゾウガメ。
大本はやはり、海外で輸入したものが今、繁殖して増えていますので、海外からの輸入が厳しくなると、そういった動物の展示ができなくなる。
今後、日本が世界動物園水族館協会から除名された場合、こうした希少動物など海外の動物たちを輸入しづらくなる可能性があるといいます。
また、日本の水族館が追い込み漁以外でイルカを入手することも、難しい現状があるといいます。
日本側は、来週木曜日までに結論を出す方針です。
世界遺産への登録に理解を求めました。
韓国できょう、日韓議員連盟の合同幹事会が開かれました。
日本側は、韓国政府が反対する、明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録について、政治問題にすべきではないとの考えを伝えました。
これに対し、韓国側は微妙な問題だと述べたものの、具体的な反論はなかったということです。
2015/05/11(月) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
番組ホームページ
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