◆日の出とともに見えてきたのは、富士山の山頂です。
これは富士山に太陽が重なるダイヤモンド冨士と呼ばれる映像です。
撮影場所は奈良県の曽爾高原で、富士山からの距離は、何と２５１キロです。
きょう午前５時前、奈良県天理市の住職・新林正真さんが撮影しました。
新林さんは、これまでに富士山からの距離がさらに遠い京都市左京区からの撮影にも成功しています。
けさは近畿から関東までの広い範囲が高気圧に覆われて晴れたため、撮影できたということです。
◆こんにちは。
「ゆうがたＬＩＶＥワンダー」、始まりました。
司会の藤本景子です。
今週も金曜日まで生放送で頑張ります。
よろしくお願いします。
ダイヤモンド富士、本当に美しかったです。
本日のコメンテーターの皆さんをご紹介します。
「ワンダー」初登場となります、女優で作家の中江有里さん。
経済ジャーナリストの木暮太一さん。
漫画家のしりあがり寿さんです。
皆さんよろしくお願いします。
◆よろしくお願いします。
◆中江さん、初登場で、ありがとうございます。
こちらこそ呼んでいただいて光栄です。
◆オープニングのあの奈良からの富士、いかがでしたか。
◆奈良からあんなに美しく見えるものかと、ちょっと驚きましたけど、幻想的で、すばらしい光景でしたね。
◆どんなカメラを使ったらあんなに撮れるのか。
機械の長さも見てみたいと思いますけど、しりさん、いかがでしたか。
◆僕は、富士山といえば地元の静岡なんですけど、全然見たことない、あんなの。
すごいですよね。
◆遠いからこそ、美しく見えるという瞬間があるのかもしれませんね。
木暮さんにもちょっと経済のことで教えていただきたいこともありますので、よろしくお願いします。
そして、橋本デスクもよろしくお願いいたします。
◆よろしくお願いします。
◆気になるお天気なんですが、５月なのに台風が接近しているようです。
片平さん、今後の状況を含め、いろいろ教えてください◆こんにちは。
こちら関西テレビの横なんですが、この時間はまだ青空が広がっているんですね。
◆いい天気ですね。
◆日差しも降り注いで、とても快適なくらいなんですが、だんだん薄雲がふえてきているんです。
この薄雲があすには分厚い雲に変わって、あしたはだんだんと近畿地方に台風が近づいてくるおそれがあるんですね。
このタイミングで台風が近づくというのは、早いと言ってもいいんですが、その影響であしたは特に夜、大雨のおそれもあるんです。
ということで、きょうの天気のポイントです。
こちらになります。
雨・風、急に強まる。
しかも台風のスピードが早いということで、あすの朝はそんなに荒れてなくても、夜にかけて、急激に天気が悪くなるおそれがあります。
最新の台風情報をまめに確認してください。
では、現在の台風情報からごらんいただきましょう。
この時間、台風が午後３時の時点で強い勢力までだんだんと弱まってきているんですが、まだそれでも中心付近では風速４０メートルの強い風が吹いているんですね。
暴風域を伴ったまま、この後、北上してきて、近畿地方にはあす夕方に最も近づくおそれがあります。
つまり、このタイミングで大雨のおそれがありますから、十分に注意をしてください。
では、今夜の予報を見ていきましょう。
今夜、今晴れているところでもだんだんと雲が広がってくる見通しです。
あしたの予報をごらんいただくと、あすは次第に天気が崩れて、雨の降るところが多くなってきそうなんですね。
夜は雨・風ともに強まりそうですからお気をつけください。
明日の昼間の気温は２４〜５度というところが多くなりそうです。
湿気が多く大分むしむしと感じそうです。
詳しい台風情報なども含めて、このあと１７時前にもまた天気予報をお伝えしていきます。
◆また詳しくお願いします。
それでは、５月１１日、きょうこれまでに入ってきた気になるニュースをお届けする「ワンダートピックス」です。
◆大阪市を廃止して５つの特別区と大阪府に再編するいわゆる大阪都構想についての賛否を問う住民投票まで６日となりました。
関西テレビが週末に世論調査を実施したところ、賛成が３９．５％、反対が４７．８％と、反対が賛成をおよそ８ポイント上回りました。
今年３月の調査では、賛成と反対が拮抗し、先月は、反対がおよそ１１ポイント上回りましたが、今回は反対と賛成の差がおよそ３ポイント縮まりました。
賛否を問う住民投票は、今月１７日に行われます。
◆大阪商業大学の日本拳法部で、男子部員に暴行した疑いで、キャプテンの矢田秀人容疑者ら３人が逮捕されました。
矢田容疑者らは今年３月に大学内で合宿中に、当時１年だった男子部員を全裸にして、ライターの火で全身をあぶったほか、顔を殴るなどして暴行を加えてけがをさせた疑いが持たれています。
矢田容疑者らは、ほかにも男子部員の下半身をほかの部員の顔に押しつけつさせたり、肛門に竹串を刺したりもしていたということです。
◆経営再建中のシャープが、およそ１２００億円の資本金を中小企業とみなされる１億円以下に減らす方向で検討していることがわかりました。
シャープの昨年度の決算は２０００億円を超える赤字となる見通しで、資本金を減らした後は中小企業とみなされることから、税制上の優遇措置を受けられるなど、財務体質を改善することが狙いと見られています。
大企業が大幅な減資に踏み切るのは極めて異例で、シャープは今月１４日に会見を開き、発表する見通しです。
きのうの午後、エアカナダの旅客機が予定より３０分早くそのわけは、何と乗客のカナダ人の女性が機内で出産したからなのです。
着陸した後、すぐに特別車両が旅客機の脇に着き、救急車が駆けつけると、機内から出てきたのは、車椅子に乗ったお母さんと生まれたばかりの赤ちゃんを抱く父親になった男性でした。
記者の呼びかけに赤ちゃんの顔を向けるお父さん。
生まれたのは女の子でした。
満面の笑みで手を振る乗務員たちの姿も。
実は妊娠中のカナダ人の女性が、太平洋上の機内で産気づいたということです。
◆エコノミークラスからビジネスクラスに席を移し、医師の立ち会いのもと、無事出産しました。
機内で生まれた小さな命。
その誕生の瞬間、歓声が上がりました。
◆父親となった男性は、何とパートナーが妊娠していたことを知らなかったといいます。
女の子の名前はクロエちゃん。
出産した母親と赤ちゃんは空港近くの病院に入院し、母子ともに健康だということです。
◆ここからは、岡安キャスターとともに伝えてまいります。
岡安さん、よろしくお願いします。
◆きょうの「ワンダートピックス」、ラインナップはごらんのようになっています。
◆最後の機内での出産ということで、本当に新しい命の誕生がすばらしくて、奇跡で、本当におめでたいと思うんですけれども、たまたまお医者様が乗ってらっしゃったから、安全に生まれたから今こうやって拍手できますけど、もしもと思ったら、恐ろしいですよね。
◆ちょっとそれは本当に無事に生まれて、母子ともに無事だったということが本当に何よりだと思うんですけれども、パートナーの方、全然ご存じなかったというのにそれにも驚いてますけども…。
どういうことだったんだろうって。
◆そろそろ生まれるのかどうか、わからなかったというのはまだ分かるんですよ。
男性なんで、そこがぴんとこなかったりするのは理解できます。
なんですけど、妊娠していること自体を知らなかったというのは、奥さんも言わなかったのかなって。
◆この辺はもう、みんな推測でしかないですけども。
◆本当に無事に生まれて、それがよかったです。
◆これ、国籍とかはどうなるんですか。
◆今回の場合は、両親がともにカナダ国籍なので、カナダの国籍になると。
ただ、もし日本人の親からカナダの機内で生まれた場合には、日本国籍をもちろんなんですが、カナダは、出生地がカナダであれば戸籍がもらえるので、カナダと日本の両方の国籍をもらって、…。
カナダの機内。
カナダの所有している飛行機だったら、カナダと。
◆そのカナダ機内、カナダ機が、アラスカを通って日本に来た場合。
アラスカの上空だったら今度アメリカの国籍ももらえると。
だから、３つの国籍がもらえると。
◆でも今回はご両親もカナダの方で、何よりもご無事でよかった出つ。
かわいい赤ちゃんでした。
しりさんは、今回のニュースだと、どんなニュースに興味を持たれますか。
◆今の赤ちゃんがね、１人急にふえたので、チケット代がどうなるのか…。
◆シャープが、僕全然わからない。
ちょっと描いてみたんですけど、恐らく全部何もかも、わあっとパンツ一丁になって出直したるぞということだと思うんですけど、ちょっと目のつけどころがシャープ過ぎるんじゃないかというか、よく分からないんですけど。
◆おじさんがすごい貧弱に見えるんですけど…。
◆だって９９パーセントのものをはい出るわけですから、貧弱というか、ほっそりはしますよね、おじさんもシャープ自体も。
これはどうなんでしょう、木暮さん、経済の専門家の視点から見ると、この資本金を減らして中小企業になるということは、どう受け取ったらいいんですか。
◆中小企業になるって報道でもありますし、書かれてましたけど、実際に１００分の１に何かがなってしまうわけじゃないんですね。
従業員が１００分の１になるとか、ビルが１００分の１になるとかじゃないんですね。
そういうことではないんですね。
あくまでも制度上、会社法上、中小企業の扱いになるというだけであって、実際はそんなに変わりません。
ただ、何でこういう事をするかというと、シャープの利益体質に問題があったんですね。
今までなかなか経営が苦しくて利益が出ないことが多かったんですよ。
累積の利益というのがあるんですが、会社が始まってからずっとためてきた利益、これがそろそろ赤字になりそうだったんですね。
そうなっちゃうと、この会社、単年で赤字とかじゃなくて、累積で赤字になってしまう。
だめな会社なんじゃないかと思われちゃう。
それを防ぐために資本金を減らして、利益に移しかえるという操作を今回やったんですよ。
それの目的が大きかったんじゃないかのなと思います。
◆木暮さんの解説を活字にして、しりさんの描いてくれた漫画の下にばっと出したら、いっぱしの何かができそうな…。
◆今回何か捨てて大幅に捨てたということではないんですよね。
あれだけ大きかったシャープが小さくなっちゃったというふうに勘違いする方や、ご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、そうじゃなくて、あくまでも制度上の話ですよと。
これからいろんな銀行とかも資本を入れたりして、また復活するようにシャープも必ず考えていると思いますので、これからに期待したいなと思っています。
◆さてきょうの「ワンダートピックス」ですが、注目したのはこちらのニュースです。
投票まであと６日、いよいよですね。
大阪都構想の賛否を問う住民投票が迫ってきました。
昨日おととい行われた世論調査の結果から、果たしてどんなことが見えてくるんでしょうか。
詳しくはコマーシャルの後です。
◆さてＦＮＮでは、昨日、おととい、住民投票前、最後の世論調査を行いました。
まずは賛成、反対の数字ですけれども、見ていきましょう。
賛成が３９．５％、反対が４７．８％。
分からないが１２．７％になっています。
８．３ポイント差で反対が賛成を上回っています。
では、１カ月前と比べてみましょう。
こちらです。
前回このようになっているんですが、反対は、ほぼ横ばいです。
わからないが、前回と比べて３ポイントほど減っています。
それがそのままそのまま賛成のほうに流れて、言ってみれば、前回に比べると、今回は賛成と反対の差が縮まったということが言えるんですよね。
◆どの調査を見ても、本当に拮抗してるなということは分かるんですが、中江さんは大阪市出身で、ご家族はまだ…。
◆そうですね、身内の者はまだ大阪市に住んでいます。
◆どなたか、言っていらっしゃいますか。
◆実はそんなに話をしてないんですけど、でも、別にきのうぐらいからインターネットでいろいろ見ていると、都構想の話が非常にたくさん流れるようになって、私もそれでおっと思ったんですよ。
私は東京に住んでいて、そういう見てるものも東京に住んでる人がいろいろつぶやいているものは多いんですけれども、それでもやっぱり都構想についてみんな注目してるんだなということは感じられますよね。
◆確かに、週末ぐらいからまた見直そうという傾向はすごく強くなりましたよね。
◆そうなんですよね。
では、この世論調査で「ワンダー」が注目したチェックポイントをごらんいただきましょう。
こちらです。
賛成、反対、大阪市民の声は？そして大阪市周辺のトップたちはとあります。
まずは賛成、反対、市民の生の声をごらんください。
◆また市民の中には、この１カ月ほどで都構想に対する考えが明確になった人も。
◆街頭インタビューを担当したディレクターによりますと、１カ月前と今回では明らかに違うことがあって、よくわからないという人が減ったというんですよ。
皆さん、よく自分で検討されて、視野を広げて勉強されているという印象があるんじゃないかということなんですよね。
ＶＴＲでいろんなご意見がありましたけれども、今回行われた世論調査の賛成、反対の理由、まずは賛成から見ていきましょう。
こうです。
主なものを集めました。
１番、思い切った改革が必要。
これが４１．０％。
続いて二重行政が解消される。
そして、大阪の経済成長につながると、こういう賛成のご意見がありますが、この１位と２位に関しては、入れかわってるんですよね。
橋本デスク、どう見ますか。
◆やっぱり今の大阪の閉塞感というか、地盤沈下というのを実感していらっしゃって、何とかそれを仕組みを変える、雰囲気を変えようという気持ちが強く出ているのかなというふうには思います。
◆前は、１カ月前は二重行政が改正されるというのが圧倒的に多かったんですけど、その二重行政はもちろんだけど、思い切った改革が必要なんだと。
こういうご意見が目立つ。
◆最初、二重行政という言葉がこの入り口だったじゃないですか。
それをなくそうというのが最初の言葉で、最初それが多かったけど、また勉強し出すと、二重行政って、いろいろやらなきゃいけないことの１つであってというのが伝わってきたのかなという気はしますね。
あくまで入り口にして、制度を思い切って変えていこうとう。
方がふえたのかなという印象ですよね。
一方、反対派の理由としてはこのようになっています。
一番多かったのが、メリットがわからない。
続いて、住民サービスがよくならない。
大阪市がなくなると続いています。
メリットが分からないに関しては、前回の４１．０％からは減っています。
一方で、住民サービスがよくならない。
大阪市がなくなるという不安の声はこれは前回に比べると上がっていると。
橋本デスク、このあたりはどうでしょうか。
◆橋下市長は、子供たちの代、そしてお孫さんの代にいい大阪になるためにはどうしたらいいかというのをずっと訴えているわけですね。
今回、実は２０代の女性が非常に反対の人が多いんですね。
それは多分、子育てに対する直接的な、住民サービスが本当によくなるのかという不安、ですから、２０年、３０年先のことじゃなくて、本当に目の前にある住民サービスがどうなるのかということに不安を感じていらっしゃるのかなと思いますね。
◆同じ大阪市民でも、本当に淀川の水で育った中江さんにお聞きしますけど、世代によって全然意見が違うというかね。
◆私、３番目の大阪市がなくなるというのも１つ注目はしてるんですけれども、メリット、デメリットじゃなくて、ただ、実感としては心理的なものだと思うんですよね。
市がなくなるのは寂しいなと思う方がいるという、これはちょっとメリット、デメリットと違うんですけれども、そういう心理的な問題もあるんだろうなと感じます。
◆住所が変更してなれ親しんだまちの名前がなくなるんじゃないかと不安に思ったりとか…。
◆今の現状で特に問題がないと感じてらっしゃる方は、大阪市がなくなることの不安のほうが大きいですよね。
◆それでは、２つ目のチェックにまいりましょう。
こちらをごらんください。
今回の住民投票は、その対象となる大阪市以外の自治体にも非常に高い関心が寄せられている状況なんですね。
大阪市周辺のトップたちは一体どう見ているんでしょうか。
まとめました。
◆大阪市を廃止させるのか、それとも存続させるのか。
近畿の自治体からは、都構想の理念について好意的な声が聞かれます。
奈良県の荒井正吾知事は、住民投票の結果は、奈良県には関係ないとしながらも、次のように話しています。
◆また大阪市と同じ政令指定都市である神戸市の久元喜造市長も住民投票で大阪市の行方が決せられるのは意義深いこととした上で…。
◆このほか、和歌山県の仁坂吉伸知事も、財源が大阪市にかなりいっている一方で、大阪府は少ない。
整理をするためにも大阪都はいいと思っていると話しています。
一方大阪市に隣接する１０の市は、今回の住民投票で賛成多数となった場合、特別区に移行することが可能となりますが、都構想については冷ややかな声が聞かれます。
八尾市の田中誠太市長は、財源が少ない一方でコストがかかる特別区の設置には反対と話しています。
◆また先日の統一地方選挙で維新が推薦する現職を破った吹田市の次の市長、後藤圭二氏は当選後、都構想反対の姿勢を鮮明に打ち出しました。
◆また豊中市の淺利敬一郎市長も、豊中市は既に中核市であり、特別区になることについてはメリットはないものと考えているとコメントしています。
◆ＶＴＲでごらんいただいた周辺自治体はもとより、日本全国が恐らく注目するであろう今週日曜日の決戦なんですが、改めて大阪市民の関心、見てみましょう、こちらです。
住民投票に行きますかという質問に対して、必ず行く、多分行く、そして既に投票を済ませたという意見を合わせると、９６．５％という、これははっきりいって、驚異的な高い数字なんですよね。
◆こんなに投票率の高いことが起こったら、逆にびっくりしますけれども、今態度を明らかにしてなかったり、選挙も分からないから行かないというふうに思っている方がいるとしたら、それは票が上回ったほうにある意味で賛成したと同じになってしまうので、やはりきちんと自分の意見というのは示したほうが、私はいいと思うので。
◆今回投票率に関係ありませんからね。
自分の意思を示すためには１票を絶対に投じないといけないと。
◆これが最初で最後の投票なんですね。
しかも、後戻りできないということで、すごい重要な決断になりますので、有権者の皆さんも責任感を持って投票に行っていただければいいなと思います。
◆ということで、さらに理解を進めるためにも「ワンダー」ではこれから毎日、都構想に関する特集をお届けしたいと思います。
金曜日には生討論会も予定しておりますので、ぜひごらんいただきたいと思います。
以上、「ワンダートピックス」でした。
◆この後は百獣の王武井壮さんの「チャリぶら」のコーナーです。
◆続いては、武井壮さんが自転車に乗って関西のまちを旅するチャリぶらのコーナー。
今週は港町訪れたようです。
◆チャリぶら〜！！おはようございます。
よろしくお願いしまーす！神戸は、メリケンパークにやってまいりました〜！イエ〜、ポートタワー！私の大学時代を支えた街・神戸でございます！モザイク、僕はあそこでバイトしてました。
報道の番組じゃなくて、バラエティーだったら、いきなり飛び込んで向こうまで行くとこなんですけどねえ。
今回もチャリでぶらぶら行ってみたいと思います。
頼むぜ、ガオガオ号！◆百獣の王・武井壮さんが関西のいろんな街を自転車でブラブラ。
今回は神戸から須磨を目指します。
武井青年が、酸いも甘いも経験した大学時代の思い出がたくさん詰まった街・神戸。
懐かしの場所を巡るノスタルジック青春ぶらりスタート。
◆いいねえ。
どうも！おはようございます。
本日から交通安全週間が始まってますので、より交通安全に気をつけて走っていきたいと思います。
いいねえ、神戸！やっぱし潮の香りがするぜ。
オブジェ、でけえ！スゲエなあ、おい！こんなん、あったっけな。
神戸はやっぱうきうきするなあ。
旧居留地、格好いいよね。
こういう洋館みたいな、昔の建物がいっぱいあって、すてきなんだよねえ。
懐かしいなあ〜。
懐かしい！◆来たよ！南京町。
行こうか？俺、もう早速、腹減ってるんですよ。
行きましょうよ、南京町。
◆まず訪れたのが、日本三大チャイナタウンの１つとされる南京町。
◆どうもありがとう。
◆見てます、「ワンダー」。
◆ほんと？ありがとう。
「ワンダー」、見てね。
ありがとうね。
ねえ、ここ、おいしいんだよねえ！俺、食べたこと、あるよ、これ。
これ、俺の自転車。
◆怖いなあ！◆格好いいでしょう？ありがとう。
◆自家製の手づくりや。
こんな、おいしいの、食べたことないんやで。
知ってるか？◆俺、食べたことある、これ。
◆うちのん、食べたんか？◆うちのん、食べたことある。
◆おいしかったやろ？◆おいしかったよ。
◆４００万円。
◆４００万円？それ、高過ぎるよ！いただきまーす！◆はい、どうぞ！◆いただきまーす！めちゃくちゃうまいよ！◆ありがとうございます。
◆ああ、うまいわ、これは！◆ちまき専門的の龍鳳でございます。
◆お父さん、ＰＲ心が半端ないじゃないですなあ。
すげえうまいよ。
豚の角煮とか、いっぱい入ってんのよ。
味がすげえ染みてて、うまんだよ〜。
◆ほかのも全部、手づくりよ。
もしよかったら、ほかのも食べてみてください。
◆いや、もうそんなに食べれないよ〜。
◆お土産をくれたお礼に…。
◆お父さん、これね、僕の番組のステッカー。
お店のどこかに張っといてください。
◆うん、張るよ！ここへ、真ん中へ張る、張る！◆ここでいいかな？ドーン！イエ〜イ。
サンキュー！サンキュー。
ありがとう。
◆また来てよお！◆はい、また来ます。
ありがとうございます。
神戸に来た際はぜひ。
◆オーケー、オーケー。
センキュー。
◆センキュー。
◆ハロー！うわあ！何だよ、うまそう！お母さん、それ、何？◆これ、角煮の王様、トンポーロー。
◆うわあ、それ、ちょっと食べたいなあ！すごいなあ。
ありがとう、お母さん。
◆こんにちは。
◆こんにちは。
◆何、これ？◆小龍包です。
◆超うまそうじゃん！◆１個、食べますか。
◆１個、くれよお！◆じゃあ、はい。
◆うまいなあ。
うまいねえ。
◆これは？◆トンポーロー。
悪いね、相席しちゃって。
よかった？◆はい、大丈夫です。
◆これはおいしいね〜。
う〜ん、ああ、おいしいねえ。
◆応用化学？すんげえかしこい子じゃん！◆まだ１年生なんで、全然…。
◆あっ、これから？◆頑張って、うどんをプッシュしてください。
◆頑張ります。
ただ、丸亀製麺は、「丸亀製麺」って名前なのに、本社は神戸なんだよ。
すぐそこなんだよ。
◆ここで武井さん、ある事を思い出したみたい。
◆マジで俺の神戸で一番好きなお店がこの辺にあるんですよ。
学生時代に、もうほんと、しょっちゅう僕が通って…。
大好きなお店があるんですよ。
そこにちょっと行きたいなあと思って。
◆その思い出を求めてやってきたのは元町商店街。
◆懐かしいなあ。
もうちょっと先だっけ？あった！あったよ、あった！こちらでございますよ。
私のおすすめの店、観音屋。
◆武井さんがデートをするたびに女性を連れていったお店、観音屋。
落ち着いた空間は女性に大人気。
こちらの観音様は、武井さんの恋を見守ってきたのでしょうか。
◆めちゃめちゃ懐かしいなあ。
これね。
一番有名なのはこれ。
◆お待たせいたしました。
◆うわっ、来たあ！ありがとうございます。
◆温かいうちにお召し上がりください。
◆はい。
どうもありがとうございます。
うわあ、ほら、見て、これ！◆デンマークチースケーキは、ふわふわのスポンジケーキにデンマーク直輸入のチーズを乗せ、丁寧に焼き上げた逸品。
焼きたて特有の芳醇な香りがふわっと口に広がります。
◆いただきます。
すいません。
ちょっとチーズが大人の味なんですよね。
ご飯を食べた後もぺろっと食べられちゃう。
これ、またさ、神戸の女子大生が好きなんだ。
甲南とか、松蔭とかの女子大生が好きなんだ、これ。
◆南女
（ナンジョ）の女の子は、これ好きなんだよ。
◆いろんな恋を生んでいただいてね。
ありがとうございました。
すいません。
いい思い出です。
じゃあ、次、行きましょうか。
ちまきとトンポーローと小籠包とチーズケーキ、もう入ってますよ。
これをチャリで消費しながら旅するというね。
やっぱりちょっとあの辺をこいつで走りたいなっていうのは、チャリぶらしたいなっていうのはあるよ。
◆というわけで、北野を目指すことになりました。
◆やっぱりちょっとあの辺をこいつで走りたいなっていうのは、チャリぶらしたいなっていうのはあるよ。
◆延々と続く上り坂に、さすがの武井さんも…。
◆はあ〜！キツイ！◆疲れながらも、やっとのことで北野に到着。
◆北野、いいね〜。
おしゃれだよ。
洋館みたいなのがいっぱい建っててさ〜。
お店もおしゃれだし。
◆そして、武井さんが案内されたのはビルの２階の一室。
◆散らかってはりますなあ！◆すんません、ほんま、こんなんで。
◆散らかってはりますなあ！◆もう片づけるの面倒で、ほんまもう…。
◆あっ、切り絵！？◆はい、そうなんです。
◆うわあ、すごい！うわあ、すごい！何、これ！？◆切り絵作家・民井さんは、神戸で出会った人々や街角の風景をモノクロの世界で表現しています。
◆民井さん、独身？◆独身です。
◆でしょうね。
片づけてくれる人、いないんでしょうね、これ。
◆切ない話。
◆ちょっと頑張りましょうよ、民井さん。
お幾つですか。
◆もう４２です、今年。
◆同い年じゃないですか！◆えっ、４８年生まれ？◆４８年生まれ。
◆第２次ベビーブーム。
◆同い年。
４２歳、独身同士。
◆独身なんですか！？◆独身です、はい。
ありがとうございます。
◆意気投合した２人。
何と、武井さんの切り絵をつくってくれることに。
◆じゃあ、ちょっと何か描きながらしてもらって…。
何で俺が掃除しとんねん！◆民井さんは、残していきたい神戸の風景として、ガイドブックには載らないような神戸の町並みや人々も切り取り続けているのです。
◆東門もね、震災のときむちゃくちゃになったんですよ。
◆そうですよねえ。
いやあ、俺、大学のとき、やっぱりね、震災があって、ちょうどそのとき、後に日本一になった十種競技というのを始めた年やったんですよ。
始めてすぐのときで…。
◆あっ、その年やったんですか。
◆そう。
それでもう、今年から本格的にやりたいなと思って、十種競技の試合に出ようと思ってたら震災が来ちゃって、それでもう学校がお休みになっちゃって、どうしようと思って。
それで、震災があったから、その年、オリックスも優勝して、「がんばろう神戸で」、それで、やっぱり俺らスポーツ選手が頑張って引っ張っていこうという気持ちがみんなあって、当時、伊東浩司さんとか、１００メートルの日本記録保持者の、１０秒００。
兵庫県出身、報徳学園だから、兵庫県出身のアスリートたちで盛り上げていこうという機運が高まって、僕も、よし、じゃあ俺も頑張ってチャンピオンになろうと思って、そういう思いがすごいあったんですよ。
◆一丸になるもんていうか、目指すもんがあったんですよね。
◆何か、あんな苦しい思いって、なかなかねえ、生きてても遭遇しないから…。
すごい大変な人もいっぱいいたと思うし、帰ってこないものもたくさんあるんでね、簡単なことは言えないけど…。
◆もとになんかは戻らへんとは思うんですけども。
◆後日、切り絵が完成。
そこには、神戸を愛する武井さんの姿が描かれていました。
◆今後も、もう神戸は力強く復興しましたけども、皆さんの思い出に残るような神戸の景色をどんどん切り取って、いつかガチガチに売れてやってください！◆もっときれいな部屋に。
◆奥さんでも早くめとって、掃除してもらってくださいよ。
◆次回は、長田、須磨を思い出ぶらり！◆今回は何だか武井さんのスポーツマンとして震災に向きあう、そのときの真面目な姿とかも見られてよかったなという感じでしたけど、いかがでしたか。
初めて、武井さんのチャリぶら。
◆私、電動自転車かと思ったら、違うんですね。
すごい坂道まあまあって、絶対私には上れない坂道だなと思いました。
◆スタッフの方はついていってましたよね。
あれ自転車でずっとついていってるの？◆自転車じゃないと思います。
あれは武井さんだから上れる坂だということです。
本当きょうは食べ物がたくさん出てきましたが、しりさん、気になるものはありましたか。
◆僕は神戸に仕事でよく行くので、１つ補足したいんですけど、自転車じゃ行けないところがあるんですよ、神戸は。
地下街。
◆ああ。
◆地下街がすごく広くて、Ｂ級グルメの聖地みたいなところなんですよね。
丼、カレー、ラーメン、カレー、丼、定食…。
すごいところ。
◆迷路みたいでね、楽しいんですよ、あそこが。
◆確かにガオガオ号があったら行けない場所でしたね。
ぜひそちらも参考にして皆さんも神戸のまちを楽しんでください。
チャリぶらしてくれます。
続いては、関西に暮らすすてきなおばあちゃんを訪ね、楽しく生きる秘訣をうかがうコーナー、「おばぁちゃんとお買いもの」。
きょうはどんなおばあちゃんと出会ったんでしょうか。
◆皆さんこんにちは。
きょうは大阪府豊中市でございます。
お天気がよくて、本当によかったです。
きょうはどんなおばあちゃんに会えるんでしょうか。
行ってまいります。
こちらのお宅でございます。
こんにちは。
◆こんにちは。
◆よろしくお願いします。
関西テレビから参りました新実と申します。
◆初めまして、どうぞよろしくお願いいたします。
◆岩久ケイ子と申します。
◆どうぞよろしくお願いいたします。
お花とかきれいにしてて、◆そうです、まあ、いろいろやっておりまして。
◆ケイ子さん、これは？押し花と切り絵のコラボでございます。
◆これ、つくられたんですか！？◆はいそうです。
◆押し花はわかるんですけど、切り絵もしてはるんですか。
◆切り絵もちょっとね…。
◆すごい。
よう見たら、この辺もですか。
◆そうですね。
全部ね。
花を押したり、葉っぱを押したり、野草を押したりして。
◆いつからされてるんですか。
◆四十何年になります。
◆きょうのおばあちゃんは、岩久ケイ子さん、７１歳。
２０代から始めたという押し花は、花だけでなく、野菜や雑草など、あらゆる植物を組み合わせてつくります。
細部にまでこだわった作品は、まるで１枚の絵画のよう。
芸術の域に達しています。
そんな岩久さんとお買い物へ。
◆きょうは何を買いに行かれますか。
◆今年は雨が多かったでしょう。
だから、なかなかお花の苗が育ってませんので…。
◆苗というのは、育ててらっしゃる。
◆本当は苗からとか、種から育ててしたいんですけど、今年雨ばっかりで、ほとんど畑に行ってないんですよ。
◆畑持ってらっしゃるんですか。
◆いやいや、お借りしてます。
◆でもそこで自分で花を育てて。
◆実際に育てて、それをちょっと押し花にして、それをデザインしたりして。
◆お花というのは、もともとお好きだったんですか。
◆そうですね。
小さいときに実はちょっと山口県のほうに疎開というか大阪の空襲を避けて父方のほうに行ったんです。
◆戦後４歳から暮らした山口県での体験が岩久さんの草花好きの原点なんです。
◆ものはないでしょう。
そしておもちゃもないでしょう？だから、あとは外へ出て、こういうタンポポとかね、これをとっておままごとにしたり、お花が好きになったんです。
◆小さいころの山口の記憶なんですね。
◆そうですね。
山口県で。
◆こちらのホームセンターで、畑に植える押し花用の花の苗を選びます。
◆長いこと、ずっと見とくわけじゃないんですよね？◆そうです、そうです。
一番いいときに押すんです。
ちょっと早めのを押すんですよ。
これだとちょっと紫っぽく出てしまう…。
◆押し花にしたときに色素が残りやすいかを考えながら小さ目の花を中心に選んでいきます。
そして…。
◆畑はこちらですか。
◆はい。
おお。
どこまでですか。
◆奥の辺までです。
◆一番奥までですか。
◆そうですね。
◆知り合いの農家から借りている畑の広さは、およそ８０坪。
◆めっちゃ広いですね。
◆そうなんです。
広過ぎるんですよ。
◆広過ぎますか。
◆ちょっとね。
◆こんにちは。
よろしくお願いします。
関西テレビの新実と申します。
◆畑で作業をしていたのは、ご主人の登嗣将さん。
定年後、この畑で野菜づくりを楽しんでいます。
◆お野菜もされてるんですか。
◆大体、主人が野菜係です。
◆つくる人。
◆野菜係なんですか。
ケイ子さんがつくるのはお花？◆そうですね。
◆ご主人に長靴と軍手を借りて、花の苗の植えかえ作業をお手伝いします。
◆ふわっとさせるだけでいいんですか。
◆はい。
◆こわごわですね。
へっぴり腰で…。
苗をこうしてですか。
はい。
◆はさみで切ったほうがいいんですけど。
これを余裕を持たせておいて、軽く土をかけて…。
１週間ぐらいたつと、もうちょっと横に広がると思います。
◆それを押すんですか。
◆そうですね。
◆同じ場所で時間を２人で共有できるのはいいなと思いますが、どうですか。
◆私は私の作業、主人は主人の作業をして。
主人はきっちりした性格なんです。
私は大ざっぱなんですね。
だから、私がいいかげんにすると、きっちりとしてどうも気に入らんみたいですから…。
◆結婚してから、来年で５０年。
同じ会社に勤めていたのがきっかけで出会いました。
◆同じ会社やったんですか。
◆そうです。
◆課が違っていて、食堂に行くときにお互いに上がってくる人とおりてくる人であってたんです。
◆どっちが気になってたんですか。
◆こっちやろ？◆押しつけますね。
どっちがうそついてるねん、これ？◆さあ？◆ケイ子さんは、結婚後、すぐに退職。
子育てをしながら、子供のころから好きだった植物を使って押し花クラフトを始めました。
そして、個展を開いたり、人に教えるほどまでになったのです。
◆私、５年後にはこういうふうになりたいな、あんなふうになりたいなと想像するんですね。
それで、そのための資格とか勉強とかに行くときに、文句を言わなかったですね。
◆何もしてやれんから、好きなことをやってたらいいんじゃないかなと思って。
◆優しいなあ。
どうやら多分ご主人、ほれてますね。
◆そうでしょう？◆やっぱり。
おっしゃってたとおり。
◆無事に好きなことさせてもらって、５０年たちました。
◆妻ケイ子さんの今を楽しく生きる秘訣とは。
◆私は、やっぱり多少ですけど、夢を持って。
子育てだけで終わってはいけないと。
せっかく夫婦になったんだから、やっぱりお互いの力をプラスさせて、何か生み出すようなものにしたいなというのはありました。
◆この人じゃなかったら、こうはなってないなというのは、お互いあるんですか。
◆あったでしょうね。
◆すてきなご夫婦でしたね。
ケイ子さん、ありがとうございました。
続いては、毎日の暮らしが豊かになる情報をご紹介する「ワンダーのトビラ」のコーナーです。
◆おいしい！◆めっちゃ新鮮じゃない？おいしい！◆シャリもおいしいね。
◆おいしいお寿司はもちろん、本格的なラーメンやカフェメニューも充実！そんな「くら寿司」で、さらに…。
◆さっきから気になっててんけど、「レモンひらまさ」と「みかんサーモン」「フルーティーフィッシュ」何これ？◆一見、普通のおいしそうなお寿司ですが、これは一体？◆食べると、ほんのりと柑橘の風味がするということで、非常に人気のある商品となっております。
◆そんなフルーティーフィッシュの秘密を探るべく、訪れたのは、みかんサーモンを生産する愛媛県の宇和島市。
みかん畑に囲まれた、穏やかな湾で養殖されているのがこのみかんサーモンです。
今年から養殖を開始、生産者の木和田さんにお話を伺いました。
◆特徴はですね、今回、愛媛県さんと一緒に開発したみかんオイルのエキスを餌に混ぜまして育てました。
愛媛といったらみかんなんですけど、みかんのジュースをしぼった後の皮を、今まで廃棄してたんですけど、それをどうにか有効活用できないかということで、それからオイルを抽出しまして、餌に混ぜることによって、この商品ができたわけですけど、最初と今では全く食いつきが違って、飛びつくように食べるんですね。
それを見ると、本当によかったなと感じましたね。
◆ということで、愛情たっぷり「みかんサーモン」をいただきます。
その味は…。
◆続いては、「レモンひらまさ」をいただきます！◆おいしいしか出ないよね。
◆魚が苦手なお子さんでもさっぱりと召し上がっていただけるということで、そういった面も非常にうれしいお声をいただいております。
◆確かに、お魚とか、なまものが嫌いな人でもどんどん食べられる感じですよね。
◆そうですね。
これを機会に、ぜひ味わっていただいきたいというふうに思います。
◆フルーティーフィッシュの販売は５月１４日木曜日まで。
みなさんもぜひ味わってみてください！◆この後は、片平さんのお天気情報です。
◆それでは、お天気情報を片平さんから伝えてもらいます。
お願いします。
◆こちら、今の大阪市内の様子なんですが、大分空は曇ってきたわけなんですね。
先ほど１時間ぐらい前は青空ものぞいていたんですが、大分厚い雲がふえてきたかなというところです。
明日にかけて、近畿各地、雨が降りやすくなって、特にあしたの夜は雨、風ともに強まるおそれがあるんですね。
その理由は先ほど１時間前のお天気予報でもお伝えしましたが、台風の接近というところなんです。
まず最新の台風情報からごらんください。
こちら、強い勢力の台風６号ですけれども、今、フィリピンと台湾の大体間ぐらいのところにあって、北上しているところなんですね。
先ほどまでは台風の進路、ほぼ北だったんですが、だんだん北北東、ということで東側に向きを変えつつあるタイミングということなんです。
というわけなんです。
こんなふうに向きを変えるタイミングというのは台風はスピードを落とす、遅くなるもので、向きが変わるとあっという間にスピードアップして進んでいくということが知られているんですね。
ちょうど今、日本付近って強い西風、偏西風が吹いているということで、そこに入ってくるとスピードアップしてぴゅっと進んでくるというわけなんです。
台風がスピードを上げて進んでくるということは、急に雨や風が強まるおそれがあるということですので、近畿地方、あすの朝、大したことがない状況でも、明日によるには荒れたお天気になるおそれがありますから、しっかり油断をしないでいただきたいと思います。
今後の進路を見ていただくと、速度をどんどん上げていって、明日の夕方には、もう近畿地方のかなり近いところまでやってくる見通しなんですね。
近畿の一番近い時間帯というのは明日夜遅くと見ているわけなんです。
ですから、あす通勤、通学の時間帯、お帰りの時間帯は影響が出るおそれがありますから、気をつけていただきたいと思います。
雲の様子を見ていただくと、この南のほうで頭を出しているのが台風６号、これももちろん気をつけていただきたいんですが、今回皆さんに特に気をつけていただきたいのは、この北側にある雲、なんですね。
台風自体が近づいてきたら、もちろん大きな影響があるんですが、台風と別に近づいてくる低気圧や前線の雲も一緒になってやってくるんです。
台風というのは南国生まれの湿った空気の塊ですから、前線の活動が湿った空気が流れ込むと、活発になるというそういう心配があるんですね。
ですから、あしたの夕方ぐらいに台風がひょっとして温帯低気圧に変わる可能性もあるんですが、変わっても湿った空気が流れ込むことがかわりませんから、台風だろうが、なかろうが、大雨には注意や警戒が必要だということを思っていただきたいと思います。
今後の雨雲の見通しなんですが、南にあるのが台風、北にあるのが寒冷前線。
これが一緒になりながら、お昼ぐらいから広い範囲で雨が降り出して、黄色い表示や赤い表示が近畿地方に明日夜には出てくるんですね。
台風の雲はこの辺の雲ですし、前線の雲はこの辺の雲ということで、あしたの夜は雨や風のピークになりそうですので、浸水や川の増水、そして高い波などにも十分に気をつけていただきたいと思います。
繰り返しになりますが、あす夜は荒れたお天気になるおそれがありますから、気をつけてください。
最後にあすの予報をまとめて見ていただくと、曇り後雨という状況になります。
特にあすの雨は夜には雨風強まっているおそれがありますから、十分に注意をしてください。
天気予報は以上です。
◆片平さん、ありがとうございました。
さて、このあと５時台では、住民投票まで１週間を切りましたが、いわゆる大阪都構想について特集します。
2015/05/11(月) 15:50〜17:00
関西テレビ１
ゆうがたＬＩＶＥ ワンダー[字]【大阪都構想世論調査＆武井壮チャリぶら神戸＆台風】
“都構想”他の自治体どう見る？▽出産で緊急着陸▽武井壮思い出の神戸元町チーズケーキに感激▽台風６号７号進路片平解説▽おばぁちゃん▽絶景奈良からダイヤモンド富士
詳細情報
番組内容
月曜から金曜まで毎日ゆうがた、その日のニュースや情報を素早くお届けするＬＩＶＥな３時間生情報ワイド！司会は「よ〜いドン！」で長年おなじみだった藤本景子アナ。藤本アナが視聴者と同じ視点で「なんで？」と思ったことを記者、コメンテーター、解説デスクらが分かりやすくお伝えします。お天気は“誰よりも気象が好きな男”片平敦が詳しく解説いたします。
↓〈企画ラインアップ〉
番組内容２
「おばぁちゃんとお買いもの」・・・毎日、新実彰平アナが人生の先輩とお買いもの「今を楽しく生きる秘訣」を拝聴します。
月曜）「武井壮のチャリぶら」・・・百獣の王・武井が関西各地をママチャリ・ワンダーガオガオ号でぶ〜らぶらします。
火曜）「ＶＳ世界 あっぱれＪＡＰＡＮ魂」・・・シャンプーハット・てつじが世界を舞台にたたかう関西人を取材。
水曜）「ワンダホー関西」・・・関西以外出身の芸人たちが、
番組内容３
関西人なら知っている関西の素晴らしさ・面白さを初体験！（ナイツ、アンガールズほか）
木曜）「熱血おしえびと」・・・杉浦太陽が“教える”をテーマにさまざまな指導者、先生、師匠などに会って学びます。
金曜）「業界イチオシスクープ」・・・ＴＫＯ・木本が記者となって、さまざまな業界誌や業界紙を取材！その世界で話題となっているスクープを発掘します。
＊企画はニュースなどの都合で放送しない場合もあります。
出演者
【司会】
藤本景子（関西テレビアナウンサー）
【ニュースキャスター】
岡安譲（関西テレビアナウンサー）
村西利恵（関西テレビアナウンサー）
【フィールドキャスター】
坂元龍斗（関西テレビアナウンサー）
新実彰平（関西テレビアナウンサー）
【お天気】
片平敦
出演者２
【コメンテーター】
（月）木暮太一、宋美玄、しりあがり寿
（火）織田信成ほか
（水）萱野稔人、ブルボンヌ
（木）谷口真由美、カンニング竹山
（金）犬山紙子ほか
【企画出演】
（月）武井壮
（火）シャンプーハット・てつじ
（水）ナイツ、アンガールズほか
（木）杉浦太陽
（金）ＴＫＯ・木本
（＊コメンテーター、企画とも出演者により毎週、隔週、不定期あり）
スタッフ
【チーフプロデューサー】
澤田芳博
【プロデューサー】
川元敦雄
ご案内
【番組テーマ曲】
槇原敬之さんの「超えろ。」
ニュースや話題など情報提供は・・・
ｎｅｗｓ＠ｋｔｖ．ｃｏ．ｊｐ
【ＨＰ】
ｈｔｔｐ：／／ｋｔｖ．ｊｐ／ｗｏｎｄｅｒ
【ｔｗｉｔｔｅｒ】
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