プライド #09【オールスターキャストの最強ドラマ!木村拓哉 竹内結子】 2015.05.11


今週のラジオ番組でもお父さんについて語っていく
(医師)手術は無事に成功しました。
肺はダメージを起こしてる部分を切除しました。
脳には損傷もありません。
ただし…。
(兵頭)ただし?
(友則)あっハル。
(真琴)兄貴。
どうでした?大和さん。
(ハル)うん手術は成功した。
(歓声)
(友則)しーっ。
(真琴)すいません。
(冴子)あっ。
まだ麻酔が効いてるみたいで。
あっそう。
ああ俺しばらく残ってくから。
後でみんな電話するわ。
だからお疲れ。
(回想)
(医師)ただし。
(兵頭)ただし?
(医師)首を強打しておりまして。
せき随にダメージが。
もちろんしばらくリハビリすれば歩けるようにはなると思います。
あいつホッケー選手なんですよ。
この場合ですと…。
(医師)競技復帰は難しいと考えます。
何て言えばいいんだよ。
どんな言葉で伝えろっつーんだよ。
『ボーン・トゥ・ラブユー』〜〜〜〜
(チャイム)はい。
(亜樹)あっ。
あっ。
大和さんは。
いやまだ病院。
だから俺着替え取りに。
あっ昨日ね知佳からメールがあって。
あっそうか。
大丈夫なの?うんまあ。
ヤワに鍛えてないから。
そう。
だったらよかった。
仕事が終わったらね百合も誘ってお見舞いに行こうかって。
ああそうしてくれると喜ぶと思う。
そうだ。
うん?彼氏来たよ。
俺んとこ。
多分俺と亜樹の関係を聞きに来たんだと思うけど。
ごめん俺認めちった。
ごめん。
ああうまくさごまかしといてくんねえかな。
俺が適当に嘘ついてるとかさ。
そういうふうに。
大丈夫。
大丈夫だから大和さんのこと心配してあげて。
ありがとう。
じゃあね。
(大和)開始3分で1点取られたのか。
(友則)その後あいつらまるで緑色の亀の甲羅だよ。
ギッチリ守って攻めて来ないんだぜ。
ハルもことごとく止められちゃってさ。
(真琴)そうそうそう!右行ったら右左行ったら左ですよグリモンは。
(冴子)だけど彼らのリーグ優勝はまだ決まったわけじゃないわ。
(真琴)えっ?
(友則)まあでも残り俺たちが全勝すりゃあなぁ。
いやそりゃきつくないすか?お前が言うな!いやいやいや。
(大和)結局俺がいないとダメっすね。
(友則)お前はまずリハビリからだからな。
(大和)何とか間に合わせますよ。
(友則)おおー格好いい!
(真琴)マジっすか?みんな待ってますよ。
だって大和さんが1点も入れられなかったらグリモンだってね…。
マコ。
今何時?
(真琴)えっ?あっはい。
ねえ?友さそろそろ駅迎えに行ってよ。
(友則)えっ?もうそんな時間?迷子になると困るじゃん。
でも…。
(大和)すいません。
おふくろ田舎もんなんで。
あとマコも一緒に。
俺もすか?こいつがだって迷子になったら困るでしょ。
俺生粋の江戸っ子だぜ。
マネジャーも。
はい。
えっ?あっマコちゃん行こうか。
えっ?二人っきりにさせてやろうよ。
怪しい怪しいと思ってたけどさやっぱりあの晩?あっバレてた?もうバレバレ。
マジかよ。
やめろよ。
はいマコ行こう。
(真琴)はい。
冴子も気きかせろ。
(真琴)大和さんバナナここに。
(友則)ほらマコマコ。
はい。
(冴子)やだ。
チーム内の恋愛禁止よ。
(友則)冴子。
冴子も邪魔すんな。
(冴子)ねえホントなの?
(真琴)っつーか廊下でバナナ食ってていいんすかね?
(友則)いいから食っていいから。
(真琴)食います?
(冴子)いやいらないけど。
(真琴)あれ?友さん。
(友則)はい行こう行こう。
(大和)ハルさん。
うん?俺も名もなき戦士かな?当ったりめえじゃん。
途中で消えちまうけど。
(ため息)気づいてたんだ。
多少のケガじゃいちいちおふくろ呼ぶこともないでしょ。
それにさ自分の体は自分がいちばんよく分かるよ。
麻酔切れてんのに足の感覚がほとんどないんだよ。
でも何年かリハビリすりゃ元に戻んだろ。
アイスマンには戻れないよね?ああ。
ごめんよハルさん。
だから何でおめえが謝ってんだ。
もうハルさんの背中にゲキ飛ばしてやれない。
ピンポイントのパスも出してやれない。
おめえのパスいつだってアンポイントだろうが。
ひでえな。
そういうこと言う?でもホントお前…。
なあお前。
ホントにさ…。
少し眠るよハルさん。
うん。
じゃあ俺表にいるから何かあったら呼べよ。
なっ。
ハルさん。
うん?ありがとう。
俺はあなたがいたからここまでやれたんです。
これからは一里中ファンにならせていただきます。
表にいるわ。
少し待ってやって。
(亜樹)知佳。
(泣き声)
(兵頭)ウイークサイドロックとボックスアウトを頭にたたき込んどけ。
以上だ。
(一同の気合い)
(ハル)ちゅーことで解散!
(気合い)
(選手)お疲れでした!お疲れ!まだ乗るんだったら1回ジャンボ入れろよ!
(選手たち)はい!
(真琴)ハルさん。
あっ?
(真琴)ちょっとつきあってもらってもいいですか?何が?練習したいんです。
練習?お願いします。
(ノック)
(亜樹)あのう。
(容子)あっ。
今お母さまが付き添って検査中で。
じゃあまた改めて。
お名前伺っておいても。
村瀬亜樹といいます。
会社の同僚っていうか。
村瀬亜樹さん?はい。
では。
(容子)あのうあなたもしかして。
えっ?
(亜樹)いつか聞いたことがあります。
安西さんって。
以前コーチをしていらした。
(容子)ええ。
(亜樹)そうですか。
(容子)わたしね実はあなたに会ってみたかったの。
わたしにですか?
(容子)里中君の話にねよく出てきてたのよ。
古き良き時代の女って。
ハルそんなことを?
(ハルの気合い)
(選手たちの気合い)
(真琴の気合い)
(真琴)もういっちょう来いよ!ほら声だけか?お前!
(容子)最近何だか感じが変わって柔らかくなったな里中君って思ってたの。
それでねいろいろ突っ込んで聞き出してたの。
ふられちゃったって笑って言われたときもね簡単にあきらめてそういう態度に亜樹さんが物足りなく感じたんじゃないのって勝手に思い込んだりしちゃって。
(亜樹)わたしたちはゲームだったんです。
(容子)ゲーム?
(亜樹)ええ。
(容子)人生もゲームだと思うわ。
(亜樹)えっ?
(容子)真剣になるかどうかは本人しだいなだけ。
(亜樹)ああそういう考え方も。
(容子)そしてあなたたちは真剣になった。
(容子)ところが忘れていた彼がある日突然戻ってきた。
あなたは動揺した。
今さら戻れないし罪悪感もある。
ハルはわたしとのことを彼に認めるようなことを言ったらしいんです。
(容子)えっ?あっでももしハルがそう言わなくてもわたしも彼に本当のこと話すつもりでしたから。
あなたがいない間にほかの人を好きになっていたと?それを許してくれる人なのね。
許してもらうつもりはないんです。
えっ?あなたひょっとして向こうの彼とも別れるつもりだったのね。
(真琴)もういっちょう!もういっちょうもういっちょう!
(ホイッスル)
(掛け声)
(真琴)ちくしょー。
まだ…。
もういっちょう!もういいだろ。
(真琴)兄貴俺まだやれるよ。
(真琴)兄貴。
あっ。
(選手たち)おいどうした!
(友則)大丈夫か?おい。
無理すんなよおい。
今日はこのぐらいにしとこうぜ。
なあ。
お前の気持ちは分かってるよ。
なあ?
(選手たち)ああ!
(容子)でもどうして?好きなのは里中君なのよね?でも里中君の胸にも飛び込まない。
ねえどうして?
(亜樹)ハリウッド映画です。
モノクロの。
えっ?ハルは待っててくれる女の子じゃないとダメなんです。
ずっと待っててくれる女の子じゃないと。
(容子)里中君は今でもあなたのことを。
(亜樹)『四季の歌』ってありますよね。
ダメなんですよ。
心清き人じゃないと。
ハルを愛する人は。

(友則)随分長いシャワーでしたね。
あれ?いたの?君。
いたよさっきから。
あっそう。
僕ってそんなに存在感薄いですか?うーん。
試合中もね。
あっ何だ。
じゃあもうお前にパスしないからな。
俺全部自分で決めるからな。
やってみろっつーの。
っていうかみんなは?あっ「フェイスオフ」決起集会っていうんですか。
こういうときは体育会系は分かりやすく一丸とならなきゃね。
お前行かないの?ハル。
うん?真琴のことを悪く思うな。
バカはバカなりに明るくして…。
分かってる分かってる。
もうこういうときはさ無理にでも元気出せよ。
お前キャプテンなんだしお前チームの象徴なんだから。
神様って信じる?フッ。
何だよ?急に。
もしいるんだとしたらもう俺いいかげん恨むわ。
俺の大事な人間ばっかり引き離してさ。
おふくろさんに始まりか。
あと安西さんとか。
うん。
大和もそうだしさ。
亜樹ちゃんもな。
メイビー。
お前が強くてかわいげないからさ意地悪されてんじゃないの?はっ?こんなに素直でいい子なのに。
何言ってんの?あー分かった。
かわいいかわいい。
それか氷の下に眠る女神さまの嫉妬か。
お前知ってんの?俺だってアイスマンだもん。
何かめちゃくちゃいい女らしいじゃん。
うちのコーチも相当はまってるみたいだし。
お前なら見れるかもしれないってか。
それはどうか分かんないけどさ。
じゃあもし見れたら…。
ん?写メールして。
送って。
ねっ送って。
ねっ?アハハハ。
ウイッス。
フフッ。
ウイッス。
(友則)はいどうもー!はいどうも。
はいどうも。
ラブでーす!ファイトでーす!
(二人)ラブアンドファイト。
(友則)暖かくなりましたね最近。
なってきたね。
上着なんて全然いらないもんな。
でもね花粉症が来るかも…。
あれはやだ。
あれはやだ。
目ん玉出してね1回洗ってもう1回戻しちゃおうかなって。
(友則)えっ!?できんの?そんなこと。
(二人)あーラブアンドファイト。
(友則)隣のウチに塀ができたんだって。
へえー!ハハハ。
(二人)はいラブアンドファイト。
(友則)向かいのウチには囲いができたんだってね。
あっ格好いい!
(友則)あっやっちゃった!
(二人)ラブアンドファイト。
ゆうべさ俺散歩してたらさミニスカの女がペット連れて歩いてて。
ペット?何かなぁと思ったら魚。
(友則)ギョギョギョギョギョッ!
(二人)ラブアンドファイト。
真琴。
はい。
おらー!集合ー!
(選手たち)おう!っていうかさ俺と友がさ体張ってんのにみんな暗いんじゃねえの?
(選手たち)おいっす!こんなんだったらお前大和戻ってきたくても戻ってこれねえぞ!
(選手たち)おう!うちのチームはラブアンドファイトだろ!ほら来い来い来い!
(選手たち)よっしゃー!こんな調子だと次の試合勝てねえぞ!
(選手たち)おう!はいいつもの調子でよろしく!
(選手たち)おう!ウイゲットウイン!ウイン!ウイン!
(選手たち)ウイン!ウイン!ウイン!チームスコーピオンズゴー!
(選手たち)ゴー!ラブアンド!
(選手たち)ファイト!イエーイ!イエーイ!
(選手たちの騒ぐ声)あっ。
はい。
(夏川)ありがとう。
亜樹。
僕は約束どおり戻ってきた。
結婚してくれるね?コーヒーいれるね。
わたしねあなたと結婚する資格はないの。
この間もう少しで言えそうだったの。
あなたが彼のことを聞いたときに。
そのことならもういいよ。
よくないの。
わたしね…。
彼と会ったよ。
はあー。
その後反省した。
もっと亜樹を信用すればよかったって。
そしたらあんな不愉快な思いはしなくてすんだのに。
嘘を並べて亜樹のことを侮辱したんだ。
とにかくまだしつこく何かされてるなら知り合いにも警察はいるから。
そんなことされてないわ。
じゃあ何されたって言うんだ?あいつに抱かれたって言うのか!?この唇もこの体もあんなヤツに奪われたって言うのかよ!?亜樹?そうなのか?
(ぶつかる音)
(たたく音)
(亜樹)ああっ。
あっ。
あーあーあー…。
(夏川)大丈夫か?見せてごらん。
(亜樹)ああっ。
あー。
(夏川)ごめんよ。
だけど分かってくれ。
僕がどれだけ君のこと思ってるか。
僕は君のために全部頑張ってきたんだ。
君を幸せにするために一生懸命頑張ってきたんだよ!僕も君を寂しくさせた。
誰にだって過ちはある。
僕も君を許すよ。
ごめんよ。
嫌だー!
(夏川)亜樹。
(亜樹)嫌だ。
嫌ーっ!
(夏川)亜樹!亜樹!亜樹。
(亜樹)嫌ー!嫌ー!
(夏川)亜樹。
(亜樹)嫌ー!
(夏川)亜樹!
(亜樹の泣き声)
(夏川)忘れよう。
何もかも。
あのころに戻るんだ。
時計を戻そう。
あの幸せだった日々に。
ごめん。
ごめんよ。
許して…許してくれ。
(夏川)ごめんよ。
ごめんよ亜樹。
〜〜〜おっ行った行った行った。
ゴーゴーゴーゴーゴー。
何やって…。
ゴーゴーゴーゴー!イエス!すっげえ今の。
速え。
誰?これ。
(店員)いらっしゃい!一人。
奥どうぞ。
帽子なんてかぶってっから全然分かんなかったよ。
(亜樹)ああ。
髪の毛ボサボサなの。
あれ?今日会社は?少し体調悪くて。
嘘。
そのわりにはすげえの食ってんじゃん。
無理して食べなきゃ元気出ないでしょ。
そりゃそうだけどさ。
じゃあ俺もそんな感じで。
すいません。
カツ丼ください。
(店員)はい。
それっておいしいの?どうしてこんなとこ来るのよ?えっ?大和のおふくろさん迎えに来たんだけどちょっと早めに出ちゃったから時間調整で。
その後どうっすか?「どう」って?いや。
彼にいい感じでごまかせた?あっ悪ぃ何か。
言い方悪いねごまかしたなんて。
大丈夫。
そっか。
いやほら。
変なふうになったりとかするとさ俺にも責任あるからさ。
ちゃんと話した。
うん。
余計な言い訳はせずに。
えっ!?冗句でしょ?ずっと嘘ついてるわけにいかないもん。
わたしもつらいし彼に悪いと思って。
いやだけどさ。
許してくれた。
誰にでも過ちはあるわ。
過ち?そう。
まあそうだな。
(店員)お待たせしました。
ああ。
俺相席でいいっすよ。
(店員)あっはい。
うん。
ああ大丈夫大丈夫。
(客たち)すいません。
あ痛。
ごめん。
この帽子どこで買ったの?
(亜樹)ちょっと。
何?それ。
どうしたの?洗い物してて。
ふーん。
顔でお皿洗うんだ?時々ね。
ちょっとこっち見て。
またディフェンスの動き目で読むの?早く見て。
食べてるでしょ。
亜樹。
うん。
きれいにくっついてんじゃん。
あいつ?わたしと彼の問題だから。
ハルは関係ないの。
もう。
関係ない。
うん。
いただきます。

(亜樹)人を好きになるときってさ誰もが自分のいいとこ伸ばそうって努力する。
(知佳)最初欠点隠したりするものね。
でもむき出しに自分の欠点さらけ出す人もいるわ。
誰のこと?それでねもし逆にその欠点がいいなって思えたらかわいいないとおしいなって思い合えたらすごく安心だよね。
でもそれって恋じゃないよね。
うーん。
どっか不安だったりするのが恋のエネルギーじゃない?亜樹が言ってるのはもう恋じゃない。
〜〜
(夏川)はいもしもし。
(スタッフ)あの。
お客さまなんですけど。
客?ああ誰かな?今ちょっと手が離せないんだよね。
(スタッフ)お客さま。
ちょっとどちら…。
お客さま?ちょっと困ります。
お客さま!もしもし?ウイッス。
君か。
(殴る音)うっ!〜ハルさんが逮捕?コーチが警察に行くことになってる。
(真琴)やばいっすよ。
大和さんだけでなくてハルさんまで。
もうチーム終わりっすよ!
(大和)うるせえな。
お前がメソメソすんなよ。
でもだって!
(友則)真琴の言うとおりだよ。
(大和)ちょっ。
そん…。
友さんまで。
相手は訴えてる。
会社は解雇するだろうしホッケー協会だって黙ってない。
追放されるよ。
終わりだ。
マジ終わりだ。
(泣き声)
(大和)どうしてこんなことに?
(真琴の泣き声)
(兵頭)終わったな里中。
(兵頭)お前はもうリンクには戻れない。
(容子)今そんなこと。
いやしかたないっすよ。
しかたがない?そうか。
まあこんなことがなくても現実お前はここまでのプレーヤーだったんだろう。
安西はそう思っていなかったみたいだがな。
(兵頭)俺がお前のビデオを見たと言ったろ。
そしてコーチを引き受けたと。
手紙を添えてビデオを送ってきたのはほかならぬ安西だ。
あいつはもう自分が長くないことを分かっていた。
お前も知ってのとおりプライドの高い男だ。
そのあいつが頭を下げて俺にお前のことを託した。
俺も安西もアイスマンなんだ。
何があってもリンクの上が優先される。
手紙にはこうも書いてあった。
お前は希望だ。
夢だと。
あいつにとってのだけじゃない。
すべてのアイスマンにとっての希望になるはずだと。
もちろん今のままじゃ無理だ。
確かにお前はスピードもバネもある。
天性の柔らかい羽根のような足首もな。
だがそれでもまだ体格に勝る欧米の選手に東洋人の俺たちが勝つことはまだ無理なんだ。
安西もそのことを気にかけながら後を俺に任せた。
(兵頭)もう分かるな?安西と俺が何を考えていたか。
NHLだ。
マディソンスクエアのセンターにお前を立たせる。
いいか?この国のホッケーを変えるには体制でも施設でもない。
たった一人のスーパースターが生まれることが大切なんだよ!かつて名もなき戦士たちが報われるためにもな。
だがすべて終わりだ。
お前はたかが女一人のためにそのすべてを台なしにしたんだ。
(兵頭)しかたがないだと?お前みたいなヤツのために俺はノコノコ戻ってきたんじゃない!お前みたいなヤツのために安西はプライドを落として死んでいったんじゃないんだ!いいか?お前みたいなヤツのために堀田やチームのみんながついてきたわけじゃない!
(容子)やめてそれ以上!いいか?貴様はアイスマンじゃない。
プライドをなくしたただのゴミだ。
(物音)
(百合)えっ!?ちょっ!どうしたの?
(大和)うっ。
(百合)ねえ?大和。
手術終わったばっかりなんでしょ?
(大和)行かなきゃ。
(百合)えっ?ちょっ。
ねえ?大和。
(大和)ハルさんがこんなときに俺は。
(百合)えっ?
(大和)あー。
(百合)大和。
大和。
(大和)動け!動けこの野郎!ちょっとやめてよ。
やめてよ。
(大和)ちきしょー。
(百合)ねえ?お願い。
お願いやめて。
ハルさん。
動けよ。
(容子)ずっといたの?こんなにぬれちゃって。
(亜樹)泣いてる。
えっ?ハルが泣いてるの。
(兵頭)《お前みたいなヤツのために俺はノコノコ戻ってきたんじゃない!お前みたいなヤツのために安西はプライドを落として死んでいったんじゃないんだ!》
(兵頭)《お前みたいなヤツのために堀田やチームのみんながついてきたわけじゃない!》〜
(兵頭)《お前は希望だ。
夢だと》
(兵頭)《すべてのアイスマンにとっての希望になるはずだと。
かつて名もなき戦士たちが報われるためにもな》
(観客たちの歓声)
(泣き声)風邪をひくわ。
ハルが…ハルが泣いてる。
ハルが泣いてるの!
(泣き声)2015/05/11(月) 14:55〜15:50
関西テレビ1
プライド #09[再][字]【オールスターキャストの最強ドラマ!木村拓哉 竹内結子】

「号泣」
木村拓哉 竹内結子 坂口憲二 中越典子 佐藤隆太 MEGUMI 石田ゆり子 市川染五郎 佐藤浩市 谷原章介ほか

詳細情報
番組内容
里中ハル(木村拓哉)のアイスホッケー人生を支えてきた堀田大和(坂口憲二)が、思わぬ怪我を負ってしまった。ホッケー選手としての復帰は難しい。母親、コーチ、本気で好きになった村瀬亜樹(竹内結子)、そして大和…。自分にとって大切な人ばかりが引き離されてしまうことは、ハルにとって大きな痛手。
一方、亜樹は安西容子(石田ゆり子)にハルではなく夏川啓介(谷原章介)のもとに戻った理由を打ち明ける。
番組内容2
それは、ハルに本気になったゆえに選択しなければならなかった亜樹の悲しい理由…。結婚を迫る夏川に、亜樹は複雑な思いを吐露する。すると、夏川は…。そして、亜樹が夏川から受けたある仕打ちに気づいたハルのとった行動とは?
出演者
木村拓哉 
竹内結子 
坂口憲二 
中越典子 
佐藤隆太 
MEGUMI 
石田ゆり子 
市川染五郎 
佐藤浩市 
谷原章介 

ほか
スタッフ
【脚本】
野島伸司 

【プロデューサー】
大多亮 
杉尾敦弘 
牧野正 

【演出】
中江功 

【音楽】
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」QUEEN

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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