あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県石巻市 鈴木利英さん」 2015.05.11


(テーマ音楽)あの日岩手県山田町は津波のあと大規模な火災に襲われます。
山田町の消防団員…十分な水を確保できない状況で消火活動に全力を尽くしました。
今までに経験した事のない激しい揺れを感じた甲斐谷さん。
すぐに消防団の詰め所に駆けつけます。
仲間の消防団員と水門を閉め町内を回り住民に避難を呼びかけます。
閉めた水門の前を再び通りかかった時異変に気付きます。
自らも高台に向けて避難します。
高台にある町役場にたどりついた甲斐谷さん。
そこで押し寄せる津波を目にします。
津波が引いたあと火災が発生します。
ここで大きな問題に直面します。
消火に使う水が足りなかったのです。
40トンの水が入る防火水槽もその多くががれきで埋まり使えません。
甲斐谷さんたちは水を確保しようと無事な消火栓を探します。
しかし消火栓は水を送る電動ポンプが停電で動かず使えませんでした。
日が暮れ炎は勢いを増しあっという間に町じゅうに広がります。
甲斐谷さんたちは役場の裏に非常用の飲料水タンクがある事を思い出しました。
住民の命を守るにはこの水を使うしかないと決断します。
貴重な水も使って一晩中必死の消火活動が続きます。
しかしタンクの水を使い果たしても火は消えませんでした。
翌日自衛隊のヘリコプターが到着し火の勢いを止めます。
火が完全に消し止められたのは更に2日後でした。
甲斐谷さんは津波火災に備えて内陸にも水を確保しておく事が必要だと訴えています。
2015/05/11(月) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県山田町 甲斐谷定貴さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県山田町の消防団員、甲斐谷定貴さんは、十分な水が確保できない状況の中で津波火災を食い止めようと消火活動に全力を尽くした。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。あの日岩手県山田町は大規模な津波火災に襲われた。消防団員の甲斐谷定貴さんは、十分な水が確保できない状況の中で消火活動に全力を尽くした。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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