ワイルド・ヒーローズ #4 2015.05.10


(瀬川希一)何でヤクザなんかに本気で追われてんだ?
(五嶋日花里)分からない!思い出せない!
(赤城)どうしたら思い出してくれるのかな?
(女性)遺体で見つかったのは警部補赤城達彦さん56歳。
(佐伯)どんどん話デカくなってね?私は日花里ちゃんの担任の藤代さわこ。
たびたびすいません瀬川です。
やっぱりあの日花里の様子が知りたくて。
(林田ももよ)うちの人見なかった?
(神部剛)ちょちょ…何なんだよ。
(徳井)あれ?委員長。
(神部)ちょちょ…ダメだろうこんなケムケムのとこ。
(ももよ)ねぇうちの人見なかった?え?いや…。
あいつどうかした?家出しちゃったの典明。
はぁ?
(ももよ)この子達自分の子じゃないってずっと思ってたみたいで。
私とケンカになって…。
「ももよへ自分を貝つめ…」。
ん?あっ「見つめなおすたびに出ます。
さがさないでください典明」。
フッ。
そんなわけでお忙しい中お集まりいただいたわけですが…。
(三木洸介)いやあり得ねえだろあの委員長に限ってよ。
委員長は否定してんだろ?
(里島)誰っすか?委員長って。
まぁマドンナってやつだ。
俺らの高校時代のな。
マドンナ…。
美人で頭も良くて性格もいいまさにマドンナ。
そんな人が何でテンテンさんの奥さんに?それは…沼津七不思議の一つだ。
2ダブのアホと学級委員長の結婚都市伝説だな。
で?何でテンテンそんなこと言い出しちゃったんだよ?計算が合わないそうだ。
(希一:三木:佐伯)はぁ?予定日から逆算したXデーに仕込んだ覚えがねえんだと。
フッ。
却下だろうそれは。
無理だってあいつにそんな逆算なんてハイレベルな。
高3で九九もマスターできなかった勇者だぜテンテンパイセン。
問題は九九じゃねえ。
あいつが俺達の中に父親がいるんじゃねえかって疑ってることだ!
(希一:三木:佐伯)はぁ?えっ何?この中の誰かが寝取ったってこと?いやいやますますあり得ねえだろあの委員長がよ。
俺だってそう思いてぇよ。
けどヤツはちょっと何つうかおつむテンテンな分勘の鋭いとこがあるからな。
だからここで白黒つけようぜ。
ビシ〜っとな。
どうやって?それでは皆さん目を閉じてください。
では…寝取り野郎は正直に挙手。
え?これ誰が確認すんの?全員目つぶってて。
あ!まぁ俺か完璧セーフだしな俺だけは。
何でだよ!?いや10年離れてたわけだし。
アリバイになるかよんなもん!なるだろ!つうかさ完璧セーフは俺じゃね?どう考えても。
はぁ…あ〜ホントしょうもねえもう俺仕事戻るからな。
あ!ぶっちゃけ一番怪しいのはチョコお前だかんな。
はぁ?何でだよ。
オーラだよ。
「オーラだよ」じゃねえんだよ。
(里島)いやチョコさんオーラ半端ないっすよ。
(呼び出し音)チッ。
テンテン出ねえか?いや先生日花里を預かってくれた。
まだつながんねえのか?うん。
留守電も入れてんだけど怪しまれちゃってんのかな?
(佐伯)そうだよお前ら!おっさんの家出より日花里ちゃんだろ。
(神部)え?日花里の件は俺ら的には終了だろ。
先生が引き取ってくれたんだからもうあんまりかかわんのはな。
まぁそうなんだけどさ。
でもこのままお別れっつうのは何か…。
すぐ会いに来るっつってたんだけどな。
日花里にお前のケータイ教えときゃよかったよ悪ぃ。
言うてもお前これ以上発展しようがないだろ小学生と。
バカ!そういうことじゃなくてだよ。
(佐伯)いや俺には分かるぞキー坊。
寂しいもんだよな。
別れ話したら泣いてすがった女が1週間後によ「悲しい別れを乗り越えてホントの愛を知りました」…ってツイートされた時のあの気持ちだよな。
ん?何か違う。
キー坊平日時間空けられる時あるか?え?行ってみねえか?日花里の学校。
・勝つまで負けるな…・勝つまで負けるな…。
勝つまで負けるな。
(フエラムネの音)ぜってぇ勝てるてめぇで負けって決めなきゃそれはいつでも勝つ途中だ
(フエラムネの音)それ。
(フエラムネの音)
(フエラムネの音)見せてその笛。
(フエラムネの音)
(フエラムネの音)よく見えない。

(スプレーの噴射音)ハァハァハァ…。
ハァハァハァ…。
(ドアの開閉音)
(足音)何やってんのよ〜!あっ…チッ高いんだからねこれ。
ったく…あ〜もう。
殺さないで…。
(さわこ)やめなさいその子はまだよ。
あ〜もう…。
おちおちウオーキングもできやしないじゃない。
ママシャワー浴びて来るからちゃんとお守りしててよ。
そうだ。
ほら!ラムネ。
(フエラムネの音)刑事さん殺した?
(フエラムネの音)どうして?命令。
命令?
(シャワーを浴びる音)おかあさんの?
(シャワーを浴びる音)
(シャワーを浴びる音)
(フエラムネの音)そんな…。
(フエラムネの音)
(フエラムネの音)
(フエラムネの音)
(柳原)瀬川希一を徹底的に監視だ。
(柳原)仕掛けろ超小型盗聴器。
(田川)部屋にじゃなくて本人に直接…ですよね?仕掛けろ超小型盗聴器。
いやでも服に仕掛けても着替えられたら終わるじゃん。
(ハウリング)何回言わせんだてめぇ!危機感持てや!このトリ頭!はい。
(三島)だからさ足りないんだよ工夫が!創意工夫!分かる?
(花)はいすいません。
(三島)大体さ君さニコニコしてるだけでさ全然仕事…。
(徳井)あ〜!これいいっすよね。
納豆春巻き!創意工夫っていうか。
何だお前かバカは引っ込んでろ。
あ〜店長!俺今客なんでそういう口の利き方は…。
ったくバカぞろいだなこの店は!バカの王国か!チッここがバカの王国だったらあんたはバカの王様だっつ〜の。
フフっ。
ありがとうございましたGメンさん。
えっ…何がすか?あっこれちょっと早いけど…。
いいんすか?内緒ですよ。
フフっ。
(神部紗彩)・ねぇピーちゃんお願い!・・ポチっ!ポチ〜!・
(ノック)紗彩様さすがに20万円はご勘弁くだされ。
(紗彩)・だって特価だよ〜!・・歌も歌うんだから!パスカルく〜ん!・
(神部)チャッピーくんがいるでしょう?腹話術の。
(紗彩)・だって難しいんだもん腹話術・・ね?お願い!・
(トイレの水洗音)代わりにはなんねえぞ。
チャッピーくんもパスカルくんも子供の代わりにはなんねえ…。
(紗彩)分かってるよそんなこと。
いいじゃん俺楽しいぜ。
紗彩とず〜っと2人でもよ。
ピーちゃん…。
手洗った?あっ…。
(佐伯)ホントに大丈夫なの?こんな時間に旦那さん。
(志穂)だって春太郎当分昼間は仕事だって。
(佐伯)そう昼バイトが1人バックレちゃってさ。
明日は?いいじゃん毎日会わなくたって。
例えば地球に隕石が衝突するとして。
えっ何?何の話?あなたは地球を脱出する宇宙船のチケットを持っている。
私は持っていないどうする?譲るよそのチケット志穂ちゃんに。
嫌!え?もし反対に私がそのチケットを持っていて春太郎が持っていなかったら私はそのチケットを燃やす。
燃やす?私はあなたと一緒に滅び行く地球に残ることを選ぶ。
じゃあもし俺が志穂ちゃんにそのチケットを渡さないで宇宙船に乗ることを選んだら?宇宙船を破壊する。
それが私の愛の形。
愛じゃねえからそれ。
春太郎?そんなん愛じゃねえよ他の何かだろ。
ごめんなさい。
ごめんなさいごめんなさい!嫌いにならないで春太郎。
寂しいの!寂しい寂しいの!ん?田川さん?
(田川)おう。
どうしたんすか?挨拶に来た。
足洗ってこの町出ようと思ってよ。
ホントっすか!?何で急に?
(田川)何だかバカらしくなっちまった。
え?
(田川)10年この世界で踏ん張って手に入れたのはこの小っちぇ〜田舎町よ。
それでも何とかこのシマ守ろうって俺なりに腹くくってやって来た。
けどよそんな俺のプライドなんて本家のヤツらにとっちゃミジンコ以下だ。
踏みつぶしてることにも気付かねえ。
(田川)それによ思い知らされたのよ。
おめぇと再会して。
何を?器の違いってやつをな。
いやそんな…。
何かもう疲れたよパトラッシュ。
パトラッシュ?『フランダースの犬』だよ!あぁ…はあ。
これ餞別だ。
えっいいんすか?こんな…。
(田川)似合うと思うぜ。
ありがとうございます大切にします。
じゃあ元気でな。
田川さんあっいや…総長もお元気で。
あっおかえりなさい。
(美史)あぁただいまおかえりなさい。
あっただいま…なんつって。
いや〜やっぱいいもんっすねただいまとおかえりって。
(美史)そう?特におかえりっていうのは。
(美史)あの子は言ってくれないの?いやそれが…もういないんすよあいつ。
聞けねえちゃん今どこにいるか聞け。
(美史)ねぇそれってパワーストーン?チッ。
っていうんですか?これ。
彼女さんからのプレゼント?いやいないですよ彼女なんて。
あっよかったらどうぞ。
俺こういうのそんなあれなんで。
あげんじゃねえよ!「大切にします」っつっただろ!何だよ?「あれ」って。
(美史)あ〜…大丈夫いらない。
龍とか彫ってあるし。
そうですよねこれちょっとね…。
(美史)そうだねフフフ…。
アハハ…。
センス悪くて助かったな。
ウッス。
(日花里の声)助けてくれてありがとう。
キーぼう大好き。
・バイバ〜イ!・
(さわこ)はぁ…。
あらま!残すんじゃないわよトマト。
またあいつ?しつこいわねぇ。
(音声ガイダンス)保存されたメッセージです。
(留守電)たびたびすいません瀬川です。
やっぱりあの日花里の様子が知りたくて。
これから学校へ伺おうと思ってます。
遠くからひと目でも日花里の元気な顔が見られれば。
いつも悪ぃな委員長。
全然。
佳代ちゃんといると楽しいし。
ねぇ。
(三木佳代)うん。
…にしても相変わらず仲いいね。
男ばっかりでドライブなんて。
まぁついでにテンテン捜して来るわ。
いいよあんなバカほっといて。
もうすぐ父親になるっていうのにホント信じらんない。
悪ぃ遅くなって!車借りて来たわ。
おうサンキュー。
いや〜マジレベル高いっすね。
あんな人が何でテンテンさんと…。
まぁ分かるよそのうちメロスにもテンテンの魅力が。
そう!テンテンがいねえと俺らも何かな。
あいつがいねぇと俺らのアホがバレる。
…ってお前ら何だよ?そのお菓子は。
遠足じゃねえんだぞお前!
(徳井)遠足だろ。
あれ?キー坊んなブレしてたっけ?あぁこれ?もらったんだよ田川さんから。
(佐伯)はぁ?餞別だって。
足洗うんだってさあの人。
マジかよ!怪しいな。
何か盗聴器とか仕掛けられてんじゃねえか?
(佐伯)ハハハ…。
それはねえよあの人はそういう人じゃねえ。
(里島)いいなぁそれ!カッケ〜!やろうか?メロス俺割とあれだし。
やるんじゃねえよ!だから「あれ」って何だよ!
(着信音)おっ先生からだ。
(一同)お〜!あっはいそうなんです熱が高くて。
まぁいろいろあったから疲れが出たんでしょう。
今日は医者に連れてくので申し訳ありませんけど学校にはおりませんから。
じゃああの日花里は今先生の家に?ええ…。
ちょっとだけ話さしてもらえませんか?
(スピーカー:日花里)キー坊?おぉ…。
日花里熱があるんだって?大丈夫か?うん大丈夫。
キー坊は元気?
(スピーカー:希一)元気元気みんな元気だよ。
(スピーカー:神部:三木)日花里。
(スピーカー:佐伯)日花里ちゃん。
(スピーカー:希一)ちゃんと飯は食えてるか?うん大丈夫。
キー坊の作ってくれたビーフシチューまた食べたいな。
えっビーフシチュー?えっ俺だよそれ。
いやビーフシチューはミッキー…。
私は大丈夫。
キー坊ビーフシチューまた作ってね!あぁそうだ日花里ありがとなメダル。
メッセージもうれしかったよ。
(スピーカー:希一)ありがとう。
キー坊。
(スピーカー:希一)ん?取って…くれてありがとう。
(スピーカー:希一)ん?何を?取って…くれてありがとう。
(さわこ)もしもしもうよろしいでしょう?あ〜あの…会いに行ってもいいですか?それはちょっと…お医者様に言われてるんです余計な刺激を与えちゃダメだって。
キー坊。
じゃあせめて写真送ってもらえませんか?写真?お願いします。
分かりました。
まったく…写真だなんてどこまでずうずうしいのかしら。
ほら写真撮るから笑って。
ダメよそんな顔じゃ怪しまれるでしょ。
笑って。
何か様子おかしくなかったか?おかしい何なんだ?ビーフシチュー…。
よっぽどうまかったんじゃねえの?いやだから作ったの俺なんだって。
あともう一つ。
「取ってくれてありがとう」。
このメダルのことだと思うんだけど。
(メールの受信音)あっ。
日花里。
(里島)何すかね?これ。
(徳井)ピーピーラムネだろ。
(里島)ピーピーラムネ?
(徳井)うん。
えっ知らないの?ジェネレーションギャップ。
あのさ…わざとキー坊がウソって分かるウソをついたとか?
(徳井)ん?ほらビーフシチュー。
どういう意味?何のために?自分がウソをついてるって分からせるために。
ビーフシチューの話「私は大丈夫」って言った後にしてなかったか?それってつまり…。
大丈夫じゃねえってことなんじゃねぇか?あ!何だよ?メロス。
もしかして「取ってくれてありがとう」って「くれてありがとう」を取ったらほら!
(教師)今日お休みですよ藤代さわこ先生は。
そうですか。
(教師)病院に行くとおっしゃっていました。
あの〜藤代先生のご住所とかは?そんなこと教えられません。
ですよね。
(佐伯)でもまぁあの先生がモノホンって確認は取れたな。
それは俺も確かめたんだけど。
先生がヤクザとつるんでるとかあり得ねえよな。
考え過ぎだったかな?「助けて」とか。
(神部)一休さん並みのトンチだったけどな。
なぁメロス!
(里島)あっ日花里ちゃんだ。
(佐伯)え?
(里島)ほら。
(徳井)あっホントだ。
(さわこ)去年の遠足の時のねっミッキー?おいおい。
キー坊すまねえ!どうしたんだよ?ミッキー。
だまされた。
え?だまされたんだよ!あの女…先生なんかじゃねえ。
(一同)え?
(イヤホン)♪〜
(蚊が飛ぶ音)殺さないの?命令されてない…。
(蚊が飛ぶ音)命令されたら殺すの?殺す。
私のことも?殺すの嫌じゃないの?どうして?だって人を殺すなんていけないことじゃない!どうして?どうして?どうして?
(さわこ)あっ!ちょっと離れなさいあんた達!あんた誘惑しないでちょうだいようちの息子。
ったく怖いわ最近のガキは。
色目使ってる暇があったらねさっさと思い出してちょうだいよ。
もう時間がないんだから!ん!?
(着信音)またあいつらホントにしつこいんだから。
あら。
もしもし先生?あっ…はい確保しておりますとも。
ええさようでございますまだ記憶が…。
えっ山?はい。
指示が出た出掛けるわよ。
どこへ?あんたがいたって場所中根山。
え?
(さわこ)言ったじゃない時間がないって!そこ行けば何か思い出すかも…。
(着信音)あぁ先生まだ何か…。
(着信音)チッあいつらか行くわよ。
(着信音)
(呼び出し音)あ〜!ダメだ出ねえ。
(呼び出し音)クソが。
せめて日花里に俺らが気付いたってことは伝えてぇ。
デカいと思うんだよそういうのって。
ここで負けねえためには。
あっちは俺らが感づいたって知らねえわけだからまた電話に出る可能性は…。
ミッキー。
その偽教師おばちゃんなんだよな?
(さわこ)早く乗って。
(メールの受信音)あぁ…。
あらやだ。
あっもしもし。
ウソだろ!マジで出やがった。
アホか。
すげぇチョコさん。
(さわこ)本当にこれが最後ですよ。
ご理解くださいませね。
それが日花里ちゃんのためなんですから。
(スピーカー:希一)はい分かってます。
もしもしキー坊?
(スピーカー:希一)日花里分かったからな。
俺らちゃんと分かったからな。
伝わったからお前の言葉。
(スピーカー:希一)日花里…必ずみんなで会いに行く。
だからそれまでどんな辛いことがあっても負けんなよ日花里。
覚えてんな?てめぇで負けって決めなきゃそれはいつでも勝つ途中だ。
キー坊…。
(スピーカー:希一)日花里。
勝つまで負けんな。
中根山!え!?中根山!中根山!車回せ!
(男達)はい!
(急ブレーキ音)中根山!中根山中根山…!このガキ!こうなったら何が何でも思い出してもらうよ。
(徳井)ちょ…ミッキー安全運転な。
(神部)スピード違反で捕まったら元も子もねえぞ!・おい!危ない危ない!・
(佐伯)・おいミッキーちょっと気を付けろよ!・
(一同)・うわ〜!・うぅうっ…。
(さわこ)ハァハァ…。
うぅ!くっ…。
ん〜!
(さわこ)早く!この車だ間違いねえ。
日花里…。
ハァハァ…ここね。
ハァハァ…。
どっちだ?
(佐伯)キー坊!あ?
(佐伯)これ。
ハァハァ…。
ハァハァ…。
あんたこんな所から落ちて無傷だったなんて奇跡だわね。
落ちた?私が?
(さわこ)でもね奇跡は2度は起きないわよ。
今度落ちたら即死だよ!キャ〜!あぁ!ほら思い出せ!どこ?どこにあるの?やめて!この山のどっかに隠したんでしょ?分からない分からない!思い出せ!ほら!分からない…。
・キャ〜!・日花里!ホントはウソじゃないの?記憶喪失なんて。
ほら言え!あんたが覚えてること全部話しなさい!やめて…。
(さわこ)あんたが最後に持ってたことは分かってるんだからね!助けてキー坊…。
キー坊〜!・日花里!・キー坊!キー坊キー坊!日花里!うるさい!近づくんじゃないよ!それ以上近づいたらこのガキ落とす!日花里を返してくれ頼む。
(さわこ)返すわけないだろバカ!いや返してもらう!だましやがってこのクソババア!そいつを殺しなさい!やめて!ミッキー殺さないで!誰も殺さないで!
(さわこ)早く殺しなさい!命令よ!やめて!ホントは優しいんでしょ?ラムネくれたじゃない!刑事さんだってホントは殺したくなかったんでしょ!てめぇか…てめぇが赤城さんを…!この野郎!
(神部)やめろ!そいつはヤバい!
(神部)ポンジャラ!
(佐伯)大丈夫か?あんた達無駄だよその子はプロなんだから。
は?プロって…。
決まってるでしょ殺しのプロ殺し屋だよ!早く殺しなさい!命令よ!ダメ〜!殺しちゃダメ!
(さわこ)やりなさい!ママの命令が聞けないの?聞いちゃダメ!いけないことなんだから!人を殺すのはいけないことなんだから!
(さわこ)うるさい!さぁご恩を返すのよ。
私達親子がここまで生きて来られたのは誰のおかげ?先生…。
そういい子ね。
やめて〜!早くやれ!やるならてめぇでやれ!恩返しだか何だか知らねえけどてめぇの息子に人殺しさせる母親がどこにいんだよ!そんなの…母親じゃねえ!うるさい!何にも知らないくせに偉そうに言うんじゃないわよ!この子はね違うの…普通の子とは。
それが分かった途端にみんな逃げ出したわ。
旦那もうちの親もでも先生だけは…。
先生?先生だけは一人途方に暮れてた私に手を差し伸べてくださった。
この世でたった一人あの方だけが…。
いいかげんに生きて親に迷惑掛けて来たあんた達に何が分かんのよ!先生はね保育園も病院もそして何よりこの子に生きる道を与えてくださった。
私がいなくなっても生きて行ける道を。
それが…それが殺し屋だっていうのかよ。
殺し屋だって何だって野垂れ死にするよりましでしょ。
んなわけあるかよ!てめぇが生きるために人を殺していいなんてそんなわけ…。
じゃあどうすればよかったの?しょうがないのよ。
しょうがなかったのよ!それともあんた達が助けてくれるの?うちの子の一生を面倒見てくれるの?ねぇ一生暮らして行けるだけのお金をくれるっていうの?他人の命より自分の子の命よ。
自分が大切に思う命よ!それ以外はどうだっていい!さぁこいつらを殺しなさい命令よ!ダメ!ヤダ殺さないで!殺す。
俺がこいつを殺す。
日花里やこいつら生かすためなら刺し違えてもあんたの息子を殺す。
それでもあんたしょうがねえって言えんのかよ?あんたの言う通りだよ。
他人の命よりてめぇが大切に思う命だよ。
けどな他人の命だってそれは誰かが大切に思ってる命なんだ。
悲しいじゃねえかよ。
大切なヤツいなくなっちまったら。
悲しくてたまんねえじゃねぇか。
自分の息子をどうしてそんな悲しみ生み出すヤツにしちゃったんだよ。
大丈夫よ。
この子には分からないんだから。
この子にはそういうことを感じる心がないの!そんなことない!優しかったラムネの吹き方だって教えてくれた。
もう何人も殺して来てるのよこの子は!顔色ひとつ変えずに!そんなことできる?心のある人間に。
喜ばせたかっただけだろ。
かあちゃんを喜ばせたかっただけだろ。
かあちゃんが好きだから。
好き?私を?ハッないないこんなひどい母親…。
どんな母親だろうが子供はかあちゃんが大好きなんだよ。
ただ喜ばせたくて喜ばせたくて…。
仲間裏切ってでも何とかかあちゃん喜ばせようとしちゃうんだよ!キー坊。
日花里。
(泣き声)すげぇ辛かったんだな。
(柳原)はいご苦労さん。
ガキ渡せ。
(柳原)よぉおめぇがうわさの操り人形か。
鬼みてぇに強えぇけど命令されねえと何にもできねえんだってな。
(男達)うっ…。
(男)この野郎!うわ〜!どうなってんだよ!こいつら仲間同士じゃなかったのかよ!知らねえよ!キー坊!日花里連れて逃げろ!
(男)オラ〜!
(男)渡せオラ!キー坊!日花里!死ね!やめろ!
(銃声)あっ…。
ママ?ママ?あ〜〜!!
(柳原)おめぇらあっち側のヤツは見つけ次第殺っちまえって言われてるからな。
あっち側?来ちゃダメ!ダメ。
(銃声)
(銃声)来るな〜!助けてくれ!殺さないでくれよ!
(せき込み)殺さない…。
分かった。
どうして殺しちゃいけないか。
(青年)悲しいからだ。
ママが死んだら…。
いなくなったら…。
悲しい…。
あっ…。
ハァハァハァ…。
キャ〜!!あとはこっちで引き取る。
けどせめてあいつの生死だけでも。
銃声がここまで聞こえた。
じき警察も来るだろう。
チッ行け面倒なことになる。
(フエラムネの音)
(ピ〜という音)
(フエラムネの音)
(ピ〜という音)今の…。
鳥?日花里。
あいつはきっと生きてる。
(フエラムネの音)まもる…。

(林田典明)あぁ…。
よし。
わ〜!典明どこ行ってたの?ももよ俺考えたんだけどさ…。
受け入れるよ!その子達が誰の子でも。
ももよの子は俺の子だ…。
痛っ!あんたの子!だって俺…信じられないんだよ。
ももよみたいなコが俺みたいなヤツ好きになってくれるわけ…。
信じろ!私は典明が好きなの!大好きなの!そういうバカなところも全部!ももよ!
(せき払い)
(林田)えっあっいやこれはその…。
ごめん!
(佐伯)テンテン。
洗っとけ!
(林田)あっちょ…!喜んで!
(メールの受信音)
(瀬川澄子)あら希一。
フッ何?急に。
フフっ。
(戸が開く音)
(戸が閉まる音)先生…。
あ〜無理をしちゃいけないよ。
あっあぁ…。
先生…。
申し訳ありません。
私達はもう…。
あ〜いいんだよ。
今までご苦労だったねゆっくりお休み。
君達親子にはホントに酷なことをしてしまった。
先生ありがとうございます。
ありがとうございます。
あの…まもるは?
(戸が開く音)私の息子は?
(戸が閉まる音)あ〜心配はいらないよ。
すぐに会えるからね。
ありがとうございます。
先生…。
本当にあり…。
まもる君ともすぐに会えるよ。
天国で。

(鶴瓶)あなたにとって家族って何ですか?…なのかなと思います。
命を懸けて大切にして行きたいなと思います。
千葉県のゴルフ場
本日の『ガキの使い』は2015/05/10(日) 22:30〜23:25
読売テレビ1
ワイルド・ヒーローズ #4[字][デ]

希一(TAKAHIRO)は日花里(桜田ひより)を連れ去った教師(原日出子)が偽者と気づくがその行方はわからない。監禁された日花里は希一に決死のメッセージを送る!

詳細情報
番組内容
希一(TAKAHIRO)は洸介(青柳翔)春太郎(岩田剛典)らと小学校を訪ね、日花里(桜田ひより)を連れ去ったさわこ(原日出子)が偽教師だったと知る。その頃、日花里は暗殺者の青年(前田公輝)が見張る中、さわこに監禁されていた!日花里の決死のメッセージを受け取った希一らは救出に向かうが、すでに日花里は「誰か」の指示でかつてさ迷っていた山の高い崖上に連れていかれていた。そこに日花里の秘密があるらしい…!
出演者
TAKAHIRO
青柳翔
岩田剛典
野替愁平
八木将康
佐藤大樹
黒木啓司
桜田ひより
水沢エレナ
朝加真由美
草村礼子
酒井美紀
中村静香
二宮愛
平田薫
原日出子
前田公輝
音尾琢真
村井國夫
塚本高史
原作・脚本
【脚本】
蛭田直美
監督・演出
【演出】
石尾純
制作
【チーフプロデューサー】
伊藤響
【プロデューサー】
松原浩
渡邉浩仁(日テレアックスオン)
【制作協力】
日テレアックスオン

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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ステレオ
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