ちびまる子ちゃん 2015.05.10


(たまえ)ねえまるちゃんは昨日の母の日どんなことした?
(まる子)うちはお姉ちゃんと一緒にご飯作ったんだ。
それからハンカチをあげたよ。
すごいね!まああたしは手伝っただけだけど。
たまちゃんはブラウスをあげたんだよね?
(たまえ)うん。
お母さんすごく喜んでくれたよ。
(山田)穂波は洋服をプレゼントしたのかい?そうだよ。
(山田)偉いなぁ。
おいらは何もしなかったじょ。
山田あんたは特に世話を掛けるタイプなんだからちゃんとしとかなきゃ。
子供にだって義理ってもんがあるんだよ。
でもおいらお母さんにはいつも「ありがとう」って言ってるじょ。
まあ母の日は特別だからね。
そうそう。
お母さんたちもこの日ばっかりは「子供たちが何かしてくれるかも」って期待してると思うよ。
(とくちゃん)おはよう。
(たまえ)あっおはようとくちゃん。
(まる子・山田)おはよう。
んっ?わっカーネーション!
(とくちゃん)母さんが「持っていきなさい」って。
ねえねえとくちゃんは母の日何かしたかい?うん…ホントはしたかったんだけど昨日は一日中忙しくてさ。
花屋さんだもんね。
わ〜いわ〜い何もしなかったならおいらと仲間だじょ。
山田と一緒にしちゃ気の毒だよ。
(山田)どうしてだい?そりゃとくちゃんは家のお手伝いをよくするしっかり者だもん。
そんなことないけど…。
(内田)私はお母さんにエプロンをあげたの。
(長山)へぇ〜。
(長山)僕は妹のこはると庭の草むしりを手伝ったよ。
母さんとっても喜んでくれた。
(内田)へぇ〜。
そうなんだって。
へぇ〜。

(とくちゃん)お〜い!さくら穂波。
とくちゃん。
どうしたの?
(とくちゃん)ちょっと遅いけどやっぱり母さんに何かしてあげたいと思ったんだ。
さすが孝行息子だね。
あっ…。
でもどうしたらいいか分かんなくってさ。
じゃあ何か作ってあげれば?まるちゃんみたいにご飯とかデザートとか。
料理か…。
お母さん何か好きな食べ物ある?う〜ん…甘い物かな。
店が忙しくて疲れたとき「甘い物が食べたい」って言ってたから。
甘い物。
あぁ。
(おばあちゃん)じゃあ草餅なんてどうかねぇ?草餅?ああ。
ヨモギを摘んできて作るんじゃ。
今が旬だし香りが良くておいしいよ。
へぇ〜。
でも子供じゃ作れないよ。
(すみれ)ならうちに来てみんなで一緒に作れば?ちょうどあずきもあるしあんこはお母さんが作ってあげる。
えっいいの?とくちゃんよく家の手伝いして偉いもの。
こんなときは力になりたいわ。
草餅はじいさんも好きだからね。
私も手伝うよ。
やった!早くとくちゃんに教えてあげなきゃ。
あとで部屋に飾る花を買いに行くけどまる子も一緒に行くかい?うん。
うわ〜!奇麗だなぁ。
ホント。
目移りしてしまうねぇ。
(とくちゃんの母)このスイートピーは香りがいいですよ。
そっちのグラジオラスも華やかだしトルコキキョウなんかも人気がある花なんです。
(おばあちゃん)どれにしようかねぇ…。
あっ。
とくちゃんちょっとちょっと。
(とくちゃん)んっ?えっさくらのうちで?いいのかい?うん。
お母さんもおばあちゃんも手伝ってくれるって。
今度の日曜日大丈夫?うん!ありがとうさくら。
日曜日
(とくちゃん・まる子・たまえ)・「春の小川はさらさら行くよ」・「岸のすみれやれんげの花に」あっ山田だ。
さくらたちみんなでどこに行くんだい?ヨモギを摘みに行くんだよ。
ヨモギ?ヨモギって何だい?草餅の材料にする葉っぱだよ。
(山田)へぇ〜そうなのか。
ヨモギを摘んだ後さくらの家で草餅を作らせてもらうんだ。
いいなぁ。
おいらも作りたいじょ。
じゃあ一緒においでよ。
山田も草餅作ってお母さんに食べさせてあげたらいいじゃん。
(山田)うん!わ〜いわ〜い草餅だ草餅だ!よかったな山田。
(一同)・「咲けよ咲けよとささやきながら」
(おばあちゃん)これがヨモギだよ。
(一同)へぇ〜。
草餅に使うのは新芽の所だから上の方の柔らかい葉っぱだけを摘もうね。
(一同)は〜い!
(たまえ)ヨモギってこんな所にいっぱい生えてるんだね。
知らなかったよ。
これならじゃんじゃん摘めるね。
まる子堅い所は口に残るからこんなふうに柔らかい葉だけを摘んでごらん。
分かった。
おばあちゃんこれぐらいですか?
(おばあちゃん)うん上手上手。
(山田)クンクン。
あっ!草餅の匂いがする。
あ〜ん…。
(おばあちゃん)おやおや。
んっ?
(おばあちゃん)生で食べたらいけないよ。
(山田)えっ?おいしそうな匂いなのに…。
ちょっと袋を貸してごらん。
形の似ている他の草もあるから気を付けないとね。
ふ〜ん。
(おばあちゃん)おや?うまいもんだねぇ。
いつも店で花に触ってるしこういうこと好きなんです。
やっぱり花屋さんの子だね。
大したもんだ。
(とくちゃん)フフ。
わ〜いわ〜いいっぱい集まったじょ。
でもちょっと多過ぎない?ヨモギは天ぷらやおひたしにもなるから大丈夫じゃよ。
(たまえ)へぇ〜。
それにおきゅうや湿布にしたりお風呂に入れたりホントに役に立つ草なんじゃ。
すごいなヨモギって。
(とくちゃん)これがカタバミ。
これはハルジオン。
こっちがハハコグサ。
春の花ってカワイイよな。
花のことは何でも知ってるんだね。
「何でも」なんて大げさだって…。
ううん。
もう立派な花屋さんだよ。
(たまえ・おばあちゃん)うん。
(山田)おいらも知ってるじょ。
(一同)んっ?これがプープー豆でこっちがピーピー草っていうんだ。
えっプープー?ピーピー?
(山田)これをこうしてこうすると…。
(草笛の音)山田うまいね!こっちもいい音がするじょ。
(草笛の音)
(一同)わぁ!あたしもやってみたい!俺も!
(草笛の音)この葉っぱもいい音がするよ。

(『ふじ山』の演奏)すごい!・
(『ふじ山』の演奏)・「かみなりさまを」
(一同)・「下にきく」・「ふじは日本一の山」
(すみれ)みんなちゃんと手を洗ったわね?
(一同)は〜い!じゃ始めようかね。
いっぱいできたねぇ。
わ〜いわ〜い草餅だじょ。
こんなに上手にできるなんてちょっと感動しちゃうよ。
(とくちゃん)うん。
ちゃんと作れてすごくうれしい。
おばさんおばあちゃんありがとうございました。
お母さん喜んでくれるといいわね。
はい!さっ出来たてを食べようかねぇ。
まる子お茶入れるの手伝って。
は〜い。
(一同)いただきま〜す!おいしい!いい匂い。
(山田)おいしいじょ。
(おばあちゃん・すみれ)フフフ。
(とくちゃん)ただいま。
おかえり。
ちょうどよかった。
今一段落してお茶にするところよ。
じゃあ俺がお茶入れてくる。
(とくちゃんの母)えっどうしたの?これ。
おいしそう。
うん。
ヨモギのいい香りがするわ。
さくらのお母さんとおばあちゃんが手伝ってくれたんだ。
少し遅れたけど母の日のプレゼント。
とくぞう…。
ほら食べて食べて。
(とくちゃんの母)うん。
いただきます。
おいしい!
(とくちゃん)でしょ?どうもありがとう。
お母さんとってもうれしいわ。
今日俺みんなに褒められたんだよ。
(とくちゃんの母)何て?
(とくちゃん)ヨモギの摘み方がうまいとか花の名前をよく知ってるとか。
(とくちゃんの母)そう。
俺花屋の家の子でよかった。
だからこれからもお店のこと手伝うよ。
まあ…。
今日は2つもプレゼントもらっちゃった。
こりゃお返しが大変だな。
(2人)フフフフ。
春の薫りがいっぱい詰まった草餅
みんなの心をぽかぽかと温めてくれたのであった
どのフルーツをキャッチするか当ててね。
よっ!ほっ!フフフ。
正解はブドウ。
当たったかな?フフフフ。
(さきこ)ちょっとまる子も手伝いなさいよ。
うん…。
人には向き不向きがあると思うんだよねぇ。
はっ?お姉ちゃんはお手伝いに向いててあたしはテレビを見るのに向いてる。
だからお姉ちゃんに任せるよ。
うっ…あんたねぇ。
んっ?お父さん。
ビールよね?まる子取ってきて。
(ヒロシ)いやいい。
(3人)えっ!?
(ヒロシ)風呂沸いてるか?
(すみれ)えっええ…。
(ヒロシ)先入ってくる。
お父さんがビールいいって珍しいね。
うん。
あっあれじゃない?お風呂上がりの楽しみに取っておいたんじゃないの?ああそっか。
いらないはずないよ。
お父さんがビール飲まないなんてあたしが勉強するのと同じくらい珍しいもん。
(さきこ・すみれ)うっ…。
(キャスター)あしたは全国的に晴れますが午後になると…。
今後こそビールだね。
カワイイ娘がキンキンの冷え冷えを取ってきてあげるよ。
(ヒロシ)あっいい。
えっ?しばらくビールはやめる。
いただきます。
(一同)えー!?お父さん?しばらくって…。
どうしたの?
(友蔵)何かあったのか?具合でも悪いのかね?
(ヒロシ)何だよ。
誰だって飲まないときだってあるだろ。
そうだけど…。
お代わり。
それとお茶。
(すみれ)あっはい。
んっ?おい何だよ。
パンダでも見るみたいに見詰めやがって。
パンダならカワイイのだが
(ヒロシ)ハァごちそうさん。
よっこらしょ。
疲れたから今日はもう寝る。
(すみれ)もう?ああ。
母さんあしたから早く行くから朝起こしてくれ。
(すみれ)わっ分かったわ。
お父さんどうしたんだろう。
何か変だね。
顔色は悪くなかったがのう。
食欲もあったしねぇ。
(キャスター)何だか最近元気が出ない。
そんな方はいませんか?新入学の学生さんや新入社員の方はこの時季五月病になりやすいといわれています。
じゅうぶん気を付けましょう。
んっ?五月病って?元気がなくなったりやる気が出なくなったりするらしいぞ。
新しい環境に少し慣れてくるこの時季に起こりやすいと聞くね。
ふ〜ん。
ねえお父さんもしかして五月病だったりして。
え〜?ちょっと元気もなかったじゃん。
でもお父さん学生でも新入社員でもないよ。
それはそうだけど…。
何疲れが出たんじゃろう。
あんなにご飯食べられるんだからきっと大丈夫じゃ。
ならいいけど…。
(いびき)
翌日
(まる子・さきこ)いってきま〜す。
んっ?うん?お父さんいっぱい食べるねぇ。
ここんとこ飯がうまくてな。
でもビールは飲まないの?ああ。
健康診断でもあるのかね?
(ヒロシ)そんなもんねえよ。
あっあれか。
願掛けじゃ。
願掛け?ビール断ちして何か願い事をかなえようとしてるんじゃろ。
ハァ…。
まったくよ俺がビール飲まないのがそんなに珍しいかよ。
珍しいのである
みんな気になるのよ。
そうだよ。
理由があるなら教えてもらわないと落ち着かないよ。
うぅ…。
洗濯物。
(ヒロシ)えっ?ここんとこお父さんの洗濯物が増えてるんだけど。
うっ…。
(すみれ)どうして?それは…。
ハァ…。
俺は嫌だって言ったんだよ。
でもどうしてもって頼まれて…。
走るんだよ。
(一同)走る?ほら何とか健康駅伝ってやつ隣町でやるんだってよ。
それに出ることになっちまったんだよ。
(一同)えー!?1人足りないからってよ断り切れなかったんだよ…。
駅伝ってマラソンのリレーみたいなのだよね?あんなの気軽に走れるもんじゃないわよ。
分かってるよ。
だから酒もやめてここんとこ毎日練習してるんだろ。
そういうことだったの。
それならそう言えばいいじゃろ。
何で隠してたんじゃ。
だって見にでも来られたら恥ずかしいじゃねえか。
ビリだから?うっ…。
そうならないように練習してるんだけどな。
ハハハ…。
(友蔵)いつ練習してたんじゃ?まったく気が付かんかったわい。
見つからないようにやってたんだ。
どうりでおなかもすくはずね。
飲まなくたって夜もぐっすりだ。
へぇ〜やるときゃやるもんだね。
ちょっと見直しちゃったな。
(ヒロシ)当たり前だ。
ビリならビリの意地を見せてやらぁ。
走り終わったら…。
浴びるように飲んでやるからな!止めるなよ!飲めなかった日の分全部取り返すぞ!
(一同)あぁ…。
(たまえ)すごいね。
駅伝大会に出るなんて。
健康づくりを目的にした大会なんだってさ。
へぇ〜。
応援に行くんでしょ?それがお父さん来てほしくないんだって。
行かないの?うん。
嫌だって言うんだからやめとくよ。

(小杉)行かない!?
(まる子・たまえ)んっ?
(小杉)何でだよ!行かなきゃ駄目だろ!小杉…。
いいのか?行かないでいいのか!?
(小杉)お前後悔するぞ。
お前が行かなくても俺は行くからな。
えっ?何で小杉が?釜飯シューマイ弁当ますずし…。
あ〜たまんねえ!はっ?駅弁大会どこでやるんだ?教えろ!違うよ「駅弁」じゃないよ。
「駅伝」だよ。
はっ?駅伝?何だそれ食えるのか!?
(たまえ・まる子)うっ…。
そして当日
俺がアンカーですか!?何健康駅伝ですからそんな必死に走らなくて大丈夫ですよ。
そうですよね。
(男性)じゃあ皆さんケガしないように。
(男性たち)おー!おっおー…。
(男性)よ〜い!
(スターターピストルの音)頑張れ!
(男性)いけいけ!フゥフゥフゥ…。
《何だよ本気じゃねえかよ…》《んっ?》《おいおいあんなのと一緒に走るのかよ》《勘弁してくれよ…》《いつもなら今ごろはうちでごろごろしてるのに…》お父さん今ごろ走ってるかなぁ。
うん。
(スタッフ)最終走者の人は並んでください。
痛え!
(消防団員)失礼。
あっどうも。
(ヒロシ)《ハァ…。
こんなのに勝てるわけないだろ》いいぞ!
(消防団員)ハァハァハァ…。
《うちはどうせビリの方だろ》《順位は俺のせいじゃねえからな》・
(男性)さくらさ〜ん!
(ヒロシ)《嘘だろ!?もう来ちまった》《何だよ早いじゃねえかよ》はっはい!
(一同の声援)
(ヒロシ)《ひぃ〜!やっぱりかないっこないんだよ》
(一同)ハァハァハァ…。
《え〜…俺だって必死なのに脚がついてこねえ》《ハァ…何でこんないい天気の日にこんなつらい思いをしてるんだ俺は…》《バカだよ》《あぁもう苦しい。
気も遠くなってきた》《歩いちゃおうかな…》・お父さ〜ん!《へっ?》《空耳でまる子の声が聞こえやがる》・
(まる子・さきこ)お父さ〜ん!
(ヒロシ)《えっ?》頑張れ〜!お父さん頑張れ〜!お父さん頑張れ!
(さきこ)お父さ〜ん!頑張れ〜!お父さん頑張れ頑張れ!お父さん頑張れ〜!頑張れ〜!
(スタッフ)優勝はハツラツ消防団チームです!
(拍手・歓声)すみません追い付けなくって。
いやいやさくらさんいい走りでしたよ。
ホントホント。
そしてこのさわやか健康駅伝で皆さんのちょうど真ん中の順位健康的なタイムで走ったのは…。
走るお父さんチームです!えっ?うちだ!
(ヒロシ)やった!ヘヘヘどうもどうも。
くぅ〜!染み渡るぜ!お疲れさま。
(ヒロシ)おっ!初ガツオか。
ん〜!たまんねえな。
お父さん今日は頑張ったからおいしいでしょ。
ああ。
幸せそうだね。
プハー!ああ。
(さきこ・まる子)フフフ。
まったくな。
ビール初ガツオそして娘たち
父ヒロシのいい一日であった
かー!テストで悪い点取ったって平気平気。
世の中にはもっと大切なことがあるよ。
将来の夢のために才能を磨くとかね。
ありゃ?あの人にこんな才能があったとは。
ストライク!次回の『ちびまる子ちゃん』は…。

(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」2015/05/10(日) 18:00〜18:30
関西テレビ1
ちびまる子ちゃん[字][多][デ]

『とくちゃんの母の日』の巻 
『まる子、お父さんを心配する』の巻

詳細情報
番組内容
 ちょっとお父さん!なんで大好きなビール飲まないの?体の具合でも悪いの?ほらほらこの草餅食べて見て。とくちゃん達と作ったお手製だよ。ヨモギたっぷりで元気出るよ!

 今回のちびまる子ちゃんは『とくちゃんの母の日』『まる子、お父さんを心配する』の2本だよ。お楽しみにね。
出演者
まる子: TARAKO 
おじいちゃん: 島田敏 
お父さん: 屋良有作 
お母さん: 一龍斎貞友 
お姉ちゃん: 水谷優子
スタッフ
【原作】
さくらももこ 

【OP曲】
「おどるポンポコリン」 

【END曲】
「100万年の幸せ!!」 

【脚本】
松島恵利子 
池野みのり 

【絵コンテ】
堂山卓見 

【演出】
堂山卓見 

【作画監督】
山崎登志樹

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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