おはようございます。
５月１０日日曜日朝７時になりました。
ＮＨＫニュースおはよう日本です。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画についてです。
政府は、沖縄県との対立が続く中、地元の理解を得る足がかりにしようと、移設先の地域住民と地元の振興策などを話し合う懇談会を新たに設け、今月中にも初会合を開くことにしています。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、中谷防衛大臣はきのう初めて沖縄県の翁長知事と会談しました。
日米同盟の抑止力の維持と、普天間基地の危険性の除去を両立させるための唯一の解決策だと理解を求めた中谷大臣。
これに対し、翁長知事は。
会談は平行線に終わりました。
その後、中谷大臣はアメリカ軍普天間基地や、自衛隊の那覇基地などを相次いで視察。
普天間基地の移設計画の実現に取り組む考えを強調しました。
こうした中、政府は移設計画に対して、地元の理解を得る足がかりにしようと、移設先の地域住民との間で、道路や下水道などの生活基盤の整備や、地元の振興策などを話し合う懇談会を、新たに設けることにしています。
懇談会には、政府から防衛省の沖縄防衛局や、内閣府の沖縄総合事務局の幹部らが、地元からは、名護市辺野古と周辺の豊原、久志の合わせて３つの区の区長らが出席する予定で、今月中にも初会合が開かれる見通しです。
ウクライナ情勢を巡って、欧米からの制裁が続く中、国民の結束を図るねらいがあるものと見られます。
ロシアの首都モスクワでは、第２次世界大戦でのナチス・ドイツに対する戦勝７０年を記念する軍事パレードに続き、９日、５０万人以上の市民が市内を行進しました。
この行進は、戦争を戦った兵士をたたえようと、プーチン大統領も参加して行われ、ロシア内務省の発表で、５０万人以上が集まりました。
これに先立って、赤の広場では軍事パレードも行われ、これまでで最大規模となる１万６０００人の兵士らが参加し、新型戦車などの最新の兵器が紹介されました。
プーチン大統領は、隣国のウクライナ情勢を巡って対立を続けるアメリカを厳しく批判しました。
さらにナチズムや、日本の軍国主義と戦った国からのすべての招待客を歓迎すると述べて、これまであまり触れてこなかった日本の軍国主義について言及しました。
今回のパレードでは、欧米の首脳が軒並み欠席する中、中国の習近平国家主席が、プーチン大統領と一緒にひな壇に座って見学しました。
今、中国人民解放軍の儀じょう兵が行進しています。
中国軍がこのパレードに参加するのは初めてです。
両首脳は、前日の８日に首脳会談を行い、歴史のわい曲を許さないとする立場を確認したほか、経済分野の連携も強調し、緊密な関係をアピールしました。
一方、ウクライナでは、ポロシェンコ大統領が、ロシアはこの記念日を、近隣諸国への拡張政策や、帝国復活のために利用していると述べ、非難しました。
これとは対照的に、東部の親ロシア派が支配する地域では、戦勝記念の軍事パレードが行われ、ロシアがヨーロッパの戦争を終結させたとする歴史認識を巡っても亀裂が広がっています。
非常に強い台風６号は、あすからあさってにかけて、沖縄・奄美に近づく見込みです。
先島諸島ではきょう以降、次第に波やうねりが高くなるおそれがあります。
気象庁は、高波に注意するとともに、早めの対策を呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、非常に強い台風６号は、きょう午前６時にはフィリピンの東の海上を１時間に２０キロの速さで北西へ進んでいます。
中心の気圧は９３０ヘクトパスカル、最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートルで、中心から半径１３０キロ以内では、風速２５メートル以上の暴風が吹いています。
台風はこのあと北東へ進み、あすからあさってにかけて、沖縄・奄美に近づく見通しです。
台風の接近に伴って、沖縄の先島諸島では、きょう以降、次第に波やうねりが高くなり、あす夜には大しけになるおそれがあります。
気象庁は、高波に注意するとともに、早めの対策を呼びかけています。
また台風や低気圧の影響で、沖縄・奄美ではきょうから、九州ではあす夜から雨になり、あさっては西日本や東日本の太平洋側を中心に、荒れた天気になる見通しです。
では気象情報、南さんとお伝えします。
南さん、台風６号が北上してきてますね。
そうですね。
現在、南の海上に台風が２つあるんですね。
昨夜、台風７号が発生しました。
台風７号、まだ発生したばっかりですので、中心の気圧は１００２ヘクトパスカル、中心付近の最大風速１８メートルです。
このあとゆっくりと発達しながら西の方向へ進む見込みです。
この先心配なのがこの台風６号なんですけども、フィリピンの東にあって、現在、中心の気圧９３０まで下がりました。
中心付近の最大風速が５０メートル、非常に強い台風です。
結構しっかりした台風ということなんですね。
この強い勢力維持したまま近づいてくるんでしょうか？
そうですね。
このあとの台風の進路なんですけれども、このあと台風は、あすにかけては北の方向に進んで、まだそしてあさって以降ですね、北東の方向へ進む見込みです。
あさってまでは暴風域伴いますので、この辺りまでは勢力を維持したままやって来る見込みです。
１２日の火曜日は、南西諸島付近を中心に天気、大荒れになりますし、それから１３日の水曜日は、西日本や東日本の太平洋沿岸にかなり接近しますので、天気は荒れる所が多くなってきそうです。
北寄りの進路を通ると、かなり本州に近い所までやって来るということになりそうです。
この先、この勢力を維持するかどうかということなんですけれども、海水温にかかってるんですね。
海水温の状態を見てみますと、これが海水温２７度の線なんですね。
２７度？
２７度以上あると、勢力を維持する、または発達をするというような海水温なんですが、その海水温は、ちょうど先島諸島の南ぐらいまで来ていますんで。
この辺まで。
先島諸島に接近するまでは、維持したような状態でやって来そうです。
沖縄付近にやって来る、本島付近にやって来ると２４度、西日本や東日本の太平洋沿岸では２１度ぐらいですから、かなり北上してくると、衰えるということにはなりそうなんですが。
でも雨は降るんですよね。
そうなんですね、そう。
あまり安心はできないということなんですね。
過去、５月にやって来た台風を、過去１０年分なんですが、ちょうど１２個ありまして、その発生の位置と、これ、黄色いのが進路なんですね。
この時期にもこんなに来てるんですね。
そうですね。
結構北の方向に上がってくる台風っていうのが多いんですよ。
その中でも今回の台風と似ている進路を取ってるのが、この２つ。
このフィリピンの東のほうから南西諸島、西日本に近づいてきてる台風があって、これ、平成２３年の５月のやって来た台風で、１号台風と２号台風です。
まず１号台風を見てみると、１号台風、こんな感じで、今回とよく似たコースを通ってて、鹿児島の南でこれは熱帯低気圧に変わりました。
熱帯低気圧に変わったというのも、この辺りの海水温が低いから衰えて、熱帯低気圧に変わったということなんですが、衰えたからといって安心はできないと。
このときの、ちょっとＶＴＲがありますので、ご覧ください。
このとき、雨がかなり降りまして、これは島根県の出雲市の川、あふれて、道路や線路が冠水してますね。
水につかってますね。
そのほかですね、鳥取自動車道路では、のり面がおよそ高さ４０メートル、幅およそ５０メートルにわたって崩れるなど、日本海側を中心に各地で被害が出たんです。
危険ですね。
で、衰えたからといって、安心はできないっていうのは、これはやはり、前線がやはり停滞を、このように停滞をします。
特に日本海側のほうに停滞をしまして、この前線に向かって湿った空気、たくさん流れ込んできましたので、雨がたくさん降りました。
このときの雨の量なんですが、都道府県庁所在地で見てみると、山口県山口市で３０３ミリ、それから松江、鳥取でも２００ミリを超えたと、かなり大雨になったんですね。
衰えたからといって、安心できないと。
台風２号の場合はどうかというと、この年の台風２号も同じようなコースを通って、四国の南で衰えて、温帯低気圧に変わったんですが、このときの雨の量も、太平洋側を中心に２３０ミリから、そして２００ミリとなって、このときも太平洋側にこのときは前線が停滞したため、大雨になったということなんですね。
今回はじゃあどうなりそうなんでしょうか。
今回の台風も北上してくると、前線がやはり停滞をして、この前線を台風が刺激して、大雨の所が出てくるような見通しでございます。
で、まあ、前線が停滞すると、そろそろ梅雨入りかということですが、時期的には早いですし、このあとまた前線も消滅しますので、まだ梅雨入りは早いんですが、走り梅雨というような傾向もありますので、その前線の影響で、まずは大雨に警戒をしていただきたいと思います。
対策も必要になってきますよね。
そうですね。
まあ今シーズン初めての、なんていうのかな、大雨のシーズンになってきたということで、台風の備えとすると、やはり避難場所の確認、必要ですし、そうですね、非常用品の準備もそろそろしておいたほうがいいということと、それから側溝などの掃除をね、していただきたいと思います。
常緑樹がちょうど葉っぱを落とす時期ですので。
この時期に。
そうなんですね。
秋だけじゃなくて。
その葉っぱが側溝などに詰まっているケースもあって、詰まっている所からあふれるということもありますので、側溝などの掃除を、きょうあす、晴れる所が多くなりますので、今のうちにしておいていただきたいと思います。
早め早めの備えが大事ですね。
では現在の外の様子ご覧ください。
今の石垣島の様子です。
石垣島もそろそろですね、うねりを伴った波が高くなり始めています。
あすになりますと、雨が降り始め、あすは波の高さが６メートルぐらいになる見込みです。
神奈川県の箱根山では、きょうも火山性地震が観測され、活発な火山活動が続いています。
気象庁は、大涌谷周辺に影響を及ぼす、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き警戒を呼びかけています。
一方、噴火警戒レベルが引き上げられて、初めての週末となった箱根町では、観光客に不安を与えないよう、情報の発信に努めています。
現在の大涌谷周辺の様子です。
気象庁によりますと、箱根山では、大涌谷の斜面から噴き出す蒸気が多い状態が続いていると見られ、活発な火山活動が続いています。
体に揺れを感じる地震は、今月６日以降、観測されていませんが、神奈川県温泉地学研究所の観測では、山の周辺の地下の浅い所を震源とする、規模の小さな火山性地震が、きょうも発生しています。
また周辺に設置されている傾斜計などでは、大涌谷付近を中心に山が膨らむ傾向を示す地殻変動が観測されています。
気象庁は、大涌谷周辺に影響を及ぼす、小規模な水蒸気噴火が発生するおそれがあるとして、箱根山に引き続き噴火警戒レベル２の火口周辺警報を出し、噴火に伴う噴石などに警戒するとともに、自治体などの指示に従って、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。
箱根町では、警戒レベルが引き上げられてから初めての週末を迎えました。
江戸時代の関所を復元した観光施設、箱根関所です。
きのうも大勢の観光客が訪れていました。
この施設は、立ち入りが規制されている大涌谷周辺からおよそ６キロ離れています。
施設では、通常どおり営業していると、インターネットで伝えてきました。
噴火警戒レベルが引き上げられたあと、入館者が一時減ったものの、やや持ち直しているということです。
箱根町は、大涌谷以外の観光地では安全が確保されているとして、防災行政無線で訪れた人たちに情報を伝えています。
町では当面、１日に２回、公共交通機関の運行状況や、道路の通行規制の情報を流すことにしています。
エボラ出血熱の感染拡大で、４７００人を超える死者が出たリベリアで、９日、流行の終息が宣言されました。
住民からは、喜びと安どの声が聞かれる一方、感染の長期化で深刻な影響を受けた医療体制の立て直しなどが急務となっています。
終息宣言が出された、リベリアに来ています。
このように町のあちこちに、感染国でなくなったとアピールする垂れ幕が見られます。
西アフリカのリベリアでは９日、ＷＨＯの責任者が、ことし３月下旬以降、リベリアで新たな患者が報告されていないとして、エボラ出血熱の流行の終息を宣言しました。
これを受けて、サーリーフ大統領が、首都モンロビアにある治療センターだった施設を訪問し、これからも感染者をゼロにし続けなければならないと述べて、終息をアピールしました。
去年３月ごろに西アフリカで始まったエボラ出血熱の流行は、リベリア、ギニア、シエラレオネの３か国を中心に過去最悪の規模で広がり、これまでにおよそ１万１０００人が死亡し、リベリアでは最も多い４７００人を超える犠牲者が出ました。
エボラ出血熱の流行が終息したことに、市民からは。
一方、アメリカ・ホワイトハウスのアーネスト報道官は、９日、声明を出し、地域全体でエボラ出血熱の感染が完全になくなるまで、気を緩めてはならないとして、引き続き支援していくことが必要だと強調しています。
けさは癒やされますよ。
青く涼しげな瞳。
ピンクのかわいい肉球。
純白に焦げ茶のしま模様。
ことし１月、埼玉県の動物園で生まれた、４頭のホワイトタイガーです。
かわいい。
かわいい！
猛獣の虎であることを忘れるほどの愛らしさです。
しかし、赤ちゃんを無事誕生させ、育てることは至難の業です。
国内のホワイトタイガーは現在僅か３５頭。
世界中から若いペアを探さなければなりません。
ようやく生まれてきた赤ちゃんには、ある異変が。
遺伝子が原因の足の病気です。
治療や対策に追われる飼育員たち。
絶滅が危惧されているホワイトタイガー。
その出産と育児を取材しました。
ホワイトタイガーの赤ちゃん、かわいいですね。
いつまでもね、見ていたいですね。
そうですね。
そもそもこのホワイトタイガーは、インド原産のベンガルトラのうち、毛の色が白い種類のことを言うんですが、野生のものはすでにいないと見られています。
現在、世界中の動物園で飼育されているのが２５０頭しかいないので、種の保存に向けた懸命な取り組みが続けられています。
きょうは動物園が撮影してきた貴重な映像で、ホワイトタイガーの誕生と成長を見つめます。
埼玉県の東武動物公園です。
先月、生後３か月のホワイトタイガーの赤ちゃんが公開されました。
雄ばかり４頭、名前はまだありません。
今は遊び盛り。
母親のカーラにしきりにじゃれつきます。
動いたあとはすぐお昼寝。
１日の半分以上を寝て過ごします。
４兄弟が生まれたときの映像です。
母親のカーラがわが子を慈しむ姿が捉えられていました。
画面右下がカーラです。
このときすでに１頭を産み、口にくわえていました。
すると、地面に下ろし、なめ始めました。
全身に付いた血をきれいにしているのです。
程なく２頭目の赤ちゃんが顔を出しました。
今度はその顔をなめて、生まれ出てくるのを促します。
こうして一頭一頭を大事に産んだカーラ。
２時間ほどの間に、４頭が無事生まれました。
しかし、出産に至るまで長い道のりがありました。
１２年前、ほかの動物園から雄と雌のホワイトタイガーを迎えました。
しかし、高齢のため赤ちゃんができませんでした。
そこで７年前から、本格的な繁殖に乗り出しました。
ほかの動物園から、若い雄と雌を確保することにしたのです。
雄はカナダから購入し、雌は群馬県から借り受けることになりました。
これが両親のロッキーとカーラです。
そして、赤ちゃん誕生のプロジェクトを担うことになったのが、飼育員の板倉博己さん。
一つ、心配事がありました。
雄と雌の相性が合わずにけんかになってしまうことです。
最悪の場合、相手を殺してしまうケースさえあるといいます。
そこで、仕切り板が付いた飼育室で、かけ合わせることにしました。
万一のときに、２頭を引き離すことができます。
しかし、交尾には至るものの、半年たっても妊娠しません。
なぜ赤ちゃんができないのか。
ほかの動物園の飼育員に意見を聞いて回りました。
しかし。
事態を打開するヒントになったのは、ベテランの飼育員から聞いたツシマヤマネコの生態でした。
虎と同じネコ科のツシマヤマネコは、雌の縄張りでしか交尾をしないというのです。
カーラの縄張りは屋外です。
ここでけんかが始まれば、２頭を取り押さえることは困難です。
しかし、板倉さんは虎の野生の本能に賭けてみることにしました。
こうしてカーラの縄張りにロッキーを迎え入れると、２頭の態度が一変しました。
こうしてめでたく妊娠が確認されたのです。
生後３日の赤ちゃん。
まだ目が開かない中、お乳を探して精いっぱい動きます。
鳴き声も元気です。
ところが生後１２日目の健康診断。
４頭すべてにある異常が見つかりました。
ひざが変形してしまう病気です。
同じ病気があるホワイトタイガーのレントゲン写真です。
ひざの骨が内側にずれています。
幼いうちに治さないと、歩行が困難になるといいます。
生後１か月で歩きだした４頭。
病気のため、ぎこちない足取りです。
原因は親どうしの遺伝子の相性と見られています。
個体数が少ない動物では血が濃くなって、遺伝的な病気の可能性が高くなるのです。
飼育員たちは毎日、足の曲げ伸ばしなど、４頭のマッサージを続けました。
その結果、症状が軽かった次男と四男は病気が完治しました。
長男と三男は手術を検討しています。
生後５０日。
生まれたとき、１キロほどだった体重は順調に増えていました。
５．４キロですね。
４００グラム成長しています。
そして生後３か月。
まもなく離乳期が終わります。
お肉の食べ方も上手になってきました。
力も強くなり、大人でも押さえるのが大変になりました。
飼育員たちに見守られ、すくすくと育つ４兄弟。
あと２年ほどで、大人の虎と同じ大きさになります。
動物園に行って見ている側としては、本当にかわいらしいですけれども、育てるには…。
そして、この４頭、成長するにつれて、性格の違いも出てきたということで、長男は怒りん坊だったり、次男は甘えん坊だったり、そして気が強い四男がいたりと、性格の違いを想像しながら、実際、動物園で見るのも楽しいかもしれませんよね。
兄弟でもそんなに違うんですね。
そうですね。
そして名前がまだないということなんですが、動物園では来場者にポストに投かんする形で、募集をしているということで、来月上旬には決まるそうです。
以上、けさの特集でした。
さあ、続いてスポーツ。
向井アナウンサーとお伝えします。
おはようございます。
まずはテニスの錦織圭選手ですね。
そうですね。
スペインのマドリードで開かれている大会の準決勝。
錦織選手は、世界３位のアンディ・マレー選手に敗れ、決勝進出はなりませんでした。
２年連続の決勝を目指した錦織。
マレーには過去１勝３敗と、負け越しています。
第１セット、錦織は持ち味の前に出るテニスで攻めます。
いい感じじゃないですか。
これ、得意の形ですよね？
そうですね。
しかし、マレーの巧みなサーブを崩せません。
さらに、勝負どころでミスが出て、第１セットを落とします。
後のない第２セット。
錦織はラリー戦でチャンスを見いだします。
ドロップ、落とした。
相手のサービスゲームを先にブレークします。
直後のゲーム、甘くなるセカンドサーブを狙われました。
錦織もブレークされ、主導権をつかみ損ねます。
錦織、このまま波に乗ることができませんでした。
ストレートで敗れ、準決勝敗退です。
残念ですね。
でも、なかなかペースをつかめないというか、自分のテニスをさせてもらえなかったんですかね。
そうですね。
頑張ったんですけどね。
ただ、このね、ベスト４まで来ることももう珍しくなくなってきましたね。
そうですね。
さあ、次です。
次は海外サッカー、本田圭佑選手ですね。
現在、リーグ戦３連敗中と苦しんでいる本田圭佑選手のミラン。
本田選手が２得点に絡む活躍でチームを救いました。
ホンダはリーグ２位のローマを相手に、序盤から積極的な攻撃が光りました。
まずは前半１３分。
得意の左でボレーシュート。
これは相手の好セーブに阻まれました。
タイミングは合ってましたよね、でも。
惜しかったですね。
そして前半４０分。
本田は利き足とは逆の右足で折り返しのパス。
決まった！
先制ゴールをアシストします。
すごい。
さらに本田は後半１４分。
１人かわして、ここも右足でのクロス。
おー、決まった。
またアシスト。
またやりました。
フル出場の本田は、チームの全得点に絡む活躍で、６試合ぶりの白星に貢献しました。
一方、ドイツドルトムントの香川は、５試合連続で先発出場。
１点を先制し、後半２分、香川のこのパスからチャンスが生まれます。
香川が起点となってパスがつながり、追加点を奪います。
さらに後半１７分、香川が持ち込んで直接狙います。
積極的にいきましたね。
そして３８分には、ゴール前で香川。
いけ！もう一回。
惜しかった。
ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、今シーズンの５ゴール目はなりませんでした。
香川は後半３９分に途中交代になりましたが、積極的な攻撃で存在感を示しました。
どちらも活躍しましたね。
調子を上げてきています。
次はゴールを見たいですよね。
そうですね。
見たいですね。
勝ちたいです。
続いては、ボクシングですね。
そうですね。
かつて２階級を制した元世界チャンピオンの長谷川穂積選手が、１年ぶりの試合に臨みました。
３４歳の長谷川は、去年、３階級制覇に失敗して以来の復帰戦。
相手は２９戦無敗の選手です。
序盤から素早いコンビネーションで前に出ます。
後半も左からの攻撃で、試合を優位に進めました。
長谷川は判定の末、復帰戦を勝利で飾りました。
見事な勝利で、さらなる活躍に期待のかかる長谷川選手ですが、試合後、今後については、ゆっくり休んで、家族と相談したいと話し、進退についての明言は避けました。
以上、スポーツでした。
けさお伝えしているニュースです。
政府は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、沖縄県との対立が続く中、地元の理解を得る足がかりにしようと、移設先の地域住民と地元の振興策などを話し合う懇談会を新たに設け、今月中にも初会合を開くことにしています。
非常に強い台風６号は、あすからあさってにかけて、沖縄・奄美に近づく見込みです。
先島諸島ではきょう以降、次第に波やうねりが高くなるおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
続いて気象情報です。
南さん、お願いします。
きょうの日中は晴れる所が多い見込みです。
では午前３時の天気図です。
東北地方の東に低気圧があって、北日本はまだ午前中は雲が多く、雨の降る所がありますが、午後になると、低気圧は東の方向に移っていく見込みです。
そして夜になると、大陸から高気圧が移動して、高気圧に覆われて、きょうの日中は晴れる所が多くなる見込みです。
きょうの天気の移り変わりです。
きょうの午前中は、新潟から北海道にかけては雲が多く、ところどころで雨が降る見込みです。
午後になると、雲も少なくなって青空の広がる所が多くなるでしょう。
夕方から夜にかけて、きょうの日中を中心に、晴れる所が多い見込みです。
ただあすからは、台風の影響が出始める見込みです。
台風６号、現在はフィリピンの東の海上に中心があります。
中心の気圧は９３０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートルで、非常に強い台風です。
このあと台風は、あすまでは北上して、あさってからは北東の方向に進んでいく見込みです。
１２日火曜日の午前３時には、南西諸島にかなり接近して、１３日水曜日には、西日本の太平洋沿岸に接近するおそれがあります。
この影響で、あすから南西諸島は波が高くなり、そして火曜日から水曜日にかけて、雨の降る所が多く、また前線の影響もあって、激しく降るような所も出てくる見込みです。
雨の降り方に今後、注意をしてください。
ではきょうの各地の予報です。
きょうの日中は、北日本も天気は回復に向かって、晴れる所が多くなるでしょう。
2015/05/10(日) 07:00〜07:45
ＮＨＫ総合１・神戸
ＮＨＫニュース おはよう日本[字]
特集は「ホワイトタイガー・待望の赤ちゃん誕生」。国内では珍しく４頭のオスが同時に生まれた埼玉県の動物園。飼育員の撮影した貴重な映像でつづる３ヶ月の成長記録です。
詳細情報
番組内容
特集は「ホワイトタイガー・待望の赤ちゃん誕生」。今年初め埼玉県の東武動物公園で生まれた４頭のホワイトタイガーの赤ちゃんが人気を集めています。今回、その出産の瞬間から成長の様子まで、飼育員たちが映像に記録していました。世界で２５０頭しかいない絶滅危惧種のホワイトタイガーの妊娠・出産・育児は、飼育員たちにとって困難の連続。貴重な映像とともに、かわいい赤ちゃんたちの成長を見つめます。
出演者
【キャスター】近田雄一，上條倫子，【スポーツキャスター】向井一弘，【気象キャスター】南利幸
ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
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