桂文珍の演芸図鑑「大木こだまひびき、三遊亭笑遊、三浦雄一郎」 2015.05.10


おはようございます。
桂文珍でございます。
このごろ同級生なんかがよくそばを打つから来てくれなんて誘ってくれましてね行くんですよ。
定年になってますからねそば打ちを趣味でやってるんでしょうな。
行ったところが「今日は中止」とか言われて「どうしたの?」とか言ったら延べ棒が…延ばす棒がありましょう。
あれを「めおとげんかしたから隠したんだよ」とか言って「お前が隠したのか?」。
「いや女房が隠したんだよ」。
「どういう事?」。
「いや女房が俺を何するかも分からないので隠した」とこういう事でございます。
お強いんですねきっと奥様の方が。
参考になりました。
そいつの口癖はいつも一緒です。
同級生なのに「おいいくつになった?」これです。
困ったもんです。
さて今日の出演者です。
大木こだまひびきさん。
そして三遊亭笑遊さん。
こちら面白いですよ。
何なんでしょうね?そういう芸です。

(拍手)
(2人)どうもありがとうございます。
こだまさんでございます。
ひびきといいますが。
せやけどコーラは安いな。
何を言うてんの?いきなり。
いきなり何やねん?あんたいきなり。
安いわ〜。
こんな大きなペットボトルに入って158円。
コーラは安いわ。
その点あの目薬は高いな。
こらこらこらこらこら…!何と合わしたん?あんな小さいのに800円やで。
合わすのおかしいで。
コーラが目薬やってみお前。
4年ぐらいもつ。
できへんわ。
こんなごついの。
訳の分からん話ばっかりしてほんまに。
あんた勝手に言うて。
訳分からんといえばこの間私ね一人になってよう考えてましたんや。
私結婚してね26年もたってましたんや。
そこでよう考えましたんや。
結婚した当時の新婚当時の嫁はんと…。
奥さん。
今の嫁はんは別人やがな。
は?違う人ですわ。
何言うてんの?あいつら脱皮しよんな。
ヘビかアホ。
新婚当初の嫁さんってね何時に帰っても起きて待っててくれましたんや。
何も言わんと向こうから「あなたおなかすいてるやろ?何か作ってあげようか」って優しい言葉があったんや。
今あかん。
え〜?いつ帰っても寝とるわ。
この前もね酔っ払って帰ったんですよ。
「悪いけどおなかすいてんねん。
インスタントラーメンでええから作ってえな。
悪いな」言うたら「かなわんなもうこんな時間に起こされてもう。
外で食べてくりゃええのに。
邪魔くさい事言うな〜」と口では言うてへんねんけど目が言うとんや。
あの目はなんとかせなあかん。
アハハ目で物言いよんのかいな。
目は物言わへんやろ〜。
いやいやちゃうがな。
目が物言うたら目医者やかましいてしゃあない。
「やかましい医者でんな」。
「ええ目が物言うてまんねん」。
ほんな事あるかい。
「目は口ほどに物を言う」。
でも優しい時もあんだけどね。
「今日スーパー行ってくるよ。
何か欲しい物あったら言うて」。
「ほなマグロのお刺身が出たら買うといてな」言うたらねちゃんと置いてあんの。
でもあの出し方が気に入らんわ。
スーパーで買うてきたマグロのラップギュ〜ッと破ってね発泡スチロールに入ったまま出しはる。
「お前これはあかんやろ。
お皿に入れ替えてえな」言うたら「邪魔くさい事言うな〜」言うてマグロの刺身皿の上へ逆さまに入れやがんの。
マグロ食べよう思ったら先に大根食べんとあかんやろ。
そら困ったもんやがな。
そら手抜いとんやね。
手は抜けへんやろ〜。
わしの嫁はんキューピーさんやない。
「手抜いてもうた抜いてもうた」できへんがな。
分かるでしょ?皆さんはね。
この嫁はんがね知り合いのお世話になってる社長がいてまんねや。
その社長のとこへ誕生日やから「あんた代わりにプレゼント持ってって」言われてねしゃあない嫁はんの代わりにその社長のとこ行きましたよ。
「すいませんうちの嫁に預かってきましてこれプレゼントです」って渡したら「こんなわざわざ持ってきてくれんでもええのに」ってえらい感謝してくれはってねその社長さんが大の宝くじファンなんですよ。
宝くじ。
ほれで「この間買うた宝くじがちょうど100枚あるから君この100枚あげるわ」言うから「そんなんもらえんもらえん。
何しに来たや分かりません」。
か…簡単に言いなや。
「100枚あげるさかいねこれ当たったら君のもんや」。
「私こない1人でもらえませんわ」言うたら「ほなら相方のひびきに半分50枚あげて」言うから「あいつにやる必要は…」。
こらこらこらこら…!私も!「それやったら私が」言うて「コンビやから50枚ずつ分けといて当たったらそっちで分けといて」と言われてね50枚もらいまして50枚ずつね。
私が100枚預かってましてん。
そしたらねちゃんと私の方に100万円当たりましたんや。
私のもうたやつ。
いやいやそんなん勝手に…。
ひびきのやつは全部外れでした。
ちょっと待て!誰が決めたんや?あのね番号見てから分けましたからね。
当たった方私の方にしましたんや。
嫌らしいな。
ほんでもしゃあない。
一応言いにいかなあかん思うて「すんませんあの100万円当たってましたんや。
こんなんもらう訳にいかんので」って言うたら「当たったら君のもんやがな。
コンビで50万ずつ分けはったらどうや。
衣装の一つも買うて」言わはって。
50万ずつもらえる事になりましてんこれが。
ほんまかいなそれ?夢みたいな話やな。
夢やがな。
(笑い)夢でないとそんなええ社長おらへんわ。
当たり前や。
そんな景気のええ社長おったら紹介してほしいわわしが。
本当や思うでしょうが。
老化現象の話あんねんけど聞く?なんちゅう入り方や!かなわんな老化いうのもねうっとうしいもんでんな。
我々もね若い時比べたら全然違うわ。
多少はね。
若い時はくしゃみでも勢いがあったわ。
「え〜ハックション!」言うて。
今この「ハ〜ック」が言われへん。
「ハ〜ック」言うてるつもりやのに「ヘヘ…ヘ〜」。
ちょっと大げさやねん。
「へ〜」でっせ。
「でっせ」って何なの。
「ハ〜」から「ヘ〜」でっせ。
やめそれ。
これ完全な老化でしょ。
年いきましたわな。
物忘れが激しいのあるわ。
あ〜あるな。
家でね缶ビール飲んどったんですよ。
うん。
無くなったから冷蔵庫行って取ってこうって。
たった5〜6歩ですよ。
5〜6歩歩いて冷蔵庫のドアをガチャンと開けたら「俺何取りに来た?」。
あそう。
忘れまんねんで。
5〜6歩で忘れんのが情けない事になってまんねん。
私もこの間そやそやそや。
トイレ入ってズボンを下ろして「ハッ俺何しに来たんかな?」って忘れる事あるやろ。
そんなやつおらへんやろ〜。
ありませんか?皆さん。
トイレまで入って忘れへんわい。
ボ〜ッ。
トイレ入って忘れたん?ボ〜ッ。
へえ〜。
トイレ入って忘れたん?へえ〜。
おもろいやないかい。
腕上げたな〜。
はあ〜えらい新幹線の中で黙っとんな思たらこれを考えとったんか。
そんなおもろい事言われたらあんた往生しまっせ。
いやいややめさせてもらうわ。
(拍手)
(拍手)どうもいっぱいのお運びでありがとうございます。
日本で一番寒かった日が記録されてるのが明治35年。
北海道の旭川。
マイナス41度という記録があります。
2番目の記録が2015年平成27年本日でございます。
102スタジオのお客さんの私を見る目が…。
(笑い)これが寒いの何の…。
特にこの辺が凍りついて…。
ひとつよろしくお願いします。
(拍手)え〜よく「十人寄れば気は十色」なんて事をいいます。
この気性が違いますけどもお互いに気の合った同士が一つうちに集まってワイワイガヤガヤとなるとこれが落語が始まる訳でございます。
「さあさあさあさあさあ。
みんな遠慮しないで入っておくれ。
そんなとこにいないでこっちへお入りよ。
こっちへお入りってのに。
何してんの?遠慮しないでこっちへお入り」。
「何?みんな集めて。
何か用?」。
「実はね今日は俺のね誕生日なんだよ」。
「何だよその誕生日ってのは」。
「おいおいおいよせよ。
この野郎誕生日知らねえんだよ。
しょうがねえな。
よく聞けよ。
ボ〜ッとしてないで。
生まれたんだよ」。
「誰が?」。
「俺だよ」。
「お前生まれたの?ふ〜ん。
いつ?」。
「今日だよ」。
「今日お前生まれたの?「随分ひねてるね」。
「そうじゃねえってんだよ。
25年前の今日俺が生まれたんだよ」。
「うそ〜!うそだよ。
えっ?みんなこいつ生まれる訳ねえやな」。
「そうだとも。
お前裏のどぶから湧いたんだよ」。
「俺ボウフラじゃねえんだから。
生まれたからこうやって生きてるんじゃねえか。
じゃあ何かい?今日はめでてえってんで何か酒でも出ようっての?」。
「そうなんだよ。
めでたいからね酒2本用意してあるんだよ。
それでね酒のつまみも用意してある」。
「偉いねえ。
酒のつまみは何?」。
「見てごらんこれだよ」。
「おっ何?あこれ?はあ〜いい香りがするね。
これ何?」。
「木の芽田楽だよ」。
「へえ〜木の芽田楽。
何ですか?木の芽田楽って」。
「木の芽田楽ってのはな豆腐を厚めに切ってこれにみそをつけて焼くんだよ。
そのあと木の芽をパラパラッとかけるってえとねこれが何とも言えない香ばしいいい香りでいい酒のつまみになるんだよ」。
「へえ〜。
これはいいね。
じゃあこれ頂きますよ」。
「駄目だ!ただやらないよ。
ただやりませんよ。
これだけがん首そろってんだから。
何かやろうよ」。
「何をやるの?」。
「うん?どうだい?ん廻しでもやらないかい?ん廻し」。
「何だい?その『ん廻し』ってのは」。
「人間ってえのはね運が肝心だ。
運のいい人はトントンと出世ができる。
運の悪い人はいつまでたっても出世ができない。
ここに座ってる噺家みてえだ」。
(笑い)「この運をみんなでもって回して縁起よく運をプワ〜ッと盛り上げようと思ってみんなでもって」。
「いいね。
何その『ん廻し』っての?」。
「言葉の中にね『ん』を入れるんだよ。
『ん』を1つ入れるごとにこの木の芽田楽を1本やろうじゃないか」。
「あそう。
ああそう。
『ん』が入ればいいんだね?ホウレンソウ」。
「いいねホウレンソウ。
『ん』が入ってるね。
じゃあ1本持ってきな次は?」。
「南京豆」。
「おお南京豆ね。
南京豆。
2つ入ってるんでこいつはいいね。
じゃあ2本持っていきな。
次は?」。
「ニンジン大根」。
「ニンジン大根ね。
ちょっと待っとくれよ紛らわしくなった。
ニンジン大根。
3つ入ってるな。
じゃあ3本持ってきな。
その向こうは?」。
「ミカンキンカンピーマン」。
(笑い)「ミカンキンカンピーマン。
ややこしくなってきたね。
ちょっと数えなくちゃね。
ボ〜ッと聞いてちゃいけないよ。
みんなも数えるんだよ。
ミカンキンカンピーマン…。
おおこれ4つ入ってるね。
持ってきな。
次は?」。
「あたいもやらして」。
「何?」。
「あたいもやらして」。
「与太郎か。
あ〜お前はねやらなくていいんだよ。
お前はね何かしゃべらない方がいい。
そこにずっと座ってりゃいいんだよ。
座って飲んでるだけでねああ人生まんざらでもないな。
人生楽しいな。
そういう事を思い起こさせる。
そういう人格者なんだ。
何か言わない方がいい」。
「そんな事言わないでやらして!」。
「やりたい?じゃあやってごらん」。
「いくよ。
ナスビキュウリトマト」。
(笑い)「ほ〜ら訳の分かんない事言いだした。
何だい?それ」。
「何ってほらホウレンソウ南京豆ミカンキンカンピーマンナスビキュウリトマト」。
「お前ね八百屋にある品物並べようってんじゃねえんだよ。
言葉の中に『ん』を入れなきゃいけないの」。
「あ〜『ん』を入れんのね。
じゃあできる」。
「じゃあやってごらん」。
「うんいくよ。
「ナスビンキュウリントマトン」。
「お〜い誰か受付代わってくれよ。
駄目だこいつは。
誰かお口直しに何かできねえか?」。
「じゃあ俺ひとつやってやろうじゃねえか。
きれいなの」。
「やってごらん」。
「ボールペン万年筆」。
「きれいだねボールペン万年筆か。
う〜ん。
あこりゃ3本だね」。
「4本だよ」。
「どうして?」「中にインクが入っている」。
(観客)ああ〜。
「うまいね。
落とし話だね。
座布団3枚あげようか」。
「結構です」。
「次は?」。
「いくよ。
「本山坊さん看板ガン」。
「何?」。
「本山坊さん看板ガン」。
「お前日本語でやってくれ日本語」。
「俺日本語ですよ」。
「説明しろ説明!」。
「説明しますよ。
本山の坊さんが表を歩いてる。
風が強かったんだね。
ピャッピャッピャッピャ吹いてね看板がすっ飛んできたんだね。
で坊さんの頭に当たったんだね。
本山坊さん看板ガ〜ン」。
(笑い)「痛そうだねそれは。
何?え?7本?あ〜7本だ。
次は?」。
「次は?次は?」。
「あたいもやらして!」。
「与太郎お前はいいよやらなくたって」。
「そんな事言わないでやらして!」。
「大丈夫だろうね?『ん』が入んなきゃ駄目なんだよ」。
「分かってる」。
「じゃあやってごらん」。
「いくよ。
お題は踏切」。
「また訳の分かんない事言いだしたよ。
何だよ?その『お題は踏切』。
中に『ん』が入ってねえじゃねえか」。
「入るの」。
「入るの?やってごらん」。
「お題は踏切。
カ〜ンカ〜ンカ〜ンカ〜ンカ〜ンカ〜ンカ〜ンカ〜ン。
ガタゴトゴンガタゴトゴンガタゴトゴン。
チ〜ンチ〜ンチ〜ンチ〜ンチ〜ンチ〜ンチ〜ンチ〜ン。
ガタゴトゴンガタゴトゴン。
23本」。
(笑い)「そんなの駄目だよそんなの駄目そんなの駄目」。
「駄目?じゃあもう一つやらして」。
「大丈夫かい?」。
「大丈夫」。
「じゃあやってごらん」。
「いくよ。
聞きたい?」。
(笑い)「やってごらんよ」。
「お題はセミ」。
(笑い)「『お題はセミ』?嫌な予感がするな。
やってごらん」。
「いくよ」。
(笑い)「ミ〜ンミ〜ンミ〜ンミ〜ン。
ミンミンミンミンミミミミ〜ン。
ミ〜ンミ〜ンミ〜ンミ〜ン。
ミンミンミンミンミミミミ〜ン」。
「よせよ。
みんな静かになっちゃったじゃねえか。
みんな凍りついてるよ。
お前それでもプロか?お前でそれでもプロか?」。
「ううんセミプロです」。
(拍手)もう極め人なんでらっしゃってなおかつそれを楽しんでらっしゃるというところが僕は感じるんですけれど。
デッドラインっていうのをお感じになる事はございましょう?しょっちゅうありますね。
エベレストで転んで落ちてる時は死ぬよりも3,000年3万年3億年たったら俺どこで何してんだろうと。
生まれ変わりは何だろうという…。
そっちの好奇心の方が強いんですよ。
エベレストの上から滑って転げ落ちながら…。
何キロぐらい落ちはったんですか?落ちてる距離は800メーターぐらい。
800メートルったってすごいじゃないですか。
雪崩みたいなもんでしょ?ええ。
そこへ巻き込まれながらほいでいろんな事を考えてほいで生まれ変わった時俺は何になってるんだろうって。
そっちの好奇心の方が。
これでもし助かったらこんな絢爛豪華なぜいたくな経験ないと。
ハハハハハ…。
はあ〜。
ぜいたくだぜいたくだと心の中でつぶやきながら気を失って気が付いたらとんでもない雪崩の最後はモレーンって雪がたまったこの上にゴミのようにポンと浮かんでたんですよ。
だからきっと神様仏様あんたもう一回人間やんなさいと。
で拾ってもらったというような感じしました。
そうすると何か言葉で言うのは難しいんですけど生かされているっていう事をお感じになる…?感じますね。
現実にね定めといいますか。
何か一時日本に戻られて不摂生な生活をなさって。
僕は身長165なのに体重がほぼ90キロ。
血圧も198と。
高いな〜。
200ぐらいまで。
危ない危ない。
糖尿病だ。
腎臓もねこのままいったら人工透析と。
透析受けにゃいかんと。
そうなんですね。
余命も3年と。
余命も3年?言われて。
それで考えたんですよ。
原因は何だろうと。
飲み過ぎ食べ過ぎ運動不足。
わあつら…。
もう原因単純なんですよね。
あ〜でそれをやめて。
それをなんとかね。
まあこのままどうせ人間死ぬんだけどもこのまま死んだらもったいない。
っていうかつまんないと。
じゃあ死んだ気でやれば何か面白い事あるんじゃないかと。
その辺がポジティブですねいつも。
一番の本音はですねなんとかこのメタボを治したいと。
だからエベレストは本音はメタボ退治だったんですよ。
ほんまかいな!そんな…そんな大層なメタボ退治見た事ないですわ!いやいやこれが本音だったんですよ。
エベレスト目標にすればやっぱりもう一回一生懸命ね。
あ〜なるほどなるほど。
その辺がすごいですね。
しょっちゅうケガもなさる?そうなんですよ。
80歳の…。
そろそろ心臓も4回も手術したもんですからねよくなったしまたトレーニングで80歳に向かうと思ったら76歳の時スキーのジャンプで失敗してしまったと思ったの。
腰から落ちたら左の大たい骨右の骨盤5か所腰が割れて大たい骨はボックリ折れるわ右の骨盤が恥骨まで割れちゃったんですよ。
もう操り人形ってこういう感じかと。
バラバラになって?バラバラに。
それで救急車で病院に運ばれる。
それでもう1か月ぐらい自分で寝返りできないんですよね。
そうするとベッドのナースコールのボタン押すとナースのお嬢さんたちが5〜6人来て壊れた人形を抱えるみたいにね。
これをずっと半月ぐらい続いたんですけれどもまあ病院で10日ぐらい暮らしてるうちに病院の暮らしってこんないいとこないなと思ったの。
まあせきすれば針1,000本ね腰に刺したように痛くなりますけどねそれ以外は軟らかいベッドの上で何かあるとナースのお嬢さんたちが来て助けてもらえる。
3食心配なく食べれる。
あるいはテレビ見たけりゃ本読みたけりゃ。
エベレストの8,000メーターのキャンプに比べたらここはもう天国だと。
ちょっと比べてはるものが違うと思うんですけどね。
天国やと思うてそしてそこんとこでしばらくいてはったんですか?だんだんうれしくなりましてそれででも病院の食事そうまずくはないんですけどねこれじゃ骨はつかないと。
それは家内に頼んでこれから毎日シャケの頭と中骨これを1匹ずつ食べると。
1匹ずつシャケを。
頭からガブガブガブガブと食べたら。
ほんなら…。
もっとちょん切ってね…。
もちろん分かってますよ。
そんなん分かってますよ。
何でそんなおもろい事言いまんねん。
っていう事でそうやったらですね毎週レントゲン検査を受けてるんですけどね2か月ちょっとたったら先生が不思議だって言うんですよ。
76歳の高齢者の骨のつき具合じゃないと。
折れて初めはずれてた骨が正常な位置へ全部戻ってつき始めてると。
「骨寄せ」やね。
これがちょうど中学生か高校生並みの早さでついてると。
へえ〜。
いう事で。
はあ〜。
それからまあリハビリ始まって。
簡単に言いはりますけど普通の人やないですねやっぱりね。
それで寝返りしたり何かして。
ちょっとすいませんけど手見せて頂けます?ごっつい。
こういうロープとか触ってきはった手ですよね。
まあ労働者の…。
指ふっといですね。
82歳でしょ?今。
はい。
「何じゃこれ?」みたいな。
すごいですね。
筋肉ももう全然衰えてないですか?でもね不思議にまた筋肉っていうのは復活しますね。
復活しますか。
へえ〜。
じゃあもういくつになってもこれから行きますね山へ。
ある程度できそうですね。
できそうですね。
今考えてるのはとりあえずは2018年にチョ・オユーというチベットのやっぱり世界で6番目に高い山なんですけどここへ登ってスキーをしようかと。
それを待って今度はねもし90まで生きたとしたら何しようかと考えてんですよ。
一番いいのはエベレストもう一回登ってみようかと90歳で。
まあできるかどうか夢物語ですけどね。
いやいやいや…。
何かあの最初は人に暗示かけられてはりましたですけど今自分で自分に暗示をどんどんおかけになってほれでまたやっていけそうだという。
そんな感じです。
お気持ちがね前向きですね。
すごいですね。
でも人間っていうのは希望する事夢そういうものがね全部時代をどんどん変えてきた訳ですね。
人生そのものもやっぱりこれで変わってきますよ。
人生そのものが変わってきますか。
変わってきました。
そうですか。
還暦って言葉ありますよね。
60歳。
これからのね還暦をダブルでやってみたいと。
なるほど。
120歳。
はあ〜。
そこまで元気で生きれる方法を考えてみたいと。
120歳までいうたらあとざっと40年ですね。
もう一回人生これからありますから。
私も106歳ぐらいになりますね。
もう十分楽しめますよまだまだ。
楽しみたいと思います。
いや〜感激致しました。
ますますお元気で。
お互いにもう。
頑張りたいと思います。
ありがとうございます。
楽しみたいと思います。
うわ〜すごい手でした。
ありがとうございました。
2015/05/10(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
桂文珍の演芸図鑑「大木こだまひびき、三遊亭笑遊、三浦雄一郎」[字]

落語家・桂文珍が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は、大木こだまひびきの漫才、三遊亭笑遊の落語「ん廻し」。対談のゲストは三浦雄一郎

詳細情報
番組内容
落語家・桂文珍が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は、大木こだまひびきの漫才、三遊亭笑遊の落語「ん廻し」。対談のゲストは三浦雄一郎
出演者
【ナビゲーター】桂文珍,【出演】大木こだまひびき,三遊亭笑遊,三浦雄一郎

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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