こんばんは。
8時45分になりました。
ニュースをお伝えします。
過去最悪の大流行で1万人以上が死亡し、世界中で不安が広がったエボラ出血熱。
中でも西アフリカのリベリアでは、4700人もの死者が出ましたが、WHO世界保健機関は、リベリアでの流行が終息したと発表しました。
喜びを爆発させる人たち。
リベリアの首都モンロビアでは、日本時間のきょう、エボラ出血熱の流行の終息を宣言する式典が開かれました。
エボラ出血熱の流行は、去年3月ごろ西アフリカで始まりました。
これまでに確認された患者は2万6000人を超え、このうちおよそ1万1000人が死亡しています。
特にリベリアでは、4700人を超える死者が出ましたが、患者の隔離などの対策を徹底。
ことし3月下旬以降9日までの42日間、新たな患者は報告されず流行が深刻な西アフリカの3か国で初めての終息宣言につながりました。
リベリアは、復興に向けて歩みだしますがエボラ出血熱の患者への対応を最優先にしてきたため妊産婦や乳幼児を診療する態勢が不十分であるなど、多くの課題に直面しています。
また隣国のギニアとシエラレオネではまだ新たな患者が出ていてWHOは、今後も国際社会による継続的な支援が必要だと呼びかけています。
北朝鮮はきょう東海岸の海上で新型の短距離ミサイル3発を日本海に向けて発射し韓国軍は北朝鮮が、このところ強硬な姿勢を見せていることから警戒を強めています。
韓国軍によりますと、きょう午後4時25分から午後5時23分にかけて北朝鮮が、東海岸のウォンサン付近の海上から短距離ミサイル3発を北東方向の日本海に向けて発射したということです。
ミサイルは、ことし2月にキム・ジョンウン第1書記が視察した際に、発射に成功したとしていたものと同じ艦船から相手の艦船に向けて発射する艦対艦ミサイルとみられるということです。
射程は正確には明らかにされていませんが、100キロほどとみられています。
また、韓国国防省によりますと北朝鮮の西南戦線軍司令部からきょう、韓国大統領府の国家安全保障室に宛てて、立ち向かう勇気があるなら挑戦してみろとする通知文が送られたということです。
この西南戦線軍司令部はきのうも韓国軍の艦艇が北朝鮮側が設定した海上の境界線を繰り返し越えたと非難し今後、境界線を侵犯すれば予告なしに攻撃を加えると威嚇していました。
韓国軍は、きょうのミサイル発射など北朝鮮がこのところ強硬な姿勢を見せていることからさらなる挑発の可能性もあるとみて警戒を強めています。
福田元総理大臣は、日米の政界や財界などの有識者が集まる会合のあとの記者会見で安倍総理大臣が、戦後70年のことし発表する総理大臣談話について中国や韓国などから、共感が得られる内容にすべきだという考えを示しました。
この中で福田元総理大臣は近隣諸国との関係について歴史問題というものが依然としてあり、決して軽視すべきではない。
当然、政府間で何らかの解決を図るべく努力すると思うがなるべく早い時期に解決してほしい。
解決のためには政府の考えと同時に国民が協力する姿勢も大事だと述べました。
そのうえで福田氏は安倍総理大臣が、戦後70年のことし発表する総理大臣談話について中国や韓国などから共感が得られる内容にすべきだという考えを示しました。
第2次世界大戦でのナチス・ドイツに対する戦勝70年を記念する軍事パレードがロシアで行われプーチン大統領は今、目の当たりにしている一極化した世界を築く試みは世界の安定を損なうものだと述べウクライナ情勢を巡って対立を続けるアメリカを厳しく批判しました。
ロシアの首都モスクワの赤の広場で、9日第2次世界大戦でのナチス・ドイツに対する戦勝70年を記念する軍事パレードが行われ、これまでで最大規模となる1万6000人の兵士らが参加し、新型戦車などの最新の兵器が紹介されました。
パレードに先立ちプーチン大統領が演説し隣国のウクライナ情勢を巡って対立を続けるアメリカを厳しく批判しました。
また、ナチズムや日本の軍国主義と戦った国からのすべての招待客を歓迎すると述べて日本の軍国主義についても言及し第2次大戦でともに戦った中国への配慮を見せました。
今回のパレードには、ウクライナ情勢を巡ってロシアと対立を続ける欧米の首脳が軒並み欠席したのに対し中国の習近平国家主席が出席しプーチン大統領の隣で見学したほか、中国人民解放軍が初めて参加するなど、ロシアと中国の連携強化を内外に印象づけるものとなりました。
民主党の枝野幹事長は、内閣府の西村副大臣がTPP環太平洋パートナーシップ協定の交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧するのを認める方向で調整したいとする発言を撤回したことについて、西村氏に国会で経緯を詳しく説明するよう強く求める考えを示しました。
内閣府の西村副大臣は、7日、ロサンゼルスで記者会見し、TPPの交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧するのを認める方向で調整したいとするみずからの発言を撤回する考えを示しました。
これについて民主党の枝野幹事長は、西村氏に国会で経緯を詳しく説明するよう強く求める考えを示しました。
また枝野氏は安全保障法制の関連法案の審議について、国会の中の戦いだけでは厳しいと思っているので幅広い国民的運動の盛り上がりを作っていきたい。
自民党を本来支持している人たちの中にもおかしいという人たちが相当数いるので、そうした人たちに働きかけたいと述べました。
きょう午前、長野市の善光寺で御開帳の行事が行われているさなかに小型の無人機ドローンが境内に落下しました。
警察によりますと横浜市の15歳の少年が操縦を誤って落としてしまったと名乗り出たということで状況を詳しく調べています。
きょう午前11時前、長野市の善光寺で御開帳の行事が行われているさなかに飛行中の小型の無人機ドローンが、境内に落下しました。
ドローンは、法要に向かう行列の中にいた僧侶の目の前に落下し、近くには大勢の参拝者もいましたが、けが人はいませんでした。
警察によりますと、およそ1時間後の正午過ぎ横浜市の15歳の少年が善光寺に設けられた臨時の派出所に操縦を誤って落としてしまったと名乗り出たということです。
千葉にある大学の研究室。
2015/05/09(土) 20:45〜21:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:31980(0x7CEC)