こんばんは、6時になりました。
ニュースをお伝えします。
神奈川県の箱根山は、きょうも活発な火山活動が続いています。
気象庁は大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き警戒を呼びかけています。
午後5時ごろの大涌谷の様子です。
斜面から白い湯気が何本も上がっています。
気象庁によりますと、噴き出す蒸気が多い状態が続いていると見られ、活発な火山活動が続いています。
神奈川県温泉地学研究所の観測では、地下の浅い所を震源とする規模の小さな火山性地震は、きょうは午後5時までに154回発生し、先月26日以降の火山性地震の回数は、1500回を超えました。
一方、体に揺れを感じる地震は、今月6日以降、観測されていません。
周辺に設置されている傾斜計などでは、大涌谷付近を中心に山が膨らむ傾向を示す地殻変動が観測されています。
気象庁は、今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な水蒸気噴火が発生するおそれがあるとして、箱根山に引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を出し、噴火に伴う噴石などに警戒するとともに、自治体などの指示に従って、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。
ネパールで大地震が発生してから、きょうで2週間。
ネパールの政府は、倒壊を免れた住宅などの安全性を調べていますが、3割余りは補修などが必要で、被災者が安全な住まいを確保できるメドは立っていません。
ネパールで先月25日に起きた大地震の犠牲者は、周辺国と合わせて8000人を超え、56万棟以上の建物が被害を受けました。
避難生活を送る人の中には、自宅が安全かどうか分からないため、帰宅できない人も数多くいるということです。
このためネパール政府は、住宅などの安全性を確認する調査を、本格化させています。
これまでに調査を終えたのは、およそ1万4000棟。
このうち3割余りは、安心して住める状態ではなく、さらに詳しい調査や、大規模な補修が必要になるということです。
被災した人たちが、安全な住まいを確保して、元の生活を取り戻すメドは立っていません。
安倍総理大臣はきょう、東京都内で開かれた日米の政界や財界などの有識者が集まる会合であいさつし、TPP・環太平洋パートナーシップ協定の交渉について、日米において、まさに最終的な出口が見えてきたと述べ、早期妥結に改めて意欲を示しました。
安倍総理大臣はこのように述べ、TPP・環太平洋パートナーシップ協定の交渉について、早期妥結に改めて意欲を示しました。
また、日米同盟について、先のオバマ大統領との首脳会談では、戦後70年の日米同盟の歩みの上に立って、共同ビジョン声明を発出し、世界の平和と繁栄をともに作り上げていく決意を確認し合った。
新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインの下、日米が協力して、しっかりと地域の平和と安定に貢献していきたいと述べました。
次に、北朝鮮の国営メディアは、水中の潜水艦から弾道ミサイルを発射する実験を行ったと伝え、発射の準備を外国から把握されにくいとされる、潜水艦発射型の弾道ミサイル開発を進めていることを明らかにしました。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信はきょう、潜水艦発射型の弾道ミサイルを、水中から発射する実験を行い、成功したと伝えました。
実験の日時や場所など、詳しいことは明らかにしていませんが、朝鮮中央通信は、陸地から遠く離れた試験発射場で、キム・ジョンウン第1書記が命令を下したと伝えていることなどから、実験は、北朝鮮近くの海で行われたものと見られます。
北朝鮮の国営メディアを分析しているラヂオプレスによりますと、潜水艦発射型の弾道ミサイルの開発を、国営メディアが公式に伝えるのは初めてだということです。
これについて中谷防衛大臣は次のように述べました。
中国では、企業が製品を出荷する際の値動きを示す指数が、先月は前の年の同じ月より4%以上下落するなど、内需の弱さが続いているという見方が出ています。
中国の国家統計局がきょう発表したところによりますと、企業が工場などから製品を出荷する際の先月の生産者物価指数は、前の年の同じ月より4.6%の下落となりました。
下落幅は前の月と変わらず、ことしに入ってから、4%を超える落ち込みが続いている形です。
これは、国内で不動産向けの投資や、企業の設備投資が伸び悩み、鋼材や建築資材が値下がりしているほか、自動車関連の取り引き価格も低調だったことなどによるものです。
一方、先月の中国の消費者物価指数は、教育関連や家事代行のサービスが、人件費の上昇を受けて値上がりしたことなどから、前の年の同じ月と比べて、1.5%の上昇となり、前の月から0.1ポイント上昇幅が拡大しました。
ただ、3%程度としている中国政府のことしの目標は依然、大きく下回っています。
中国経済の専門家からは、景気が減速する中で、内需が全般的に弱く、物価が下がりやすい状況が続いているという見方が出ていて、中国政府が金融緩和に加えて、今後、公共事業などの財政出動をどの程度打ち出すかに関心が集まっています。
大リーグ・ヤンキースの田中将大投手が、右手首のけがなどからの復帰を目指して、2日連続でキャッチボールを行いました。
田中投手は先月29日、右手首のけんしょう炎などと診断され、15日間の故障者リストに入りました。
復帰を目指し、8日は前の日に続いてキャッチボールを行いました。
前日と同じおよそ20メートルの距離で、25球を投げたあと、距離を10メートル広げて、さらに25球を投げました。
練習後には、ファンサービスの一環として、球場の外で案内ブースに立ち、訪れたファンとことばを交わすなど、リラックスした表情を見せていました。
プロ野球はデーゲーム5試合、ナイトゲーム1試合です。
絶好のアウトドアシーズン到来!2015/05/09(土) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
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