(場内拍手)
(奥重)ああ〜ここやここや。
(幸恵)わあ〜!
(奥重)すみません。
(サキ・伊賀)いらっしゃいませ。
(奥重)予約していた奥重です。
(みゆき)たかおです。
(伊賀)お待ちしておりました。
どうぞお掛けになってください。
(サキ)恵美さん!・
(恵美)は〜い!いらっしゃいませ。
お待ちしておりました。
お茶どうぞ。
(奥重)ありがとうございます。
(サキ)奥重様はカップルでご宿泊ですか?
(幸恵)はい。
(サキ)たかお様は親子で?
(まみ)はい。
母の日も近いので就職した初任給で旅行に来たんです。
(伊賀)へえ〜親孝行な娘さんですね。
(まみ)ありがとうございます。
(みゆき)私たち仲よし親子なんです。
(奥重)へえ〜。
ねっ?お母さん。
(伊賀)こっちがお母さんですか!?あの…冗談です。
(伊賀)そうですよね。
(奥重)びっくりした。
(伊賀)びっくりしましたよ。
(幸恵)ねえ早く温泉に入りた〜い。
(奥重)僕は温泉に入る前から幸恵ちゃんにのぼせてるよ〜!
(恵美)何言うとんねん!
(奥重)痛っ!あんた何すんねん!イラッとしたんでつい…。
(伊賀)だからってたたいたらあかんやろ。
お客様やほんま。
申し訳ございません。
どうぞお掛けになってください。
それより今日から働くおじいさんまだ来ぇへんねや。
茂造さん初日から遅刻って何考えてんねやほんまに!・
(茂造)ああ〜!ああ〜遅れてしもうた〜!すみませ〜ん遅れてしまいました〜!
(伊賀)うわ〜!
(伊賀)こらっ!あんた何やっとんねん!あほ!わしがいちばんびっくりしたわ。
言うてる場合かい!蹴ったらあかんねんお客様のかばんや。
申し訳ございません。
(伊賀)茂造さん初日から遅刻ってどういうことや?どうせ寝坊やろ?誰が寝坊や。
失礼なこと言うな。
えらいことやったんやぞ。
コンビニ強盗や。
コンビニ強盗が人質取って立てこもったんや。
警官隊が突入したらやな逆上して人質をナイフでグサッ!ああ〜。
でどうなったん!?そこで目が覚めたんや。
(伊賀)夢の話かい!やっぱり寝坊やないかい。
やる気ないならクビにするぞ!言い過ぎちゃうんかこらぁ〜!
(奥重)うわ〜!言い過ぎちゃうんかお前は。
(奥重)おい!何すんねん!?八つ当たりやほんま!
(奥重)いやするな!なんちゅうじじいや!茂造。
(伊賀)名前聞いたんちゃうねん!にらみつけるなお客様を。
申し訳ございません。
お部屋にご案内して。
(奥重)まったくもう…。
はいどうぞ。
(伊賀)茂造さんお客様を部屋に案内するときは何々の間ですとちゃんと説明しないと。
何々の間?
(伊賀)はい。
「お母さん最近太ったん違う?失礼なこと言ぃな!私ダイエットしてんねんででもお母さんおなか三段腹やで間っ!」。
(伊賀)いやそんな間ないねん!
(場内笑い)「お母さんお母さん!えらいことやで。
同じクラスのヨシコちゃん担任のタチバナ先生と不倫してたんやで間あ!」。
(伊賀)そんな間もない!申し訳ございません。
梅の間と桜の間でございます。
(奥重)ああ…。
(伊賀)たかお様は1階。
奥重様は階段でどうぞ。
(幸恵)はい。
私はミニーマウス。
ねえダーリン一緒に踊りましょ。
(2人・エレクトリカルパレードのテーマ曲)・チャンチャラチャンチャン…
(奥重・幸恵)・チャンチャラチャンチャンチャンチャラ…
(2人)・チャンチャラチャンチャンチャンチャラ…ああ〜楽しいわミッキー!
(プーさんのモノマネ)蜂蜜食べたいな〜。
プーさんかい!
(2人)はい!バン!
(奥重)うわ〜!この階段どないなっとんねん!わしの手作り。
(伊賀)勝手に作るな!ほんでなんで落としたんや?今のミニコントオチひんかったから。
言うてる場合か!お客様や落とすな!はよ戻せ!バン!
(2人)うわ〜!
(伊賀)あっ申し訳ございません。
こちらからも行けますので。
腹立つなぁ!バン!
(2人)うわ〜!
(伊賀)それも作ったんか!?うん!
(伊賀)「うん!」やあるかい!
(奥重)どないなってんねや!
(伊賀)茂造さんお客様には失礼のないようにしてや。
はいはい。
「はい」は1回。
(伊賀)自分で言うな!
(一の介)おじゃましますぅ〜。
なんやねん。
(一の介)ああ〜すまんな。
悪い悪い。
なんや?このハゲ。
(伊賀)いやオーナーや!
(一の介)あんたもハゲてるぞ。
はっ!
(伊賀)今気付いたんかい!今日から働くことになった…。
アルバイトの茂造や!
(伊賀)なんで偉そうやねん!
(一の介)よろしくな。
(伊賀)オーナー聞いてください。
茂造さんがお客様を怒らしたんです。
(一の介)まあ茂造さんは今日は初日やから大目に見てあげなさい。
いらんこと言うな。
(伊賀)フォローしてくれてんねん。
何言うてんねんほんとに。
であの〜令は?えっ令っていうのは?
(一の介)わしの息子や。
(伊賀)注文した魚を取りに行ってくれてます。
(恵美)あっ令君帰って来ました。
(一の介)おお〜帰って来たか。
頑張ってるんですね。
(一の介)そうやねん。
(レイチェル)ただいま。
令!いや誰?
(伊賀)あっそらそうなるわ。
アルバイトの茂造や!
(伊賀)偉そうにすな言うてるやろ。
(一の介)令おかえり。
(レイチェル)あれ?おばあちゃんは?
(一の介)おばあちゃんな呼んだるわ。
ちょっと待ってな。
お母さんお母さん!・
(和子)は〜い!あっどうしました?ああ〜令君…。
ごめんください。
どなたですか?母であり祖母の桑原和子です。
いやどう見ても八千草薫そっくりよ。
ありがとう。
(一の介)ああ〜…。
(伊賀)女将さんけったいな挨拶やめてください。
(和子)ごめんね。
令おかえり。
ただいま。
おばあちゃん大好きなみたらしだんご買うてきたで。
これ?うわ〜うれしいわ。
おおきにおおきに。
うん。
今日は勉強のために自分で目利きをしてタイを仕入れてみたんや。
勝手なことすんな。
(伊賀)いやなんでお前にそんなこと言われなあかんねん。
(和子)誰やの?このおじいちゃん。
アルバイトの茂造や!
(伊賀)偉そうにすな言うてるやろ。
(一の介)まあ今日からな…。
(レイチェル)ちょっと見て見て俺が仕入れてきた生きのいいタイを。
(一の介)おお〜そうかそうか。
(レイチェル)すごいでほら!
(伊賀)ピチピチしてるやん。
(レイチェル)おばあちゃんほらほら。
(和子)危ない危ない危ない…。
(伊賀)すごいピチピチしてますよ。
(一の介)おお〜ピチピチしてる。
(サキ)わあ〜!
(伊賀)おお〜おお〜!おお〜すごいすごいすごい!すごいピチピチしてる。
わあ〜!
(伊賀)ピチピチさせろや!みんなやってんねんからピチピチさせろ言うてんねん!だって半身やもん。
(伊賀)裏を見せるなって!よう死んでるタイを生きのいい…ピチピチピチピチようやった。
恥ずかしないんかお前らは!
(伊賀)うるさいお前はもう!
(レイチェル)あとで料理長に見てもらおう。
(一の介)そうしてくれ。
おばあちゃんうれしいわ。
ねっ?真面目になって仕事してくれて。
真面目になってってどういうこと?
(一の介)令はな暴走族に入って手が付けられんかったんや。
それが突然暴走族をやめてこの民宿を手伝ってくれてんねん。
(レイチェル)もうその話はやめてくれって。
・ブォンボゥン!ボゥンブォン!
(バイクのエンジン音)・
(ミュージックホーンの演奏「ゴッドファーザー愛のテーマ」)
(伊賀)なんや?
(森田)令!あっ!なんや?令君このおもしろ四人組は。
(伊賀)なんちゅう名前や。
(レイチェル)暴走族のときの仲間です。
ええっ!?
(森田)令俺たちのチームに戻ってきてくれよ。
俺たち…。
(4人)関西白夜叉邪神暴走狂走連合。
(真理)令また一緒に盛り上がりたいんだろ。
俺たち…。
(4人)関西白夜叉邪神暴走狂走連合。
(伊賀)なんでいちいちそろえんねん!
(森田)また俺たちと一緒に走ろうぜ。
俺たち…。
(4人)関西電気保安協会。
(伊賀)変わっとるやないかい!保安協会言うとるやないか。
(森田)しっかりしろ。
なあまた走ろうぜ。
俺はもう戻らん!
(桜井)リーダーここは俺が。
(森田)おう。
(桜井)おい令。
まあいいからちょっとこれを見てくれ。
けん玉?何?
(桜井)ほっ。
ほっ。
ほっ。
ほっ。
令また俺たちとけん玉しようぜ。
(森田)なんの話してんねん!俺らなんの団体や?お前。
(桜井)けん玉。
(森田)お前しかできひんわけん玉なんか。
何言うてんねん。
(桜井)すみません。
(藍)おい令おめぇがいねぇとご飯も喉を通らねぇんだよ。
(伊賀)うそつけやあんた!
(森田)おい令。
もう諦めてくれ。
(森田)分かった。
じゃあ俺と一発ギャグで勝負しろ。
一発ギャグ?その勝負にお前が負けたらチームに戻る。
どうや?
(レイチェル)分かった。
分かったんかいな。
それではまいりましょう。
一発ギャグ対決〜!勝敗を決めるのは…そう!あなたたちの拍手だ。
それではまいりましょう。
リーダーです。
どうぞ!「何を言っているか分からないが最後だけなぜか分かってしまうカリフォルニア出身のオレンジ農家のアメリカ人」。
Ourorangeisverygood.SoIhopeyouguysbyourorangeandenjoythesweettime.AndyouhavetobuynewTVsomething.Panasonicideasforlife.続きまして令君です。
どうぞ!ええ〜「野球少年を持つお母さんの切実な気持ち」。
はい!・プロ野球目指すなら
(「野球拳」の替え歌)・もちろん応援するけれど・ほんとの気持ちは公務員あなたたちの好みだ。
リーダーがよかった拍手!パチパチパチパチ!
(場内拍手)令という方拍手!パチパチ…暴走族に戻れお前は!
(伊賀)あかんあかんあかん!戻れお前は。
戻れお前は。
(レイチェル)わあ〜やめろ!やめろ!
(一の介)茂造さん何やってんねん。
暴走族戻れお前は!
(伊賀)あかん!
(一の介)あほかお前こんなんでお前そんなん決められるかあほ!
(森田)くそ〜!なんのために勝ったんや?俺。
リーダー勝ち損や!
(森田)また来るからな!おい行くぞ!ブォンボゥン!ボゥンブォン!
(ミュージックホーンの演奏「ゴッドファーザー愛のテーマ」)キキィーーー!ドン!バイクが事故ってデブが道路に放り出されたぞ!あっデブがトラックにひかれる!キキィーーー!ブヒ!ブヒ!あっもしもし?
(伊賀)いや着信音かい!紛らわしいわ!編集に30分かかってん。
どうでもええ!替えといて!ガッ!なんちゅう替え方や!
(レイチェル)俺これ奥に運んでくる。
(和子)ああ〜頼むよ。
おばあちゃんこれもついでに持ってっとくね。
いってきます。
令!おもろい一発ギャグ考えろよお前は。
はぁ…。
すんません。
まあ優しいお孫さんやね。
(和子)そうでっしゃろ。
あっサキさんちょっと間もなくね来られるんやわ。
「NGKトラベル」のね社長さんとそれからご子息の徹郎さんがねお見えになる…。
(一の介)ちょっと待ってお母さん。
NGKトラベルいうたら先日泊まってた?
(和子)そうそうそうそう。
(一の介)大手の旅行代理店やで?またなんでこっち来んの?
(和子)いやいやそれが泊まったときに徹郎さんがなんとサキさんにひと目ぼれしたんよ!
(一同)ええ〜!?
(和子)ええそうなんよ。
社長さんにもねプロポーズするって言い切ったらしいよ。
(サキ)えっ…。
(和子)サキさんあんた徹郎さんと結婚したらNGKトラベルとねっあの会社内でうちの民宿を全面的にバックアップしてくれるようになるかも分からんのよ。
ああ〜それを思ったら…。
あっお迎えに行かな。
時間や。
ちょっとあとお願いしますよ。
ええ話ですね。
(和子)番頭さんよろしくお願いしますよ。
皆さんじゃあ…。
(伊賀)なんですか?それ。
「また」。
(伊賀)ダジャレですか!?ダジャレかいなおい。
玉のこしやんか!
(一の介)いやいやいやいや。
(伊賀)じゃあサキちゃんはお部屋の準備をお願いします。
恵美ちゃんと茂造さんは宴会の準備手伝って。
とうとうこのときが来ましたか。
覚悟はしております。
恵美ちゃん。
(恵美)はい。
わしが真っ裸になるからわしの体の上に刺身並べるんやで。
(伊賀)並べんなそんなとこに!絶対するなよそんなこと!ええ〜。
あぁ〜あもう…。
なんてこったパンナコッタ。
一の介さん…。
安心してきちんとお断りしますので。
ああわしもなもうサキちゃんは誰にも渡せへんからな。
わしはサキちゃんを愛してるから。
私も一の介さんを愛しています。
バタン!
(3人)ええ〜!!ほんまかいな?それ!ほんまかいなあんたら。
(一の介)なんやねんなこれ。
(伊賀)うお〜!
(恵美・伊賀)ええ〜!?
(一の介)いやいやいやいや。
ええ〜!ほんまかいなほんまかいな。
びっくりした?
(一の介)びっくりしたわほんまに。
わしらも落ちるん分かってても音でびっくりした。
何をやってんねんほんとに!一体どういうことや!?どういうことや?「なんてこったパンナコッタ」って。
(伊賀)そっちかい気になったの!聞いた?今のダジャレ。
「なんてこったパンナコッタ」やで。
聞いた?今のダジャレ。
「なんてこったパンナコッタ」。
聞いた?「なんてこったパンナコッタ」。
ダジャレやで。
聞いた?「なんてこったパンナコッタ」やて。
(伊賀)もう分かったから!
(一の介)もういいから。
(伊賀)それより気になるとこあったやろ!ああ〜そうかそうか。
ええっ!?二人つきあってたんですか?
(一の介)そういうことやもう。
気付かんかった〜。
(伊賀)いやあんた今日来たとこやん!でもちょっと待ってくださいよ。
徹郎って人サキちゃんにプロポーズする言うてましたよね?どうしましょ?そんなん潰してもうたらええ。
(伊賀)それはあかんって。
NGKトラベルって大手やで。
そんなん気ぃ悪くさしたらうちの民宿にも影響出るがな。
でも二人つきあってんねんから阻止せなあかんやないかい。
(一の介)ほななんとか頼む…。
(和子)さあこちらでございます。
(伊賀)来た来た来た。
(和子)社長さんがお見えですよ。
(平山)こちらですか。
あっどうぞ。
まあごひいきいただきましてありがとうございます。
どうぞ。
こんにちは!
(伊賀)おい何してんねんお前は!「こんにちは」言うたらどう言う!?「こんにちは」や。
あんた社長ちゃうんか。
見本にならなあかん。
「こんにちは」言うたら「こんにちは」や。
こんにちは!こんにちは!絶対言わへんやん。
(平山)なんやこのじいさんは!アルバイトや!
(伊賀)偉そうにすな言うてんねん。
(和子)まあまあどうぞお掛けになってください。
こんにちは!こんにちは!絶対言わへん。
(和子)であの〜徹郎さんは?
(平山)あっ駐車場…。
こんにちは!
(平山)駐車場に車を…。
こんにちは!駐車場に車を止めに行ってます。
こんにちは!絶対言えへんやん。
(伊賀)もうええやないか!なんでやねんな挨拶は大事やで。
「こんにちは」言うたら「こんにちは」や。
これが常識やで。
(一の介)まあそれは分かる…。
「こんにちは」言うたら「こんにちは」。
もう考えられへん。
(徹郎)こんにちは!こんにちは!
(伊賀)「こんにちは」言えたからってうれしそうにすな!
(徹郎)あっどうもこんにちは。
(和子)いらっしゃいませ。
(平山)徹郎早かったな。
(徹郎)はい。
サキさんに早く会いたくて。
サキさん…。
こんにちは!あっこんにちは!
(徹郎)サキさんまたお会いできてうれしいです。
(サキ)はあ…。
(徹郎)先日…。
こんにちは!あっこんにちは!
(徹郎)先日サキさんにお会いしたとき僕の…。
こんにちは!あっこんにちは!僕は全身電流が走りました。
(和子)そうでございますの。
どうぞどうぞお掛けになって…。
(徹郎)失礼します。
(和子)サキさんあなたもお座り。
(徹郎)失礼します。
ここはわしに任しといて。
あいつの弱点は見抜いた。
(一の介)はいお願いします。
(和子)お坊ちゃん。
(徹郎)はい。
サキさん僕はあなたにひと目ぼれをしました。
僕と…。
こんにちは!こんにちは!
(徹郎)あっ…。
(和子)はははっ。
どうぞどうぞ。
(徹郎)改めまして僕と結婚…。
こんにちは!こんにちは!僕と…。
こんにちは!
(徹郎)こんにちは!
(平山)何度邪魔すんねや!こんにちは!あんたどういう教育したんや?これ。
全然挨拶せぇへん父親とめちゃめちゃ挨拶する息子。
なんやねん?邪魔するぞ。
(和子)お話を。
(徹郎)はい。
サキさん僕と結婚を前提に…。
・あいや〜!あぁ〜カンカンカンカン…
(和子)ちょっとすみません。
・あいや〜!・あぁ〜えぇ〜カンカンカンカンカンカン…・あいや〜!あぁ〜・ハゲ神様ぁ〜えぇ〜・ハゲ神様ぁ〜えぇ〜カンカンカンカンカンカン…・ハゲハゲ神様ぁ〜えぇ〜〜
(徹郎)これは一体何なんですか!?ただいまの時間はハゲ神様へのお祈りの時間です。
(徹郎)なんの時間ですかそれは!僕の邪魔をせんといてくれますか。
こんにちは!
(徹郎)あっこんにちは!
(伊賀)絶対言うやん!
(平山)何をしてんねやほんとに。
あっ女将さん。
(和子)はい。
(平山)部屋でゆっくりとお話をしましょうか。
(和子)さようでございますね。
サキさんあなたもいらっしゃい。
仕事を済ませてから行きます。
(和子)あっほなお部屋の方を。
分かりました。
お部屋の方は「お母さ〜ん今日もから揚げ?もう毎日から揚げやんか。
もう飽きたわ!おなか減ってるから我慢して食べるけど!もう!あむ…お母さん!このから揚げまだな間」。
(伊賀)いやそんな間ないねや。
申し訳ございません。
楓の間となっております。
階段でどうぞ。
(和子)どうぞ。
ご案内いたします。
(和子)足元に気をつけてください。
(徹郎)ありがとうございます。
(和子)はい。
どうぞどうぞ。
(徹郎)サキさん待ってますね。
こんにちは!
(徹郎)あっこんにちは!
(伊賀)絶対言うやん。
こんにちは!ははははっ。
バン!なんで落とすねん!だってみんな期待の目で見るから。
(伊賀)応えんでええねや!戻せ!バン!ガタン!
(伊賀)申し訳ございません。
こちらからも行けますので。
こんにちは!忘れとった。
(伊賀)いや忘れててええねや!「バチン!」なるやろ!おやじ。
おお〜「どん兵衛」のCM出るんか?
(伊賀)いや違うから!そんな格好してるけど。
あっちゃうんか。
令なんかお前白衣に着替えてどないしたんや?料理長に魚のおろし方教えてもらうんや。
(一の介)ああ〜そうなんや。
やる気満々やなぁ。
(ながい。
)じゃまするで。
(伊賀)邪魔すんねやったら帰って。
はいよ〜。
なんじゃこら!用があるから来とんじゃい。
(伊賀)すみません。
いらっしゃいませ。
(ながい。
)いや客やないんや。
おい五十嵐いつまで待たすんじゃい!
(サキ)ここには来ないでって言ったでしょ!それやったら約束の期日に連絡してこんかい!
(一の介)あの〜サキちゃんこちらの方は?吉本金融の者や。
こいつが金返せへんから取り立てに来たんじゃ。
(一の介)えっ?いやあの…。
サキちゃん借金してたんか?亡くなった父の借金を背負ってしまって。
ええ〜。
で借金はおいくらですか?元金利息合わせて500万や!
(一の介・レイチェル)500万!?
(伊賀・恵美)500万!?合わせて2000万!
(伊賀)合わさんでええねん!なんで合わすんや!その2000万耳そろえて…。
(伊賀)増えてますよちょっと!500万でしょうが。
(ながい。
)じじいがややこしいこと言うからじゃ。
さっさと500万払わんかい!
(サキ)払えません。
(ながい。
)なんやと?払われへんねやったらどうなるか教えたるわ!おい!・
(珠代)はいよ〜!・
(アキ)お〜い!
(珠代)はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい。
どうもどうもどうもどうも〜。
こんにちは〜。
(伊賀)体やらかいなぁ。
こんにちは!
(伊賀)うれしそうに挨拶すな!
(アキ)兄貴お呼びでしょうか?
(ながい。
)借金を返せへんかったらどうなるか教えたれ!
(アキ)分かりやした。
お任せください。
おい五十嵐!500万耳そろえて払わんかい。
お前はん!お前はんあてが説得に行きますわ。
お前が行くか?待て待て。
お前ら夫婦か?
(アキ)そうや。
夫婦で借金取りしてんの?
(アキ)そうや。
どっちか注意せぇよ!やめようって。
(アキ)珍しいパターンやろがい。
ええ〜?おじいはんあてらはものすご〜い仲のいい夫婦や。
そうや。
夫婦で借金取りをしとる。
うん。
なっ。
借金取り…とり…鳥…あはははっ!鳥?おまはんあては鳥は鳥でも「うずら」いう鳥になってみたいなぁ。
(アキ)なってみたいんか。
うずらはうずらの卵を産みよる。
(アキ)うん…。
お前はんあてはなぁざるそばにはうずらの卵は入れへん。
(アキ)そうか。
なぜかというとそばつゆと…。
なんの話しとんねや!訳の分からん話を長々と…こらぁ。
お前がうずらの話してからな黄色めちゃめちゃオドオドしとるやないか。
「えっ!なんで急にこんな話しだすねん?うずらの卵なんやねん?」っていうみたい…。
お前…。
(珠代)お前はん!どうした?オドオドしてないで。
オドオドしとったんか!いやすてきな話やで。
あてのこのええ話をお前はんだけは聞いてくれる思うてた。
なんや?どう思うとんのや!?うずらの卵についてどう思うとんのや!?いやもうあの…すてきやで。
うう〜。
おいこら!ピンク!黄色めちゃめちゃ追い詰められとるやないか。
はよ借金取れやこらお前は〜!すまんかった。
五十嵐ちょっと来い五十嵐!お前もそんなとこいてるからじゃお前。
ずっと延々こんなん続いたらもうめっちゃしんどいやないかあほ。
(珠代)返しなはれ。
お金を返しなはれ。
返しなはれ。
返しなはれ。
なあ返しなはれ!
(アキ)はははっ…。
ははははっ…。
こらぁピンク!お前来てからうずらの訳の分からん話するから…ええっ?股から顔出すお前の本ネタまったくウケてへんやないかいこらぁ!みんな不安になったんや!どんどん離れていったんや!あれ?いつもおもしろい子やのに今日は全然ちゃういうて。
なんやねん?あのうずらの話。
(珠代)お前はん。
まだする?お前ハート強いな。
まだする?なんや?いやいや…なんや順番を間違えたんか?いや順番なんか…。
先に股から顔を出せばよかったんか?いや順番なんかないで。
自由でええで。
ほんならおまはん後でも先でも股…。
もうええわその話!お前が褒めるから図に乗んねん!はよ黄色来い黄色。
黄色!お前来い安定感ありそうやから。
(アキ)ちょっと分かってる…。
あかん!もうええ!もうピンクとしゃべるな。
黄色お前が来い安定感ありそうやから。
(アキ)分かってるてめぇ!もう何やってても無視せぇ。
黄色!はよ借金取りになってくれ。
(アキ)行ってくるな。
すてきやったで。
行ってきなはれ。
(アキ)おい五十嵐こらぁ!500万用意出来へんかったらどうなるかわしがきっちり教えたろうやないかい!Aaow!・I’mbad,・I’mbad−youknowit・YouknowI’mbad,・I’mbad−comeon,youknow・AndthewholeworldhastoAnswerrightnow・Justtotellyouonceagain,あっもしもし?
(アキ)ああ〜!黄色安定感あるわぁ。
(アキ)おじいさん!なんで今通話に出るの!?どういうこと?今着信音マイケル・ジャクソンやったから僕大好きやから今調子に乗って踊ってたでしょ。
ほんで最後の「・Who’sbad…」って決めポーズがあったのよ!その手前でピッと押すからドテッてこけたんやんか!決めポーズあったん?あったよ!すみません!いいよぉ。
(伊賀)ええ〜!?許すんですか?いいよぉ。
今の許すでしょ。
こんな年寄りのおじいちゃんが「すみません!」って言うたのよ大きな声で。
あんまり言わへんよこんなおじいちゃんが。
あんな大きな声で「すみません!」って。
ほな「いいよぉ」って。
人生の大先輩ですよ!そんな人が大きな声で「すみません!」って言うたら「いいよぉ」って。
こんな大先輩が…。
すみません!いいよぉいいよぉ。
長生きしてくださいね。
(珠代)お前は〜ん!お前はんあんたはええなぁ本ネタがウケて。
おい!ピンクに言うとけ。
(アキ)なんじゃい?自業自得やってな。
(アキ)五十嵐こんな旅館で働くよりもなもっと稼げるとこあるさかいにこっち来いこらぁ。
(レイチェル)おい乱暴はやめろ!
(アキ)おいなんじゃいこらぁにいちゃん。
元気がええなぁ。
まあええわ。
この元気なにいちゃんに免じて今日は許しといたる。
おい五十嵐明日まで待ったるから明日までに500万用意しとけよ。
分かったな!おいちょっと待て!また来るんか?
(アキ)当たり前じゃい!もうピンクは連れてくるな。
いや…。
安定感あるお前一人で来い!夫婦で仲ようやっとんねん。
あかん!一人で来い!無理やそれは!もし一人で来てくれるんならこの民宿を売る。
(一の介)おいおいおい!茂造さんそれはちょっと勝手に決めたらあかんで。
無理やもう。
ピンク嫌やもん!
(一の介)確かに嫌や。
もうしんどいねん。
(一の介)分かる分かる。
茂造さんの気持ちもよう分かる。
もう喉のこの辺痛いねん。
(一の介)そうやろう。
つっこまなあかんからな。
ああ〜ほんならな言うとくあんた一人で来たらなその500万の借金考える。
考える。
(アキ)約束やぞ。
俺一人で来たら考えるんやな!?ピンク連れてきたら踏み倒すぞ。
(一の介)そやで。
そやで!
(アキ)逆に踏み倒されて…。
まあ夫婦会議してくるから。
一人で来るからな!約束やぞ。
ちょっと待てちょっと待て。
それともう一つや。
(アキ)なんじゃい?お前のダンスまた期待してるからな。
ありがとう。
「ありがとう」って!「ありがとう」言いよったで。
あぁ〜。
サキさん大丈夫?ありがとう。
いいよぉ。
(伊賀)ええっ!?
(レイチェル)俺が真面目になれたのはサキさんのおかげやから。
(一の介・サキ)えっ?俺がバイクで事故ったとき優しく看病してくれた。
そのときに俺…サキさんのこと好きになった!
(一同)ええ〜!ちょっと待ってて。
渡したいもんがあんねや。
えらいことやで〜!二人がつきあってるのを令君が知ったらどうなんねやろ〜?
(伊賀)なんで楽しそうやねんお前は!茂造さん絶対言うたらあかんで!黙ってられるかな〜?
(伊賀)黙っとけよ!サキさん。
来た〜!
(伊賀)うるさい!俺のことどう思ってる?邪魔。
(伊賀)おい!サキさんのタイプは?ハゲ。
(伊賀)こら!俺の気持ち聞いてどう思った?ウザッ!
(伊賀)黙れもう!これ安物やけど。
えっ?婚約指輪?サキさんは俺の運命の人や。
だから結婚してください!ごめんなさい!えっ!なんでや?理由を教えてくれ!サキはオーナーとつきあってる。
(レイチェル)ええっ!?サキさんとおやじがつきあってる!?ええっ!?
(伊賀)いやお前が言うたんや!言うた?言うたよ!記憶ない!病院行け!ついてきて!
(伊賀)ついていくわ!
(レイチェル)おやじ!それほんまか!?ほんまや!
(レイチェル)いやお前に聞いてない!サキさんほんまか!?
(高い声で)ほんまよ。
(レイチェル)いやお前やんか!声変えてもお前やろ!おやじほんまか!?イエスアイドゥ。
(レイチェル)なんで英語やお前!邪魔すんなじじい!おやじどうなんや!?
(一の介)結婚が決まったら話すつもりやったんや。
知らんのは俺だけやったんか…。
おやじとサキさんがつきあってたなんて!おいみんな俺のこと心ん中で笑ってたんやろ!そうや。
(伊賀)言うな!
(レイチェル)くそ〜!!
(伊賀)令君!令君!
(一の介)おい令!ははっなんでこうなったんや。
(伊賀)いやお前のせいや!えっ!わしのせい!?わしのせいかいな!?
(一の介)そうや!なんてこったパンナコッタ。
(伊賀)いやそれ言わんでええわ!
(和子)令…。
(伊賀)茂造さんのせいで令君昨日帰って来ぇへんかったがな!なんてこったパンナコッタ。
(伊賀)いやそれ言うな!はやらすねん。
(伊賀)はやるかぁ!あっただいま。
(和子)あっ…令は?
(一の介)令の行きそうなとこな行ってんけどいてなかった。
(和子)あぁ〜あ令…。
大丈夫やって!今頃海にプカ〜ンって浮いてるよ。
(伊賀)縁起でもないこと言うな。
・ブォンボゥン!ボゥンブォン!・
(ミュージックホーンの演奏「ゴッドファーザー愛のテーマ」)
(一の介)令!令君!暴走族に戻ったんか〜。
(伊賀)なんでうれしそうやねん!
(レイチェル)おいみんな俺の部屋行こうぜ。
(一の介)令おい。
おい!お前バイク乗ったらパンクするやろ。
(和子)サキさんお願い。
ねっ?一の介と別れて徹郎さんと一緒に結婚してください。
お願いしますから。
私はね仲のいい親子の顔を見たいの。
ただそれだけ。
(一の介)いや…。
まあな女将さんの気持ちも分かるわ。
(一の介)あぁ〜あもう…どないしたらええねやもう!お〜い!金用意出来たんかい!?おい!なんでピンク連れてきたんじゃこらぁ!夫婦会議で負けたんじゃい。
夫婦会議?
(アキ)どこの家でも嫁はんが強いもんやで。
そやなぁ。
(アキ)おい五十嵐!500万用意出来たんかい!?
(サキ)こんな短時間では無理です。
おい短時間あんまりなめとったらあかんど。
言うてる意味が分からへん。
何なん?「短時間なめる」って。
(アキ)短時間の間に用意しとけ言うて用意出来んかったんやろ?だから「短時間なめんなよ」言っとんねん。
その「短時間なめんなよ」っていう意味が分かれへんねや。
だから短時間の間に用意しとけへんかったから「短時間なめんな」言うてんねや。
ほな怒られるでっちゅう話をしとんねやろがい。
分かるやろがい!ええっ?
(アキ)ん?短時間なめたら怒られんの?
(アキ)それを言うとんねん。
分かるやろ!短時間なめたら誰に怒られるの?「誰に」?いや言うたやん今。
「おいお前短時間なめたら怒られるぞ」言うから。
短時間なめたら誰に怒られるの?ちょ…長時間にや。
安定感あるわ。
(アキ)おい!お前は〜ん!もうええ!お前は出てくるな!
(珠代)お前はん。
あてが行きますわ。
おっ!行ったれ行ったれ!行ったらんかい。
(珠代)返しなはれ。
(アキ)返さんかい!
(珠代)返すんやったら返す。
返せへんねやったら返せへん。
はっきりするのが天下の台所大阪人のお務めちゃいますのんか?
(アキ)おっきまった。
通天閣が泣いてます〜。
(アキ)うん。
悲しいね。
(珠代)あべのハルカス笑うてます〜。
(アキ)高いとこからな。
展望台は別料金でっせ。
ふふっ。
(アキ)おっ勉強になった。
出てくるな言うたやろお前!訳分からん…。
おいおい。
(アキ)珠代どうしたん?珠代?お前病院行け!一回。
お前そんな動きようできるなぁ。
(アキ)珠代…。
何食べたらできんねんそれ。
(アキ)どうしたんや?
(珠代)あかん。
おまはんちょっとちょっと…ドキドキしたらこれや。
(アキ)なんや?
(珠代)ああ〜病気が出よる。
ああ〜…。
なんや?
(珠代)ビラビラ病や〜。
(アキ)なんや?
(珠代)あかんこれはうつりよる。
(アキ)うつる?
(珠代)うつったらごめんやで。
ああ〜!うつるやないか!なんや?
(アキ)うつるやないか!
(一の介・サキ)ああ〜!
(一同)ああぁ〜〜!ああぁ〜〜!ああっ!ああっ!あっあっ…。
ああぁ〜〜!
(アキ)ははははっははははっ。
誰が止めるんや!なんや!?これ。
ふざけないで!お前や!お前が来てから真面目なことひと言も言うてへんで。
ビラビラとか通天閣とか訳分からんことばっかり言いやがって。
おい500万用意出来んかったらビラビラ病が何時間も続くぞ。
もうやめてくれ!お前そんなときだけは生き生きしてんのう。
(アキ)おい五十嵐500万を用意出来へんかったらどうなるか今度こそきっちり俺が教えたろうやないかい!Aaow!
(アキ)あっまたや!ははっ。
・んばばんばんばんばば!・んばばんばんばんばば!Aaow!・BecauseI’mBad,I’mbad・んばばんばんばんばば!・んばばんばんばんばば!もしもし?
(伊賀)着メロかい!おいピンク!
(珠代)ふふふっ…。
お前初めておもろかったやないか。
あははっ…。
ええっ?じじい!なんで止めんねん!すみません!いいよぉ。
(伊賀)いいんかいな。
いいよぉ。
長生きしてくださいね。
おいこらぁ五十嵐ちょっとだけ時間あげるから用意…。
おい!めっちゃ待ってくれるやん。
めちゃめちゃ時間くれるやん。
お前らここでおもろいことしたいだけちゃうんかい。
違うわ。
たまたま近所でそういう仕事してるから掛け持ちでそういう時間があんねん。
たまたまや。
そんなパターンや。
用意しとけよお前すぐ来るからな!短時間なめんなよ。
おいおいちょっと待て。
ちょっと待て!
(アキ)なんじゃい?ちゃんと確認しとかなあかん。
(アキ)おう確認しとく?短時間なめたら長時間に怒られんねやろ?
(アキ)おうそう言うたわな俺。
もしわしらが長時間なめてしもたら誰に怒られるんや?ん?いや短時間なめたら長時間に怒られんねやろ?
(アキ)うん。
ピンク待てこらぁ!待て!お前が言え!来いこらぁお前は!お前今まったく足音立てへんかったな。
おいお前が答えろまず。
(珠代)えっ?ええっ?
(珠代)何?何?何?短時間なめたら長時間に怒られんねや。
もしわしらが長時間なめたら誰に怒られんねや?待ち時間や!ふふふっ。
待て待ておいおい!おい黄色。
なんじゃい!今のんでよう帰れるなぁお前。
きまったやないかい!嫁はん…。
分かった聞く。
短時間なめたら長時間に怒られる。
長時間なめたら待ち時間に怒られる。
もしわしらが待ち時間なめたら誰に怒られるんや?わしらが待ち時間なめたら誰に怒られるんや?睡眠時間にや。
(徹郎)話はすべて…。
こんにちは!
(徹郎)こんにちは!安定感あるわ。
(徹郎)すべて女将さんから聞きました。
一の介さんにサキさんは渡さない!どうですか?ここは一発ギャグ対決して負けた方がサキさんを譲るというのは。
(一の介)一発ギャグ?もういいじゃないですかアドリブ大会で。
ねっ?
(一の介)急に…。
いやオーナー安定感見せましょ。
よし分かった。
よし分かった!
(徹郎)よ〜し。
では…お父さんお願いします。
おい。
お前アドリブ大会いうても誰に振っとんねんこらぁ!このおっさんができるわけないやろおい。
おいアホボンアホボン!こんにちは!こんにちは!
(伊賀)挨拶はするんかいな!お父さんやるんですか?お父さん…。
唇震えてるけど大丈夫ですか?まあやるみたいなんで。
ルールはお分かりですね?それではまいりましょう。
まずは社長からです。
どうぞ!「歌う歌詞につっこむ人。
B.B.クイーンズのおどるポンポコリン」。
・ピーヒャラピーヒャラおどるポンポコリンなんや?それ。
お前に言いたいわ!!なあ!なあ!そら急に言われたと思う。
オーナー!チャンス!どうぞ。
「ジャイアント馬場へのインタビュー」。
馬場さん好きな食べ物は?ババロア。
ババロア。
勝利!イエ〜イ!
(和子)ええ〜!そんなんで決めるの!?わしも同意見です。
あのアホボンが言いだしたんです。
(伊賀)あっ令君。
(和子)令!もうばかなまねはおやめなさい。
(伊賀)そうやでもう〜。
・
(ながい。
)おい!お前らいつまでかかっとんじゃ!
(アキ)すんませんでした。
また来たん!?
(アキ)おい!
(ながい。
)おい五十嵐500万返されへんらしいのう。
すみません。
(ながい。
)ほなしゃあない。
うちの事務所来てもらおうか。
(サキ)えっ!?
(一の介)すみません。
ちょっと待ってください。
お願いしますわ。
(ながい。
)邪魔すな!
(サキ)一の介さん!やめてください!
(平山)その500万私が払いましょう。
(サキ)えっ?そのかわりサキさん徹郎と結婚するという約束で。
(サキ)ええっ!?
(一の介)待て。
その500万わしが立て替える!
(和子)えっ?一の介…。
(一の介)まあまあ。
(ながい。
)どっちが払うんじゃい!わしが立て替える。
わしが立て替える。
わしは立て替えへん。
(伊賀)ほな参加すな!わしは立て替えへん!
(ながい。
)ほな出てくんなや!下がっとれや。
(一の介)ちょっと待っとけ。
待てぇ!オーナーの通帳はここや。
(伊賀)ええ〜!?なんであんたが持ってるん!?そんなん聞いてる場合か!使え!
(伊賀)いやお前の金ちゃうやろ!遠慮すんな。
(伊賀)何言うてんねん!
(一の介)ああ〜ここにな500万入ってる。
さあこれで…。
・
(奥重)そこまでや!
(ながい。
)誰じゃい!
(伊賀)お客さん!?大阪府警の奥重です。
鮫島です!長位章充荒木アキ珠代詐欺の現行犯で逮捕する!
(伊賀)どういうことですか?
(奥重)説明します!バン!
(奥重)うわぁ〜〜〜!
(伊賀)なんでこのタイミングで落とすねん!聞きにくいもん。
(伊賀)言うてる場合か!戻せ。
バン!はよ行け。
いつ落とすか分からん。
(伊賀)危ない危ない危ない!説明してください。
(奥重)こいつらは借金の債務者を使って詐欺行為をする常習犯です!
(茂造・一の介)ええっ?
(幸恵)今回は五十嵐サキに借金を清算するかわりに結婚詐欺を仕掛けさしたんです!ええっ!?
(一の介)いやあの…えっサキさんが?それ本当なのか?ふふふふっ…。
はははははっ!はははははっ!
(伊賀)おんなじように笑うな!
(サキ)誰があんたみたいなハゲにほれるのよ!はははははっ!
(伊賀)指さして笑うな!
(一の介)何しとんねん!サキさん本当ですか!?
(サキ)黙れアホボン!こんにちは!こんにちは!
(伊賀)挨拶すんのかよ!だまされるあんたたちが悪いのよ。
(奥重)おい証拠はつかんだ。
観念せぇ!
(ながい。
)くっそ〜こうなったら…。
おい!
(伊賀)うわっ!
(アキ)なんだ?こら。
おい行けこらぁ!おいおい人質やこいつが。
(藍)いや〜!
(アキ)人質じゃい!
(森田)おい藍を放してくれ。
(アキ)動くな気持ち悪い。
(森田)「気持ち悪い」?顔や。
(森田)えっ?顔や気持ち悪いんは。
顔が気持ち悪い?
(アキ)おう気持ち悪いやろ顔。
反省せぇこらぁ。
なんでなん!?もう反省しとけ!
(森田)ええっ?
(アキ)おいよう聞けよこらぁ!ちょっとでも動いたり音を立てたらこいつの顔面この警棒でボコボコにする!!はい!パンパカパンパンパカパンパンパカパン!はい!
(アキ・ながい。
)ストップ!
(アキ)ストップ!
(ながい。
)お〜い!ストップ!
(アキ)ストップ!やめろ!ストップ!
(アキ)ええ〜!?
(アキ)聞いてたか!?ちょっとでも動いたり音を立てたらこいつボコボコにするって言うたんや!だからやってるんや。
(アキ)えっ?お前人質の価値ないやないか。
向こう行っとけこらあほぼけ!
(レイチェル)おいお前らええかげんにせぇよこらぁ!
(アキ)なんじゃい?こらぁ!
(ながい。
)なんじゃい?こらぁ。
(レイチェル)やかましいわこら!バキ!
(ながい。
)ええ根性しとるやないかい!バキ!
(ながい。
)こっち来いこら。
おい!
(アキ)ガキこらぁ。
(ながい。
)逃走用の車用意せぇ。
こいつがどうなっても知らんぞ。
(一の介)ちょっと待て!令を傷つけたらなおい…。
バキ!
(一の介)あっ!うっ…。
許さんぞ。
やられてるやん!この役立たずが!
(一の介)すまんすまん。
おい解放せんかい。
(アキ)できるわけないやろがい!ほなどうなっても知らんぞ!バン!
(ながい。
)うわ〜!
(伊賀)あれなんやねん!?防犯システムオクトパス。
(伊賀)なんちゅう名前やほんま。
役立ったけど…。
戻せ!バン!
(ながい。
)ふざけやがって…。
じじい!やかましいわこらぁ!バン!ガン!
(伊賀)あれもなんやねん!茂造スマイル!
(伊賀)役に立ったけど。
(アキ)兄貴大丈夫ですか!?
(ながい。
)あのじじいいてもうたれおい!
(アキ)おいじじい許さんぞ!わしの大事な大事な兄貴を…。
おい許さんぞこらぁ!Aaow!
(アキ)あっ…始まった!
(「自由」)
(「自由」)
(「自由」)はいもしもし?
(伊賀)着メロかい!お前ら3つつっこむ。
まず1つ目なんで2人参加したんや?ダンス好きか?お前ら!2つ目ピンクめちゃめちゃおいしいやないかい。
3つ目黄色。
(アキ)なんじゃい?お前ピンク抱っこしたとき腰の骨折れそうやったやろ。
めっちゃ重たいんじゃ。
(珠代)おまはん!
(アキ)おお…おいおい。
(珠代)そらあては肥えとる!固太りやわ!そやけどなぁ肥えてるがゆえにあんたが抱っこしたときにものすご〜いパンツが食い込むんやわ!
(アキ)持つとこなかったんや。
(珠代)お肉も持ちなはれ。
なんでパンツの布だけ持つんや?ぐ〜っと持ったら上であ痛たたたたっ!ものすごい痛いんや!
(アキ)いやごめんな。
(珠代)お肉も持ちなはれお肉も!家で話せぇやそれ!「食い込んだ」とか家で話せぇやこらぁ!
(アキ)おいこらじじい!なんじゃい?
(アキ)うちの嫁食い込ましやがって…。
お前や!お前が抱っこしたからちゃうんかい。
(アキ)許さんぞ!おらぁ!おっ!うっ!うっ…。
(伊賀)えっ!?
(伊賀)あんた一体何者や!?越後のちりめん問屋です。
(伊賀)なんでやねん!それ水戸黄門やろ!ははぁ〜!
(伊賀)いやせんでええそんなん。
(幸恵)確保〜!
(奥重)手ぇ出せ。
(アキ)あぁ…。
ああ〜痛い。
刑事さん。
(奥重)ありがとうございます。
(幸恵)詐欺罪殺人未遂恐喝罪で逮捕する。
(奥重)ありがとうございました。
行くぞ。
おいクソじじいおらぁお前のせいで捕まってもうたやないかい!すみません!
(アキ)いいよぉ。
(伊賀)ええんかい!
(アキ)いいよぉ。
ありがとね。
反省してくるね。
(奥重)はよ行くぞ!
(アキ)反省してくるね。
(幸恵)五十嵐サキあなたもよ。
待ってください。
一度でもオーナーと令君が愛した女性です。
二人の目の前で手錠はわしがします。
(伊賀)お前がすんのか!こらぁ!ああ!?お前何歳や?今。
詐欺しやがって。
何歳や?二十歳ちょい。
お前また詐欺するんか!?
(サキ)ちょっと!
(一の介)サキさんどうしてこんなことを?
(サキ)ぬくぬくと生きてきたあんたたちに私の気持ちなんて分からないでしょうね!父が借金を残して蒸発し借金を背負うことになって昼夜問わずに働いても利息分しか払えず一向に元金が減らない。
借金地獄から抜け出したかったのよ!!「抜け出した」やと!?オーナーは髪の毛抜けとる。
(伊賀)いらんこと言わんでええ!
(幸恵)さあ行くわよ。
(サキ)はい。
おいちょっと待ってくれ。
お前さっき「ぬくぬく」と言うたな?オーナーはな「抜け抜け」や。
(伊賀)何うまいこと言うとんねん。
(一の介)なんやねん。
(平山)徹郎女性を見る目をもっと養いなさい。
(平山)女将さん。
(和子)はい。
(平山)こうして知り合えたのも何かのご縁です。
NGKトラベルでこの民宿を強く推薦させていただきます。
(和子)あっありがとうございます。
(一の介)ありがとうございます。
いや〜よかったですねぇ!社長あんためちゃめちゃええ人やんかもう!こんにちは!こんにちは!言うた!ああ〜スッとした。
スッとした。
(一の介)ああ〜令お前を傷つけてほんとに悪かったな。
(レイチェル)俺の方こそごめん!俺頑張ってこの民宿を継ぐよ!
(伊賀)僕もサポートします!みんなも応援したれよもう。
(森田)応援するわ。
(レイチェル)ありがとう。
(和子)よかったわ仲直りした。
・
(幸恵)きゃあ〜!あっ…あっ…。
(伊賀)どうかしたんですか?
(幸恵)あれです!
(伊賀)えっ?・
(珠代)いやぁ〜!
(伊賀)ええっ!?みんななってるやん!ああぁ〜!ああぁ〜〜!
(一同)ああぁ〜〜!おいおいおい。
みんなちょっと待ってくれ。
こんな…ビラビラ病みたいなあほなこと大ベテランの60年もやってるこの桑原さんがやってくれるんかなぁ?こんなあほなことやってくれるんかなぁ?
(アキ)やってくれるんかな?ああぁ〜〜…はい!やった!
(すっちー)
(一同)イエ〜イ!
(すっちー)新喜劇若手座員の一芸披露のコーナーでございます。
さあ今日は誰いきましょうかね〜?ちょっと待って。
新喜劇にあんな人おったかな?すみませんあの〜どちらさんですか?
(徹郎)
(すっちー)「ダイアモンド★フユカイ」!?「ユカイ」じゃなくて?吉本新喜劇の
(一同)ははははっ!怒られたらええわ。
川畑さんそんなん結構気にするからな。
怒られたらええわ。
(藍)「大坂の陣新喜劇番外編」5月24日日曜日から5月27日水曜日まで。
皆さんぜひ…。
(4人)お越しくださ〜い!2015/05/09(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「茂造、恋のバリバリ伝説!」】
民宿アルバイトの茂造。民宿の息子の元へ昔の暴走族仲間がやって来るが息子は大切な人の為に仲間を突き放す。しかしその人の秘密を知り昔の姿に戻ってしまう…秘密とは!?
詳細情報
番組内容
【茂造、恋のバリバリ伝説!】
民宿アルバイトの茂造
民宿の息子の元へ昔の暴走族仲間がやって来る
息子は大切な人の為に仲間を突き放す。
しかしその人の秘密を知り昔の姿に戻ってしまう
果たしてその人の秘密とは一体・・・お楽しみに〜
出演者
辻本茂雄/島田一の介/伊賀健二/松村恵美/五十嵐サキ/桑原和男/レイチェル/タックルながい/アキ/島田珠代/森田民義/桜井雅斗/小寺真理/酒井藍/平山昌雄/新名徹郎/奥重敦史/鮫島幸恵/たかおかみゆき/前田まみ
ほか
ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
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