ニュース 2015.05.09


1時になりました。
ニュースをお伝えします。
神戸市にある病院で、肝臓の移植手術を受けた患者4人が死亡した問題を巡り、病院の院長らが、インドネシアの病院と連携し、現地で行った手術でも、患者3人が、術後1か月ほどで死亡していたことが分かりました。
現地の病院の手術後の管理に問題があったと見られるということで、先月以降、手術を中止したということです。
この問題は、神戸市にある神戸国際フロンティアメディカルセンターで、肝臓の移植手術を受けた患者4人が死亡したもので、専門の医師で作る団体が、センターの体制が不十分だったなどとして、移植手術の中止を求める報告書をまとめています。
センターの院長らは、日本の医療を国際的にも広めるため、センター設立前の去年2月から、インドネシアで現地の病院と連携し、生体肝移植の手術を行っていましたが、現地でも患者3人がいずれも手術後1か月ほどで死亡していたことが分かりました。
死亡の原因についてセンターの菊地耕三副院長は、患者が感染症にかかるなど、現地の病院の手術後の管理に問題があったと見られると話していて、先月以降、手術を中止し、インドネシアから医師らを招いて、研修を行ったということです。
アメリカ国防総省は、中国の軍事動向を分析した年次報告書を公表し、南シナ海の南沙諸島で続く中国による埋め立てについて、中国が、滑走路や港などのインフラの建設を通して、現状の変更を試みていると指摘し、懸念を示しました。
アメリカ国防総省は報告書の中で、中国軍が去年1年間、巡航ミサイルや弾道ミサイルなどの性能の向上に取り組むとともに、宇宙やサイバー空間での作戦遂行能力にも焦点を当てて、力を入れていると指摘しています。
また中国が、南シナ海の南沙諸島、英語名スプラトリー諸島で続ける埋め立てについては、多数の建設用大型機械が持ち込まれ、作業の重点は滑走路や港、さらに通信施設などのインフラ整備に移ったとしています。
その上で、中国のこうした動きの本当の狙いは明らかではないとしながらも、中国はインフラの建設を通して現状の変更を試みていると指摘し、懸念を示しています。
これについて、アメリカ国防総省の当局者は8日、中国がことしに入って作業を急速に進め、埋め立てた面積はおよそ8平方キロメートルに上るという見方を示したうえで、大規模な埋め立ては、この地域の平和と安定に合致するとは思えないと、強く批判しています。
ネパールで起きた大地震で、日本から派遣された国際緊急援助隊の救助チームが、活動を終えてきょう成田空港に到着し、活動報告を行いました。
先月26日に出発した、警察や消防、海上保安庁など70人で作る、国際緊急援助隊の救助チームは、9日間の活動を終えて、きょう午前、成田空港に到着しました。
空港で開かれた解団式では、隊員らが、歴史的建造物や住宅が倒壊した首都カトマンズを中心に、生存者の救助活動に当たった活動報告が行われました。
今回の活動では、生存者を救出できませんでしたが、倒壊した建物の中から、女性1人の遺体を見つけたということです。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
九州の北部や中国地方と北陸で晴れ間が出ますが、太平洋側を中心に曇りや雨の所が多いでしょう。
沖縄と奄美地方は、激しく降る所があるでしょう。
2015/05/09(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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