報道ステーション 2015.05.08


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速ですが今日のコメンテーターをご紹介いたします。
久方ぶりの登場ということになります。
慶應大学教授の片山善博さんです。
どうぞよろしくお願いします。
ご無沙汰しておりました。
今日はイギリスにしても沖縄にしても、いろいろぜひ、伺いたいところがありますのでよろしくお願いします。
はじめにお伝えするニュースはパキスタンの北部の映像ですが軍用ヘリコプターが墜落いたしました。
大使ら7人死亡というふうに出ておりますがノルウェーの大使そして、フィリピンの大使更にはマレーシア大使夫人そしてインドネシア大使夫人をはじめとして7人の方が亡くなった。
日本大使は別のヘリコプターに同じ一行でも、乗っていて無事でした。
これは事故なのかテロなのかということでまだはっきりしません。
場所が非常に複雑なところなのでちょっとなるべく簡単にご説明したいと思うんですが。
パキスタンのカシミール地方で墜落現場ということになります。
カシミール地方というのはご存じのようにずっともめておりましてインド、中国パキスタンと。
そして茶色い部分がインドのカシミール地方。
点線の部分が中国側、そしてワインカラーに見えているちょっと長細いところも含めてパキスタン側のカシミール地方ということがいえるんですがカシミール地方で非常に治安が悪いテロなども起きて非常に厳しい情勢だというのは南のほうの細長く見えるところでありましてこちら側、北のほうは比較的平穏で風光明媚な観光名所でもある。
そこに墜落現場があります。
≫各国の外交官を乗せた3機のヘリコプターが視察ツアーを行っているさなかうち1機が墜落。
ノルウェーやフィリピンの大使など7人が犠牲となった。
無事だった別のヘリコプターには日本の大使も乗っていた。
≫CNNが速報で伝えた。
≫パキスタン北部ギルギット地域で8日各国の要人を乗せた軍用の大型ヘリコプターが墜落。
その直後の写真には激しく炎を上げ煙を上げる様子が写し出されていた。
乗っていた少なくとも7人が死亡。
ノルウェー大使とフィリピン大使そしてマレーシアとインドネシアの大使夫人ら合わせて4人とパキスタン人のパイロットら3人だった。
大使らはパキスタン外務省が主催する視察ツアーに参加。
そのさなかに墜落したのだ。
無事だった別のヘリコプターで同行していた地元紙の記者が「報道ステーション」の取材に答えた。
≫視察ツアーに参加したのは合わせて37か国もの外交使節団。
観光促進のためパキスタン外務省が企画しパキスタンのシャリフ首相も参加する一大イベントで4日間、行われる予定だった。
この地域は7000m級の山々がそびえる様子が間近に見られ外国人観光客や登山目的の旅行者が多い。
日本人旅行者の間では「風の谷のナウシカ」の舞台である風の谷のモデルになったともいわれている。
各国の大使らは軍用の大型ヘリコプター3機に分乗。
別のヘリには日本やマレーシア。
そしてインドネシアの大使など各国の要人が乗っていた。
彼らは無事だった。
各国の大使が乗る軍用ヘリコプターが墜落するという事態。
実は、これは事故ではなくテロによる撃墜だった可能性もある。
ロイター通信によると犯行声明を出したのはイスラム過激派組織パキスタン・タリバン運動。
パキスタンのシャリフ首相が狙いだったという。
≫ヘリが落ちたパキスンタン北部ギルギット地域は急峻な山々が連なる高原地帯。
このギルギッドでは2年前武装集団が登山のベースキャンプを襲撃。
外国人観光客ら10人を殺害する事件が起きている。
犯行声明を出したのは今回と同じイスラム過激派組織パキスタン・タリバン運動でアメリカがパキスタンで行っている無人機攻撃を中止するよう世界にメッセージを送るために外国人を殺害したと声明を出していた。
ただ今回はテロではない可能性もある。
別のヘリに乗っていた日本の猪俣弘司大使はこう証言したという。
≫また、パキスタン軍は墜落は技術的な問題によって起きたことであると発表。
テロの可能性を今のところ、否定している。
≫パキスタンのイスラマバードに大変日本語が堪能なパキスタンのジャーナリストのアミン・ベイグ氏がいます中継でお話を聞きます。
お話を聞きます。
アミンさん、聞こえますか。
東京のスタジオ古舘でございますが。
≫もしもし。
≫東京のスタジオの古舘です。
アミン・ベイグさん聞こえますか。
≫はい、聞こえますよ。
≫よろしくお願いします。
アミンさんは今回軍用ヘリが墜落した場所のすぐ近くにあの不老長寿の村としてつとに有名な里がありますがアンズの花が咲き乱れる。
そこの出身ですよねアミンさんは。
あの辺りのことよく知ってらっしゃると思うんですが、今回事故なのかテロなのかここからどうお思いになりますか?≫今まで報道っていうか、あと私の友人たちが現場にずっと今、取材をやっているので彼らたちによると一応、事故になったというニュースがきてるんですよ。
まず、さっきはヘリコプターが落ちる直前に火がついて、そのあとに落ちたということです。
≫そのエリアはあまりはっきりしないのでそのエリアはすごく狭いところなんですよね。
谷があって、すごくきれいなスキーリゾートのエリアなんですよ。
そこに降ろす直前にエンジンが火がついてるっていうんですけど実際に今まで本当のことがまだわかっていないんです。
≫その谷のエリアというのは非常に美しいところだというふうに聞いていますけどパキスタン側のカシミール地方といっても非常に危ないといわれている地域とは相当離れている北部の地域ですよね。
今回の墜落現場は。
≫はい。
この谷というとギルギットから大体18km北のほうにあるので。
フンザとギルギットの間なんですよ。
向こうにテロの今まで、何か事件とか起きていないので、実際にタリバンが声明を出しているんですけど本当にタリバンがやったか、それはまだわかっていないんです。
≫アミン・ベイグさんどうなんでしょう。
パキスタン・タリバン運動というのは今まで仮に自分たちが犯行していないものでも犯行声明を嘘で出すような今までそういう例というのはありましたか?≫今まで、いくつかあったので今回の事件がパキスタン軍がタリバンと国境辺りで戦いが続いているんです。
そういうところから勝手な声明を出しているか本当にやっているかまだわかっていない。
≫わかりました。
ありがとうございました。
パキスタンとアフガンの国境地帯の非常に難しい地域でパキスタン軍がタリバンの掃討作戦に出ている。
アメリカの無人機も動くというそういうところがあるのでテロかとその報復かというふうにみる向きもありますが定かではありません。
かわりまして次のニュースまいりましょう。
≫こちら今日の大涌谷の様子です。
蒸気、見てみますと勢いよく噴き出しているのがわかりますよね。
ちょっと、数日前と比べてみましょうか。
右側が5月4日。
今月の4日の映像なんですが勢いも量も増しているというのがわかりますね。
密度も濃くなっているようにも感じます。
今日新たに、この大涌谷には一部が最大で6cm隆起しているということもわかりました。
≫依然として活発な火山活動が続く箱根山。
火山性地震の回数は午後7時までに60回に達した。
今日新たにわかったことがある。
大涌谷の異変は人工衛星も捉えていた。
これは地球観測衛星「だいち2号」によるレーダー解析画像。
赤い丸で囲まれた大涌谷の半径100mほどの範囲で活動の活発化前と比べ3cmから6cmの隆起が確認されたという。
ロープウェーの駅や観光施設からは200mほど離れている場所で温泉供給施設のある辺りだ。
解析にあたった国土地理院によるとこうした極めて狭い範囲での隆起は浅い場所での膨張を捉えている可能性が高いとしている。
このことは、何を意味するのか。
≫午前9時です。
気象庁の観測班が3日ぶりに大涌谷へと入っていきます。
これから地表の温度の変化などを調べるということです。
≫今日は長年、大涌谷の火山ガスの研究を続けている東海大学の大場武教授らも特別な許可を得て調査に入った。
耳をつんざくような爆音。
間近で見る温泉供給施設の塔からは猛烈な勢いで蒸気が出ている。
これは、大場教授が撮影した規制エリア内の映像だ。
≫これが今日の様子。
≫これまでの研究で活動が活発になると火山ガスに含まれる硫化水素に対する二酸化炭素の割合が高まることがわかっているという。
今日の簡易検査では以前は3.6だったものが4.4に増えたというのだ。
大場教授は今後起こり得ることについてこう指摘する。
≫こうした調査や温泉供給施設のメンテナンスなどのため規制エリアへの立ち入りを特別に許可していた箱根町は今日午後、いったんその許可を取り消した。
週明けの月曜日に改めて判断するとしている。
≫続いての、大変これまた興味深いニュースはイギリス下院の総選挙です。
議席は650。
多いですね。
単純小選挙区ということで過半数を取るためには326ということですが先にちょっと下ろしてください。
大番狂わせといってもいいと思います。
労働党とキャメロンの保守党。
これが拮抗しているといわれていましたが保守党が過半数をとりました。
326以上。
私がさっき言ったところでは328という数字も出ていました。
大番狂わせといって私も逃げておりますけれどもこの番組で昨日拮抗するかと連立政権化といっていましたが外れたということですね。
そして興味深いのはまた、日本との共通点もありながら違いも多くあります。
投票所について見てもらいたいんですがプールサイド。
このプールが投票所になっています。
イギリス全体で650もあるということで小選挙区。
プールとかボクシングジムが投票所になっている。
サンドバックで一生懸命トレーニングしているボクサーを見ているんじゃなくてこの方は、投票所に来ているかただと思うんです。
それから、こちらにいたってはあるコインランドリーが投票所になっていますね。
これは、洗濯物と政権選択と両方でしょうか。
くだらないことを言っていますがこちらは民家です。
本当に場所によってはここのお宅が一番人がここに通ってきやすいというのもあるんだと思うんですけどね。
さあ、ご覧ください。
≫イギリスで行われた5年に一度の総選挙。
投票率は66.1%。
結果は事前の予測を裏切る形となった。
選挙前の世論調査では保守党と労働党がほぼ同数の議席になりどちらも単独過半数は取れないとみられていた。
だが、ふたを開けてみれば保守党が単独過半数を獲得し戦いを制した。
≫もう1つ予測を上回った結果がある。
イギリス北部のスコットランドだ。
≫グラスゴーの選挙区今、スコットランド民族党の勝利が伝えられました。
スタージョン党首も笑顔を見せています。
≫地域政党スコットランド民族党が事前予測の51議席を超える56議席を獲得。
これまでの6議席から大きく増やした。
≫スコットランドは伝統的に労働党の地盤だったが割り当てられた59議席のうちほとんどをスコットランド民族党に持っていかれた形だ。
ある選挙区では閣僚経験もある労働党の重鎮ダグラス・アレクサンダー候補が敗れた。
当選したのはマイリ・ブラックさん。
20歳の大学生だ。
≫20歳という年齢は1667年に13歳で下院議員になったクリストファー・マンクに次ぐ若さだという。
最大野党・労働党は議席を減らし敗北した。
≫結果を受けてミリバンド党首は辞任を表明した。
スコットランド民族党の躍進。
それは、労働党にとってスコットランドでの議席を失ったのみならず全国的な敗北の原因にもなった。
スコットランド民族党は去年9月のスコットランド独立をめぐる住民投票を主導した政党だ。
≫反保守党を打ち出すスコットランド民族党は選挙戦の中で労働党とは協力する姿勢を示してきた。
保守党は、これを逆手に取る形でネガティブキャンペーンを展開。
労働党はイギリスの分裂を望むスコットランド民族党に操られていると主張し、危機感を抱く有権者の支持を集めることに成功した。
≫片山さん、保守党のキャメロンさんがかなり支持されているというわけではないと思うんですがこういう結果になりましたね。
≫やっぱり、小選挙区制の魔術といいますかそれはあると思います。
ちょっとした得票差が大きな議席差になってくる。
これは、日本もよく似ていますよね。
スコットランドを除けばまさしく二大政党制になっているわけですよね。
保守党と労働党が。
スコットランドは一強他弱ならぬ一強無弱になっているわけですがこれも、だから小選挙区制の結果ですよね。
あと、片山さんグローバリゼーションと関係があるのかわかりませんがなんか、このところイギリスに限らずそんな積極的に支持するかしないかは別として、どっちかっていうと現状維持を望むという心理が働いているようなところをちょっと感じるんですけど。
≫やっぱり今回のまさに労働党がスコットランド民族党と一緒に…。
操られているといっていましたけれども国を分裂させるのではないかという危機意識を保守党のほうが出しましたよね。
それが影響して安定志向のほうに国民の民意が傾いたというのはあったんじゃないかなっていう気がしますね。
≫スコットランド民族党の大躍進がずっといわれてきて今日もそうなんですがここから何が日本も関連して見えてくることってありますかね?≫私ね、どうしても日本のことになぞらえれば沖縄問題とダブって見えるところがあるんです。
もちろん沖縄の議席数とスコットランドの議席数は随分、違いますけど考えてみれば去年の総選挙で、沖縄県では自民党、公明党、与党は小選挙区では1議席も取っていないんですね。
それから、野党の第1党の民主党も議席を持っていないんです。
今回のイギリスの総選挙の結果となんとなくダブってきますよね。
ですから、これはイギリスも日本も一緒だと思うんですがそういう今の政権に対して違和感を持っている地域。
それを代表する国会議員の集団。
これに対して、どういうふうに向き合うかっていうのが非常に私はイギリスでもこれから保守党政権で問われると思いますし日本でも安倍政権にまさに問われている問題だと思います。
≫それでいいますとスコットランド民族党側から見ればこれだけの議席を確保したということは政策的にもちろん、連立も何もしないとはいえこれは全く違う源泉をスコットランドから出せといっている。
それから自治権の問題。
こういうことで、この議会内でかなり動いていくんじゃないですかね。
≫なかなか合意とか…。
政治は妥協ですけどもイギリスの政治でこれから妥協とか合意が難しくなるのではないかって気がしますね。
スコットランド民族党のいうことに妥協しようとしますとこれはイングランドなんかの方で反感が出てくるし。
譲歩しようとすると恐らく分権とかスコットランド議会の決定権限を増やすことになりますが、それは結果から見たら恐らく独立にどんどん近づいてくると思うんですね。
それが嫌で無視すれば恐らく、スコットランドの民心は、英国議会から離れていくでしょうから。
だからどっちになっても非常に政権の運営は難しいと思いますね。
≫キャメロンさんがまた首相になったとすると再選された方向でいくとすれば今度は今後、すぐにではないですけどEUから離脱するかしないかの国民投票をやるといって一部支持されたり一部なんだ受け狙いっていわれたりしてその辺の要素も含めて考えると今後どうなっていくかという感じがしますね。
≫さっき小選挙区の魔術といいましたが議席数はかなり保守党が取ったとしても多様な考え方があるというのは事実だと思うんですね。
ですから選挙では勝ったけれどもしかし多様な意見をどうやってこれからイギリスが合意を形成していくのかってことですね。
だから、1つ1つEUの問題も1つだしそれから移民の問題にしてもそうだし社会保障政策をどうするのかとか財政再建どうするのか。
課題は山積していますけど1つ1つの議案とか予算を丁寧に扱っていくという。
やはり少数意見とか異論反論をよく汲み取ってそのうえで、決めていくという議会制民主主義の原点に帰らなきゃいけないタイミングだと思いますね。
≫そうやってイギリスの片山さんのお話を聞いていると、全くひとごとではないというふうなところにつながってくるわけですね。
≫ダブってきます。
≫沖縄、辺野古基金というものがあります。
知らない方もいらっしゃると思います。
辺野古基金とは何ぞや。
これからVTRでお伝えをします。
その共同代表のメンバーの方々がここに映し出されています。
パンしていきますと知っている人、知らない方いろいろだと思います。
そして、2人共同代表が新たに加わったというニュースが今日入ってきました。
ジャーナリストのおなじみ鳥越俊太郎さんとそして、宮崎駿さん。
この2人が入った。
何を意味しているのでしょうか。
≫沖縄の非武装地域化こそ東アジアの平和のために必要です。
≫去年11月オスプレイの撤去と辺野古新基地建設に反対する運動に直筆のメッセージも送っていた。
映画監督の宮崎駿さんが今度は移設反対運動を支援するため設立された民間の基金辺野古基金の共同代表に就任することが決まった。
辺野古基金は沖縄県内の経済界が中心になって先月設立され全国から寄付を募り国内やアメリカの新聞に辺野古移設反対の意見広告を出すなどの活動を支援するもの。
すでに、5421件総額1億4000万円あまりが集まっていてうち7割は沖縄県外からの寄付だ。
共同代表は知事選で翁長知事を応援した菅原文太さんの妻・文子さんや元外交官の佐藤優さん。
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんら9人。
宮崎さんには基金側が要請し昨日、快諾したという。
宮崎さんは4歳のときに終戦を迎え最後の長編作品「風立ちぬ」では日本が戦争へとひた走る時代を描いた。
去年、アカデミー賞名誉賞を受賞した際にはこう述べていた。
≫スタジオジブリが出版する小冊子では今月号で沖縄の基地問題が特集されている。
宮崎さんは共同代表就任について沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら支援するしかないと思いましたとコメントを発表。
基金側は世界的に名が知られる宮崎さんの就任で、国内外に大きなアピールができるとしている。
≫辺野古への新基地建設反対のうねりを巻き起こせるのか。
この動きに政府は…。
≫中谷防衛大臣は明日、翁長知事と会談。
東シナ海の安全保障環境の変化などを説明したうえで辺野古移設に理解を求める。
≫鳥越さんの話が全く出てこなかったですね。
申し訳ない感じでした。
宮崎さんのお話ばかりでしたけど。
宮崎さんの話も含めて片山さん、どうですかね?≫私ね、宮崎さんもそうだと思いますけどこの間の沖縄に対する政府の対応の仕方。
ここにやはり違和感を感じている本土の人も多いと思いますね。
私の身の回りの人にも多いです。
私も1つ、違和感がありますのは自分も知事をやっていた経験から言いますと翁長知事が今までの前任者の政策と違う政策を掲げて当選をして前任者のやってきたことを点検するということはこれは、あり得ることだと思うんです。
私もやりました。
その点検をした結果自分はいやだけどしょうがない引き継がざるを得ないということもありますし点検をした結果これ、やっぱり欠陥があったとか手続きに違反があったとか。
それならば見直しをしようということもあり得るし。
≫鳥取で確か大型商業施設の話があってそれを中止させる大変なことがありましたね。
≫ダムの問題とかそれからウラン残土の問題いろいろありまして点検して見直せるものは見直しました。
見直せないものもありました。
それは引きずりましたけども。
そういうことをこの間の選挙のあと、翁長さんがせめて見直しをしたいと点検をしたいと言ったことに対してやっぱりそれはその結果を待つだけの余裕と度量が政府に私は欲しかったと思うんですね。
もし、点検した結果瑕疵がない。
何も過ちがなければ政府にとってもよかったと思います。
もし過ちがあるならそれは当然直さなきゃいけない。
それはやっぱり無視してそれこそ粛々とということで翁長知事は上から目線だと批判されましたけどそういう、政府の対応というのはやっぱり違和感を感じている人は多いと思いますね。
≫記事で呼んだんですけど片山さんはこういうふうなアングルでも見ていらっしゃいますね。
埋め立て申請を結果、滑り込みのようにして前知事が承諾する前は体調を崩されていた。
この辺りも注目されていましたね。
≫私、埋め立て承認を前任の知事がされたときにやっぱり、ちょっと首をかしげることがあったのは1つは沖縄振興予算の増額が決まった。
それと前後して埋め立て承認が決まったんですね。
まさか、予算の増額と関係はないと思いますけどあるんじゃないかという点検もあってしかるべき。
もう1つは車椅子に乗って出てこられていましたよね。
体調の悪いときに病気のときに重大な決定をすべきではないというのはこれは政治史の教訓なんですね。
やはり気が弱くなったり気の迷いが出てきたりしかねませんので。
だから、そういうときには決定をすべきではないというのがあるんです。
そうしますと新しい知事が前任知事の体調の悪いときの決定に何か、落ち度がなかったのかといって点検するというのは当然あり得ることだと思います。
≫これは新しいアングルだと思いますね。
翁長知事もずっと一貫して言っていることはやはり大浦湾をはじめ環境破壊につながるかどうかその埋め立ての許可に瑕疵があったかないかは戦うっていうことは終始一貫して言ってるけど今のようなアングルで瑕疵があったかなかったかあまり聞いたことがないのでちょっと新たなアングルだと思います。
沖縄、本気で考える、思うというコーナーを少しずつやっているので≫まずこちらの写真をご覧ください。
TPP交渉の責任者ですね。
甘利大臣。
その隣にいらっしゃるこちらの方もTPP担当なんですが西村内閣府副大臣です。
この方、経済財政が担当でして日銀の金融政策決定会合の場にもこちら、いらっしゃいます。
この西村副大臣の発言が波紋を広げています。
TPP交渉というのは国同士の秘密保持契約がありまして非常に情報管理が厳しくなっているんですが3日前に、アメリカで西村副大臣国会議員がその交渉内容を見られるようにすると発言しました。
これを今日になって急に、撤回したんです。
≫西村副大臣はアメリカの国会議員が厳しい守秘義務を守ることを条件に交渉中のTPPについての文書を閲覧できることを確認。
日本でもルールを作ったうえで国会議員が同じように閲覧できるようにする考えを示していた。
しかし、今日…。
≫外交にも強い権限を持つアメリカ議会はオバマ大統領にTPP交渉を一任するための法案の審議を行っている。
オバマ政権としては議員の理解を得るためにも情報開示を進めている。
なぜ、日本では議員に条文案が示されないのか。
≫わずか3日後の発言撤回。
条文案の開示表明はなんだったのか。
≫情報開示を求め続けていた野党は…。
≫速報です。
アメリカの4月の雇用統計が先ほど発表されました。
景気の動向を敏感に反映する非農業部門の雇用者数は前の月から22万3000人増えてほぼ市場の予想どおりとなりました。
また失業率は5.4%と前の月から0.1ポイント改善しています。
今日の雇用統計は前回の3月分の弱かった雇用統計が悪天候などの一時的な要因によるものだったのか見極めるといううえで注目されていましたが今回の結果が、そこまで強くなかったということでFRBの利上げはまだ遠いとの思惑から市場では円高ドル安となってニューヨークダウも大きく上げて始まっています。
≫もちろん、そうですしいろんな見方があって例えば、日本の決算発表が相次いでいて非常にいいけどそれは過去であって今後はどうなるんだって疑問視する点もありますが。
しかしこういう動きを見ると逆にこれからやっぱり金利上げというのはアメリカは視野に入ってはいるわけですからいつやるかってタイミングですから。
そうなると利上げがあればやっぱりドル高に少なくともいやでもなるという傾向にあるとすれば円安になる方向を想像すれば、日本の株価はそんなに悪くないじゃないか。
≫売上高日本一のトヨタ自動車。
純利益が2兆円を超えました。
≫トヨタが発表した2014年度の売上高は前の年度よりも6%プラスの27兆円あまり。
営業利益は20%プラスの2兆7505億円で2期連続で過去最高となった。
最終的なもうけを示す純利益は日本企業として初めて2兆円台の大台に乗せた。
消費増税の影響などで国内販売は低迷したもののアメリカを中心とした海外での販売が好調で円安による利益の押し上げもあった。
≫お天気、気になりますね。
林さん、お願いします。
≫明日はせっかくの週末ですが傘が必要になるところがあります。
原因が、大陸方面から延びるこの前線です。
前線に近い九州南部や四国などで雨になりそうです。
また、湿った空気が流れ込む影響で東日本でも天気が崩れそうです。
日本のはるか南の海上には渦を巻く雲。
台風6号の雲ですね。
現在非常に強い勢力にまで発達しています。
一方、日本付近に目を向けるとこちらには前線の長い雲があります。
前線があるときに台風がやってくると大雨になる恐れがあります。
では最新の台風の動きを見ていきます。
日曜日にかけてフィリピンまで進んだあと来週月曜日に大きく向きを変えてそのあと沖縄方面に接近する予想です。
まだ、5月だというのに沖縄は来週前半にも台風の影響を受けそうです。
そのあと、予報円が本州にもかかってきました。
今のところ上陸する可能性は低いですが前線の影響で雨が強まりそうです。
≫ここからスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫まずテニスからお伝えします。
2週連続で優勝を目指す錦織圭選手。
初戦は2時間近い厳しい戦いとなったんですが今日は1時間11分。
快勝です。
≫深夜1時半までに及んだ2回戦と同じ日に3回戦を戦うことになった錦織。
クレーコートが得意な地元スペインのバウティスタ・アグトを相手に長いラリーの打ち合い。
これを拾われる。
これも拾われる。
何度も決めにいくが粘られる。
この長いラリーを制した錦織は…。
ドロップショット。
更に…。
またもドロップショット。
錦織が早い展開に持ち込みわずか30分で第1セットを奪う。
そして、第2セット。
今日一番のスーパープレーを見せる。
第2セットは40分で制し格の違いを見せ付けた錦織がベスト8進出を決めた。
≫続いてメジャーリーグです。
イチロー選手がマリナーズにいたころからそのヒット数をカウントしてきたイチ・メーターです。
イチロー選手が今日この生みの親と再会しました。
≫試合前のイチロー。
その視線の先にいたのはエイミー・フランツさん。
シアトルからサンフランシスコを訪れた彼女はイチローにとってかけがえのないファンだ。
マリナーズ時代から続けている彼女の応援。
それはイチローがヒットを打つたびにイチ・メーターと名づけたオリジナルのボードでヒット数をカウントすること。
ヤンキースに移籍しても…。
彼女の応援は常にイチローの力となっていた。
2年前、番組では日米通算4000本安打に向け彼女にイチ・メーターの作成を依頼。
実際にスタジオでイチローのヒット数をカウントした。
そして、マーリンズに移籍して初めてとなる2人の再会。
メジャー通算安打数を刻むイチ・メーターは更新されるのか。
5番レフトで先発出場したイチロー。
2回の第1打席。
痛烈な当たりもヒットにはならない。
第3打席までノーヒット。
7回の第4打席。
≫今日も打ったイチロー。
これで、エイミーさんの持つイチ・メーターは2868に。
ベーブ・ルースの通算安打数にあと5本と迫った。
イチローは駆けつけてくれたエイミーさんとの再会について神戸と東京の距離じゃないからね。
やっぱり日本とは違う感覚の気持ちが生まれるよねと話した。
試合後、エイミーさんに電話をしてみた。
≫メジャーリーグこの1週間も数々の好プレーがありました。
ご紹介していきます。
まずはドジャース対ダイヤモンドバックスの試合です。
このプレーはタッチアウト。
カバーに入ったピッチャーをランナーは見ていないですよね。
見ていないのにランナーの足元にぴったり。
お見事なノールックタッチです。
好プレーの一方で少し笑えてしまうようなプレーもありました。
いってみましょう。
こちらは、カージナルス対カブスの試合ですね。
このプレーとったのはサードの選手ですがその後ろにいたショートの選手に注目です。
サードがボールを捕る後ろでなぜか同じ動きをしているんです。
なんででしょうか練習しているんですかね。
ボールを受けたファーストの選手もこのリアクションです。
≫青山さん、エイミーさんより英語がうまいですね。
≫そんなことあるわけないじゃないですか。
プロ野球をお伝えしていきます。
3月、4月に活躍した選手に送られる月間MVPが発表されました。
セ・リーグは巨人のルーキー高木勇人投手が4勝負けなしで受賞。
パ・リーグは12球団で唯一5勝を挙げた大谷翔平投手が受賞です。
その大谷投手、4月26日の試合で右ふくらはぎをつって降板してから登板を見合わせていたんですが今日2軍戦のマウンドに復帰に向けて上がりました。
3回から2番手として登板した大谷投手。
ストレート中心で最速159キロをマークするなど150キロ台を連発。
2回を無失点3つの三振を奪いました。
右ふくらはぎの状態について違和感はなかったとコメント。
今後は10日のオリックス戦で野手として出場し14日の西武戦で投手として先発登板する見込みです。
大谷投手、早速1軍のいる大阪へと向かいました。
今夜、行われた試合見ていきましょう。
まずはセ・リーグ1位2位の直接対決です。
どうぞ。
≫DeNAと巨人の首位攻防第1ラウンドは1回、巨人がツーアウトランナー3塁1塁とチャンスを作り5番、アンダーソン。
ここまで打率1割台と不振が続く助っ人の一打で先制。
続く6番、井端。
3連敗中の巨人がいきなり2点をリードする。
4対1で迎えた5回には再びアンダーソン。
今シーズン第1号が飛び出し5対1とする。
一方、5連勝中のDeNAはその裏、1塁3塁のチャンスで4番、筒香。
ホームラン、打点リーグ2冠の主砲が、2点タイムリー。
2点差に詰め寄ると6番、バルディリス。
これが首位を走るチームの勢いなのか。
この回、4本のヒットを集め1点差に迫る。
7回、ツーアウト満塁と巨人3番手の山内を攻めバッターは7番、井手。
まさに、絶好調DeNA。
2点タイムリーでついに逆転に成功する。
9回、マウンドにはセーブ数リーグトップルーキーの山崎康晃。
落差の大きなツーシームでワンアウト。
再びツーシームでツーアウト。
最後もツーシームで圧巻の3者連続三振。
山崎は9試合連続セーブと新人記録を更新。
DeNAが8年ぶりの6連勝を飾った。
≫最高です!≫日本ハムは1回、西川。
去年の盗塁王が俊足飛ばしスリーベース。
このあと田中の犠牲フライで先制のホームに帰る。
2回にはシングルヒットを放った西川。
4回の打席。
このチャンスでタイムリーツーベース。
日本ハムはこの回までで7得点と大量リードを奪う。
その裏、オリックスカラバイヨの打席。
衝撃の一発。
バットを折られながらも打球をスタンドへ運ぶ。
6回、日本ハムの攻撃。
打席には西川。
ホームランならサイクルヒット。
ホームまで1つ及ばぬスリーベース。
それでも、4安打1打点の活躍で勝利に導いた。
≫逆転のソフトバンク。
今シーズン挙げた17勝のうちなんと11勝が逆転勝ち。
さあ、今夜は…。
≫1点を追うソフトバンクは1回先頭のイ・デホ。
ホームランテラスへ8号ソロで同点に。
続く6番、松田。
打球はぐんぐん伸びて2者連続ホームラン。
逆転のソフトバンク試合をひっくり返す。
1点リードの7回ツーアウト2塁1塁の場面で3番手、五十嵐。
ピンチを切り抜けたソフトバンク12度目の逆転勝利を決めた。
≫4位、千葉ロッテと首位、埼玉西武ファンに聞いてみた。
ライバルだと思う県は?≫隣接する県どおしお互いをライバル視している埼玉と千葉。
勝つのはどっちだ。
≫6連勝中の首位、西武は6回4番、中村のタイムリーなどで3点を先制する。
対するロッテはその裏1点を返すとデスパイネが2点タイムリー。
西武先発、牧田からすかさず同点に追いつく。
その後、西武は1点を勝ち越し迎えた3回。
6番、森がスタンド上段へたたき込む7号ソロ。
西武がリードを広げる。
6対3の6回ワンアウト2塁1塁のピンチ。
打席には千葉県出身代打、福浦。
ここをしのぎライバル対決を制した埼玉西武。
7連勝で首位キープだ。
≫この試合で珍しいシーンがありました。
バッターは西武の栗山選手。
皆さんよく見ていてください。
一体、何が起きたのでしょうか。
もう一度見てみましょう。
ここにロッテのサード今江選手そして、ここに西武の3塁コーチを務める奈良原コーチがいます。
ボールを追いかける今江選手と奈良原コーチがぶつかってしまったんですね。
今江選手のグラブ、はるか遠くに飛んでしまっています。
審判は奈良原コーチにアウトのジェスチャー。
今江選手のの守備を妨害したとして実際にはバッターの栗山選手がアウトとなりました。
≫3連勝中の広島は3回ツーアウト1塁2塁で松山。
レフト前にタイムリー。
阪神、藤浪から先制点を奪う。
更に、押し出しのフォアボールで2対0として満塁の場面で會澤。
走者一掃のタイムリーでたたみかけ阪神を突き放す。
広島、守っては松山がとる。
≫赤ちゃんザルの名前をめぐる騒動が決着です。
大分市の高崎山自然動物園の赤ちゃんザルの名前が正式にシャーロットに決まりました。
大分市はイギリス王室から特段の指摘がなかったことなどから総合的に判断したということです。
≫昨日、イギリスでも街角でインタビューしている限りにおいては全部に聞けてないんだけど結構、器2015/05/08(金) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

企業決算から見る今年の景気▽“アメリカ株は割高?”FRB議長発言とアメリカの景気▽連立も混沌へ…イギリス総選挙の結果は▽錦織圭!マドリードオープン3回戦

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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