たけしのニッポンのミカタ!〜現金からニッポンが見える!〜 2015.05.08


東京銀座の一角。
とある商業ビルの中に今話題の店がある
一人の男性社員が出社してきた。
すると…。
カバンに手を入れ中から取り出したのは分厚い札束これはいったい何なのか?
この店ではほぼ毎日
すると現金を金庫の中へしまった。
いったいここは
許可をいただき
すると…
お待ちしておりました。
現れたのは一人の女性。
カバンの中から何かを取り出し手渡した。
彼女が持ってきたのは…
するとキズミと呼ばれる
そして…
そこ信用していただければと思います。
店員は女性客を残し先ほど金庫に入れた現金を数えて抜き取り…。
再び客のもとへ
すると数えたお金を封筒に詰め…
実はここ宝石の買取専門店
ちなみにこの店で
先ほど指輪を売りに来たはい。
彼女が売りに来たのは真ん中に小さなダイヤが施された
ところで客が持ち込んだダイヤの指輪はいったい
買い取った貴金属は
更にまた別の来店者が現れた
はいありがとうございます。
女性客が持ってきたのは…。
かなり大きな
早速ルーペを使い細かい傷などをチェック。
過去の買い取り実績も参考に
そして…
女性が持ってきたのは
果たして
以前離婚した夫に買ってもらったという5カラットのダイヤの指輪を180万円で売却
その後も次々と来店客が現れ宝飾品と引き換えに現金を手にしていく。
すると…
すでに300万円近くを使い
とそこへ…
年配の男性客が
取り出したのは…
なかなか値段を決められない川田さん。
やがて…
川田さんでは値段がつけられないということで本社の
男性が持ち込んだ時計は海外のコレクターにとても人気があるということでオークションの相場を確認し連絡がくるという
果たして金額は?
3,500万円で買い取った腕時計がこちら。
世界一と言われる高級時計メーカー
中には星座表が描かれており月の満ち欠けや星座の動きなどをはじめ6種類の機能を盛り込んだ機械式の腕時計
他の社員が袋を持ってやって来た
中に入っていたのは…
うわっ!!人のお金でもテンション上がるね。
大量の札束。
更にもうひと束
買い取り価格は3,500万円だが取り急ぎ
そして…
慣れない大金に動揺を隠せない川田さん
残り1,500万円は翌日自宅に届けることに
慌てて客のあとを追いかけ…
とりあえずこんな感じですね。
(スタッフ)うわぁすごいですね。
男性は現金
この日の営業は終了
ジュエリーファン創業以来の
合計22点
一日で買い取った。
ちなみに
銀座6丁目のビルにあるおよそ13坪ほどの
ということで今夜は…
なるほど。
人のお金でもお金を見るとテンションは上がりますねこれね。
うわぁ〜!ってなりますね。
さっき2,000万円が動くシーンあったじゃないですか。
あれ見ながら昔ああだったっていうこと言ってましたもんね。
洋七と2人で事務所払いだったのよ。
振り込みなくて。
目の前にドンって3,000万くらい渡されてどうもって言ってこう持って。
給料ですと。
おい洋七とか言って高い店行こうとかよくわかんないこと言って飯食ったりなんかしてこうやって払ってた…。
3,000万持ってもうそのまんまおいしいご飯屋さんに行ってたってことですか?行ってた。
なくしたりしないんですか?酔っ払って。
抱えちゃって。
へぇ〜。
大宮さんどうですか?現金派ですか?カード派ですか?学生時代は全部現金でしたね。
あと会社員の途中までもそうかな。
会社員時代はそうかな。
辞めてからカードになっちゃったけど…。
なんかどんどん買っちゃいそうで怖いから例えば3万円の時計買うときに3万おろして持って渋谷の公園通り走ってた。
それはあえてそうしてたんですか?あえてそうしてました。
さぁ「ニッポンのミカタ!」で経済といえばこの方門倉さんでございますけれどもカードと現金払うときってどっちがお得になるんですかね?カードのほうはポイントが付くことが多いんですね。
だいたい1%くらいポイントが付いたりするんで100万円使うと1万円くらい景品にあとで換えられたりっていうのがあるんでそういったところで現金よりお得かなというのがあります。
マイルとか付きますもんねカードだと。
そうなんですよポイントも付くし。
さぁということで本日のメニューまいりましょう。
こちらでございます。
ということでまずはこちらですね。
まったく見なくなりましたね。
こちらご覧ください。
今やキャッシュレスと言われる時代
はいお疲れ。
事務所の会議室に
最後にやってきたのは2代目社長。
この日は特別な日だというのだが…。
とそこへ…。
運ばれてきたのは…
実は食事のあとに月に一度の特別な儀式が待っている
毎月恒例の食事会。
会社のおごりの寿司をほおばる社員の皆さん。
とそのとき…
はいどうも。
はいありがとう。
女性社員が封筒の束を持ってきた。
そして…
職人の一人が呼ばれた
はて?この封筒は?
水戸工務店は今も…
これが月に一度の恒例行事になっている。
ふだんは寡黙な職人さんも…
次々と社長に呼ばれ現金で給料を手渡しされていく。
するともらった封筒は中も確かめずにポケットの中へ。
こちらの男性もそのままポケットへ。
見れば誰一人として封筒を開けている人はいない様子。
と唯一ポケットにしまっていない職人さんが
暗黙のルールがあるようだ。
それにしてもいまどきおお〜!入ってますね。
その使い道は?
なんの本?漫画。
はい漫画です。
続いて年配の職人さんに聞いてみた
この道46年大ベテランの安さん。
受け答えにもどこか余裕が
給料の現金手渡しはいかがですか?
こんな紙一枚もらうよりは全然違いますよ。
それにしても
先ほど奥さんに渡すまで給料袋は開けないと言っていた男性のお宅におじゃまさせていただくことに
工務店に勤めて13年中堅の大工さん。
去年
すると…
ママ!はい?はいありがとう。
吉田さんは奥様と3歳の美海ちゃん。
1歳の悠真君を養う一家の大黒柱
パパとミー!ケーキ食べる?食べるよ!買ってきました。
今月もお疲れさまって。
給料日は会社で食事が出るためデザートで労をねぎらうのが恒例の儀式
どうですか?
そして
ご主人が決して開けなかった給料袋を手にした奥様は…
現金を取り出し分け始めた。
いったい何が始まるのか?
分けるの?
奥様が給料袋を手に取った。
そして…。
お金を取り出し札束を分け始めた
よく見るとさまざまな銀行の
これは?
家のローンに子供の学費。
保険に光熱費を分けたら残りは決して多くない。
吉田さんは小遣いはもらわず必要なときだけ奥様に相談。
だがそれも月1万円に満たないという
最後に
今どき現金手渡しでもらう給料。
それは家庭の中を円満にしお金の大切さを再確認させてくれるものだった
うちは職人だから仕事終わって棟梁のとこに仕事内容でこれいくらになりますって出してもらって帰ってくるのね。
昔ながらの職人風景だったね。
僕の家はもうまさにああいう家でしたね。
そうなんですか?はい。
母親が25日給料日になると夕方ぐらいにお風呂を磨き始めるんですよ。
でいちばんきれいなお風呂に父親を入らすということで子供たちは父親がお風呂に入るまでは入れない状態だったんです。
で父親が帰ってくると母親が玄関の前で待ってて茶封筒をお父さんが渡して母親がご苦労さまですって言ってもらってもうお風呂に行ってくださいっていうような。
超威厳ありますね。
いつしか給料っていうのが振り込むようになっていきましたね。
いつ頃からなんだろうなって。
振り込むようになったのは1968年に3億円事件が起きて。
金運ばなきゃいけないから。
現金輸送車が襲われたということがあってそれで安全面でちょっと問題があるなということとあとキャッシュディスペンサーですとかATMがどんどん普及していったんで銀行振り込みに少しずつ変わっていったっていうのが…。
ただ一応ですね原則としては法律上はですね給料は現金で払わなくちゃいけないということになっています。
あそうなの?1947年に労働基準法というのができたんですけれども第24条で貨幣の支払いの5原則というのがあって。
という法律なんですけど…。
たぶん会社とかに勤めてらっしゃる方は入社したときに書面で契約を交わしてるはずなんです。
だからもし本人がどうしても現金でほしいって言った場合には会社は現金で払わなくちゃいけないんですね。
あっそうなんですか?その人だけ?その人だけ。
やなヤツだ…。
でもそれ決まってるわけですから全然ありなわけですもんね?それが本来の…。
年間で1,700万人以上が利用する大阪の空の玄関口
この日
税関の床にブルーシートを広げた。
そして…
シートにばらまかれたものをよく見ると…
それを空港職員たちが鷲掴みにして麻袋に詰めていく。
なかにはこんな道具を使う人も
こうして年に一度関西国際空港では外貨が回収されるという。
外貨を詰めた麻袋は台車に乗せられ外へと運び出された
運ばれた先は品川駅のほど近く。
台車に乗せられた大量の麻袋がとあるビルに持ち込まれる。
実はこれらは関空内の5つのエリアから回収された外貨。
それがすべてここに集められた。
麻袋の重さにして実に1tのお金が集まったことになる。
せっかくなので聞いてみた
大切なお金がまぎれることのないようブルーシートをスタンバイ。
ひと袋およそ15キロの外貨が詰まった麻袋
すると…。
こんな感じ
関空で回収された
すると…。
こんな感じ。
いったい100ヵ国!?はい。
言うまでもなくこれらは大切なものなので番組スタッフも手伝い総勢11人ですみやかに元の袋へ
こうして集められた
そこには3人の年配の方が
かなり早い手つきで選別を行うボランティアのスタッフ
スタッフが見せたのは変わった形のこちらのコイン。
すると…
こちらは
こちらは
ではこうして集められた
実はここ国連のユニセフに送るための募金活動を日本で行っている
集められる外貨の多くは日本人旅行者が海外から持ち帰ったもの
そのため硬貨やあまった紙幣などを寄付という形で役立てることができるよう国際空港などにユニセフの募金箱が置かれている。
募金箱は主要国際空港をはじめ全国およそ2,000ヵ所に設置。
集められた外貨は仕分けされたのち
それらをまとめて送金することができました。
では送られたお金は
日本支部に聞いてみた
募金として集められ…
その国で円にかえてくれないところあるしな。
かえちゃったらその国で全部使えって…。
コインはね両替できないということなので寄付するということなんですけど。
次に韓国行ったときに使おうとか思ったり…。
とっとくじゃないですか。
結局行かないんですよね。
なかなか。
そうなんですよね。
なかなか行かない。
ここで大宮エリーさんが予備校に行ったときなんですけど30万を受け渡ししに行ったことがあるんですけど大学受験に失敗してどうしても浪人したいって言ったらバカモン!ってお父さんに言われて勘当だ!みたいな。
お母さんはヘソクリがあったからこれで払っといでって言われてなんで振り込んでくれなかったんだろうと思ったんですけどその30万を持ってバーッて行ったんですけど…。
お前が浪人するのはこれだけのお金がかかるんだよって。
なんかこう…払って予備校ってこんなお金かかるんだって思って申し訳ない気持になったんですよ。
それで悪いと思ったんで取り返そうと思って奨学金制度って予備校にあったんですよ。
模擬試験があってそれが何位以上だったら全額戻ってくるってシステムもあったからそれやったんですよ。
全額取り返した。
うわっすごい!すごいでしょ。
現ナマの重みっつうかね。
お母ちゃんお父ちゃんのお金だなって…。
それは返したわけですか最終的に。
返した返した。
神奈川県横浜市。
ここに浜のアメ横と呼ばれる商店街がある。
およそ200mの道路沿いに80店舗以上がたち並ぶこの商店街は昭和初期から地元庶民の味方として親しまれ休日には実に1万人が訪れる。
やすさ来やすさ松原商店街
豪快にひさしの上に投げられる段ボール箱。
いったいなぜ?
こちらは青果を販売するひっきりなしに客が訪れ野菜を1ケース売り尽くしては次々と段ボールが投げられていく
店先に所狭しと並ぶ野菜や果物。
毎日仕入れる新鮮な青果がお得な値段で売られているのが人気の理由のひとつ
いったいどれほど稼ぎ出すのか…。
社長に年商を聞いてみた
平均単価300円という青果を売って
店の様子をよく見てみると受け取った小銭を入れたのはレジではなくザル
お札は無造作に一斗缶に放り込まれた
実はこの昔ながらの商売のやり方に驚異の売り上げのヒミツがあるという
店員と客のやりとりを見てみると…
はいいらっしゃい!
レジを使わないため計算は暗算
この店では暗算しやすくするため値段の最小単位は10円に設定
こうした昔ながらの現金のやりとりを
レジに並ばなくても手軽に買い物できるのが魅力
最初に声をかけられた店員が相対で接客しお金のやりとりまできちんと行うことで信頼関係が生まれるという
この客の場合品選びはお任せ
相対の接客で日頃から信頼関係ができているからこそ
この信頼関係がリピーターを生み1日2,000人の集客につながっているのだ。
だが一方で昔ながらの相対がかせになることもある。
こちらのお客はかごいっぱいに野菜を購入。
すると…
5,000円からで。
5,000円から。
そう相対は2〜3品を買う客には手軽だが大量に買う場合は時間がかかってしようがない
安いし。
じゃ明日…寄ると思うんで…どうも。
どうもまいど!
こちらにも大量買いしている男性が。
話を聞いてみると…
どうやら多少の不便さよりも相対の信頼関係が上回っているようだ
営業が終了。
この日はおよそ300箱のダンボールが空になった。
会計に使われたザルが一か所に集められた。
それにしてもレジを使わないこのスタイルは
不便はないのだろうか?
お疲れさまです。
閉店後お札は奥様が持ち帰り売上を計算。
一方社長は何かを組み立て始めた。
いったいこれは何なのか?
硬貨を入れると種類別に仕分けされそれぞれ合計金額が表示される仕組み
500円玉が16,500円出る。
で次を押すと100円玉で14,300円。
こうして売上を計算し仕入れや販売価格と照らし合わせ帳簿にすべて記録するのでレジがなくても不便は感じないという。
年商1億8,000万円で月に25日営業なので…
ハイテク全盛のこの時代にあえて昔ながらのザルを使って相対で現金をやりとりすることで驚異の売上を可能にしているのだ
こういうのはいいな。
いいですね!レジの通るの待っててさたった1個買ってんのにずっと待ってこれって。
70年代に入ってからものすごい勢いでレジが普及してきたんですけどもただレジが普及したことで便利にはなったんですがいろいろ問題も出てきてましてやっぱり暗算能力がかなり落ちてきているということでどの国でも似たようなことが起きてるらしいんですけれどもイギリスとか電卓とか使ってるお子さんは算数のテストをすると単純な足し算とか掛け算ができない子が3割以上いたとかですね。
レジじゃないときは私もおじちゃんが信用できなくて腕は…信用してるんですけど自分でも暗算してた。
お豆腐屋とか行くとすぐこうで…100万円とか言うじゃないですか。
いやいやこの人信用できないと思って。
はい50万両とか。
そうそう!なんかそういうのでまた和んだりはしましたよね。
男性が向かった先は…
現金を使わない危うさ
カジノでも今のITのデリバティブとか為替相場やってるヤツはFXとか。
あれ現金っていうのがわかんないから数字だけで儲かった儲かんないってやっちゃうからすごくハマってくんじゃないかね。
カジノはわざと現金を忘れさせるためにチップってのを考えた。
そんなに具体的に思わないもん。
こんな札束だとは。
だからみんな使っちゃうんだよ。
川井郁子がお送りする『100年の音楽』。
2015/05/08(金) 22:00〜22:54
テレビ大阪1
たけしのニッポンのミカタ!〜現金からニッポンが見える!〜[字]

クレジットカードや電子マネーなどが普及しキャッシュレスな時代に、現金が飛び交う様々な場所を徹底取材します!

詳細情報
出演者
【司会】
ビートたけし、国分太一
【ゲスト】※五十音順
大宮エリー(脚本家・演出家)、門倉貴史(経済評論家)
番組内容
▼思い出のダイヤが札束に早変わり!
▼絶滅寸前!?お父さん給料日の風景
▼「使えないおカネ」が人類を救う!?
▼ザル勘定で大繁盛!レジのない青果店
ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/mikata/

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