プラチナエイジ #30【豪華賞品プレゼント!今週は見逃せない】 2015.05.08


(香織)チーちゃん。
(智恵子)うん?
(香織)これどういうこと?
(智恵子)あっ。
あのね。
和子さんたちは偶然ここで会ったの。
で母と香織さんのお母さんは海岸で会ったんだって。
ねっ?
(晴子)そうそう。
(香織)海岸?
(智恵子)うん。
純ちゃんがナンパしたんだって。
(香織)ナンパ!?
(智恵子)そう。
香織さんのお母さんがね空き缶捨ててる若者に注意したらね逆に絡まれちゃって。
(智恵子)そこへ純ちゃん登場よ。
(晴子)そう。
相手をこてんぱんにやっつけちゃって。
(昌代)あらら。
(晴子)カッコ良かったわ。
それで香織さんのお母さんをおうちにお連れしたってわけ。
(晴子)すっかり意気投合しちゃって。
ねえ?
(美佐子)はい。
色々相談に乗っていただいて。
(晴子)乗りましたよ。
人生相談。
(美佐子)まさかお友達だったとは。
(和子)あるんですね。
そういう偶然って。
だったら手っ取り早い方がいいと思ってまとめて話し合った方がいいかなと思って。
おせっかいなチーちゃんでした。
(昌代)とにかくこの子は小さいときから臆病でした。
(和子)いいのよ。
私のことなんか。
いや。
聞きたい聞きたい。
(昌代)石橋をたたいてたたいて。
それでも渡らないんですから。
でもね立てた計画はきちんと実行するんですよ。
お小遣いを1,000円あげるでしょ。
ちゃんと計画どおり使って。
ねえ?1円も残さなかったよね?そうだったかな?うちの娘とはえらい違いだわ。
うちのはね1,000円あげると1,500円のもの買ってきてもっとお金ちょうだいって。
だってどうせ買うならいいもの買った方がいいでしょ。
何言ってんのよ。
お宅はどうでした?
(美佐子)うちですか?うちはそうですね。
例えば1,000円あげると500円ぐらい使ってお釣り全部返してよこしました。
さすが優等生だな。
(香織)もう。
ねえ。
やめよ。
子供のときの話なんかそんな面白くないでしょ?
(美佐子)そうだ。
こんなことがあったんですよ。
(美佐子)ある日ね珍しくお小遣い全部使ってきたんです。
(香織)もういいって。
ねえ?何に使ったの?さあ?「どうしたの?」って聞きましたらねお友達にあげたんですって。
そのお友達は教材費をなくしたんだそうですよ。
何ていうんでしょうね。
うちの子は困ってる人を見ると黙っていられないんですね。
分かりますそれ。
香織さん。
子供のときから何にも変わってないんですね。
そう?それでウガンダなわけね。
ちゃんとお母さんにお話ししなさい。
そうよ。
話した方がいいわ。
(美佐子)いえ。
あのう。
もういいです。
聞きましたから。
あのう。
お母さんお願いです。
もう一度香織さんの話聞いてあげてくれませんか?お願いします。
香織さん。
うん。
確かに私は夫以外の人を好きになりました。
でもだからウガンダに行こうと思ったわけじゃないのよ。
森山さんの…。
彼のやってることに共感したの。
彼は私に言ったの。
しんどい仕事だけど井戸から水が出て新しいおうちが建ったときの子供たちのあの笑顔を思い出したらすぐにでもまた向こうに行きたくなるって。
お母さん。
私ねその子供たちの笑顔に触れてみたいって思ったの。
うまく言えないんだけど…。
理屈じゃなくて残された人生自分もそういう生き方をしてみたい。
そう思ったの。
許してくださいとは言わないです。
でもお願い。
私のこの気持ち分かってほしいの。
お母さん。
お母さん。
(純一)それで香織さんのお母さんどうだったの?何にも言わなかった。
ずっと黙ったきり。
(純一)そっか。
あっ。
サンキュー。
香織さんのお母さんの気持ちも分からないでもないけどね。
(純一)うん。
でも香織さんも自分の気持ちはっきり言えてよかったんじゃないかな?
(純一)そうだね。
うん。
(純一)どう?お母さん。
ぐっすり寝てる。
久しぶりにワイン飲んだって言ってたからね。
(純一)疲れちゃったんじゃないの?今日は。
うん。
チーちゃんも疲れちゃった。
(昌代)ウガンダで井戸掘りなんて。
(昌代)私とうてい足元にも及ばないわ。
そうよね。
勇気あるわよね。
お母さん。
分かってくれたかね?さあどうかな?・
(ドアの開閉音)
(吾郎)お母さん。
遅ればせながら母の日おめでとうございます。
(昌代)あら。
吾郎さん。
(吾郎)帰ってくれなんて言って申し訳ありませんでした。
はい。
(昌代)ありがとうございます。
(吾郎)いえ。
あなた。
(吾郎)俺のおふくろに花を贈ってくれていたんだな?そんなことも知らないでひどいこと言ってすまなかった。
(由美)へえー。
やるもんだね。
お父さん。

(翔也)カッコイイっすよ。
パパさん。
ごめんね。
お母さん。
お父さんの授賞式必ず行く。
《お母さん。
私ねその子供たちの笑顔に触れてみたいって思ったの》《残された人生自分もそういう生き方をしてみたい。
そう思ったの》うん?お母さん?
(美佐子)「香織へ」「これからの人生後悔しないようにしっかり生きてください」「陰ながら応援してます」「アフリカでは体に気を付けるのよ。
母」ごめんなさいお母さん。
ごめんなさい。

(由美)私のブラウスアイロンかけといてって言ったよね?ああ。
お父さん。
おはよう。
(由美)これじゃ会社行けないでしょ。
どうすんのよ?母さんの着ていけばいいでしょ。
(由美)着れるわけないでしょ。
(由美)サイズ違い過ぎでしょう。
(吾郎)うるさいなもう。
朝から騒々しいんだよ。
何だよ?このがたがたは。
えっ?ったくもう。
あれ?・
(翔也)入ってます。
(吾郎)おい!あっ。
(昌代)由美ちゃん。
(由美)うん?
(昌代)いい年して母さんにそんなことやらしちゃ駄目でしょ。
もうすぐ母親になるんでしょ?あんた。
(由美)だって忙しいんだもん。
(昌代)あら。
吾郎さん。
おはようございます。
(吾郎)おはようございます。
(昌代)昨日はお花ありがとうございます。
(吾郎)いえいえ。
とんでもない。
おい。
お母さんいつ帰るって?帰らないわよ。
えっ!?あなたにお花もらってすっかりその気になったみたい。
(吾郎)そういう意味で渡した花じゃないよ。
(翔也)パパさん。
トイレどうぞ。
(吾郎)お前パパさんっていうのもうやめろっつってんだろ。
はっ?由美!由美!ちょっと待て。
由美!あっ!?由美!代わろう!
(吾郎)「定年後は夫婦水入らずで静かな老後」「穏やかな毎日を送ります」冗談じゃねえよ。
おはようございます。
お母さん。
(晴子)おはよう。
純ちゃん。
母さん。
どっか出掛けんの?
(晴子)会社。
えっ!?
(晴子)会社が心配でね電話してみたのよ。
私がいないと全然駄目なの。
晴彦もね頼むからすぐ来てくれって。
ちょっと待って。
今兄さんに連絡して…。
そうですか。
いやぁ。
残念だな。
お母さんと楽しく暮らそうと思ってたのに。
(晴子)ごめんね。
純ちゃん。
智恵子。
すまないけどお店手伝えないわ。
うん。
(純一)お母さん。
またこっちにも顔出してくださいよ。
(晴子)ありがとう。
でも当分無理ね。
私がいないと会社つぶれちゃうもの。
(純一)分かってます。
じゃあ車呼んできますね。
母さん?智恵子。
しっかりやるのよ。
うん。
握手。
よし。
ただいま。
(純一)あっ。
どうだった?大船までお兄さんが迎えに来てくれてた。
うん。
やっぱりお兄さん。
お母さんから何にも聞いてないって。
そう。
でもこれでいいんだよ。
お母さんの好きなようにさせてやらないと。
会社大騒ぎだろうな。
やろうとしてることをね人から違うって言われると頭が混乱してパニックになっちゃうんだって。
グループホームの渚ちゃんが教えてくれたの。
そう。
俺も同じ認知症でしょ。
よく分かるような気がするんだよね。
しばらくしたらまたひょっこり現れるよ。
お母さん。
そうね。
お母さん帰ったんだ。
うん。
よかったじゃないですか。
香織さんの気持ち分かってくれて。
分かってくれたかどうか。
絶対分かってくれた。
あの年になってつらい思いさせちゃった。
初めて親不孝しちゃった。
ごめんなさい。
ううん。
香織さんはずっといい子やってきたからね。
ううん。
智恵子さんのお母さんはどうしたんですか?兄のところに帰りました。
元気なお母さんだったわよね。
そうだといいんだけどね。
これがね。
あら。
どこか悪いの?うん…。
認知症。
えっ?全然分からなかったわ。
私の前ではね普通なんだけどね兄のところでは大変だったみたい。
みんなに迷惑掛けちゃって居場所がなくなっちゃったみたいよ。
そうなんですか。
こっちも色々あるんだけどね。
色々?あっ。
でもね純ちゃんがお母さんと一緒に暮らしてもいいよって言ってくれたの。
へえー。
純ちゃんが?うん。
うれしかった。
すごいね純ちゃんって。
そう。
純ちゃんはすごいの。
それで?和子さんのところはいつお帰りになったの?それがね帰らないのよ。
(香織・智恵子)えっ!?しばらくこっちで暮らすつもりみたい。
お宅いつの間にか大家族になってない?そんなつもりじゃなかったのにね。
みんな親のことは大変だ。
私思ったの。
10年後自分はどうしてるかなって。
10年後?うん。
気が付いたら10年たっててであの家で夫と親の面倒見てるのかなって。
10年後か。
あっという間よね10年なんて。
香織さんはきっと森山さんとアフリカで頑張ってるわよね。
どうかしら?智恵子さんは?えっ?えっ?私?ずっと純一さんとラブラブよね?どうなのかしらね?そんなこと…。
そんな先のこと考えられないや。
(吾郎)豪快豪快。
(純一)しょうゆをねこう掛けるでしょ。
それで…。
(吾郎)何?
(純一)七味をたっぷりと。
たっぷりたっぷり入れてね。
(吾郎)入れ過ぎだよそれ。
(純一)大丈夫大丈夫大丈夫。
(純一)どう?
(晃司)いける。
これうまい。
(純一)でしょ!
(晃司)飛んでる飛んでる。
(晃司)それで?
(純一)何だっけ?
(晃司)ほら。
岩村さんのライフプランの話。
(吾郎)ああ。
はいはい。
(純一)計画変更ね。
定年後の計画がもうめちゃくちゃですよ。
ホストは家に入りこむ。
娘は不倫の子を産む。
おまけに妻の母親が転がり込んできちゃうんですからね。
(晃司)大変なことになってるんだ。
でも楽しそうだよ。
結構。
そこなんですよそこ。
私思ったんですよ。
夫婦で何の会話もない毎日を過ごすよりも何かにぎやかでいいんじゃないのかなって。
例えば私が仕事を終わって帰ってくるでしょ。
玄関のドアを開けた途端赤ん坊の泣き声ですよ。
「オギャーオギャーオギャー」って。
その横では妻と娘が言い争いをしている。
たわいもない親子ゲンカですよ。
台所では年老いた義理の母が芋の煮っ転がしか何かこうつくってるわけですよ。
もうちゃんと私の晩酌の用意ができている。
冷ややっこでしょ。
エダマメでしょ。
それに私の大好物なオクラ納豆。
前を見るとねあのバカ面したホストが缶ビールをぱこっと開けながら「パパさん」「いや。
親父。
今日もお仕事お疲れさん」って。
親父。
(吾郎)そういう老後もありかなってね。
何かあったかいよね。
ということで私はあと10年。
あと10年家族を養っていくために頑張っていくつもりです。
あしたライフプランナーと相談してみるつもりです。
(晃司)いいなぁ。
岩村さんって意外に柔軟だったんですね。
驚きました。
(吾郎)ヘヘヘ。
意外にですか?
(晃司)はい?
(純一)ねえねえねえねえ。
(晃司)うん?さっきからずっと気になってたんだけど。
(晃司)うん。
(純一)ねえ。
何これ?これ。
(晃司)えっ?
(純一)これ何?
(晃司)ああ。
それ。
それ。
ちょっと待ってね。
それね削るの。
(晃司)あっ。
見てもらっていい?
(吾郎・純一)うん。
(晃司)はい。
(吾郎・純一)おおー。
(晃司)俺の手作りチェロ。
(吾郎)えっ?これ?これチェロ?
(晃司)そう。
(純一)へえー。
晃司さん。
こんなことやってたんだ?
(晃司)そう。
あっ。
ちょっと貸して。
このかんなでねこう削るの。
(純一)すごいねそれ。
(吾郎)これで削るんですか?
(晃司)そう。
これでね厚さ12mmまで削るの。
(吾郎)12mm?
(晃司)12mm。
(純一)へえー。
いつからやってたの?
(晃司)うん。
あのう。
1年前から。
(純一)知らなかったな。
俺ね10年修業して楽器作りのプロになりたいと思ってるんだ。
(吾郎)だけど10年やってプロになれるもんなんですか?
(晃司)夢。
俺の夢です。
これからはそれを目標に生きていこうと思ってる。
10年か。
速水さんはどうしているんですかね。
10年後。
俺?
(晃司)純ちゃんはやっぱり若い女の子と楽しくやってる。
もちろん。
カワイイ子に囲まれてもうハーレム状態ですよ。
(晃司)そっか。
(吾郎)伊佐山さん。
(晃司)はい。
(吾郎)それちょっと私にもやらせてもらえますか?ぎゃって削るの。
ぎゃって削るの。
(晃司)えっ?ぎゃっ?
(吾郎)ちょっちょっ…。
(晃司)いやいや…。
(吾郎)いいじゃないですか。
ここ大丈夫でしょ?
(晃司)大丈夫。
(吾郎)おお!削れた。
(晃司)うまいですね。
もう1回やってみてください。
(吾郎)ここら辺もいいですか?
(晃司)そこやめてください。
(吾郎)ここ駄目ですか?うお!10年後か。
どうなってんだろうな?俺。
2015/05/08(金) 13:25〜13:55
関西テレビ1
プラチナエイジ #30[字][デ]【豪華賞品プレゼント!今週は見逃せない】

智恵子(池上季実子)夫婦のことが心配でウガンダ行きを延期した香織(榊原郁恵)は、晃司(宅麻伸)の身に起きた出来事の真相にショックを…。やがて「母の日」がきて…。

詳細情報
番組内容
 香織(榊原郁恵)が智恵子(池上季実子)に呼び出されカフェに来てみると、そこには母・美佐子(中村メイコ)の姿が。和子(宮崎美子)やその母・昌代(田根楽子)、智恵子の母・晴子(北林早苗)もそろっていた。智恵子と和子に促され、香織は改めて母・美佐子にウガンダ行きの話をする。干ばつや飢えに苦しむ子供たちのために仕事をし、子供たちの笑顔が見たいという気持ちを分かってほしいと訴えるが…。
番組内容2
 翌朝、香織の母・美佐子は、娘に1通の置き手紙を残して何も言わず、帰ってしまう。智恵子の母・晴子も結局、智恵子の兄のもとに帰ることに。和子の母・昌代だけは相変わらず娘の家に居座っていた。
 香織、智恵子、和子の3人は、いつものカフェで、これからの人生について語り合う。10年先、純一(春田純一)と今まで通りの生活ができるのか、智恵子だけは先のことを考えられずにいた。
番組内容3
吾郎(中本賢)、晃司(宅麻伸)、純一の3人も、10年後の自分がどんな生活をしているのか語り合う。人知れず認知症をかかえた純一だけは先のことを考えられずにいた…。
出演者
伊佐山香織:榊原郁恵
速水智恵子:池上季実子
岩村和子:宮崎美子
速水純一:春田純一
岩村吾郎:中本 賢
伊佐山晃司:宅麻 伸
スタッフ
原作・脚本:清水有生
演出:市野直親(東海テレビ)
プロデュース:市野直親(東海テレビ)
浦井孝行(国際放映)
河角直樹(国際放映)
音楽:佐藤舞希子
主題歌:郷ひろみ「100の願い」(ソニー・ミュージックレコーズ)
制作著作:国際放映
制作:東海テレビ
おしらせ
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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