こんにちは。
正午のニュースです。
イギリスの総選挙は開票作業が続いていて、これまでに、全体の２０％余りの議席が確定しています。
公共放送のＢＢＣは、出口調査に基づく予測として、与党保守党が事前の見方を上回る勢いを見せ第１党になると伝えています。
７日投票が行われたイギリス議会下院の総選挙は開票作業が進んでいて、日本時間の午前１１時４０分現在、議会下院の６５０議席のうち２２％にあたる１４３議席が確定しました。
このうち与党保守党は３５議席、最大野党労働党は６０議席を獲得しました。
またスコットランドの独立を目指すスコットランド民族党は３１議席と改選前の６議席を、すでに大きく上回っています。
投票終了と同時にＢＢＣなどが出口調査の結果に基づいて伝えた議席の予測では、保守党が３１６議席、労働党が２３９議席を獲得するとしていて、保守党は議会第１党となり、過半数に届かないものの改選前より議席数を伸ばす見通しです。
ＢＢＣは、保守党が事前の見方を上回る勢いを見せており出口調査の結果どおりであれば、キャメロン首相の勝利だとの分析を伝えています。
また、今後、保守党の強い支持基盤があるイギリス南部の選挙区での開票が進むことから保守党が議席を伸ばすとの見方も伝えています。
開票作業は夜を徹して行われ日本時間のきょう午後には大勢が判明する見通しです。
ＴＰＰ環太平洋パートナーシップ協定を巡り、内閣府の西村副大臣は、交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧することを認める方向で調整したいと述べたことについて、真意がしっかり伝わっていなかったとして発言を撤回する考えを示しました。
ロサンゼルスで７日に記者会見を開いた内閣府の西村副大臣。
今月４日に訪問先のワシントンでの会見でＴＰＰを巡り、来週以降、テキストへのアクセスを国会議員に認める方向で少し調整をしたいと述べ、交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧することを認める方向で調整する意向を示していたことについて、みずからの発言を撤回する考えを示しました。
さらに、アメリカの通商代表部が交渉内容を記した文書の閲覧を議員に認めていることについて、日米の制度上の違いがあるので、アメリカと同一の対応は困難だと述べました。
また甘利経済再生担当大臣は、ＴＰＰを巡って民主党と維新の党が交渉の進捗状況を国会に報告することを政府に義務づける法案を衆議院に共同で提出するなど、野党や業界団体などから交渉内容の開示を求める声が出ていることについて、次のように述べました。
そのうえで甘利大臣はアメリカ以外の交渉参加国の情報開示の状況などを精査しながら、できることがあるのかないのか引き続き頭の体操をしていきたいと述べ、ほかの交渉参加国の対応も参考にしながら情報開示の方法を検討する考えを示しました。
火口周辺警報が発表されている神奈川県の箱根山では、きょうも火山性地震が観測されるなど火山活動が活発な状態が続き、気象庁は引き続き警戒を呼びかけています。
大涌谷では専門家による現地調査も行われています。
立ち入りが規制されている大涌谷につながる県道です。
火山ガスの分析を継続的に行っている東海大学の大場武教授が、町の許可を得て現地調査に向かいました。
大涌谷周辺の岩場から噴き出している火山ガスを採取して分析を行ったところ、火山ガスに含まれる二酸化炭素の割合が地震活動が活発になる前の３週間前に比べて増えていたということです。
大場教授によりますと地下から高温の火山ガスが上昇し地下の浅い部分の圧力が高まっていることを示す変化だということです。
おととい、火口周辺警報が出された箱根山ではきょうも、火山性地震が観測されるなど火山活動が活発な状態が続いています。
気象庁もきょう午前から火口周辺警報の発表後初めて、立ち入りが規制されている大涌谷周辺に入り、蒸気の勢いや周辺の地面の温度などに変化がないか調査しています。
神奈川県温泉地学研究所の観測では、箱根山周辺の地下の浅いところを震源とする規模の小さな火山性地震は、午前１１時までに５１回に上っています。
また、箱根山の周辺に設置されている傾斜計では、地震活動に伴って山が膨らむ傾向を示す地殻変動が観測されています。
箱根山の噴火警戒レベルは引き続きレベル２で、気象庁は大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う噴石などに警戒するとともに、自治体などの指示に従って、危険な場所に立ち入らないよう呼びかけています。
地元の箱根町と観光協会は、立ち入り規制のエリアは限られていることなど情報提供の取り組みに力を入れています。
年間１７万人近く訪れる外国人の宿泊客向けに英語のチラシを案内所などに置き始めました。
避難指示を出している大涌谷の半径およそ３００メートルの範囲以外は通常どおり観光が楽しめることなどが記されています。
太田国土交通大臣は、全国の旅行業者に対して、風評被害を防ぐため旅行者に正確な情報提供を行うよう指示したことを明らかにしました。
菅官房長官は、明治日本の産業革命遺産を巡って、韓国が世界遺産への登録に反対していることについて、政治的主張を持ち込むべきものではないとしたうえで、韓国側に日本の立場を説明し、理解を求めていく考えを示しました。
ユネスコの諮問機関・イコモスが、世界遺産への登録がふさわしいと勧告した明治日本の産業革命遺産を巡って、韓国は、朝鮮半島の人々が強制徴用された場所が含まれており、世界遺産の理念には合わないなどとして登録に反対しています。
そのうえで菅官房長官は、世界遺産委員会では、イコモスの勧告が尊重されて技術的、専門的見地から審査されることを期待したい。
政府としては韓国などに対して十分説明し、これからも理解を求めていきたいと述べました。
下村文部科学大臣は。
また安倍総理大臣は、超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟の幹事長を務める河村元官房長官と会談し、政府として万全の対応を期したい。
韓国側の対応も注視しながら、ユネスコできちんとした賛同が得られるよう最大の努力をしていくと述べ、韓国も含めた幅広い国々の賛同が得られるよう政府として万全を期す考えを示しました。
千葉県鋸南町の寺で、県の名勝に指定されている聖徳太子の石像が壊され、警察は、現場から走り去るのが目撃された若い男女が関与したとみて行方を捜査しています。
きのう午後４時半ごろ、千葉県鋸南町にある日本寺で、聖徳太子の石像が倒れて折れているのが見つかりました。
寺によりますと、聖徳太子像は高さが１メートル３０センチほどありますが、胸の辺りで真っ二つに折れ、下半身は台座の下に倒れ上半身は少し離れた崖の下に落ちたということです。
この聖徳太子像は江戸時代につくられ、寺に１５００体以上ある石像群の１つで、石像群は周辺の景観とともに昭和２９年に千葉県の名勝に指定されています。
警察によりますと、見つかる３０分ほど前に観光客が像の正面の柵を乗り越えて中に入る２０代くらいの男女２人を目撃していて、大きな音がしたあと、男女が駆け足で立ち去ったということです。
警察は、この２人が石像を壊したとみて器物損壊の疑いで行方を捜査しています。
ゴルフの松山英樹選手が、アメリカツアーの大会で、ファイブアンダーで首位に並ぶ好スタートを切りました。
世界の強豪が顔をそろえ、四大メジャー大会に次ぐ第５のメジャーとも言われるこの大会。
松山は１０番からスタートし、１５番パーフォーの第２打。
このホールバーディーで前半３つスコアを伸ばします。
松山は、ショット、パットともに安定していました。
最終９番パーファイブの第３打。
６つ目のバーディーを決めてファイブアンダー。
３人の選手と並んで首位に立ちアメリカツアー２勝目に向けて好スタートを切りました。
こんにちは〜びぃ〜です！2015/05/08(金) 12:00〜12:20
ＮＨＫ総合１・神戸
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ニュース／報道 – 定時・総合
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