日本航空が旅客管理システム刷新に1000億円投資 48年ぶり
日本航空が旅客管理の基幹システムを48年ぶりに全面的に刷新する模様です。
周辺システムを含め1000億規模となるというのだから驚きです。
搭乗履歴などのデータを分析し、顧客のニーズに合わせたサービス提供を目指すためということだが、
これらを今まではオンプレミスで運用してきたものを、
マイレージプログラムや予約,発券などを全て同一のデータベースで一元管理することで、
ビッグデータを解析してサービス改善を行うということらしいです。
金額規模などを見るに日本におけるSIベンダーの闇が見え隠れしているのはさておきとして、
2016年度まで新規での投資やMAを規制されている日航にとっては、
それを超えた2017年度に向けての種まきをしていくのは望ましい流れだと思いますね。
このところ全日空やスカイマークといった航空事業者のニュースしか余り目にしなかった身としては、
ぜひ日航においても日本経済を支える”一翼”として経営努力を続けて欲しいと思います。