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ゴールデンウイーク最終日の甲子園です。
岩崎優がおよそ3週間ぶりの一軍マウンド。
1番大島、ショートゴロ。
2番荒木を今、サードフライに打ち取りました。
リズムよく2つのアウトをとったところです。
放送席の解説は、タイガースの90年代のエース、湯舟敏郎さん。
そして、2000年代、タイガースの黄金時代を支えました矢野燿大さんのお話でお送りしていきます。
お二方、よろしくお願いします。
3年間、二軍でピッチングコーチを務められて、また、ABCのスーパーベースボールの解説に復帰されました。
改めてお願いします。
よく見てきた岩崎が先発です。
そうですね。
調子よさそうなんで。
球が切れてますよね。
やっぱり見ると、どきどきするんですよ。
絶好調平田と対します。
およそ3週間ぶりのマウンドです。
まだ一軍での勝ち星はありませんが、二軍戦で好投しました。
4月23日、5回無失点。
29日、4回無失点。
その29日の先発のときには鶴岡がマスクをかぶったという二軍戦でした。
そして矢野さん、鶴岡が一軍に登録されて、今シーズン、初出場初スタメンです。
そうですね。
多分、岩崎が投げると決まった時点で多分鶴岡のほうにも、いくぞという事はあったのかなと想像しますけど。
ここまでスタメンは、キャッチャーは梅野か、藤井でした。
今シーズン3人目のスタメンキャッチャー鶴岡のリードで初球のストライクを見送った1番の西岡です。
1回表、先発の岩崎が三者凡退に抑えました。
タイガースはきのうから、1番西岡、2番上本、3番鳥谷という並びにしています。
矢野さん、また上本、西岡を入れかえる形になりました。
そうですね。
西岡のムードメーカー的な、連敗中だったんで、そういうところを出してほしいという考えの1番じゃないかなと思いますけれどもね。
対するは中日のバルデスです。
既にこれが先発で8試合目。
先発ではリーグ最多です。
ただまだ来日して勝利がないというバルデス。
好投続くんですが、白星からは見放されています。
和田監督は、西岡の状態がまずいいんだと。
フォアボールも多くて、出塁率もかなり高いので、まずは1番西岡にして、上本も同じような内容が続いていたので、気分を変えさせる意味もあるんだという話をしていました。
湯舟さんはこの1、2、そして3番の並び、いかがですか。
ドンドン塁に出る人が1番を打てばいいなというのはありますし、また西岡ですよね。
しっかりブンと振れるんで、当ててくるバッターは、上本が当てるというわけではないですけども、チーム内でも結構いいふりをしているので、そういう人が1番に来るというのはピッチャーが投げづらいので、すごくいい打順かなと思います。
そしてフォアボールもある今シーズンの西岡。
小さくガッツポーズを見せました。
1回裏、タイガースが先制のチャンスをつかんだところです。
改めまして放送席は、湯舟敏郎さん、そして矢野燿大さんの解説です。
よろしくお願いします。
まずは先制のチャンスをつかみましたが、その前に、どきどきしながらごらんになった湯舟さん、岩崎が三者凡退。
真っすぐの球が切れているように感じましたからね、1回は。
どきどきしてますけれども、ゆっくり見れそうかなというふうには思ってます。
楽しみですね。
そして矢野さん、いきなり1、2番の見せ場がやってきました。
どうしますかね。
バントの構えです。
今シーズンは鳥谷、上本の1、2番から始まったんですが、まず1番西岡、3番鳥谷という並びに変わって、今度は上本、西岡鳥谷という1番、2番、3番になったんですが、またここで変えてきました和田監督です。
上本、送りバント成功で、1アウト2塁になりました。
矢野さん、流れを変えるための1、2番の入れかえという要素が強いんですかね。
そうだと思いますけどね。
何がいいのかというのは試行錯誤しているような段階だと思うんですけれども。
矢野さんは昨シーズンあたりから2番西岡いいんじゃないかという話をされてましたけれども。
僕はずうっと言ってますよ。
ずっと2番西岡がいいなと。
僕がキャッチャーだったら西岡、嫌だな、2番。
嫌だなということで、西岡2番と言っているんですけど。
でも、チーム状態的にかえざるを得ないといった状況になってるんでしょうね。
西岡、上本でチャンス。
3番鳥谷です。
2番というのはスイッチというのも含めて?そうですね。
あとは攻撃的なランナー1塁にいたときに狙って打てるとか、サードが下がっているプッシュや、セカンドがセカンドベースに寄っててバントや、いろんなことをやれる…。
さらにつなぐという2番じゃない、攻撃的な2番というところで嫌だなというので。
確かによーいドンからたくさん点が入ったほうが望ましいわけですね。
攻撃になりやすいということですね。
そうですね。
立ち上がり不安なところで、今日はバントしましたけど、バントで落ちつかせるよりは、いろんなオプションがあったほうがプレッシャーがかかるかなと。
また1番西岡の怖さもあるんだよという湯舟さんですね。
振れるというところで。
僕も2番ね、上本、鳥谷、西岡が、僕は投げづらいなと。
2番鳥谷ですか。
鳥谷ってすごくいいバッターなので、2番目にいるということは、今後、どうなるんだろうというふうな感じにピッチャーはなるんじゃないかと。
いっとき海の向こうでも2番最強説というのがあったり。
3ボール1ストライクになりました。
ヤンキースでは長らくジーターという2番を務めましたけれども。
矢野さんが言わはったように、2番でいろんなオプションがふえる。
よりピッチャーをふるいにかけてということですからね。
ストライクです。
鳥谷が昨日最終打席でライトへすばらしい当たりのスリーベースを放ちました。
ちょっと体調どうなんだろうという話も出てたんですが、このカードでは早出特打も敢行していまして、見る限りフルスイングはしていたなという印象はあります。
ファウルになります。
鳥谷の上昇気配というのは、矢野さんは感じられてますか。
昨日最後出たというのがね、よかったなと思いますけど、試合の中で振るということはできてないので、合わせるので、ポップフライが最近だと多いと思うんですけど、バットが出てこないなという感じではあります。
ただ、昨日は最後に出たんでね、これでちょっと行ってくれたらなという期待はしてます。
こぼしています荒木。
西岡は3塁ストップです。
記録はヒット。
これは大きいですよ。
大きい。
もちろんチームにとっても大きいですけど、今のがエラーで出るのとヒットで出るのとでは、選手の気持ちも全然違いますから。
これは大きいです。
ピッチャーは絶対エラーをつけてほしいですけどね。
僕らバッテリーはエラーですよ。
エラーやろうって言ってますよ。
今のはエラーでしょうと。
公共の電波で言ったらだめですけど、エラーがついてほしいです、ピッチャー的には。
鳥谷からしたら、大きいということですね。
1アウト1塁3塁で、4番のゴメスを迎えました。
昨日は1回にタイムリーが出ました。
この1点も大きく、そして、先発岩田の走者一掃のタイムリースリーベースもあって、昨日はタイガース、連敗をストップさせました。
上本、送りバント、鳥谷、セカンドへの内野安打で、1アウト1塁3塁です。
昨日のタイムリーで打点も20に乗せました。
筒香を追いかける立場の去年の打点王。
ヒットの後は、昨日はショートゴロ3つでした。
6試合連続ヒットを放っているゴメスです。
矢野さん、気づけば打率は3割を超えているんですね。
そうですね。
ゴメスは大分安定というか、落ちついてきていますよね。
いい状態でね。
ゴメス選手ですが、今着ている黄色と黒のユニホーム、本人も気に入っているそうでして、また胸元のボタンをかなりあけているときもあると思うんですが、それに関しては、本人は肩回りをリラックスして振れるというふうに言っていました。
今日は第2ボタンはつけてますね。
第2ボタンも外すときはあるんですか。
チェンジアップを続けているというバルデスです。
チェンジアップ、スライダー、本当に分かりにくいですね。
スライダーっぽいですけどね。
本当に分かりにくいです。
低めに来るチェンジアップ、スライダー、両方すごく変化するんで、バッターは分かってるんですけど、対応がやっぱり難しくなりますよね。
ゴメス、ダブルプレー。
タイガース、先制はなりませんでした。
甲子園です。
0対0で1回がスタートしました。
さて今日は、この甲子園だけではなくて、大阪・福島のABCの本社でもファンの皆さんがタイガースに声援を送っています。
呼びかけてみたいと思います。
ABCホールの中邨雄二アナウンサー!はいは〜い。
ABCホールの中邨雄二です。
盛り上がってますよ!今日はABCが、視聴者、リスナーの皆さんに日ごろの感謝をお伝えするイベント、「ABC感謝際2015マイドほたるまち!」が行われております。
そのイベントの一環として、解説の福本豊さんにお越しいただきまして、およそ300名、えりすぐられました大阪神ファンの皆さん、大きな声援を送っていただいております。
先制したかったですね。
福本さん、熱い声援のもと、1回裏、ゴメスのところが惜しかったんですけど。
皆さん、まだまだこれからですから、盛り上がっていきましょうね!外でも大勢の皆さんにお集まりいただいているわけですが、この後、夕方5時まで、「ABC感謝際2015マイドほたるまち!」は大阪・福島のほたるまち周辺で行われております。
残念ながら、今から来ていただいてもABCホールのパブリックビューイングにはご参加いただけないんですけれども、そのほかにも楽しいイベントがめじろ押しとなっておりますので、ぜひABCに足をお運びいただきたいと思います。
引き続き、ABCホールからの熱い声援でタイガースを後押しいたします。
大阪は福島で、そして兵庫、西宮で、タイガースファンが声援を送っています。
ゴメス、ダブルプレーで先制ならずという1回でした。
中日は4番のルナです。
解説、甲子園の放送席は湯舟敏郎さん、矢野燿大さんでお送りしています。
立ち上がりの岩崎、という湯舟さんのお話がありました。
すごく調子がいいときというのは、高めにも投げますけれども、低めにいくことが多いんですよね。
その傾向にはあるので、いってもまだ14球ですか、まだ少ないですけれども、低めに来てるなという印象ですから、かなり期待できると思うんですね。
マスクは、今シーズン初出場、初スタメンのベテラン鶴岡です。
岩崎が今年24歳、鶴岡がこの5月に38歳になるバッテリーです。
今の画面、すごく見やすいですね。
いい投げ方をしていますね。
三振。
伸びのあるストレート、岩崎の真骨頂を見せました。
この番組では、現在、スーパーベースボールのデータ放送をお送りしています。
すてきなプレゼントが当たる「JoshinpresentsクイズドクターK」など、楽しい企画が盛りだくさんですので、ぜひリモコンのdボタンを押して参加してください。
5番はナニータ。
先発岩崎投手ですが、甲子園に悪いイメージはなく、いい感じで入れますと。
そして、ランナーを出さないようにストライク先行で自分のペースでピッチングできるように目指しますといっていました。
リポーターは、ABCのヒロド歩美アナウンサーです。
これまでの一軍マウンドは、少しフォアボールが多かったと。
ナニータ、三遊間を破ります。
1アウト1塁。
今日初めてヒットを打たれました岩崎です。
一軍での3試合では初登板が5回途中でフォアボール2個。
4月19日が、8回途中まで投げてフォアボール4つ。
一軍の前回登板だったナゴヤドームでのドラゴンズ戦が4回途中でフォアボール3つ与えていました岩崎です。
ドラゴンズ6番、ファースト福田です。
ホームラン5本。
3割1分8厘で、これまで通算4本のホームランだった今年27歳、高卒9年目の選手が今シーズンだけで5本放っています。
しかも、やや強い浜風がふいている状況です。
矢野さん、9年目になりましたけど、中日、怖いバッターが出てきました。
そうですね。
振れる選手、選手が少ないので、かなり怖いですね。
本当はレギュラーでずっとドラゴンズとしても使いたいバッターになってきているんじゃないですか。
タイガースとすれば、今のあのゾーンぐらいですよね、最低。
あれより高くてもいいと思うんですけれども、ちょっと下からあおるような感じなんで、岩崎特有の高めの真っすぐというのは、有効になってくると思うんですけどね。
ローボールのストライクは強いと思います。
2アウトになりました。
福田はレフトフライです。
今ぐらいのコースでよかったですか。
今のも怖いんですよ、怖いんですけど、余り怖がらずに、打ち取り方をするんだという強い気持ちを持って攻めていったほうが、かわしに行こうというほうがちょっと怖いかなと。
感じはします。
あそこで打ち取れたんで、今度はチェンジアップとか有効にあとは反応を見ながらでしょうね。
7番にエルナンデスが入っています。
気づけばといったらおかしいですけど、中日も結構、重量打線というか。
つながりがいい打線で、ホームランを打てるバッターもいますしね。
結構点を取るだろうなと思わせる打線になりましたよね。
中日が2割6分8厘と、リーグトップの打率なんですね。
よく打ちますよね。
エルナンデスとかが、そんなに打つというイメージが僕はなかったんですけど、いい仕事をされているんですね。
つながれますから、またかえしたりもするんで、全体的に怖くなってしまって、ピッチャーは投げづらいんですよね。
切れるところがないというんですか、そこが一番厄介な所ですよね。
二軍ではコンビを組んでいます岩崎と鶴岡です。
139キロのストレート。
バットが空を切ります。
矢野さん、今日の岩崎のストレートはどんなふうに見ていますか。
湯舟さんが言われたように、本当にいいと思います。
調子はいいですね。
球持ちも本来いいんですけど、いいですし、伸びもありますし。
一軍でのマウンドはフォアボールが多いのは、技術的なものもあったし、大事に行き過ぎた部分もあったと。
特にストレートのコントロール。
自分の軸はストレートなんですと、岩崎も話しています。
三振。
138キロ。
5月6日、ゴールデンウイーク最終日。
満員の甲子園です。
1回、先制はなりませんでした。
ゴメスのダブルプレーがありました。
2回は5番の福留からです。
今画面にも表示されましたが、このバルデスと対する福留が、フォアボールを21個、リーグトップの数なんですが、選んでいます。
出塁率は3割9分8厘。
矢野さん、もともと選球眼がいいバッターですか。
そうですね、日本でやってるときはもちろん、僕らがやっているときもよかったですし、結構僕ら、やまはりかなと思ってましたけどね。
うまく合わせましたが、レフトライナーです。
福留、倒れて1アウトです。
ずっと状態は安定してますよね、福留はね。
今のも感じは悪くないんですか。
すごくいいですよ。
相手バッテリーには、すごくいいですよ。
相手バッテリーには、次はインサイド、ちょっとインサイドを使っていかないとなという打ち取り方じゃないですか。
次につながるアウトになりました。
湯舟さんも今のお話うなずかれていましたけれども、やっぱり嫌な感じなんですね。
そうですね、しっかり態勢は崩しているんですよ、崩しているんですけど、芯で捉えられているので、もうちょっと低くとか、もうちょっと外に投げたいな、同じ球であればね。
考えさせられますね。
そして6番にマートンが座るという、ここのところのタイガースです。
昨日は4打数2安打、打率は2割5分まで上がりました。
湯舟さん、2割5分まで上がったと言いたくない選手ですけどね。
もっともっとという選手ですけどね。
3割打ってて普通なのでね、3割ジャストやったら、まだ足らんよねというバッターですよ。
ファウルです。
去年は3割3分8厘。
首位打者です。
意外にも首位打者のタイトルは昨シーズンが初めてだったというマートンです。
最多安打3回。
中でも2010年の214本は日本のプロ野球記録です。
ですから、普通のバッターが2割5分だとそんなに周りも騒がないのかもしれませんが、マートンだと騒いでしまいます。
三振。
2アウトになりました。
矢野さん、チェンジアップですか。
そうですね、チェンジアップですね。
タイガースの浮上は、マートンでしょうね。
打線では。
今もヒットは出始めているんですけど、打点がないですよね。
ランナーを置いてマートンに打ってもらわないと、やっぱり得点が入っても、1点とかで終わっちゃうんですよね。
2点3点ってなかなかなってこないんで。
そして、7番センターに俊介が入っています。
4月19日、ジャイアンツ戦以来のスタメンになりました。
開幕のスタメンは大和でした。
そして、ドラフト3位ルーキーの江越も使われて、プロ初ホームランなどを放つ、インパクトも与えています。
矢野さん、センター争いが混沌としてきました。
そうですね。
もっと激しくなってもらいたいですけどね。
悪いから代えるというよりは、こいつも使いたいし、こいつもというふうになってもらいたいので。
でも、俊介もチャンス自体は少ないですけど、その競争の中に入ってこれるものは見せているんじゃないですかね。
結構しぶとくなってますし。
守備は本来うまいですから。
4月30日のヤクルト戦でタイガースが4連勝を決めたゲームがあったんですが、そこでも粘って粘ってフォアボール、チャンスを広げるシーンがありました。
俊介、ヒットで出塁。
センター争いの中、俊介、スタメンでアピール。
2アウト1塁になりました。
今シーズンはもっとバッティングにバッティングに迫力を出したんですと話していました俊介です。
本当にしぶとくなってますよ。
代打で送りバントとか、チャンスって本当に少ないんですけど、そこからまたはい上がってきそうな感じが出てきてますよね。
そして鶴岡です。
今シーズンの初打席になります。
センター争い、開幕は大和で始まって、このままレギュラーに突き進むのかなと思ったんですが、打撃の不振がありました。
そして俊介が使われて、江越もアピールしましたが、今日は岩崎に代わる形で一軍の登録を抹消されています江越です。
ここで足を使ってきました。
最近では、先発が右ピッチャーのときには伊藤隼太が使われています。
伊藤隼太も昨日スタメンで3打数1安打。
結果を残しつつあるセンター争いの選手たちです。
意外と外野手が、湯舟さん、湯舟さん、生え抜きで固まってないんですね、タイガースは。
今もマートン、福留という外国人選手と、元中日の選手なんですけれども。
センターが固まってない、これはそうなんですけど、その前もさかのぼると、金本さんも広島から。
赤星さんが生え抜きかなといったぐらいで、意外とセンターが固まってない状況があります。
それはしょうがないですよね。
育ってもらわないとしょうがないんですけれども、ライトを脅かす…。
福留を脅かす選手、マートンを脅かす選手が出てきてもらいたいですね。
濱中さんとか、桧山さんぐらいまでさかのぼると、長距離も打てるバッターではあります。
俊介、またスタートです。
外野ですから、ある程度バッティング、望まれますからね。
どちらかというと、1〜2番タイプが外野手は多いんですよね。
生え抜きの選手は。
若き大砲候補という人たちがファームにはいるんですけど、ただ、少し力の差があるのかなというところですね、現状はね。
ただ、使ってほしいなとは正直には思いますがね。
難敵バルデスです。
解説は、湯舟敏郎さんと矢野燿大さん。
98年、99年、そして2000年と、同じ縦縞のユニホームでバッテリーを組んだお二人のお話でお送りしています。
3回表は8番、谷繁からです。
中日。
おととい、驚かせました。
4安打を放ちました。
そして27年連続ホームランを放ったというゲームがありました。
湯舟さん、恐れ入りました。
おとといは。
はい。
スリーランがききましたもんねえ。
ききましたね。
試合の上でもね。
あとは、出てくると、リードという部分では、タイガース打線は翻弄されてしまいますから、そういう部分でも嫌ですよね。
それでは、おとといのスリーランをごらんいただきましょう。
矢野さん、どんなホームランでしたか。
カーブが肩口から来ましたけどね、追い込まれてたんでね。
反応でという感じでしたかね。
そうですね。
一番長打になりやすいボールではあるんですけどね。
三振です。
岩崎が今日3つ目の三振を奪いました。
随分おくれてますもんね、三振とってる…。
スイングのほうが遅いですからね。
3つとも全てストレート…。
そうですね。
これがやはり調子のバロメーターです。
岩崎がいい立ち上がりを見せています。
それもやっぱりベルト付近からちょっと高いぐらいのボールですよね。
空振りはね。
何でも低めということではもちろんないので。
打席でもやる気満々。
バルデス、38歳になるピッチャーです。
鶴岡も今月38歳になりますが、余り30代後半ぐらいだと、我々もびっくりしなくなったというか、40代の選手が本当に多いので。
そうですね。
最近は本当にそういう選手がふえてきていますからね。
西岡が手を挙げます。
バルデス、サードへのファウルフライ。
2アウトになりました。
谷繁監督兼選手と、今シーズンは呼んでくださいと球団からありまして、去年までは、谷繁選手兼任監督という並びだったんですけども、選手の前に監督が来ると。
谷繁監督兼選手と。
という呼び方にしてくれという話もあったんですが、そんな中で、谷繁、今日2試合ぶりのスタメンです。
存在感が増してきましたゴールデンウイーク。
やっと自分のことも考える余裕も出きたんじゃないですかね。
開幕3連敗スタートして、なかなかそういうことを考えられる余裕、チーム全体というところがメーンだったんでしょうけど。
デッドボールです。
大島を出します。
2アウト1塁。
中日は、阪神に3連敗して、7連勝があって、そこからまた負けたり勝ったり負けたりというところで、現在17勝18敗です。
負け越しの数が一つです。
タイガースはこれが32試合目になりました。
14勝17敗。
負け越しの数が3つです。
リーグ5位。
今日タイガースが勝ちますと、ドラゴンズに並びます。
ゲーム差なしで並ぶと。
ここはどこかで走ってくるでしょうね。
去年は岩崎をよく打ったという荒木です。
大島、ここまで盗塁は5つ。
中日がよく走っているんです、矢野さん。
そうですね。
でも、走る選手って大体決まってきているとは思うんですけれどもね。
大島がチームトップの5つ。
この荒木と併用といいますか、最近は荒木を押しやるような形の亀澤という選手がいるんですけれども、俊足で、5つ盗塁を決めています。
平田も4つありますね。
上位打線、1、2、3番が走れるというドラゴンズです。
平行カウントにしました。
ランナーがいるときの岩崎というのはどちらかというと器用なんですか。
例えばランナーを見ながらというところですけど。
そこまで器用とは思わないんですけど。
並にはできます。
性格出てるでしょう、今の牽制も。
人をだまそうというような思いは一切ない牽制です。
規則正しくしますよ。
岩崎は。
絶対、性格は真っすぐな男ですから。
ずるい感じに見えないですもんね。
相手としては、どちらかというと左のピッチャーの中では、走りやすいタイプではあると思うんですよね。
ランナー、スタートしています。
盗塁成功です。
という結果にはなりました。
今のはワンバウンドで行ったんでね、ちょっとチャンスになっちゃいましたけれども。
余りランナーが出ても表情が変らなかったので、そんなに肝っ玉座っているかなと思っての質問だったんですが。
逆に牽制しないほうが走りにくいんじゃないですかね。
今みたいに牽制を入れてしまうと、走るタイミングができてしまうので。
逆に先ほどみたいにちょっと長く持ったりいろいろタイミングを変えながら、1回も牽制せずのほうが、今1回入れたことで、よしという感じになったと思いますけどね。
大島が今シーズン6つ目の盗塁を決めました。
バックホームのボールがそれてしまいました。
中日1、2番で先制点。
大島の足が生きました。
3回2アウトとって、このまますっと終わりたかったイニングだったんですが、湯舟さん、ちょっと嫌な取られ方しましたかね。
嫌な取られ方ですけどね、平田に回したくないなという気持ちがすごく出たかなとは思いますね。
9打数4安打でしたかね、出てましたかね、相性というのもあるんでしょうね。
今のも俊介も一番投げやすいタイミングで、位置でボールをとれているので、セーフになるのはもちろん仕方がないんですけど、あれだけ送球がそれてしまうというのはまあまあちょっと残念というか。
本人も、よし、行けるって思ったタイミングだったと思うんですけど。
その間に荒木は2塁へ。
そして、現在リーディングヒッターの平田を迎えます。
本人、フォアボールが多かったという反省もありますから、それも避けたい。
次は平田だ、この思いもあったと。
やはり相性というのはあったかもしれませんが、平田のほうが抜群に怖いわけで、2人ランナーを置いて平田と勝負だったら、ツースリーからの1球でしとめたいと。
ボールの勢いでしとめたいという思いが強かったように思いますね。
昨日先制タイムリー、おととい2安打2打点、3試合連続マルチヒットという絶好調の平田。
インコースいっぱいです。
大島も好調なんです。
大島が出て、2番の荒木がかえしました。
そして3番の平田です。
3回裏、この回、先頭タイガース岩崎がセカンドフライに倒れました。
1アウト、ランナーはありません。
バルデスに対して、これからタイガースが二巡目になります。
西岡、上本、鳥谷。
きのうからこの並びになった上位打線です。
西岡が、第1打席は2球で追い込まれたんですが、その後粘って粘って、8球目でフォアボールを選びました。
関川コーチが中日先発バルデスについて、コントロールがいいと、そして、変化球のタイミングがとりづらいので、注意して振ってほしいと言っていました。
変化球のタイミングがとりづらいんだという話が届きました。
モーションも速いので、何にしてもタイミングが取りづらいフォームでありますという話は、前回の対戦でホームランを打っていた梅野が話していました。
速いテンポで投げ続けるバルデスです。
矢野さん、バルデスの立ち上がりはどんなふうにごらんになっていますか。
いいんじゃないですかね。
普通というか、悪くないですね、まず。
今出ましたように、球種は少ないんですよね。
そうですね。
真っすぐ、スライダー、チェンジアップですかね。
先ほどもありましたけど、まずテンポがいいんで、打席に立ち遅れるんで、まずはそこをしっかり立ちおくれないようにしていくのと、低めのゾーンですよね。
あそこをいかに我慢してカウントをまずつくっていけるかですよね。
打者有利のカウントまで…。
ストライクを投げざるを得ないような状況になってくればバッターのペースになると思うんですけれども。
こういうふうになるとフォアボールが嫌なんで、ちょっとゾーンも上がったりしてくると思うので、こういうボールをしとめていきたいですけどね。
そういう意味ではある程度、互角のカウントはつくれています。
セカンドゴロ。
先ほどタイムリーの荒木がさばいています。
2アウトです。
9番岩崎、1番西岡が倒れています。
湯舟さんはバルデスはどんなタイプであるとごらんになっていますか。
タイプですか。
惑わすようなピッチングスタイルですかね、バッターを。
タイミングを取らせないというのもそうでしょうし、投げ方も、何か惑わされそうですよね。
力を入れてるんだか、入れてないんだか、分からないような。
かえってバッターが勝負しづらいのかなというふうに見えたりもするんですよ。
投げ方がピッチャーらしくないというんですかね、僕の思いだけなのかもしれないですけど。
今のように132キロとか、3キロとか、こういうストレートが多いんですね。
何か怖い球があるわけではないんですけれども、全体的に投げ方からしてバッターを幻惑しているような感じですね。
なので、全てにおいてタイミングが取りづらいのかなと。
悪い言い方をすれば、すごくなめてかかってしまうピッチャーに見えてしまうんですよね。
分かりづらいですかね。
大丈夫ですか。
いつでも打てるだろうみたいな気持ちになってしまうという事ですよね。
中日、荒木のタイムリーで1対0と中日リードです。
この試合、球審、吉本さん、1塁飯塚さん、2塁山村さん、3塁杉永さんで、ゲームがさばかれています。
岩崎優の4イニングス目です。
いい立ち上がりを見せていましたが、3回に失点しました。
中日は4番のルナからです。
3回は、あっ、あっという感じでするっと1点入ってしまったような印象があるんですが。
2アウトからデッドボールを当てて盗塁されてタイムリーですからね。
それはもったいない点数なんですけれども、投球スタイル自体は、ずっと1回のまま、調子がいいままで来てますからね。
このまま推移していくと思われます。
これで三振は4つ目です。
三振4つとっているんですけど、できれば、もうちょっと早めに打ってもらったほうがありがたいかなと。
というふうには思いますけどね。
打たせたとるということですか。
はい。
ポップフライとか、そういうのがふえてくればいいなと。
そんなにたくさん球を投げられるとか、体力がすごくあるというピッチャーではないと思うので。
三振が多くてもフライが多くなってほしいなというふうには思います。
ルナ三振。
そして、5番のナニータです。
1打席目レフト前ヒット。
ストレートが6割と出ていました。
キャッチャーは鶴岡です。
ファウルになりました。
矢野さんは今日の鶴岡のリードはどう見ていらっしゃいますか。
さすがベテラン、落ちついて、いろんなにおいを嗅ぎながらというか、ルナの場面も、1打席目、真っすぐで空振りをとって、追い込むボールも真っすぐで空振りでしょう。
バッターが真っすぐ空振りのイメージが残っている中で、最後、チェンジアップでまた空振りというね。
いろんなものを、岩崎のいいところを引き出しているんじゃないですか。
ボールが手につかない。
エラーです。
1アウト1塁。
上本の守備のミスが少し目立つ、そんな最近かなとも思うんですけれども…。
内容は矢野さん、どうですか。
もちろん、アウトにしないとだめですよね。
本人が一番よく分かっているんですよね、今年のキャンプもそうですし、守備に気持ちを置いてね。
ただプロなんで、試合の中でエラーがふえていくというのは、もちろんよくないことなんで、上本自身のこれからの課題でもあるんで、自信をつけてもらいたいですね。
高野さん、前回ナゴヤドームで、岩崎投手からホームランを放った福田選手ですが、岩崎投手の印象として、ストレートのスピードというよりかは球持ちがいいので、合わせづらいですと。
しっかりボールを引きつけて打っていかないといけないと。
そしてとにかくストレートに注意しますと強調していました。
リポーターはヒロド歩美アナウンサーです。
その福田がケアするストレート、140キロが出ました。
コースも完璧でしょう。
気持ちいいボールですよね。
そうなんです。
インコースのストレートをナゴヤドームで打たれました。
ホームランを放っている福田です。
外を攻めます。
ごらんのように、ストレートを続けて、外角を続けて、カウントをつくっています。
続けます。
いいボールですけどね。
いいボールですね。
ストライクでも手が出ないんじゃないかなというぐらいいいボールですね。
これだけ続けるのはどうですか、矢野さん。
いや、1打席目、ポップフライをとっているじゃないですか。
もう来るんじゃないか、もう来るんじゃないかというふうに鶴岡は考えながら、まだいくよまだいくよというところで行ってるんじゃないですかね。
また外でした。
最後は変化球。
ベテランの味が出ています。
福田、センターフライで2アウト1塁。
結局、最後までインコースは投げなかったという勝負でした。
そうですね。
ややインサイドに意識がありましたね。
そうですね。
多分、見逃し方も鶴岡の中で感じとっていましたよね、インサイドに気持ちがあるなというのをね。
だから、続けられた。
あとは、岩崎の今日のコントロール、アウトコースもいいというのは、信頼度も高いんじゃないですかね。
エルナンデス、中途半端なスイング。
鳥谷はバルデスの前にショートゴロ。
先頭のバッターは出ることができませんでした。
1アウトです。
気分をよくしたであろう、しているであろう鳥谷だったんですが、1アウトになりました。
バルデスが、既にタイガース戦3試合目の登板なんですが、打たれていません。
開幕カードの2戦目に投げました。
そのときは6回3安打無失点です。
ナゴヤドームでも対戦があって、4月の14日、8回6安打2失点。
自責点は1という内容でした。
ですから、14イニングで自責点は1です。
開幕カードは京セラドーム、2試合目のタイガースの登板がナゴヤドームだったので、この満員の甲子園で投げるのは、初めてというバルデスです。
ショートゴロでした。
2アウトです。
矢野さん、内容的にはどうですか。
ちょっと打球が上がらないですよね。
きのうからちょっとゴロが多いなというね。
という感じのバッティングなので、相手としては打ち取りたい形では打ち取られている感じがしますね。
昨日、今日でショートゴロが4つになりました。
今のは変化球が頭に絶対あるんでね、どうしてもポイントが近くなりますよね。
また、いいコースにも投げられましたからね。
5番福留です。
1打席目レフトフライ。
バルデスも調子が上がってきていますよね。
コントロールはかなりよくなっていますからね。
投げ分けています。
勝利がないのが不思議なぐらいのピッチャーです。
防御率は2.53。
これが8試合目です。
点を取ってくれないとなかなか勝てないので、めぐり合わせが悪いんでしょうけど。
谷繁のフルスイング。
ワンバウンドでフェンスに当たって、ボールがフェンスの上を伝っていました。
ツーベースヒット。
おととい4安打。
今日ツーベース。
谷繁がバットで見せています。
ノーアウト2塁。
力強い打球が飛んで行きました。
矢野さん、余り乗せたくないバッターがのってきています。
そうですね。
低めのゾーンというのは、結構強いんですよね。
もう2つぐらい上がればフライになる確率が高いんですけど。
おととい、27年連続ホームランの記録を更新した、プロ野球記録を持っている谷繁が今日も快音を響かせました。
ノーアウト2塁でバルデスです。
岩崎は耐えたい。
耐え忍びたいイニングです。
岩崎のボール、バントもしにくいと思うので、フライや強い打球になる確率が高いと思うので、谷繁君も足は速くないですから。
1塁はアウトです。
1アウト2塁になりました。
谷繁、ランナーとしての判断。
矢野さん、いかがですか。
ナイスプレーですよ。
そのまま行けばアウトですから。
さすがですよね。
キャッチャーもサードと言ってるでしょう。
サードと言ってますから、あのままいけばアウトなので、最悪の最悪は防ぎましたよね、これで。
行ってるんですけど、やめてるというね。
これはやっぱり準備の段階で意識しておかないと、打球判断だけでは、なかなかできにくいですよね。
岩崎も上手でしたよ。
完全にサード行くところから切りかえてファーストですからね。
意外に投げれなかったりするんですよね。
バルデスも全力疾走をしていましたし、際どいタイミングをアウトにしました。
セーフティーバントで攻めます。
盗塁あり、セーフティーバントありという大島です。
打ちづらいということと、谷繁の足だったら、1本でかえってこれないですもんね。
そういう意味でもサード、送りたいということはあるんでしょうね、大島の中にはね。
そういった意味でも中日は送りたかった。
それを食いとめたタイガースです。
鳥谷がとりました。
大島ショートフライで、2アウト2塁です。
あのコースに行けば、詰まらせることができます。
先ほどタイムリーの荒木です。
矢野さん、これは荒木、マークしてましたかね、ストレート。
岩崎で変化球を狙うということは少ないので、特に3ボール2ストライクになりましたからね。
より真っすぐの意識が高いところに、ちょっと甘い真っすぐでしたね。
亀澤というソフトバンクの育成からやってきた選手が活躍する中で、昨日、今日と存在感にも大きいものがあります荒木。
矢野さん、バッテリーとしては、どんなふうに攻めたいでしょうか。
今のも様子見だと思うんですよね。
真っすぐ打たれて、どういうタイミングで打ちに来るのかなということで、チェンジアップ、ボールと入りましたけど、でも、スタイル自体は変えようと思ってなかなか変えられないピッチャーだと思いますし、変わらなくていいんじゃないですかね。
変化球、2球続けて1ボール1ストライクです。
ポップフライを打ち取るというイメージがいいように思いますけどね。
岩崎優の好投に応えたい。
5回裏、タイガースはマートンからです。
関川コーチがバルデスについて、ここまでコントロールよく投げられていると。
内角に突っ込んでくる球が少ないので、打者はしっかり踏み込んで打ってほしいとのことでした。
矢野さん、外中心ですか、中日。
そうですね。
基本的には外ですね。
これも外です。
同じ球種でも結構タイミングが違うというか、変えてるというか、思うので、バッターはなかなか対応はしにくいと思うんですけれども。
同じ球種でタイミングを変える。
そうですね。
だから真っすぐ、スライダー、チェンジアップなんですけれども。
タイミングが合いません。
バルデス、動きは機敏です。
ファーストゴロで1アウトになりました。
曲がりをかえてるというわけじゃない。
曲がりというか、スピードも変えたり、曲がりも変えたりしているかもしれないですね。
ちょっと球種の割合も右、左、バッターで変えているという谷繁とバルデスのバッテリーです。
左バッター、チェンジアップはほぼ消せそうな数字です。
1打席目、センターへヒットを放った俊介です。
湯舟さん、バルデスをあたふたさせたいというか、焦らせたいというか。
そのためにはランナーが出ないといけないんですけれども、ランナーが出ないといけないんですけれども、全部の球を待って対応しているように思えるというか、だからタイミングが合わないのかなと。
真っすぐだったら真っすぐ、もしくは真っすぐの外とか、これだけ打ててないんやったら何かしてもいいのかな、個人個人、もしくはチームでそういうふうに見えますね。
あとは、これだけ低めが多いと、ボックスの位置も変えていいと思うんですね。
ほとんどのバッターが今、打席本来の一番後ろのところにしか立ってないんですよ。
これをベースの前に持っていくだけでピッチャーちょっと投げにくかったり、本来、低いゾーンがちょっと上に上がるとおりすることが出てくると思うんで、チーム全体として今日は前に立ってみようとか、実績あるバッターにできにくい部分でもあるし、できにくい部分でもあるし、変えにくい部分でもあるんですけど、2回やって2回抑えられてますよね。
やっぱり何かチームとしてやるべき、今のでもちょっと前に行ったら、あそこまで泳がないかもしれないんで。
何かそういう策も要るんじゃないかと思いますね。
俊介はショートゴロ。
2アウトになっています。
今、矢野さんが言われた話で、ピッチャーは考えるんですよ。
ベース寄りに立つ、もしくは自分のほうに、ピッチャー寄りに立たれると、何か意図があるって絶対に思って考えるんで、それを探って、自分のピッチングが壊れてしまうということもあるんでね。
何か考えさせたほうがいいですね。
ピッチャーに。
完全にバルデスのペースに入ってますね。
気持ちよく投げてしまってるんで、立ちおくれもバッターはしていますし、低めも抑えられている。
何かを変えたいですね。
本当に。
おっしゃるとおりで、同じテンポで、バルデスのテンポで来られてるので、さっき、前に立ったら何か考えると言ったじゃないですか。
テンポが変わることもあるんですよね、絶対に。
それで崩れる、もしくは打ちやすくなるということはありますからね。
あと、セーフティーの構えをするとかね。
そういうのも、いいピッチングされているときのピッチャーには有効ですよね。
ちょっとゆっくりめにバッターボックスに立つとか、構えるの、わざとね、立ちおくれじゃなくて。
メジャーでは103試合に投げています。
バルデスです。
うち、先発は3試合だけなんですね。
メジャーで7勝。
セーブを2つ上げているという、そんな実績の持ち主。
今日は、この甲子園だけではなく、大阪・福島のABC本社でもファンの皆さんがタイガースに声援を送っています。
呼びかけてみましょう。
ABCホールの中邨アナウンサー!は〜い!やけくそではありません。
もう皆さんも、今日一番の盛り上がりが何とこのインターバルという、そういう状況になっております。
今日はABCが視聴者リスナーの皆さんに向かっての日ごろの感謝をお伝えするというイベント、「ABC感謝際2015マイドほたるまち!」、これが行われておりまして、宴たけなわというところでございますけれども。
福本さん、お越しいただきまして。
ほんまにそっちは全然盛り上がってないんちゃう?難しいところです、甲子園も。
あなたの責任ですよ。
違います。
みんなで応援しましょう。
盛ろう上がるところがねえ、大変ですよ、こっち。
でもこれからいいところがきっとあると思います。
前半のここしかなかったのかなあ、いいところ。
鳥谷選手の内野安打。
ちょっと見てみましょう。
これね。
気分的に違うよと。
甲子園の放送席では盛り上がりました。
この後、1・3塁になるじゃないですか。
その後、我々が入り中継にスタンバイしたらゴメスが何とダブルプレーを打ってしまいましたので、狙いがそのまま当たってしまったという、大変縁起の悪い状況になってしまったので、反省したいと思います。
福本さん、逆転の向けてのキーポイントをお願いします。
打てよ〜。
皆さん!そのとおりという拍手ですね、皆さんから。
決してから元気ではありません。
引き続き、ABCホールから熱い声援、真剣な声援で阪神タイガースを後押ししますよ!よろしくお願いします。
湯舟さん、打てよと。
その通りなんですけれども。
ヒットも、ランナーも出てないんでね、ちょっとつらいですよね。
すいすい投げられてますからね。
ただその間は、岩崎、しっかりと踏ん張っておかないとね。
ここまでの岩崎はいかがですか。
いいですよね。
1点取られましたけども、球の切れ、1回からずっといいですからね。
そんなに打たれるような感じはしないですよね。
5回もランナーを出しながらしっかり抑えました。
6イニングス目です。
矢野さん、ここは中日のクリーンナップなので、またここ踏ん張りどころかもしれません、中盤。
そうですね、まずは先頭をしっかりとって、まずリズムをつくりたいですね。
ボールはスタンドに入りました。
リーディングヒッター平田の大きな一発が出ました甲子園。
ドラゴンズが、2点リードに変えます。
昨日もおとといも打たれていますが、今日もこの平田、スケールの大きさを見せつけています。
矢野さん、どんなボールでしたか。
スライダーですね。
バッターはね、狙うということは余りないかなと思うんですけど。
まあ…。
責めるというのもできないですし、仕方がないというのもね、打たれても仕方がないというのもよくないですけど、もちろんカウントを悪くしたくないんでね、どうしてもストライク欲しいというところが、若干ちょっと緩んで甘いゾーンというか、ボールが高くいった分、ホームランになりましたね。
これで平田、ホームランが4本目。
1アウトです。
大阪桐蔭時代も甲子園でホームランを放って沸かせましたが、それからもう10年がたちました平田。
湯舟さん、いかがですか。
やっぱりインサイドに負けないようにという、目つけがインサイドにあったような感じはしましたね。
そこへ来たら思いきり引っ張ってやろうというような感じですかね。
がっくり来ないようにしてもらいたいですよね。
点もなかなか取るのが難しそうな現在の雰囲気なので、がくっと来てしまうと、もう3点目もしチーム的にがっかりしてしまうと思うので、踏ん張りどころですね。
平田が4年連続二桁ホームランを既に放ってまして、このペースで行くとそれもかたそうです。
4年間は11本、11本、15本が自己最多で、去年も11本というホームランの数です。
今年はもっと打つんじゃないですか。
そういう感じがしますよね。
ナニータの当たりです。
俊介、とりました。
ナニータ、センターフライで2アウトです。
表情は変わりません岩崎です。
ふだん話してても、本当に喜怒哀楽をあらわさないような岩崎なんですけれども、湯舟さん、去年まで二軍ピッチングコーチを務められていて、矢野さんは性格が素直と分析されてましたけど、やっぱりそうですか。
正直と言いませんでしたか。
正直でしたっけ。
おっしゃるとおり素直で、正直で、物静かな感じですよね。
元気か?はい…って。
その返事元気じゃないぞみたいな。
小さい男の子みたいな。
大きな男ですよ。
185センチ、87キロ。
ごめんなさい。
年齢がね、小学校低学年みたいな、かわいらしい男の子みたいな感じ。
それでも大きな仕事を…。
もちろんね、いい投球をしますからね、大きな仕事をするんですけど。
あと、真面目です、すごく。
黙々とやれるタイプですね。
余りやりたがらないような練習もやれるようなタイプ。
黙々と、コツコツとですね。
そんなに器用というわけではないので、コツコツとできるので、それが身になってるんでしょうね。
この回、平田にホームランを打たれましたが、連投が続きます。
清水東高校、サッカーの名門の出身なんですけれども。
2年目です。
去年は17試合で、5勝4敗です。
いい意味で淡々とというと、波のないというのは、ピッチャーにとっても大事な部分で、いいと思いますけどね。
あんまり気持ちが上下してしまうと、あんまりよくないと思うので。
岩崎に代打が起用されました。
狩野を見詰めています岩崎です。
バッティンググローブはつけていました。
名残惜しそうに外していた岩崎。
見逃し三振、判定はストライクでした。
岩崎の代打狩野は出られません。
1アウトです。
まず矢野さん、和田監督の判断ですね。
岩崎を6回で諦めた形になりました。
仕方がないですね。
代えざるを得ないんで、点を取っていかないとどうしようもないんで。
仕方がないんですけど、今のはちょっとかわいそうかもしれないですね。
狩野もね。
やっぱり取られるとねえ。
1番にかえって西岡です。
湯舟さん、岩崎の6イニングス、振り返っていただけますか。
ホームランを打たれたのは非常にもったいない、結局は代わる原因となった点なので、残念ですけれども、今日の2失点。
いいピッチングでしたよね。
展開がもう少し、バッターのほうが、点が入ってなくても塁上をにぎわっているような状況だと、どうでしょうか、あのホームランは出てないかもしれないですよね、流れ的にね。
防戦一方になってしまったところで、しっかり振られたというホームランでしたよね。
残念です、本当に。
もっともっと投げられたと思うんでね。
できればこの回、入ってもらってですね、勝ち星がつくというようなことになればいいんですけどね。
そうです、追いつけば岩崎の黒星の可能性はなくなります。
3点取れば白星の可能性が生まれます。
この後もシーズンやってもらわないといけない投手ですから、なるべく早く白星をつけたいですよね。
今日は今シーズンの初勝利を目指すサウスポーの対決になっています。
阪神、岩崎、中日はバルデス。
これが8試合目、8度目の正直というバルデス。
打ち上げます西岡。
ショートフライで2アウトです。
間もなく100球に届こうというバルデスです。
ナゴヤドームでの阪神との対戦では、137球も投げた、そんなピッチャーです。
セーフになりました。
少しそれました。
記録はヒット。
上本、2番で2試合連続のヒットです。
中日はこんなところから先制点を取りました。
タイガースももぎとりたい2アウト1塁。
上本はよく走りました。
矢野さん、ここは大島ばりの盗塁、見せどころなんですか。
ここは無理できないですよね。
鳥谷がホームランでもちろんいいんですけど、つないでゴメスに何とか回したいというところなんで、くせとかタイミングがあればという所じゃないですかね。
バルデスから盗塁はまだできていません、タイガース。
今シーズンです。
行くぞ行くぞで行かないというのが一番いいんじゃないですか。
あとは、ワンバウンドケアですよね。
マートンも一つでよく走りましたけれども、ワンバウンドのときに一発でセカンドへ行けるという準備だけはしてほしいですね。
外角いっぱい決まります。
鳥谷、昨日、スリーベースのあと、第1打席でヒットを放ちました。
2打席目はショートゴロです。
44歳谷繁が、今日、3003試合目の出場です。
上本、マーク。
上本は、自分は足を武器にしてまず一軍に食らいつくところから始まりましたから、足は自分にとって、もちろん大事ですと。
去年は、自分で判断して走れるときにもなかなか積極的になれなかった。
それを今年は改善したいと、積極的に行きますと話していました。
その辺りからスタートを切るというそんな姿も見られる今シーズンです。
矢野さん、気配はありますか、上本。
いやあ、今のところ走らないと思いますけれどもね。
今度は中日バッテリーがっくり。
こういう感じでいいと思いますけれどもね。
牽制とかさせて、若干気にして、バルデスのリズムで投げさせないという形が一番いいと思います。
1点差だったらね…。
また違うかもしれない。
2点あるので、ちょっと無理できないんですよね。
上本、スタート!鳥谷、打つ。
上本は3塁ベースを蹴ります。
タッチはアウト!1点が遠い今日のタイガースです。
解説は湯舟敏郎さん、矢野燿大さんでお送りしていますが、矢野さん、このシーンですが、ヒットエンドランの形には…。
ランエンドヒットですね。
上本が盗めるというのでスタートを切って行ったんですけど、高代さんってすごくうまいサードコーチャーの経験も豊富な方なんで、ただ、チームの流れが悪いんで、悪い流れがそのまま行ってしまって、多分、冷静に判断したら、4番ゴメスの前で無理して2点差で行かすというのは、考えにくいんですけど、焦りじゃないですかね。
チーム全体の焦りが、行かせてしまった、ここ、最高の走塁、ちょっと要らない場面だと思うので。
高代さんでも焦ってるんだなというのが、多分、この走塁を見ても分かってもらえるような感じじゃないですかね。
鳥谷の左中間へのヒットは得点につながりませんでした。
ゲームは終盤に入ります。
2番手は松田遼馬です。
ドラゴンズの中継プレーは、ナニータからエルナンデス、そして谷繁という流れがありました。
湯舟さんはどういうふうにごらんになりましたか。
レフトがとめたのもよかったですけども、ショートのエルナンデスですよね。
回ってる、すぐに投げたんですけども、一瞬間を置くと、あれ、勝負ですから、最高のプレーですよね。
またコントロールもよかったですよね。
グラブさばきでも器用なところを見せたり、肩が強いところを見せたりと。
肩が強かったですね。
ボールがそれたらセーフですからね。
ドミニカン3人がきいているドラゴンズです。
松田遼馬、とれません。
エルナンデス、センター前ヒットです。
去年まで3年間、二軍の投手コーチを務められた湯舟敏郎さんですから、まだどきどきが続きますね。
松田はそんなにどきどきしないですね。
かわいくないとかという意味じゃないですよ。
ただ結構頻繁にゲームに出てますから、それで見なれてきたということなんですけれども。
ただ、前回の登板では失点がありました。
2アウトからフォアボールを出してでしたよね。
また登板のタイミングも、5点リードされた場面での登板で、1回2安打2失点という内容でした。
中1日でのマウンドです。
谷繁と対します。
本人は、調子はいいほうなんですと、変化球でも、ある程度、キャッチボール、ブルペンでは手応え、特にフォークなんかも非常にいい感じですと、話していました。
頻度が高くなってきていますよね、ゲームに出ていく頻度が。
松田の真っすぐ、変化球、プロのバッターに覚えられてきたというところはあるでしょうね。
矢野さんは今シーズンの松田をどう見ていらっしゃいますか。
ボールは、まあまあいいんだけど、結果的にはどうかなという感じですね。
カーブなんかね、中継ぎでカーブで結構勇気が要るんですけど、結構アクセントになる松田の中でのボールだと思うので、そういうのをうまく使っていきたいなという感じには思いますね。
谷繁、送りバント成功で、1アウト2塁。
で、9番のバルデスのところなんですが、そのまま打席に向かわせます。
バッティングもいいですよ、バルデス。
かなりいいですよね。
ピッチャーに対するではないですね。
普通のバッターに対するぐらいで行かないと。
もちろん投球内容が伴ってのですよね。
そうですね、もちろん、両方ありますね。
バルデスは6回まで99球です。
1アウト1塁3塁。
お二人共通の見方、それを証明するバルデスのヒットで、1アウト1塁3塁です。
先で折れているんですね。
そうですね、先ですね。
これで1アウト1塁3塁になりました。
松田は3勝2敗で、開幕カードのサヨナラ勝ちに、ここで松田に2つとも勝ちがついて、2勝を上げたんですが、ナゴヤドームでは2日連続サヨナラヒットを打たれて、黒星がつくという内容でした。
勝ち運も持っていますが、中日には2日連続でにがい思い、2日連続の黒星を喫している松田です。
1アウト1塁3塁で中西ピッチングコーチが指示を与えました。
1番の大島を迎えるところです。
ここは三振が欲しいですよね。
内野陣は、上本、鳥谷もかなり前に来ていますが。
矢野さん、守備陣形はどうですか。
ホーム優先ですよね。
大島君の足でダブルプレーって、速い打球しか無理なんで、まずはホームですね。
鳥谷、とりました。
ひやっとする当たり、鳥谷が抑えています。
大島、ショートフライで2アウトです。
松田の力が勝ちました。
でも結果オーライですよ。
これも。
インコースを狙っているのが、完全な逆球で、シュート回転していたので、バットの先ですけど、本当はインコースにさしこんでいくようなボールを投げたかったので。
2アウト1塁3塁になりました。
やはり表情はすぐれません、松田遼馬です。
指がかかってなかったですよ。
逆にそれがよかったですね。
2アウト1塁3塁となって、今日タイムリーを放っている、渋い活躍を見せている荒木です。
ここは湯舟さん、どんなピッチングを期待しますか。
やっぱり主体は真っすぐになるでしょうからね。
ただ広くは行ってほしいです。
フォアボールも視野に入れて、次の平田は怖いですけれども、どんどん、どんどん、ベース板の上というわけにはいかないですよね。
行ってほしくないですね。
時間をかけてバッターと勝負してもらいたいです。
ここもややミットが内に動きましたが、ストライク。
力が入る場面ですから、力が入り過ぎた状態で、先ほどの大島と同じような指にかからないボールが行ってるんで、そこは気をつけてもらいたいですね。
指をかけたボールで対戦してもらいたい、勝負してもらいたいです。
ファウルボールで、2ストライクです。
最低でも今ぐらいでかかってもらわないとですね。
あとフォークもあるでしょうし、高めもあるでしょうし。
矢野さんやったら、ここは何を投げさせたいですか。
アウトコース真っすぐがちょっと中に入っているんでね、インサイドの高めとか、いいのかなと。
力勝負をさせたいですよね。
そうですね。
変化球は今、投げてないんで、1球しかね。
バントのときしか。
計算、こっちの準備がどのボールを投げてくれるのかというのがなかなか見えないんで。
やっぱり浮いて変化球を打たれると、一番悔いが残るので。
どちらかというと、さしこんでいけたらなという感じに思いますけど。
3球目もストレート。
そうですね。
今のは中に入っているんですよね。
どうせ中に入るなら、行ったほうがいいかなと思ったりするんですけど、カウントがいいんで、1回、アウトコースを思い切り外すぐらいのボールでどれぐらい投げられるかというのも試して、一呼吸置こうというのもありますし、余りちょっと集まり過ぎているんでね。
おっしゃったとおりのあれですよね。
1回ボールを放ろうかという。
全球ストレートというここまでの松田です。
ここは難しいですよね。
ただ、今、指にかかってないということもあるんですけど、インハイぐらいに抜けてくれたらなというふうに思いますね。
ここで変化球を使いました。
今のもミスしたらだめだと思ってるから、開きが速いから、振らないですよね。
なかなかね。
あの変化球を見たら、真っすぐを待ちたがらないですか。
ここでフォークって行きたいなと思うんですよ。
そうですね。
バッターとしたら、ストレート待ちかなと…。
変化球が今、緩かったので。
という事で続けましたが、また振りません。
矢野さん、難しくなったんじゃないですか、また。
ずっと難しいんですけど。
いいボールがあれば選択肢も出てくるんですけど。
現状、厳しいですよね。
キャッチャーが信頼できるボールがまだ来てないのでね。
どれでいけば計算できるというのが今ないんで、それだったら、インコース高めでいいんじゃないかと…。
どうなんですかねえ。
難しいですねえ。
これは難しいですね。
なかなか変化球やったら外に外れるボールしか投げさせられないですよね。
真っすぐでしょうね。
ひっかかってストライクゾーンに来る変化球は怖いんで。
変化球で来た!みんな裏をかかれましたよ。
荒木も真っすぐ1本でしたもんね。
鶴岡の笑顔。
マスクの裏から見てとれました。
キャッチャーとしても勇気が要ったんですかね、矢野さん。
まあそうですね。
あそこに行ってみないと、これは分からない。
キャッチャーボックスに行ってみないと分からないですけれども。
まあまあ、もう結果が出れば、それがナイスリードなんで、鶴岡がよく引っ張ったんじゃないですかね。
最後にスライダーが決まりました。
松田遼馬がピンチをしのいでいます。
5月6日です。
ゴールデンウイークの最終日の方がほとんどでしょう。
そんな中、すばらしい雰囲気。
甲子園球場にはあります。
荒木のタイムリーで中日先制。
その後、平田のホームランで2点を追ってタイガース。
この後は4番のゴメスから始まります。
それではここまでのハイライトをごらんいただきます。
先発は岩崎優でした。
2回のピッチングです。
ルナ空振り三振。
エルナンデスも空振り三振。
高めのストレートが岩崎の武器。
改めて思わせました。
しかし3回表、2アウトから大島が出て、盗塁。
そして荒木のタイムリーヒット。
1、2番で先制しました中日です。
6回表。
平田の覚醒を予感させるようなすばらしい放物線を描いたホームランがありました。
2対0、ドラゴンズがリードを広げます。
タイガースもバルデスを打ちたいという6回裏。
岩崎は降板になりました。
上本、スタートで鳥谷、スイングで、左中間、破りません。
このタイミングで上本がホームに突っ込みますが、タッチアウト。
2・3塁でゴメスというチャンスのシーンはつくれませんでした。
ラッキーセブン、タイガースの攻撃に移ります。
4番ゴメス、5番福留、6番マートンと続きます。
少しボールが上がらなくなってきたんじゃないかという矢野さんのお話がありましたが、そうですね。
原因はどんなところですかね。
いいとこに投げられてるというのはもちろんあると思うんですけど、あとは打ち切りぎみというのが、先行してるかもしれないですね。
打点は上げています。
20ありますが、ホームランは2本です。
ホームランペースは上がってきません。
タイガース、ちょっとホームランが少ないんですよね。
チームとしてね。
ムードが変わったりするところもホームランにはあると思うんでね。
タイガースはホームランは11本、これはカープとならんでリーグの5位タイです。
1アウトになります。
いらいらが募る、そんなゴメスのバッティングになりました。
矢野さん、打ち損じの部類なんでしょうか。
そうですね。
あの高めに来たって思ってるところでね、ボールの上っ面をたたいてますからね。
まだ3イニングスあります。
まだ2点差です。
5番の福留。
セーフティーバントの構えを見せました。
中盤に湯舟さんがおっしゃったようなアクションを起こしました。
動かしたほうがいいですよね。
ああいう事をするだけで投げ方が変ったりもしますし。
2球目も行きました。
見せるだけではありませんでした、福留です。
2球するということは、かなり打ちづらいんですよね。
どんな状況でも、1打席1打席、一球一球、全力でやるしかないんですと、福留は話しています。
派手なことは要らない、一つ一つ丁寧にやっていきたいという福留です。
ストライク。
2アウトになりました。
ここを取られたら打てないですよ。
厳しいですね。
ラインぐらいですかね。
ライン近く行ってますからね。
今年バッター、どのバッターに聞いても、ストライクゾーンは広がっているんじゃないかって、ほとんどのバッターが言うんですよ。
それは時間を、全体の時間を縮めたいとか、いろいろあると思うんですけど、バルデスのテンポがなかなか変わりません。
7イニングスが投げて、108球です。
被安打4の無失点。
フォアボールは一つだけという内容です。
岩崎に勝ちをつけたかったタイガースですが、その可能性は、今のところ、なくなりました。
ただ勝利の可能性は、もちろんあり。
8回、安藤がマウンドに上がります。
安藤は5月初登板になります。
久しぶり中6日での登板。
前回は4月29日のヤクルト戦。
ヒット、デッドボール、ヒットで、ノーアウト満塁のピンチをつくって代わるという苦い物になりました。
ただ、ここはタフな場面での登場です。
先ほどホームランの平田。
現在のタイガースは、ほぼ8回は福原、9回は守護神呉昇桓。
という形はつくれています。
セカンドは上本です。
ファーストの定位置よりも右に来てとりました。
フェアがファウルかといったところ。
セカンドフライで1アウトです。
湯舟さん、ブルペン陣ですけれども、7回が決まってないのがタイガースですね、今は。
そうですね。
勝ちゲームも。
はい。
左が行ったりすることもありますしね。
高宮が行ったりとか、松田が行ったりとかしますからね。
当然、安藤がかっちりとそこのポジションを守ってくれたら安心して見れるんですが、なかなかそこが決まってないですね。
うまくいってないんですかね。
こないだアウトとれなかったので、いま一つアウトをとれたというのは、自分の中での安心材料になりますからね。
これが8試合目の登板です、安藤。
0勝1敗、防御率は5.40。
まだ落ちつく数字にはなっていません。
矢野さん、今年の安藤はいかがですか。
状態的には、あんまり上がってないというか、本人もしっくり来てない感じはあると思うんですけど。
安心して見てられるという感じの状態にはまだなってないかなというふうに思いますね。
本来からしてバッターに対して、嫌さがあるピッチャーじゃないので、コントロールもいいですし。
ちょっと甘いのがバッターにとってはすごく甘く見えるようなタイプだと思うので、安藤の状態が上がってこないと、バッターを牛耳るというんですか、そういう形にはなってこないと思いますね。
4番ルナ、ライトフライで、2アウト。
平田、ルナは打ち取りました。
ルナには全て、矢野さん、ストレート…。
真っすぐですね。
打ち損じてくれているというアウトですから、計算して自分の中でラッキーとは思ってますけど、気持ちいいアウト…、ラッキーなんで、気持ちいいかもしれないですけれども。
よっしゃあと思うようなアウトではないですよね。
自分のテンションが上がっていくようなアウトではないと思います。
5番はナニータ。
ぎりぎりいっぱい。
このコントロール。
安藤の生命線です。
今のも広いです。
届かないですよね、今のはね。
利用したいですよね。
同じようなところから落としました。
西岡がとった。
西岡とった!今のは上手でしたね。
うまかったです。
ボールをとったサード西岡。
好プレーが出たところ、総力を尽くしてこの後、上位打線に回したいタイガースです。
本格的にサードを務めるのは、今シーズンからという西岡ですが、距離感も探りながらしっかりグラブにおさめました。
昨日も西岡のいいプレーが出て3点入りましたから、期待しましょう。
甲子園のファウルグラウンドは難しいですよ、めちゃめちゃ難しいですよ。
浜風と。
形というんですかね。
形もなんですね。
そうですね。
カメラ席、どこでもカメラ席とかあるんですけど、形がちょっと入り組んでいるんでね。
セリーグ、試合が終わっています。
DeNAが勝ってこれで5連勝。
首位キープ。
巨人は敗れました。
広島が勝っています。
巨人は負けたと思ったんですが、最下位の広島がぐぐっと阪神に近づくという内容でもあります。
中日が今日勝てば5割です。
タイガースは現状負け越し3つという内容です。
阪神が勝てば中日に並ぶ、そんな一戦でもあります。
バルデス続投。
8回も行きます。
中日には又吉というセットアッパーがいて、9回は福谷という、若い2人が控えてはいますが、バルデス、続投、この判断をしました谷繁監督。
そして今日は選手でも活躍といったところです。
先頭で俊介、そのまま行かせましたタイガース。
ショートゴロです。
1アウト1塁。
失礼しました。
1アウトです。
1アウト、ランナーありません。
ここで代打を起用しましたタイガース。
新井良太が打席に入ります。
矢野さん、ここからは代打、代打ですね。
そうですね。
それしか手がないでしょうね。
最近は、取り憑かれたように素振りを続けてますと、新井良太は話しています。
素振りはもちろん手応えある、練習でもある、試合で何かつかみたいと話している新井良太。
入ったあ!新井良太の会心の当たりが出ました!反撃の一発!新井良太らしい美しい放物線を甲子園に描きました。
1点差です。
流れを変える一発が出ました!新井良太の魅力が一気に出ました。
湯舟さん、いかがですか。
完璧ですよね。
やはり西岡のプレーがどうのこうのというわけじゃないですが、いいプレーが出た後というのは何か起こる可能性を秘めてますよね。
あと、新井良太が今まで余り気分よくここまで来てなかったと思うので、すっかりしたんじゃないですか。
この明るさもチームの武器ですからね。
打球の行方は分かっていなかったようです。
そして、代打梅野。
ここは畳みかけますタイガース、1点差。
梅野はファーストへのファウルフライ。
2アウトになりました。
ただ、矢野さん、これはチームにとってももちろん大きいですし、本人は本当に内野安打と、ちょっとポテンヒットでのツーベースがあったという新井良太ですから、きっかけにしたいです。
それ以外の内容もよくなかったんでね。
新井良太の一発で1点差です。
先ほどファインプレーの西岡。
ここからまた流れをつくりたい、1番の西岡です。
3割をキープしていた西岡なんですが、昨日、今日とまだヒットはありません。
ただ球数は使わせています。
西岡の粘り、嫌らしさは出ています。
バルデスの球数が120に近づいてきました。
3アウト。
西岡はサードゴロに倒れました。
しかし8イニングス目、ようやくバルデスを捕らえました。
捉えたのは代打新井良太の今シーズン初ホームラン。
2対1、1点差に詰め寄っています。
それでは改めて、新井良太のホームランを見ていきましょう。
余り内容もよくなかったんだと、矢野さんからこれまでのお話がありましたが。
そうですね。
初球から振っていきたいって、結構ボールを振って追い込まれて、という打席が結構多かったように思うんですけれども、何か静かに行きましたね。
初球も、ストレート系を見逃して、多分、新井良太、余り狙わないとは思うんですけど、来たボールを打ったのかなと思うんですけれども。
何か静かに行って、高いボールを一発でしとめて。
代打で打つってかなり難しいので、まあまあきっかけにしてもらいたい1本ですね。
耐え忍ぶ時期なんですよと、試合前は話していました。
試合で少ない中で、つかみたいとも話していました。
そんな何かをつかんだホームランになるでしょう。
2対1です。
この後もタイガースは9回、2番から始まりますから、楽しみな最終回の攻撃にするべく、タイガースナインがグラウンドに散ります。
甲子園は新井良太への拍手、そして福原のコールに湧きました。
湯舟さん、リードされている場面で福原忍がコールされました。
もちろん1点差ですからね、可能性が2点差よりも高まったわけですから、もう絶対点をやれないとなると、福原しかいないですよね。
だから、何人つぎ込んでも1人で終わってくれればいいですけど、何人つぎ込んでも0点に抑えないといけない、この9回ですよね。
福原は12試合目の登板で、防御率は0.90と、きっちり勝利の方程式の一角を占めています。
昨日も8回に登板して、平田、ルナに連打を浴びまして、ノーアウト1塁2塁。
おっ、危ないというところだったんですが、福田、空振り三振。
エルナンデスを落ちるボールでセカンドゴロ、ダブルプレーに打ち取って無失点でした。
昨日、しっかり抑えてるバッターから始まるので、投げやすいのは投げやすいですよね。
ただ、ホームランの警戒というのは怠らないでしょうけども。
そして福原のボールを受けるのは、先ほど代打で出た梅野。
対するは長打力が持ち味の福田。
とりました。
ライトフライで1アウトです。
この表情です。
甲子園球場でよかったですね。
本当ですよ。
浜風でなかったら…。
ナゴヤドームでももしかしたらというぐらいでしょうか。
相当いい音がしましたよ。
それは響いていましたね。
あの角度で普通、打球は伸びないですけどね、浜風に押されて、あれでも押してますからね。
このアウトはうれしいですよ。
1アウト、ランナーはありません。
9回表のドラゴンズです。
7番エルナンデス、8番谷繁と続いていきます。
湯舟さんは今シーズンの福原は、どんなここまでですかね。
もうちょっと僕は上がってきてくれると思っています。
まだ本来の調子ではないなというふうには見てますね。
結構顔で投げているという。
現状そういう感じですかね。
どんなところが上がっていけば、もっとよくなるんですか。
真っすぐが、まだ来てないですよね。
本来の福原の球の速さではないですね。
そこが一番ですよね。
ほとんど真っすぐ投げるピッチャーですから。
そして、このカーブも大きな特徴です。
真っすぐ、カーブ、フォークですよね。
カーブの切れも一つのバロメーターのようで、真っすぐもたたくような感覚を得られますという話をしていました。
いいカーブを投げるんですよ、いいカーブを投げるんですよ、いいカーブが行ってるときというのは手持ちがよくなるので、本当に真っすぐも勢いを増すんですよね。
そういう意味のバロメーターなんでしょうね。
そして矢野さん、受けるのは梅野です。
ちょっとこれまでの起用とは逆のような流れにもなるかなと思うんですが。
そうですね。
ただ勝ってる場面じゃないので、勝ってる場面のほうがもっともっとプレッシャーがかかってきますから。
タイミングは合いませんでした。
ですから、昨日の2点リードで9回、呉昇桓。
藤井さんお願いしますというほうがキャッチャーはプレッシャーがかかると。
藤井で抑えのキャッチャーでいくというのは、プレッシャーがかかりますよ。
抑えて当たり前みたいなね。
三振。
145キロ、ストレート。
湯舟さん、今のストレートはいかがですか。
まだ行きます。
まだ物足らない。
だから、緩急、カーブで緩急つけたりとかして速く見せているんですけど、真っすぐ1本で待たれてても、空振りを取るのが福原の真っすぐですから。
不満です。
それでも三振にとれます。
今年、39歳になるシーズンの福原。
44歳の谷繁が相手です。
矢野さん、ここまで谷繁のリードもきいていての1点ですか。
そうですね。
でもバルデスも、自分で組み立てもしますからキャッチャーが代わってもそんなに大きくというところはあるんですけど、選手的にタイガースのバッターが嫌ですよね。
何投げてくるのかなみたいな。
感じがありながら打席に立たせるようなものというのは、谷繁君は持っていると思いますね。
そして、ネクストバッターズサークルにはバルデスがいます。
代わると思ってましたけどね。
118球。
行くんでしょうか。
えらく打ち気ですね。
いいボールですけどね。
矢野さん、中日はどうですか。
バルデス。
いや、行くんじゃないですか。
行かしてくれというアピールかな。
分からないですけど。
めちゃめちゃ野球が好きそうですもんね。
どのピッチングしてても、打席に立ってても、よし、やってやるぞという気が外まで出ていますよね。
谷繁は捉えられたかという…。
あの高さは大丈夫ですね。
真っすぐのね。
僕も現役時代、どちらかというと、フライでアウトのイメージです。
真っすぐドンドン続ければ続けるほど、力むんで、フライというのは。
そこにうまくかわそうと思うと、残ると怖いなというイメージはありましたね。
こういうアウトのイメージですね。
ライトは福留。
谷繁、ライトフライで3アウト。
福原、ストレートで押して押して9回表、無失点に抑えました。
9回裏、1点を追ってタイガースは2番上本、3番鳥谷、4番ゴメスです。
中日、バルデスが行くんでしょうか。
抑えは福谷がいますが。
いや、もう行くんでしょう。
アンパイアに何も言いに行ってないので。
8回を投げて118球というバルデス。
新井良太にホームランを打たれた1点のみ。
来日初勝利に向けてバルデスが9回のマウンドに向かいます。
何かこう、話し合いも持たれましたかね。
どうですかね。
そんなことはないんじゃないですか。
谷繁監督兼選手の判断。
前回も百三十幾つか投げてるわけでしょう。
来日最多がナゴヤドームのタイガース戦で、137球。
ほとんどタイミングが合ってないというふうに見えますからね。
あと、良太にはホームランを打たれましたけど、やっぱり打球を上げにくいピッチャーだと思うので、そういうところでは計算しやすいんじゃないですかね。
怖さが少ないというか。
岩崎はどちらかというとフライで打ち取るじゃないですか。
だからゴーンといかれるイメージも、なかなか良太みたいなぼんぼんできるような感じは、多分、中日ベンチも持ってないと思うので、最悪、ランナーが出てからでもいいかなというところもあるかなと思いますけれどもね。
同点、逆転サヨナラに向けてのタイガースですが、9回ですが、矢野さん、ここはどんなふうに攻めていきたいですか。
でも、相手ピッチャーの気持ちが変わると思うんですよ。
勝ちが目の前にぶら下がっている状態になっているので。
当たり前かもしれないですけど、まず上本が何とか出ることですよね。
そこでタイガースとしてはリズムをつくりたいですね。
チャンスは十分にあると思いますよ。
今日は内野安打1本の上本。
昨日、今日と2番でヒットを放っています。
もう2番でやるしかないでしょうと静かに語っていました上本。
ここはもちろん打順は関係ありません。
出ることが上本の仕事です。
球の勢い、雰囲気など、湯舟さん、バルデスはどうでしょうか。
別に変わってないですよね。
120球超えても、余り変わってないんですか。
余り変わってないですね。
そんなに力投派ではないので。
サードには堂上直倫が入っています。
上本、サードゴロで1アウト。
上本らしい当たりかなと思ったんですが。
バッティングは、上本らしいいいバッティングをしましたよね。
9回裏、1アウトランナーなしで、3番の鳥谷です。
難敵ではあります。
長打が少ないピッチャーではありますが、一発出れば同点。
クリーンナップです。
レフトの足はとまりました。
9回裏、2アウトです。
バルデスの来日初勝利が近づきました。
ただ浜風が押す中、4番ゴメスが打席に向かいます。
セカンドゴロ、ショートゴロ、サードゴロ。
ピッチャーへのダブルプレーの後、内野ゴロ2つというゴメス。
ただ一振りで流れを変えられる男、局面を変えられる男です。
変えてもらいたいですよね。
ホームランが欲しいですもんね。
岩崎の好投がありました。
新井良太の代打ホームランがありました。
9回裏、2アウト。
ストライクコールです。
3回表、中日、荒木のタイムリー。
6回表、平田のホームラン。
2点リードされましたが、新井良太の反撃の一発。
1点差になっています。
ゴメスのシングルヒットで大歓声の甲子園。
9回裏、2アウトから出塁。
矢野さん、決していい当たりではないんですが。
そうですね。
何とか拾いましたね。
ここからです。
この1個のアウトが大変なんですよ。
友利ピッチングコーチがマウンドです。
この最後の27個目のアウト。
そうです、最後の1イニング、1個ずつね、代わるのかなあ。
今、3塁ベンチに合図を送ったのは、友利ピッチングコーチ。
監督が受けてて、何か感じているのかもしれませんね。
ちょっと微妙なずれは出てきてはいましたけども。
次が福留です。
左バッターです。
今ニューボールを友利ピッチングコーチが受けとりました。
9回2アウトで福谷がマウンドに上がるのでしょうか。
バルデスの球数は、128球です。
キャッチャー、受け手の際どい感覚だったですかね、最後は。
そういう事でしょうね。
8回までの球と、受けている感じは違ったということでしょうね。
9回、2アウトでピッチャー交代。
福谷がコールされた甲子園です。
右バッターとか左バッターとか関係ない判断が中日にはありました。
矢野さんはこの局面での交代、どんなふうに見ていらっしゃいますか。
いいんじゃない…というのもおかしいですけど、まあ福谷君もいいピッチャーなので、どこでつなごうかというのはずっと考えてきた結果、ここが限界だろうという判断じゃないですかね。
甲子園の西日に照らされて、甲子園、初登板を終えましたバルデス。
8試合目、まだ来日、勝利なし。
その勝利に向けて、あと、アウトカウント1つ。
そうはさせじとタイガースが、同点のランナーを出しました。
ゴメスがヒットを打って、代走に大和が起用されています。
慶応大学出身、3年目の福谷です。
昨シーズンは72試合に登板して、2勝4敗、11セーブ。
1.81。
後半は岩瀬のポジションを務めました。
今シーズンは開幕からストッパーを務めています。
ただ、前回の登板、DeNA戦は9回2アウトから5連打を浴びて逆転負けを喫しました。
そんな思いも払拭したい甲子園のマウンドです。
今シーズンは、15試合目の登板。
2勝1敗6セーブ、防御率は4.50。
福谷のピッチャーの特徴を踏まえた上で、どんなボールを狙っていきたいですかね、矢野さん。
まずは真っすぐだと思うんですね。
真っすぐでタイミングが合えば、変化球ももちろん行くと思うんですけど、150キロ近い真っすぐを投げますし。
まずは力負けしないようにという、準備だと思いますね。
点差は1点。
大和がかえれば同点。
一発が出れば逆転サヨナラです。
152キロから入りました。
1点差、2アウト1塁です。
大和は今シーズン、盗塁はまだありません。
矢野さん、ここは動く場面ではないですか。
行けるんであれば行っても別にいいと思うんですけど、なかなか勇気が要りますよ。
だから、癖があるモーションを完全に盗めるという、何か条件がないと、ちょっと走れないですね。
9回2アウト。
1点差です。
3ボールいかがですか。
ランナーを気にしているということもあるでしょうけど、かなり前回が尾を引いているんじゃないか。
5連打というのは。
すごく投げることが難しそうですもん、見ていると。
中3日です。
そして待っていたのは、甲子園の大声援。
一つストライク。
現状としては、バッターを打ち取りたいという思いよりも、ストライクを投げ込みたいということのほうが多そうなので、狙いめは狙いめなんですけれども、ただ、いかんせん速いですからね。
今日レフトフライ、レフトフライ、悔しい見逃し三振。
4打席目、福留。
低めいっぱい決まります。
フルカウントになったほうがかえって、大和はスタートを切りますから、一気にホームイン。
という可能性も膨らみますよね。
中日の外野陣は、目いっぱい深い位置。
大和をホームに返さないという守備位置を敷いています。
大和はスタートを切ります、同点のランナー。
バルデスは来日初勝利がかかっています。
福谷は4日前の悪夢を消し去りたい。
タイガースはゴールデンウイークを連勝で締めくくりたい。
フォアボールです。
まだ浮いています。
2アウト1塁2塁。
福留の選球眼。
今シーズンを通して見られるこの選球眼が、最後に生きました。
2アウト1塁2塁。
まだ低めに来ていないんですか。
来てないですね。
1球、スリーワンから低めには来ましたけれども、それだけですよね。
マートン対福谷になりました。
矢野さん、マートンの心構えなんですが。
打ちに行っていいと思うんですけれどもね。
スイングアウトの三振、ファーストゴロ、サードゴロ、今日のマートンです。
2人かえれば逆転サヨナラ。
思い出すのは京セラドーム、開幕カードのサヨナラヒット。
再現なるか、甲子園でのマートンです。
こんな大声援をもらうときに、気持ちが興奮してしまうけれども、冷静に冷静にと言い聞かせて、9回土壇場の打席はいつも入っている、そう話していますマートンです。
今の2球目もストレート。
そうですね。
1ボール1ストライクになりました。
去年の首位打者が苦しんでいます。
ただ、その能力を疑う事はありません。
昨日2安打、和田監督も集中力が出てきた、そう話していました。
137キロが浮きました。
矢野さん、今のボールは…。
その前も多分、僕、フォーク…、今フォーク、じゃないかなと。
初球ももしかしたらカットかなと。
思っているんですけど。
あれだけストライク、真っすぐ、散らばっているので、何かストライクになる球で初球試して、カットだったのかなって見てるんですけど、僕が正解かどうかも正直分からないです。
同点はオーケー。
逆転サヨナラは防ごうというのが、中日の外野陣です。
空振り。
ここでいいボールが来たんですか。
そうですね。
真っすぐね。
今日初めてじゃないですか、ここまでかかっているのは。
だからスリーワンからの1球と、今の1球、2球ですよね。
真っすぐしか投げれないですよね。
怖いですよね。
谷繁、こぼしています。
ランナー、それぞれ進塁。
2アウト2塁3塁。
同点へ、逆転サヨナラへ。
タイガースが一歩前進。
記録はパスボール。
矢野さん、ここでパスボール。
そうですね。
今のはフォークかなと思うんですけど、フォークが落ちる、ワンバウンドの準備はしているんですけど、今の、膝は落ちてるんですけど、ボールが落ち切らないんで、ミットの土手に当たって、パスボールという形ですね。
フォークがなかなかコントロールできていない福谷。
フルカウントです。
2アウト2塁3塁。
ストレートを選びました。
中日外野陣は、もちろんこの状況になって、前進守備です。
見送ればボールでしたね。
しょうがないですね。
速いですから。
同点のランナー大和。
逆転サヨナラのランナーは福留。
フォアボールになりました。
マートン、歩きます。
そして、和田監督が出ます。
大観衆の大声援。
背番号3に送られました。
代打関本賢太郎です。
チームとの対戦が1めぐりしたときに、誰が一番ボールよかったですかと聞いたら、福谷かなと関本は言ってました。
まだ調子はそれほどでもないけど、福谷はやっぱり速いなと話していましたが、今度はドラゴンズベンチが動きます。
動くと申し上げましたが、まだ話し合う段階です。
代えますね。
守護神の福谷を諦めて、セットアッパーの又吉をコールしました谷繁監督です。
矢野さん、谷繁監督の思いはどうですかね。
押し出しというのが一番あるんでしょうね。
関本からすると、又吉君のほうが目つけとかはしやすいので、これだけ荒れてるピッチャーって打ちにくいんですよ、逆に。
押し出しはあるんですけど。
スライダー、真っすぐは若干シュート系かなと思うんですけれども、目はつけやすいんじゃないですかね。
あとは逆に又吉君が、思いきり開き直れるかどうかですよね、この場面。
そうですよね。
福谷が行った時点で、基本的に気持ちが切れててもおかしくないので。
もちろん、フォアボールもだめな状況になっているので、ストライクも欲しいですし。
本当に難しい場面だと思いますね。
又吉、19試合目、2勝1敗、3.48の防御率。
前回打たれているんです。
5月3日のベイスターズ戦、1回2失点。
黒星を喫しています。
それもあってのバルデスの9回までのピッチングもあったのかもしれません。
又吉は目つけがしやすいんですか、矢野さん。
しやすいというか、福谷君はどこに来るか分からないので、打ちに行っていいのか、様子を見ようかって、難しいんですよ。
でも、関本にとっては、DeNAの加賀君とか、何年か前にもスライダーを打ちに行ったりとか、サイドのピッチャーって、あんまり嫌じゃないと思うんですね。
スライダーの曲がり方とか、そういうところの目はつけやすいという感じかなと僕は思っているんですけど。
この勝負、ポイントを上げるのは難しいですか。
そうですね、でも、関本、選球眼もいいんでね。
スライダーが一番チャンスあるかな。
真っすぐで押し込んでカウントを稼がれると苦しいかなという…。
150キロ近い真っすぐがあります。
ヒットは1本のみですが、打点2があります。
開幕2戦目、サヨナラデッドボールがありました。
1点差2アウト満塁、代打関本。
ファウルです。
ストレート2球で押してきました中日です。
この雰囲気は矢野さん、どうですか。
タイミングも合ってるんですけど、球が速いですからファウルになってますけど、タイミングはいいですよ。
1ボール2ストライクになりました。
全て直球です。
湯舟さん、又吉のボールはどうでしょうか。
いい球が来てますね。
やや高めなんですけれども。
高めに持ってこられると、真っすぐは嫌ですね。
大和かえれば同点です。
福留がかえれば逆転サヨナラ。
バットは回ってない!ドラゴンズの勝利か。
一瞬近づいたかに見えた、この勝利、まだドラゴンズには来ません。
関本が踏みとどまります。
2ボール2ストライク。
これ、しびれますねえ。
これはキャッチャーでもバッターでもしびれますね。
どっちでも。
これはしびれますよ。
みんな、しびれてるやろうなあ。
内野手もプレッシャーがかかるでしょうしね。
3ボール2ストライク。
9回裏、1点差、2アウト満塁。
しびれがとまらない。
ラストコールです。
関本は両方をてんびんにかけながら、真っすぐはちょっと差し込まれてもいいぐらいの気持ちで行くとは思うんですけど。
押し出しフォアボール!関本、冷静に見送って同点。
2対2になりました。
ドラゴンズは総力を尽くして勝利に近づいていきましたが、まだ勝利ならず。
そして、同点。
バルデスの来日初勝利はなくなりました。
2アウト、ランナーなしからですからね。
前回のゲーム、DeNA戦、あれを引きずっていますね。
最後置きに行きましたもん。
そして、代打でホームランを放っている新井良太。
スライダーでストライクです。
今シーズン初めてでしょう、会心の当たりを8回に放ちました。
左中間への反撃のホームランです。
新井良太が打って、福留がかえれば、サヨナラ勝ちのタイガースです。
2ストライク。
バットを振りませんでした。
そうですね、初球は振ってもいいかなという感じでしたけれどもね。
2年前の開幕4番です。
それが2015年、苦しんでいますが、きょう待望のホームラン。
ファーストゴロで切れました。
2ストライクは変わりません。
2対0、リードされてから、8回、9回、粘りますタイガース。
新井良太のホームランと、9回は代打の関本が押し出しフォアボールを選びました。
9回2アウトからの逆転なるか。
バットに当たっています。
矢野さん、スイング2つしていますが、雰囲気はどうでしょうか。
ストライクを投げてくれている間は、チャンスありですね。
スライダーのボールで誘われるというのが一番良太にとっては難しいボールになってくると思うので、高めの真っすぐとか、ストライクゾーンに投げてくれたら、チャンスはありますよ。
サヨナラ!サヨナラ。
驚異の粘り、ヒーローは新井良太!!代打でホームラン!そして、9回2アウトからサヨナラヒットは新井良太!3対2!タイガースがゴールデンウイーク連勝で締めくくりました。
新井良太の気迫と笑顔が甲子園で見られました。
誰もがしびれる場面で打ってくれました。
ナイスバッティングですね。
ホームランを打ったことで乗っていったんでしょうね。
最高のゲームでしたね。
ホームランの強振の後は、矢野さん、コンパクトなスイングでした。
そうですね。
何とか食らいついていこうというのが、スイングにも出てましたね。
いい結末でしたけれども、もっと早くやっぱり点が入ってほしかったですね。
さあ、それでは、甲子園は大盛り上がりですが、大阪・福島のABC本社も呼んでみましょう。
呼んでみましょう。
ABCホール、どうですか!は〜い!皆さん、万歳三唱。
せ〜の!バンザイ、バンザイ、バンザ〜イ。
いやあ、よかったあ!福本さん、途中まではお通夜のようだったんですが。
本当にね、最後は当たれとかね。
ほんまにようやりました、皆ね。
2アウトから諦めずに、皆さんが諦めかけても私が一生懸命応援したおかげだと自分では思っておりますが、そんな事。
皆さん、よかった。
本当によかったねえ。
「マイドほたるまち!」、盛り上げる阪神のサヨナラ勝ちが見せてくれた本当によかったですね。
最高ですね。
最後まで分からない。
野球。
おもしろい。
それにしても良太選手、よくやってくれました。
こちらは本当に興奮覚めやりません。
皆さん、お疲れさまでした。
声援ありがとうございました。
見ましょう。
そうですね。
本当に食らいついていきましたね。
すばらしいですね。
2対0で8回まで来て、代打でホームラン。
そしてサヨナラヒット。
文句なしのヒーロー、新井良太。
本当によく打ちましたね。
勢いに乗った流れに乗ったというのはもちろんあるんですけど、代打で出てきてね、ホームラン打って、最後サヨナラでしょう。
すごいですよ。
確かに盆と正月が来たようなもんですね。
このドヤ顔ね。
最高です。
この場面で打ったら。
いい顔してましたねえ。
そして新井良太、出てきました。
ヒーローの声を聞きましょう。
放送席、放送席、放送席、もちろん新井良太選手です!皆さんから手荒い祝福を受けてどうですか。
最高です。
今日、こんなゴールデンウイークの締めくくりがあるんですね。
本当によかったです。
ホームランを打って、正直あの場面で回ってくると考えていらっしゃいましたか。
一応同点の2アウト満塁というのは分かってたんですけど、まさかこんなふうになるとは、思いませんでした。
実は3月4月戦線、余り結果が出なくて、打席に入るまでの距離が長かったと伺ったんですが、今日はどうでしたか、あの場面は。
もう足は、がくがくでした。
がくがくの中で、追い込まれたカウントへのあの過程、心理はどう動いていましたか。
あっという間に追い込まれて、やばいやばいという感じだったですね。
でも、最後には打てて、本当によかったです。
4月に苦しんだ分、2015/05/06(水) 14:00〜16:58
ABCテレビ1
スーパーベースボール 虎バン主義。阪神×中日[デ][字]
ABCは虎バン主義。大阪・福島区ほたるまちからの大声援で虎戦士を後押し!ゴールデンウィーク最終日を勝利で締めくくり六甲おろしの大合唱だ!
詳細情報
◇出演者
【解説】湯舟敏郎、矢野耀大
【実況】高野純一
◇球場
〜甲子園球場
◇おしらせ
連動データ放送では、クイズに答えて、三振を奪うゲーム『クイズ ドクターK』を実施しています。
サインボールなど豪華賞品が3種類!
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