午後のサスペンス「西村寿行サスペンス・時効 〜特命刑事・徳田左近」 2015.05.06


(子猫の鳴く声)
(徳田左近)かわいそうに捨てられたのか?ヨシヨシヨシヨシ…。
これから仕事なんだよなぁそれに幸子も何て言うか…。
(子猫の鳴く声)そんな目で見るなよ。
よしっおいで…。
ヨシヨシヨシ…。
(源馬捜査第一課長)徳さんは?
(柳沢真里)まだおみえになってません。
そう。
徳田左近警視刑事局の名物捜査官だ。
本来警察庁は都道府県警察の捜査指導及び監督機関で現場での実務は行わない。
しかし徳さんだけは別だ。
応援要請もしくは独自の判断で全国の未解決事件を手がける特権を与えられている。
2年前まで警視庁にいた「お宮入り」専門だ。
警視庁の管轄は東京都に限られる。
それじゃ惜しい。
そこで日本国中どこにでも手を出せる警察庁に二階級特進で呼ばれたんだ。
(中岡正範)よほど優秀な方なんですね。
まあ不思議な人だな。
会えば分かる。
ああ徳さん。
あ課長おはようございます。
おはようございます。
すみません。
邪魔にならないようにしますので今日一日だけ目をつぶってやってもらえませんか?居心地悪いだろうが…。
ああ徳さん新しいメンバーだ。
本日付けで神奈川県警から転属になった中岡警部補。
中岡です。
よろしくお願いします。
徳田です。
よろしく。
もうよろしいですか?挨拶回りは終わったから仕事に戻ってくれ。
はい。
栄転だ栄転。
ここで2〜3年修業を積んで県警に戻る。
ノンキャリアだが将来の幹部候補だ。
私とはえらい違いですな。
ハハハッ…。
じゃあね…。
はい。
食うかな…。
(神崎捜査官)気になるか?徳田さんのこと…。
いいえ。
別に猫好きというわけじゃない。
ちょっと変わってるけどなぁあの人は特別なんだよ。
ああして全国の新聞に目を通すのがあの人の日課だ。
それで興味を持った事件に首を突っ込む。
要するに好き勝手に動けるってわけだ。
特別待遇ってわけですか。
でそれなりの実績を上げてるんですか?ここに来て2年たった独りで3件の迷宮入り事件を解決してる。
大したもんだよ。
しかし食えないオヤジだ。
《15年前…10月にしてはやけに肌寒い朝のことだった。
ひとりの女性が世田谷の公園で首を絞められて殺されるという事件が発生した。
被害者は植野美紀18歳。
郷里を離れて東京で独り暮らしを始めたばかりの美容師見習いだった》〜
(シャッター音)〜辰巳捜査官:徳田さんっ。
ガイ者の弟さんです。
弟?学校の休みを利用して田舎から姉の所に遊びに来てたそうです。
ガイ者は昨夜遅くこの先のコンビニに牛乳を買いに行くと弟に言って自宅を出たそうです。
何時だ?寝てる時に声をかけられたのでハッキリした時間までは…。
そうか。
(少年)殺してやる。
姉さんをあんな目に遭わせたヤツを僕は絶対に許さない。
捕まえてやる。
犯人は必ず私が…約束する《しかし私はその約束を果たせないまま15年の歳月が流れた》《事件は後6日で時効を迎えようとしていた》〜
(徳田幸子)私…この子の面倒なんかみないから。
できもしないのに拾ってくるなんて無責任じゃない!?どうせ仕事のほうが大事なくせに。
そう言うなよ。
見捨てられなかったんだからさ。
母さんの面倒もみられなかった人がよくそんなことが言える。
かわいそうでしょこの子が…。
おい食わんのか?
(子猫の鳴く声)ヨシヨシヨシ…。
気にしない気にしない。
(鈴の音)福原君。
(福原技官)あ徳さんまだありませんよ収穫。
とうとう時効まで5日になっちゃいましたね。
まあよろしく頼むよ。
はい。
《当時周辺では若い女性のレイプ事件が数件あり捜査本部は植野美紀殺害事件も同一犯によるものとして捜査を進めた》本部長。
今回の被害者にレイプの痕はありません。
一連の事件のホシとは別の可能性も…。
(氷川本部長)同一犯だくどいよ。
本部長!《程なく周辺のレイプ事件の犯人は逮捕された。
しかし…その男は他の犯行は認めたが植野美紀の殺害だけは否定した。
アリバイも確認され現場で採取された指紋も一致しなかった。
同一犯と思われた事件は別人によるものだったのだ。
いったん後手にまわった捜査の遅れを取り戻すのは困難だった。
私は懸命に捜査を続けた。
あの少年の目に光っていた涙が私の脳裏にこびりついて離れなかった。
しかし容疑者は一向に浮かばず風だけがむなしく私の前を吹き過ぎた》ああ中岡君…。
未解決事件ですか?ああ昔担当した事件だ。
掘り返すんですか?いや…もう時効だ。
戒名だけのカビの生えた事件…。
さすがの徳田警視もお手上げですか。
昔を懐かしんでるだけですか…いい気なもんだ。
〜徳田左近…俺には忘れられない名前です。
15年前の10月16日も俺はここに立ってました。
君が…あの少年…。
しかし名字が…替えたのか?両親を早くに事故で亡くしましてね。
姉と僕は親戚に養子として育てられました。
成人して元の中岡の姓に戻したんです。
そうだったのか…。
デカになっていたのか。
悪いね有り合わせで。
今日はこれにしよう。
富山の地酒…。
前に捜査に出かけた時の掘り出し物だ。
酒だけが友達っていうか心を許せる相手でね。
2年前どういうわけか警察庁からお呼びがかかった。
正直いって異動したくなかったよ。
定年も近いし警視庁に骨を埋めるつもりだった。
だけどどうしてもと口説かれてね。
ま全国あちこち歩き回りながら好きな酒を飲む…。
これもいいかと思ったわけだ。
君の言うとおりさいい気なもんだ。
(ドアの開く音)ただいま。
紹介しておこう。
同僚の中岡君。
娘の幸子だ。
警察の人なんか家に入れないでって言ったでしょ。
気にしないでくれ。
覚えてますか?15年前俺が言ったこと…。
姉をあんな目に遭わせたヤツを必ず見つけ出して…。
それでデカになったのか?あなたは俺に約束した必ずホシをあげると…。
あなたは嘘つきだ。
他人を信用した俺がバカだった。
あなたにはカビの生えた古い事件のひとつにすぎないだろうけど。
諦めたわけじゃない。
時効の10月15日いっぱいまであと5日ある。
それまでに…。
俺には人生のすべてなんだ。
時効なんか関係ない。
俺は追い続ける。
〜待ちたまえ。
持っていけよ。
〜《心に時効を持たない男の背中が重く私にのしかかった。
15年の歳月に埋もれてしまった過去を掘り起こすのは不可能に思われた。
だが私と中岡君を再会させた運命の歯車はたしかに回り始めていたのだ》
(福原)徳さん出ましたよ出ました例の指紋。
ほら15年前の世田谷の殺し。
原田康行42歳。
昨夜宮崎で人身事故を起こしました。
そこで採られた指紋と15年前の指紋が一致しました。
課長休暇をいただきたいんです。
4日程お願いします。
休暇?何だ着任早々。
理由?一身上の都合です。
一身上の都合?それだけか。
はい。
はい許可できません。
君には担当中の職務があるだろう。
じゃあ辞めます。
おい!預からせてください連絡は後で。
おい徳さん。
君は原田康行をどうする気だ。
関係ないだろうあなたに。
知ってるな。
警察官は肉親が関係した事件は担当できない。
俺はもう警察官じゃない。
辞めさせない。
君は今休暇中だ。
宮崎へは明るいうちに着けるな。
迷惑かね?私が一緒だと。
〜《原田は宮崎市の自動車解体工場で働く男だった》
(反町)原田?辞めましたよ。
《原田が起こした人身事故は軽いもので即日釈放となっていた》
(反町)今朝早く電話があって工場には俺のほうから言っておいてくれって…。
いきなりで驚きましたよ。
ワケを聞いても田舎に帰るとしか言わないし。
田舎に?何をしたんです?アイツ。
妙に無口なヤツだったから何かあるのかなとは…。
田舎は?まさか警察に追われてるとはね…。
原田の田舎は!?ああ鹿児島。
鹿児島の指宿って前にたしかそんなこと言ってました。
この15年原田はじっと息を潜めてきた。
それが最後の最後でしくじりやがった。
逃がしてたまるか絶対に。
笑ってやがる!原田…こいつは俺を笑ってやがる。
君は原田をどうする気だ?君は何のために警察官になった?ホシをパクるのがデカの仕事だ。
今の君はデカじゃない憎しみの塊だ。
俺はもうデカじゃない。
デカに戻れ!デカとして原田をパクれ!そして裁きは法にゆだねろ!
(米内刑事課長)原田康行は池田湖の傍指宿市の出身です。
両親はすでに20年前に他界。
兄弟はなくこの辺りには今はもう誰一人原田の身内はおりもうはん。
誰もいない?じゃあなぜ原田はこの郷里に。
あ警視…。
(米内)鹿児島県警捜査一課長の菅沼警視です。
警察庁の徳田です。
お世話になります。
(菅沼)これはこれは遠いところご苦労さまですな。
菅沼です。
それにしてもなぜ警察庁が…警視庁じゃないんですか?時効が近いので特別処理班として一任されました。
警視庁にも話は通してあります。
しかし難しいな。
時効まであと…。
4日ですが。
4日…。
県下に指令を出して顔写真を配布するにしても時間がなさすぎる。
たとえ容疑者がこちらにいるとしてもホテルや旅館を利用するとは思えん。
(米内)まあ偽名でしょうしね。
後はまあ不審尋問にかかるのを待つしかないがそんな幸運に巡り合う可能性はゼロに近い。
それじゃ最初から逮捕は無理だと言ってるようなものじゃないか!君は?同僚の中岡です。
まとりあえずは待機していてください。
何か情報が入りしだいお知らせしますよ。
待機だ?そんな暢気なことしてられるかよ!中岡君。
我々のことが信用できないとでも?地元のことは地元に任せてもらいますよ。
(篠山支配人)ようこそいらっしゃいました。
お話は指宿署の方から伺っております。
お世話になります。
お疲れでしょう。
今日のところは砂むしにでも入られてゆっくりお寛ぎください。
砂むし…それは楽しみですな。
(咲恵)汗と一緒に体の中の毒素をみんな吐き出してくれますよ。
(バースデーソング)〜美紀:おめでとう。
はいプレゼント。
ありがとう!ああうまい!実にうまい。
よかったよ酒むし…じゃなかった砂むし温泉。
どうだいキュッとやらんか?ジタバタしてもしかたない。
県警を信じて連絡を待とうじゃないか。
あの雲さっきまではずっと向こうにあった。
でも今はあんなところだ。
俺だけが置きざりにされてる…。
この15年待ち続けた。
いくらあがいても事件は止まったままだ。
待ち続けるしかなかった。
それが今動き始めてる土壇場になってやっと。
あなたにはしょせん他人事だ。
俺は…。
置きざりにされるわけにはいかないんだ。
ああ私だ。
今鹿児島の指宿にきている。
急な事件でね…。
(幸子)それで…?うん…ほら。
猫どうしてる?知らない。
なあ幸子…。
幸子…。
すまんがなあ。
しばらく面倒を…。
嫌よ。
そう言わずに…。
知らないって言ってるでしょ。
勝手に拾ってきて押しつけないでよ。
ああ…。
(子猫の鳴く声)教えてよお母さんどこ?お父さんのいいところ。
お腹空いた?ご飯にしよっか。

(トンビの鳴く声)お仕事中すみませんこの辺にお墓があると伺ったんですが?
(農夫)ええありますよ。
向こう側です。
あちらですか…すみません。

(通行人)何だよ!〜〜原田が…。
〜〜こんにちは。
(新庄泉)こんにちは。
〜よそ者に出し抜かれでもしたらメンツにかかわるか?消えろ!俺を監視する暇があるんだったら原田を捜せ!
(船の汽笛)
(鴎の鳴き声)焼酎だ…1杯やるか?所轄から連絡は?何かつかめたか?原田は何で身内もいない故郷に帰ってきたのかね?罠かもしれない。
ヤツは警察の追跡の目をそらすために嘘を言った。
今頃はどこか別の場所に…。
いや…原田はいるよ指宿に…。
勘だ…。
35年間デカをやってきた人間のな…。
そんなものに振り回されたくないんだよ。
俺はな…アンタなんか信用しちゃいない!急いては事をし損じる。
捜査の基本だ。
(米内)徳田警視!原田によく似た男が現れました。
どこだ?市内です。
(清水)似ちょるな…。
間違いないと思いますよ多分…。
朝の10時頃だったかな…。
吉沢って名乗ってました。
女連れでした。
女!?あれはきっとこれですよ。
女房って感じじゃなかったな。
それで?えっ!?希望は賃貸。
新築の庭付き一戸建てです。
庭に薩摩柘植を植えたいって言ってたな…。
薩摩柘植!?え〜…あの…柘植の樹です。
何でまた薩摩柘植を?娘でもいるのか…。
さあ…だけど…今どきね…。
薩摩柘植と娘とに何の関係が?この辺りじゃ昔娘が生まれると薩摩柘植の苗を植えて育て嫁ぐ時にその樹を伐って櫛にして持たせたんですわ。
嫁入り道具です。
ちょうどよか物件があったんで見てもらいました。
女のほうが気に入って…。
契約を?手持ちがないからって2万円の手付けを打っていきました。
明日の午後必ず来るからって…。
連絡先は?訊いたけど住所も電話番号も教えてくれませんでした。
その男本当に原田なんですかね?時効も近いっていうのにのこのこ現れるかな…。
危険を冒してまでも指宿に来る…それなりの大きな理由が原田にはあったんでしょうな…。
まぁとにかく明日その不動産屋に人員を配備して原田を待ってみるか。
はい…。
原田の逮捕状が出ました。
徳田さん逮捕だけは譲るわけにはいかんですよ。
身柄はすぐに預けますから。
分かりました。
ちょっと…。
この顔に見覚えは?
(客)いや分かんないな…。
(ホステス)見ないですね。
〜了解…。
(車の近づく音)バカヤロウ!開けろ!おい開けろ!
(タイヤのきしむ音)やめろ離せやめろ!離せ!
(銃声)〜
(中岡の唸り声)キサマら!いい加減にしろ!オマエらがヘタこかなきゃな!オマエらが…。
中岡!このー!
(菅沼)明らかに狙って撃ったそうじゃないか。
白昼町なかでだ!申し訳ありません。
警察としてあるまじき行為だ。
原田と特定できたわけでもないのにだ。
むちゃなことされちゃ迷惑なんだよ。
一応威嚇射撃ということにしてるがね…。
きっと問題になる。
その時は責任をとってもらいますよすべて…。
承知しています。
署員にまで殴りかかるなんて何考えてんだ?うん?どうかしてんじゃないのか。
待ちたまえ。
君を明日東京へ連れて帰る。
アンタにそんな権利はない。
誰にも邪魔はさせない。
俺は独りで原田を追う。
原田が乗り捨てたと思われる車が開聞町で発見されました。
ナンバーから車の持ち主が割れました。
新庄彩子。
クラブ「レッドシューズ」のホステスです。
(菅沼)連れ戻せ!待ってください。
今度は私らのやり方でやらせてください。
何!?我々には手を引けと…?困った時は助けてくださいよ。
逮捕状いただけますか?ま…どうぞ…お好きなように。
ただしこれ以上の迷惑はごめんだから降りかかる火の粉は払いますよ。
〜行け!目を離すな。
〜〜あと2日だ。
どうせ原田は出てこない。
無駄な面倒ばかりかけやがって…まったく。

(新庄彩子)あと2日…あと2日逃げ切ればいいんだから…。
〜〜きっとそっちにも警察が行く。
〜クソ…もうちょっとなのに。
〜大丈夫よ絶対大丈夫だから。
気をつけてね。
〜あ〜…。

(ホステス)3番テーブルご指名。
一見さん…。
(彩子)OK。
これちょっとお願い。
はい…。
いらっしゃい。
嬉しいわ初めての人に指名してもらえるなんて。
お客さん指宿の人じゃないわね?原田はどこだ?えっ!?原田に車を貸したのはオマエだ。
原田は今どこにいる?車…!?あ〜なんだその話?どこにいるんだ原田は?その原田っていう人が私の車を?貸したんじゃないわ盗まれたの。
盗まれた?そうお昼にキーを差したまま買い物したらその隙に…明日盗難届け出そうと思ってたの。
よかった。
見つかったのね私の車。
嘘だ。
誰なのアンタ…警察?原田はどこだ?知らないわよ原田なんて人…。
無駄よ…帰って!〜
(新庄泉)どうしたの?お母さん。
何でもないよ。
ごめんね。
起こしちゃった?平気…おかえりなさい。
ただいま。
〜おはよう!あの家を見渡すにはここがいちばんだ。
デカなら誰でもそう考えるよ。
新庄彩子がこの町に姿を現したのは15年前の冬。
大きなお腹をかかえていたそうだ。
数か月後女の子が生まれた。
以来母と娘の二人暮らしだ。
あの家で15年間。
娘と二人…誰かを待ち続けているようだ。
誰か…。
あぁ…たぶん…原田だろうね。
あ〜…あれか…。
娘の嫁入り道具の櫛にする薩摩柘植だよ。
娘か…。
すごいいい天気だよ。
お母さん…今日…。
ねぇ泉…。
今日は病院に行く日じゃなかった?一緒に行こうか?大丈夫…調子いいから。
そう…。
菅沼警視が話があるそうだ。
署まで来てもらおうか。
用があるならここに来させろ。
俺は忙しい。
何っ!?オマエ許可無しでここに居座っちょったろうが?不法侵入やと。
来い!〜
(トンビの鳴き声)あ〜…いい眺めだね。
あの…。
この間お墓で…。
あ〜…あの時の…。
しかし指宿はいい所だね。
東京から訪ねて来たんだよ。
お世話になった人があの墓地に眠っていてね。
そうなんですか。
しかしこうやって自然と向き合っていると生きてるなって実感が湧くね。
心が洗われる。
私も同じです。
(小鳥のさえずり)ここにいるとあ〜…今日も生きているんだって思う。
(小鳥のさえずり)生きてるうちにお父さんに会いたいな。
変なの…何話してるんだろう私…。
それじゃ〜…。
さよなら…。
(小鳥のさえずり)〜はいモシモシ…。
うん…。
そっち大丈夫?分かった。
すぐ行く。

(車の近づく音)〜知らない。
〜〜うわっ!あ〜!ほら立てっ!調べさせてもらったよ中岡君。
君は被害者の弟だな。
肉親が事件の捜査に加わることは禁止されている。
君は何か?警察の秩序をぶっ壊そうとでも考えてるのか?俺はもう警察官じゃない。
本当だな?だとしたらオマエのしたことは見過ごせんな。
逮捕しなきゃならん。
こんなことやってる場合じゃないんだよ。
原田を逃がしたらアンタの責任だぞ!責任があるとすれば警察庁…徳田にある。
それに…。
時効まであと31時間か。
知ってるな…時間内に手錠をかけてもそれで終わりってわけじゃない。
手続きがある。
たとえ身柄を確保しても原田の調書東京の検察庁への身柄送り検事の取り調べ裁判の請求すべてが済んで初めて逮捕と認められる。
軽く丸一日はかかるよな。
今更無理だろう?事実上もう時効だ。
アンタ!
(飯田)やめろっ!離せっ!このやろう!説明してもらいましょうか徳田さん。
彼は「もう警察官じゃない」と言ってるんですがね。
いや中岡は現役の警察庁の捜査官です。
ほう…だとしたら肉親なのに事件の捜査をしているという事実は…?彼は今休暇中ですよ。
休暇…!?いい加減にしろ!子供だましの言い訳なんか通用しない!何なんだアンタたちは?人の縄張に乗り込んできて好き勝手に動き回って…。
デカですよ。
あなたたちと同じ…。
消えてくれ。
このまま東京に帰ってくれ!〜ねえ…。
うん?お母さんずっとこのまま待つの?何よいきなり。
池田湖のあの高台…。
お母さん昔あそこでよく私に言ってたよね。
いつかお父さんが迎えに来てくれるって…。
今でもそう思ってる?思ってるわ。
嘘…。
私…お父さんがいなくてもいいよ。
泉…。
お母さんがいてくれたらいいの。
ごめんね。
長いこと待ったもんね。
でもね…もう少しなの…。
もう少しで迎えに来てくれるから。
(花火の音)あ…お祭りだよ今日…。
(花火の音)そうだったわね。
(花火の音)寝てないんだろ?少し休んだらどうだ。
東京までの護送時間を考えて逮捕は明日の朝一便…。
そこが限度だな。
俺には時効なんて関係ない。
絶対に原田を追い詰めて…。
(花火の音)時効って何だよ!時間で罪が消えるのか?社会を守るのは秩序だ。
秩序は法律がつくる。
時効も法律だ。
犯した罪は消えない。
しかし罪を憎んでも人を憎んじゃいけない。
そんなきれいごと俺には無意味だ!俺は…キミを人殺しにしたくないんだよ。
憎しみが憎しみを生む。
虚しいじゃないか…。
このヤマはひと事じゃない。
カビも生えてないよ。
15年前…事件が起きて間もなく妻が亡くなった。
「がん」だ…。
入院中の妻と中学生になったばかりの娘に〜気をかけながら…私は捜査に当たっていた。
〜〜だから…全身全霊をかけていたことにならない。
〜〜それがこの15年間心に引っ掛かってる。
〜〜妻の臨終にも立ち会ってやれなかったよ。
〜〜結婚してから夫らしいことは何ひとつしてやれなかった。
〜〜娘もいまだに私を恨んでいてね…あの調子だ。
〜〜臨終の時娘が泣きながら電話してきた。
〜〜「すぐ行く!」と約束したよ…娘にね。
〜〜なのに…私は約束を守れなかった。
〜〜「嘘つき!」って娘がそう言ったよ。
〜キミが言ったようにな。
〜〜結局私はキミと娘…〜二つの約束を破ってしまった。
〜〜デカなんて因果なもんだね。
〜〜私はデカである前にひとりの人間でありたい。
〜〜人の痛みや悲しみが分かる人間に…。
〜〜何でデカなんか続けてんだろうねまったく…。

(花火の音)
(花火の音)
(祭りのざわめき)人がいっぱい出てるねぇ。
ホントだね。
あとでさリンゴあめ買おうか?うん。
(男)彩ちゃん!えっ!?あら!カモちゃん…。
来てくれないじゃない最近。
ごぶさたしてますけど。
もう死んでんのかと思った。
いやいや…。
明日来てぇ。
うん分かった。
待ってるね。
それじゃあ…。
泉!?大丈夫?ねえ…大丈夫?すみません!誰か救急車呼んでください…早く!!お願いします!・
(彩子)泉!娘さんは?あの子…生まれつき心臓が悪くって…。
具合はどうですか?警察庁の徳田です。
原田は?オマエと原田の間にできた娘なんだろ?こんな時にも原田はコソコソ逃げ回ってんのか?どこだ!原田は。
どこにいるんだよ!分かってんのか?オマエは人殺しを隠匿してるんだぞ!できるものならしてみなさいよ。
逮捕でも何でも…。
あと1日…あと1日経てばあの人は自由になるのよ。
はあ〜あ。
いい娘さんだ。
素直で明るくて…。
娘さんに会ったよ。
今日…池田湖と開聞岳を見渡せる高台で…。
すばらしい所だねぇ。
原田のこと…聞かせてくれんかね?〜
(秒を刻む音)〜バカな女だ。
原田みたいなヤツのために…。
ふん!何とでも言えばいいわ。
あと何時間かで私たちの15年は報われるのよ。
報われる?そんな時は来ない!例え時効が成立しても俺は原田を追い続ける。
必ず追いつめて殺す!〜〜あなた…。
〜俺は原田に殺された女の弟だ!〜〜原田を殺されたくなかったら逮捕させろ!娘さんの容態が変わった。
手術するそうだ!泉〜っ!?
(看護師)お嬢さんと同じ血液型ですか?どうしたんですか!?血小板の輸血が足りないんです。
私…ダメ…あの子特殊な血液型だから。
他にご家族は?お父さんは?原田は?原田の血液型は?呼びなさい!原田を…。
危険な状態です。
一刻を争うんです。
急いでください!いや…いやっ!もう…。
何を迷ってるんだ!子供の命より大事なものなんてないだろう!どこなんだよ!原田は…。
何をしてるんだ!娘の命がかかってるんだぞ!〜
(彩子)もしもし…。
原田か!
(原田)誰だ!?あなた!彩子…どうした?泉が…死んじゃうかもしれない!あなたの血が必要なの!どこにいる?国立…指宿病院。
今の男は警察か?…そうよ。
でも…早く来て〜っ!泉を…私たちの泉を助けて〜っ!原田の居所は?分かんない。
〜分かんない!〜〜16年前…初めて会った時からすごく惹かれた…。
一生懸命で嘘のない人だった。
2人ともすぐに夢中になって…。
彼…「故郷を見せたい」って2人で指宿へ旅行して…。
開聞岳と池田湖が見えるあの高台へ行ったの…。
その時彼が言ってくれたの。
「キミを必ず幸せにする」って…。
私…小さい時から幸せなんて縁のないものだと思ってたから…。
一流企業のエリートが私みたいなウエートレスに…。
もう夢みたいだった。
なのに…あの朝電話で「もう終わりだ」そう言って消えてしまった。
生きていくのも嫌になった。
でもお腹に泉が…。
あの子がいたから何とか生きてこれた。
この町に来たらあの人に会えるかもしれない。
そう思って…。
こんな遠いところまで東京から…。
信じたかったの彼を…。
15年…長い時間だ。
信じたい。
でも…いつも揺れ動いてて…。
いろんな男といろんなこともあったけど…。
彼を…待った。
どうして…15年も待ったんだろう。
意地?惰性?彼のこと…信じてる自分を信じたかっただけかもしれない。
〜でも…待っててよかった。
〜〜1か月前やっとやっと…彼に会えた。
〜〜本当に…あなたなの?〜〜彩子…会いたかった。
〜〜どうして…?〜〜すまなかった…〜〜私は彼の15年を知り彼は私の15年を知りました。
〜〜時効が成立したら…。
〜〜もしできることなら…。
〜〜キミと…。
〜〜娘と…。
〜〜3人でやり直したい。
〜〜今度こそ…キミを幸せに…〜〜あれから1か月…明日が来るのを待ち続けた。
〜時間がこんなにもゆっくりと〜流れるもんだとは思わなかった。
〜新しい生活か…。
笑わせんなよ!娘は原田が人殺しだって知ってるのか?15年…彼は…罪の意識に苦しんで生き続けてきたんです。
罪はもう十分…。
苦しんだ?原田はそんなヤツじゃない!最低の人殺しだ!人間のクズだ!たとえ人殺しでも…あなたのお姉さんを殺した人でも…私たちには必要なの…彼が…。
3人で暮らしたいの…。
やっと幸せがつかめるの。
勝手なことを言うな!お父さんはまだですか?あはいあの…もうちょっと。
ああっ!〜〜原田〜っ!!〜〜
(彩子)やめて〜っ!〜やめて…やめてっ!〜〜やめてよ!娘を…うっ!〜うわあ〜っ!〜〜ああなた!大丈夫?
(原田)私の血を…。
娘を助けてください!
(看護師)すぐ処置室へ!殺せなかった…。
殺せなかった!〜俺は意気地なしだ!〜う…ううっ。
〜〜そうじゃない…。
そうじゃないだろ?〜〜キミはデカだ。
〜裁きは法が下してくれる。
〜〜
(秒を刻む音)原田康行…植野美紀殺害容疑で逮捕する。
〜刑事さん…一生のお願いです。
〜〜一目だけでも娘に…。
〜〜娘に会わせていただけませんか?〜お願いします。
〜お願いします。
〜もう…二度と会えない…。
〜〜いいだろう。
(彩子)刑事さん。
〜ありがとうございます。
〜〜
(ドアが開く音)泉〜っ!先生…娘は?
(担当医)大丈夫。
手術はうまくいきました。
ああ…泉…。
あなた…泉よ。
〜泉…。
〜〜泉…お父さんよ。

(担当医)病室のほうへ。
〜〜行こうか…。
〜〜待ってる…。
〜待ってるからね。
〜〜
(飯田)いや〜さすがですね。
時効寸前の逮捕なんて…。
(中西)菅沼警視もお喜びです。
徳田さんによろしくと…。
鹿児島県警の皆さんの協力のお陰だよ。
空港ですね。
お願いできますか?喜んで。
飛行機の手配は済んでます。
9時40分発スカイマークエアラインズ302便です。
お願いします。
あの日…私は仕事で大きなミスをして…重要なプロジェクトのメンバーから外されました。
出世の道が遠のき…ムシャクシャして…〜飲み慣れない酒を飲みました。
〜〜何だよその目…。
別に…。
〜おい何だよその目は…。
汚いもの見るみたいによ!〜俺ゴキブリじゃないんだぞ!バカにしやがって!〜ドイツもコイツもバカにしやがって!〜
(もみ合う2人の声)〜ドイツもコイツもバカにしやがって!〜うわ〜っ!〜〜
(原田)殺すつもりなんかありませんでした。
〜〜恐ろしくて…。
〜ただ恐ろしくて…。
〜〜夢中で逃げました。
〜〜逃げて逃げて…。
〜〜人におびえ…夢にうなされて…。
〜〜何であんなことを…。
〜〜私は…この手で…〜取り返しのつかないことを…。
〜そう思うならなぜその時すぐに自首しなかった?何度も考えました。
何度も…。
でも…勇気がなかった。
ひと月前…。
今度こそ…自首しよう。
そう決心して…。
最後に…思い出の場所に…。
そこで会ったんです彩子と…。
彩子は…私を…。
私なんかを…。
待っていたと…言ってくれました。
娘と2人で…。
15年も…。
私なんかを…。
だから…。
目の前にある幸せを…諦めたくなかった。
ふざけるな。
15年まんまと逃げのびてそれで「幸せになろう」だ?自分だけ幸せになれればいいのか!クズだよオマエは…。
俺もな…待ってたんだよオマエを…。
〜この15年間ずっと…。
〜〜オマエが殺したのは…〜俺の姉さんだ。
〜〜《しかし〜数日後公判前に事件は思わぬ方向へと動き出した》〜
(森逸美)徳田警視はいらっしゃいますか?私公判部検事の森と申します。
ああ。
えぇ徳さんは今ちょっと席を外していますが…。
私原田康行の裁判を担当している者ですが徳田警視に折り入ってお話をしたいのですが…。
どうした?今日…辞表を提出します。
原田は逮捕された。
俺が警察官を続ける意味はもうない。
デカを辞めてどうする気だ?失礼します。
(ノック)徳田さん…公判部の検事がおみえになっています。
検事が?はい。
確かに原田は植野美紀さんの殺害を自供しました。
しかし弁護側はこの事件は既に時効が成立していると主張しています。
時効が成立?どういうことです?〜本件の犯行時刻すなわち被害者の死亡推定時刻は…。
〜15年前の10月16日午前0時30分。
〜だから…時効は2004年の…。
〜これを見てください。
〜事件の翌日の新聞です。
〜〜これが何なんです!?〜ここを見てください。
〜負傷者の中に原田康行の名前が載っています。
〜原田はこのバスに乗っていたんです。
〜だからそれがどうしたんです?〜まさか…。
〜この深夜バスは事件の直前午前0時に新宿を出発しています。
つまり原田にはアリバイがあるということになります。
そんなバカな…。
〜原田は自供したんだ。
〜〜犯行推定時刻を…間違っていた?〜〜ええ。
原田は間違いなく植野美紀さんを殺しています。
しかしその時刻は〜調書に書いてある10月16日午前0時30分ではなくもっと前。
15日中のことだったと考えられます。
〜たった数時間の違いですが日をまたいでいるところが〜決定的な違いです。
〜ご存じのように時効は一日を単位としますので〜本件の時効は14日いっぱい。
〜お二人が原田を逮捕した時には既に〜時効は成立していたんです法律上は…。
〜〜どうしてこのバス事故のことが分かったんです?〜原田に事件のことを聞いて分かったそうです。
〜原田は時効が一日早く成立することを知ってたんですか?〜それはないようです。
〜〜客観的にみて我々はこのまま公判を維持できるかどうか…。
デッチあげだ!嘘をついてるな原田は…。
ヤツはバスになんか乗っちゃいない!絶対に乗っちゃいない!!それを証明すればいいんだろ。
もちろんそうですが…。
〜《バス事故は時の彼方に葬られていた。
〜結局手もとに残ったのは重傷者3人の住所だけだった。
〜そのうち2人は既に他界していた。
〜私たちは残る1人の女性を訪ねてみた》〜〜《しかし得られた証言はただひとつ…》〜〜何が河原に落ちてた黄色い犬のぬいぐるみだよ。
〜バカのひとつ覚えみたいに何度も同じことを…。
モウロクしやがって!しかたがないさ。
15年も経ってるんだ。
〜薄れるさすべてが…。
〜俺は原田がバスに乗ってなかったという証拠が欲しいんだよ。
〜〜停めてくれ。
〜〜もしかしたら原田の供述は真実かもしれない。
〜どういう意味です?〜君の姉さんの遺体は水につかっていた。
〜だから解剖による死亡推定時刻に幅ができた。
〜捜査本部の判断が間違っていた可能性もある。
〜〜そんな…。
〜〜俺の顔をまっすぐ見たらどうだ。
見られないか?見ろっ!すみません。
15年前のバスの転落事故その時の現場の様子…詳しく聞かせてくれんかね。
それが弁護士さんにもそう言われたんですが動転していたしほとんど記憶がないんです。
思い出せないのか?はい。
思い出せるわけないよなっ!オマエはもともとバスになんかに乗っちゃいなかったんだから…。
それでもかまいません。
何っ…。
罪を償う覚悟ができて…やっと…心に空いた穴を埋められる。
そんな気がしてるんです。
たとえ時効が認められたとしても私は少しも嬉しくありません。
ふざけるな。
オマエは嘘つきだ!あなたの好きにしてください。
中岡君…。
君には真実を話す義務がある。
本当にバスに乗っていたのならどんなことでもいい思い出してくれ。
はい。
急に衝撃を受けて…そのままバスからほうり出されました。
気がついたら河原にいました。
腕から血が流れてました。
それぐらいしか…。
他には?どんなささいなことでもかまわん!あとは…。
河原にぬいぐるみがあったことぐらいしか…。
黄色の犬のぬいぐるみでした。
〜そんなことぐらいしか…覚えていません。
〜〜何か…。
〜もういい…。
〜終わりだ…。
〜〜この15年…俺は何をやってたんだ。
〜〜忘れてもらえませんか原田の証言…。
〜〜原田には俺から言い含めて…。
〜俺はどうしても原田を許せない。
たった1時間のために〜俺の15年を無駄にするわけにはいかないっ!〜アンタには貸しがあるはずだ。
〜〜真実をもみ消し原田を有罪にして何が残るんだ?〜誰が救われるんだ。
〜君か?〜君の姉さんか?〜〜喜ばないだろうな天国の姉さんは…。
〜〜君は指宿で原田を殺せなかった。
なぜだ?〜〜心あるからじゃないのか。
〜新庄彩子や娘さんの痛みや悲しみが分かる心が…。
〜〜姉さんが愛したのは〜そんな優しい心を持った君じゃなかったのか。
〜君は今その大事なものを捨てようとしてるんだ。
〜〜私は絶対にもみ消したりはしない。
〜デカとして…ひとりの人間としてな。
〜〜《そして数日後時効成立が認められた》〜俺は…。
〜〜
(街路樹を激しく叩く音)〜やめてっ!〜もう終わったの!もう終わったのよ…。
〜〜長かったな15年…。
〜〜中岡くんの想いを忘れないでくれ。
〜命がけだったんだ。
〜〜娘さんが待ってる。
〜新しい家の庭に柘植の木を植えてやってくれ。
〜〜私には…そんな資格は…。
〜〜幸せになることは決して罪じゃない。
〜〜もう一度いちからやり直せばいい。
今日からは前を向けばいい。
〜〜信じてたよ私は…。
〜〜キミのだ。
〜〜行こうか…。
〜〜昔から常識だと思われていること。
あなたが今まで当たり前だと思って2015/05/06(水) 13:00〜15:00
テレビ大阪1
午後のサスペンス「西村寿行サスペンス・時効 〜特命刑事・徳田左近」[字]

成立直前4日実姉を殺された刑事が執念の追跡!逃亡殺人犯に15年目の復讐を!?

詳細情報
番組内容
特命刑事・徳田左近。警察庁捜査1課特別処理係長として日本全国の未解決事件を手掛け、数々の難事件を解決に導いてきた。しかし、15年前に担当した美容師殺人事件は未だ解決できず、被害者の弟に誓った犯人逮捕の約束を果たせずにいた。時効まであと6日となったある日、県警から中岡警部補が転属してきた。その中岡こそ、あの被害者の弟だった。時効が迫る中、徳田は中岡との約束を果たし、犯人を捕まえることができるのか!?
出演者
徳田左近…西郷輝彦
中岡正範…西村和彦
新庄彩子…美保純
原田康行…勝村政信
源馬文人…平泉成
菅沼圭一…嶋田久作
徳田幸子…今村恵子
神崎捜査官…デビット伊東  ほか
原作脚本
【原作】西村寿行
【脚本】岡芳郎

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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