ソフトバンク(9984)の孫正義社長は11日、決算発表の記者会見で昨秋にバイスチェアマンに迎えた米グーグル出身のニケシュ・アローラ氏について、「私より10歳若く、能力が高い。最重要な後継者であることに間違いない」と述べた。人材育成の面では「日本人に英語を教えて海外を伸ばすのでなく、海外の一戦で活躍する人材を中枢に据えて伸ばしていく」と話した。
今後の事業展開については、「これまでのソフトバンクは日本が中心だったが、これからは海外がメインのグローバル企業になる」と指摘、米スプリントについては「課題山積だが、好転の兆しが見えてきた。これからも力を入れていきたい」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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