ウィーン=喜田尚
2015年5月11日10時52分
東南欧のマケドニア北部で9日から10日にかけて警察部隊と武装勢力が衝突し、内務省によると計22人が死亡した。当局は、特定の少数派民族の権利拡大を主張する勢力が関与したとみており、多民族で構成される同国の不安定化を心配する声が広がっている。
衝突が起きたのはセルビアとコソボの国境に近い都市クマノボ。現地からの報道によると9日早朝に始まり、街中に銃撃音や爆発音が広がった。内務省は10日夜「制圧」を発表。武装勢力14人と警官8人が死亡したという。
マケドニアの人口210万人の6割は南スラブ系のマケドニア系住民が占める一方、コソボで多数派のアルバニア系住民も2割を超える。
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