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描きながら考える会議で、グループでのグラフィックレコーディングのコツを考えた

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2015/5/9(土)「グラレコムービーを作ろう」の会で実施した、グループでのグラフィックレコーディングのコツについての考察です。 …

2015/5/9(土)「グラレコムービーを作ろう」の会で実施した、グループでのグラフィックレコーディングのコツについての考察です。
グループでのグラフィックレコーディング、とはありますが。
一人で描く時も、二人や複数で描く時も「どうしたらグラフィック=絵の持つ美しさ、わかりやすさを活かせたものが描けるのか?」という問いは常にあるもの。
その問いに挑んだメンバー5名での進行の工夫、手法の工夫、考察、今後グラフィックレコーディングをやりたい!という方に活かせればと思います。

※本編動画も撮影しており、後日アップ予定です。

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  • 1. 『描きながら考える会議』挑戦の目的 • 目的 – 「誰かの意見を起点に、新たな意見が広がり、 複数の人の頭の中が楽しくつながっていく」 というグラフィックレコーディングの 特徴を記録しようと試みた。 • 基本ルール – メンバー(今回は5名)で、会議をしていく。 – 会議の中でメンバーの意見は グラフィカルに可視化していく。
  • 2. 挑戦1回目のルール • ペンは1人1色。 グラデーションで美し い色になる配色を選ぶ。 • 自分が話したことを自 由に描く。 • 最後に重要な分類や考 察を別の色で強調する。 • 時間軸に沿って、紙の 左側から右側にむかっ てかいていく。
  • 3. 挑戦1回目の作品 • なんだか雑然としてて絵に見えない・・・ • 要素同士、何がどう繋がってるのかわからない。 • 他の人が見てもわかりづらい!!自分たちも人に説 明しづらい!
  • 4. 挑戦1回目の考察(1) どうしたら グラフィック=絵の持つ 美しさ、わかりやすさを 活かせたものが描けるのか?
  • 5. 挑戦1回目の考察(2) • どうしたらグラフィック=絵の持つ 美しさ、わかりやすさを 活かせたものが描けるのか? • 美しく、わかりやすいものには 目的を意識した、明確な構造がある。 – 今回の会議テーマの目的=アイディア発散 – では、アイディア発散に適した構造とは?
  • 6. グラフィックレコーディングの構造分類 list radialcluster Grid&table diagram
  • 7. グラフィックレコーディングの構造分類 list radialcluster Grid&table diagram 今回はこれ!
  • 8. 描きながら、次の挑戦を考える • Radialに近い グラフィック、 どんなのがいい? • 必ず描きながら 考える。空中戦はダメ。 • そうだ、島の絵に してみたら?等 アイディアがでてくる。
  • 9. 挑戦2回目用 イメージスケッチ
  • 10. 挑戦2回目のルール • 使う色は人ごとではなく、 絵が成立するように考える – 基本は黒、島は緑、後から強調で他の色 • 絵にする粒度と順番を 事前にメンバーで決める – 島=問いに対する答え – 吹き出し=答えから派生したトピック – 人間=誰が言ったか大事なことは、人間 の絵に名前やその人の特徴を入れて「誰 がいっているのか」を明示する – つながりや対立などの関係性=島をかき きってからどう追加していくか考えるこ とにした。 • 録画したとき絵が見えやすいようにポ ジショニングする
  • 11. ルールを皆で徹底するために • イメージスケッチ、ルー ルは張り出す。 – 常に描いてる人が ルールを意識 できるように。 – 描いていると 大抵楽しくなって ポジショニングは 忘れがちなので… • ルールで使うと 決めたペンは近くに配置。 すぐ利用できるように。
  • 12. 挑戦2回目
  • 13. 挑戦2回目の作品 • 絵になってきたーーー!!!
  • 14. 挑戦2回目の考察(1)構造について • 構造を決めたことで、 グラフィックに一貫性 がでた。 – 美しさ、わかりやすさ のレベルを上げること ができた。 – 描く人:何をどう描く べきかわかり描きやす かった。 – 見る人:問いに対する 答えと派生トピックと いう一貫性が見えるの で理解しやすい。 主題 (問い) 答え 答え 答え 答え 答え答え答え 答え 答え 答え 答え 答え 答え 派生 トピック 派生 トピック 派生 トピック派生トピック
  • 15. 挑戦2回目の考察(2)表現について • 答え同士の関係性が 見えやすくなった。 • 俯瞰してみることで さらに発展した意見が 出しやすくなった。 答え つながり系 種類によって分ける 意外と 希薄な関係 俯瞰してみた時の考察 ネガティブ考察・ポジティブ考察に よって分ける
  • 16. 挑戦2回目の考察(3)課題点 • 会議制限時間内におさめる工夫が必要。 – 今回は紙がある限り会議を続けた結果集中が切れてきた。 – 実際の会議は限られた時間内に行うので、グラフィックを行う(=議題進行する) ペース配分を意識する必要がある。 • 記録者・発言者の固定化が起きた。 – 実際の会議では、皆がかけるわけではないが、 記録・発言してない人の参加意欲を促すためのファシリテーションは必要。 – ファシリテーター1名、レコーダー2名など、役割分担をまわしてみるなどしたら おもしろそう。(ファシリテーター、レコーダーも意見をだすメンバーとする) • 最後のほうは記録場所の確保が難しいことも。 – 紙は有限なので会議進行をふまえたうえでペース配分する。 • 発見や共感要素をどう可視化していくか? – 新たな囲み等の追加ルールをどう加えていくか? – 黒中心に描いていくと、グレーや黄色などの薄い色では 主題の視線をそこまでじゃましない囲いができる。 強い関係性を示す場合は赤など、 目を引く色で塗りつぶすことできる。 などなど、もっと見やすい方法は色々あるのでは! また新たな会議で 活かしてみたいね!
  • 17. GRN グラフィック・レコーダー・ネットワーク 樽本 真希 西村 奏美 福士 夏季 角田 和美 和田 あずみ 2015.5.9(土) Thanks you!!

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