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Mplayer コマンドライン 使い方


実機検証」=Debian/Squeeze・Wheezy. Ubuntu Trusty-Tahr
Window2KでMplayerをコマンドラインで起動してるイメージ
一般検証」=不明
全般検証」=不明

Mplayer をインストールしたなら CUI で使ってみましょう。とても軽快に動作します。

Mplayer はヤヤコシイです。ここでの説明は曖昧または自己流です。とりあえず動きましたら、恐縮ですが正規の操作を模索してください。

  1. ファイルの再生と終了

  2. 音楽 CD の再生

  3. DVD の再生

  4. 再生時のオプション値

  5. Mplayer キーボード操作(音量調整,再生・停止・早送り等)

  6. プレイリスト

  7. 音声イコライザー

  8. 動画イコライザー

  9. MMS ストリーミングダウンロード



ファイルの再生


端末」を起動してください。
フォルダごとにジャンル分けしているなら,プレイリストは必要ありません。
ファイル終端まで来ましたら勝手に終了します。A: 252.9 V: 253.0 A-V: -0.039 ct: 0.011 0/ 0 42% 10% 3.0% 0 0
終了しています... (ファイルの末端です)


基本書式

基本的な書式です。
mplayer 再生したいファイル

1つのファイルを再生

ホームディレクトリに在る「MyMove」フォルダ内の「Bike」というフォルダ内の「Hayabusa.mp4」と言うファイルを再生する一例です。
mplayer MyMove/Bike/Hayabusa.mp4

同じフォルダ内の複数のファイルを再生

[ * ] を使う事で全指定できます。
順に再生して最後は勝手に終了します。
ホームディレクトリに在る「MyMove」フォルダ内の「Kyotei」というフォルダ内の「.wmv」形式のファイルを全てを再生する一例です。
mplayer MyMove/Kyotei/*.wmv

ホームディレクトリに在る「MyMove」フォルダ内の「Kyotei」というフォルダ内の「.mp4」形式のファイルを全てを再生する一例です。
mplayer MyMove/Kyotei/*.mp4

ホームディレクトリに在る「MyMove」フォルダ内の「Kyotei」というフォルダ内の、映像・音声ファイルのファイル形式を問わず全て再生する一例です。
mplayer MyMove/Kyotei/*


ストリーミングファイルを再生

ネットラジオを聞きます。
調べたアドレスが「http:\\72.26.204.18:6324」だったとした場合の一例です。
mplayer http:\\72.26.204.18:6324
http:」は実際は半角英数です。
\\」は実際は「//」です。

速度不安定で再生が途切れる際は,「-cache」オプションで,キャッシュ容量を増やしてみて下さい。単位はキロバイトです。
mplayer -cache 1500 http:\\72.26.204.18:6324


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音楽 CD の再生


基本書式

mplayer cdda://Track 番号 -cdrom-device /dev/scd (*)

(*) の部分は,ドライブの接続の順番にして下さい。例えば一番最初に繋がってる CD ドライブでしたら「/dev/scd0」です。
「-cdrom-device /dev/scd(*)」は要らないかも知れません。
CD に入ってる曲の1曲目(Tack1)だけ聞くとき
mplayer cdda:// -cdrom-device /dev/scd0
CD に入ってる曲の7曲目(Track7)だけ聞くとき
mplayer cdda://7 -cdrom-device /dev/scd0
CD に入ってる曲の1曲目から10曲目(Track1〜Track10)まで聞くとき
mplayer cdda://1-10 -cdrom-device /dev/scd0
次の曲への移行方法は分りませんでした。

鈍足ドライブゆえ再生が途切れる際は,「-cache」オプションで,キャッシュ容量を増やしてみて下さい。単位はキロバイトです。
mplayer -cache 1500 cdda:// -cdrom-device /dev/scd0


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DVD の再生


基本書式

mplayer dvd://再生したい箇所(数値) -dvd-device /dev/scd (*)

(*) の部分は,ドライブの接続の順番にして下さい。例えば一番最初に繋がってる CD(DVD) ドライブでしたら「/dev/scd0」。
「/dev/scd0」でダメでしたら「/dev/sr0」でトライして下さい。
mplayer dvd://2 -dvd-device /dev/scd0

鈍足ドライブゆえ再生が途切れる際は,「-cache」オプションで,キャッシュ容量を増やしてみて下さい。単位はキロバイトです。
mplayer -cache 1500 dvd://2 -dvd-device /dev/scd0


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再生時のオプション値


Mplayer のオプションは膨大かつヤヤコシイので,すぐ使える物だけご紹介します。
  • -cache (容量)
    キャッシュ容量です。たとえば超鈍足ドライブやネットストリーミングなどを再生する際,大めに指定すると再生が安定します。単位はキロバイトです。
    mplayer -cache 400 http:\\85.17.139.10:8000

  • -framedrop
    画と音が同期しない際にフレームを飛ばして同期を取れます。低スペック PC ですと再生が楽になります。
    mplayer -framedrop MyMove/car/Civic_Suzuka.mpg

  • -vo
    映像出力先(ドライバ?方法?)を指定できます。不具合なく表示されているなら,通常は不要です。
    mplayer -vo x11 MyMove/car/Civic_Suzuka.mpg
    mplayer -vo help で利用可能な物を表示します。

    映像無しで音だけ聞きたい場合は,適当な物を指定すると無視して音声だけになります。
    mplayer -vo none MyMove/car/Civic_Suzuka.mpg
    Error opening/initializing the selected video_out (-vo) device.

  • -fs
    フルスクリーン表示になります。
    mplayer -fs MyMove/car/Civic_Suzuka.mpg

  • -ao
    音声の出力デバイスを指定できます。音声が変な時に。筆者は使ったこと有りません。
    mplayer -ao esd MyMove/car/Civic_Suzuka.mpg

    mplayer -ao help で利用可能な物を表示します。mplayer -ao help
    CPU: Intel(R) Pentium(R) III Mobile CPU 1000MHz
    Available audio output drivers:
    oss OSS/ioctl audio output
    alsa ALSA-0.9.x-1.x audio output
    arts aRts audio output
    esd EsounD audio output
    pulse PulseAudio audio output
    jack JACK audio output
    nas NAS audio output
    sdl SDLlib audio output
    openal OpenAL audio output
    mpegpes DVB audio output
    v4l2 V4L2 MPEG Audio Decoder output
    null Null audio output
    pcm RAW PCM/WAVE file writer audio output



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Mplayer キーボード操作(音量調整,再生・停止・早送り等)


ファイル再生中にキー操作で種々の操作が行えます。
一発ものは再押下で元に戻ります。
OSD」とは,オンスクリーンディスプレイの事で,再生画面上に表示させる事です。
試してみて動かない或いは意味不明な物は割愛しました。
筆者の環境で動かなくても明確な説明の有る物は記述しました。

Space キー = 一時停止・再生再開
Enter キー = 次の曲に移動 または 最後のファイルなら Mplayer 終了
Q キー = 終了

0 キー = 音量増加
9 キー = 音量減少

キー = 10秒早送り
キー = 10秒巻戻し

キー = 1分早送り
キー = 1分巻戻し

PageUp キー = 10分早送り
PageDown キー = 10分巻戻し

[ キー = 再生速度減速 (約 6〜8% ずつ でした)
] キー = 再生速度加速 (約 6〜8% ずつ でした)
{ ( Shift + [ )キー = 再生速度2倍減速 ( 1 → 0.5 → 0.25 ・・・)
} ( Shift + [ )キー = 再生速度2倍加速 ( 1 → 2 → 4 ・・・)
BackSpace キー = 加減速リセット

> ( Shift + > )キー = 次のファイルへ移行(プレイリスト単位)
< ( Shift + < )キー = 前のファイルへ移行(プレイリスト単位)
音量設定が戻ってしまいます。

+ キー = 動画に対して音声を遅延 (100ms=0.1秒単位くらいでした)
- キー = 動画に対して音声を先に

( ( Shift + 8 )キー = 左の音量(バランス)
) ( Shift + 9 )キー = 右の音量(バランス)

M キー = 音声ミュート。

# ( Shift + 3 )キー = 音声トラックの切替

F キー = フルスクリーン。

1 キー = コントラスト調整。
2 キー
再生開始時に「-vf eq」または「-vf eq2」オプションを追加で使えました。

3 キー = 明るさ調整。
4 キー

5 キー = 色合い調整。
6 キー

7 キー = 彩度調整。
8 キー

O キー =
シーク時間表示「無効」→「有効」→「現在地」→「現在地+全体時間」→「無効」

D キー = フレームドロップ「無効」→「有効」→「強烈」→「無効」

V キー = 字幕表示是非。

J キー = 字幕が複数ある場合に循環させます。
筆者の環境では再現できませんでした。

X キー = 字幕遅延。( +/- 0.1 seconds.)
Z キー
筆者の環境では再現できませんでした。

R キー = 字幕の表示位置(上下)。
T キー
筆者の環境では再現できませんでした。

S キー = スクリーンショット(一枚撮り)取得
再生開始時に「-vf screenshot」オプションを追加すると使えます。
Debian 純正リポジトリ物でないと動作しません。

S ( Shift + S )キー = スクリーンショット(区間撮り)
開始と終了の2回押。(区間撮りで複数の画像ファイルが生成されます)
再生開始時に「-vf screenshot」オプションを追加すると使えます。
Debian 純正リポジトリ物でないと動作しません。

I キー = OSD (再生画面上)に再生中のファイル名を表示します。

@ = 次のチャプターに移動。
! ( Shift + 1 )キー = 前のチャプターに移動
筆者の環境では再現できませんでした。(前は「UnKown」後は「終了」)

D キー = インターレスの解除是非。

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プレイリスト


Firefoxでm3uプレイリストをクリックしたイメージローカルファイルの再生において,フォルダ(ディレクトリ)ごとにファイルを保存しているならプレイリスト不要ですが,ネットラジオの場合,アドレスを直接指定しても再生不可の時が有ります。それは大抵プレイリストで提供されています。「- playlist」を付けると再生できます。
mplayer http:\\std1.ladio.net:8070/kowaiyo.m3uExiting... (End of file)
mplayer -playlist http:\\std1.ladio.net:8070/kowaiyo.m3u
Starting playback...
A: 53.4 (53.4) of -0.0 (unknown) 1.8% 12%



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音声イコライザー


音声イコライザーが使えます。10バンド(10種類の周波数)可変です。設定値は ±12 です。「-af equalizer」オプションを使います。
書式

mplayer -af equalizer=6:6:0:0:0:0:0:1:2:3
周波数は左側から,「31.25 Hz」「62.5 Hz」「125 Hz」「250 Hz」「500 Hz」「1 kHz」「2 kHz」「4 kHz」「8 kHz」「16 kHz」の割り当てです。

以下はデスクトップに在る test.mp3 というファイルの,1 kHz を最大増幅して,再生する場合の一例です。
mplayer -af equalizer=0:0:0:0:0:0:12:0:0:0 Desktop/test.mp3

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動画イコライザー


少しだけご紹介。

  • -brightness
    画面の明るさ調整です。設定値は,±100 です。
    以下は画面明るさを 70% 増し (標準の 170%) で,test.mpg を再生する一例です。
    mplayer -brightness 70 test.mpg

  • -contrast
    画面のコントラスト調整です。設定値は,±100 です。
    以下は画面コントラストを 30% 減 (標準の 70%) で,test.mpg を再生する一例です。
    mplayer -contrast -30 test.mpg


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MMS ストリーミングダウンロード



mplayer mmsアドレス -dumpstream -dumpfile 保存ファイル名

Mplayer で ストリーミング MMS をダウンロード

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このページは2014年04月に修正しました。

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補完機能
端末利用時は,
Tabキーを多用して下さい。一覧提示の他にも,「/mnt」なのか「/mnt/」なのか自信のない時,見えない候補や,正しい書式を,見せてくれたり,様々な面で,ヒントを提示してくれます。
また長い文字列の際,一字一句入力しますと日が暮れます。ある程度の文字まで入れたら,Tab キーします。後方は補完されます。
tar xzvf yTab
tar xzvf yasm-1.1.0.tar.gz
checkinstall オプション
--pkgname=
名前を指定する
--pkgversion=
バージョンを指定する
--backup=
バックアップをする/しない
--deldoc=
最後にdoc-pakを削除する/しない
--fstrans=
ファイルシステムの変換コード有効無効
--default
全ての質問にデフォルトの返答を行う(今回の場合は全てYes)
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