店からレジが無くなるとき

アゴラ 言論プラットフォーム
2015年05月08日
ユニクロのファーストリテイリングは商品にICタグをつけて瞬時に購入額が分かる仕組みを今年の夏から一部店舗で導入するようです。将来的には全店展開するのでしょう。この動きはリテイラーに衝撃的な第一歩となるはずです。
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RFIDタグの値段がさらに下がりコンビニなどにも導入される。レジうちは無くなる。
RFID はコストよりも「付け方」とゲートコストと電子マネーの普及、全てがまだ課題。
堀江さんの想像する世界までまだまだ。10年前にチップができて、ようやくそれなりの価格(500円以上)で採用のテストができている段階。
電子マネーすら10年で利用料30パーセントの世の中。
なので、コンビニは厳しいと思ってる人です。便利になるから何とかなってほしいけど、現実とは違いますね。
アパレル業界の中でもユニクロのように接客がさほど必要のない会社はレジが無くなるのは人件費の削減にもつながりメリットがあるでしょう。一方、接客により顧客自身もどのような服が着たいのか分からない場合には接客が売上に直結します。店員が顧客に質問を投げかけ、顧客自身に話すように促す。顧客は自分が話すことにより、頭の中が整理されて、納得して購入します。販売力のある店員は質問力が違う。実際にアルバイトから1年弱で一気に店長になった売れっ子店員に聞いた話です。
レジから現金がなくなるときのほうが大変
実現したら、すごく楽になっていい。
紙幣と硬貨の流通を止めれば無くなるよね。
究極的にはそういう方向なんだと思う。キャッシュレスだけじゃなくてペーバーレスも(レシート、チケットなど)。
技術的には十分可能だろう。そして、ICタグ+電子マネーで、ユニクロのみならず、コンビニ等でも、有人レジは必要なくなる。人件費削減にも、買い物の利便性にも、画期的な変化だ。
RFIDのメリットはなにもレジ打ちに限ったことではありません。商品が工場で出来てから配送センターに輸送され、再梱包されて各店舗に配送される段階で何回もバーコードを読み取って照合する作業があります。こうした輸送効率や店舗のバックヤードにおける在庫管理作業の手間が大きく削減されます。店舗内でもどの売り場になにがあって、なにが足りないかもすぐに分かるようになるので補充作業も効率的になります。なのでレジの人員が多少減っても労働生産性の改善の方がはるかに経済効果は高いです。世界だとアメリカのZebra Technologiesや日本のサトーHDがバーコードとRFIDプリンターの大手メーカーです。RFIDつけてもバックアップとしてバーコードを併用するのがほとんどです。
レジといえば、最近は日本でもフォーク並び(ギリギリまで同じ列でみんな並ぶ)が当たり前になってきて嬉しい♪
作業としてのレジ打ちはなくなり、経験(エクスペリエンス)としてのレジ打ちは残るでしょう。
技術的に代替可能になったとしてもすぐになくなるとは限らず、逆に2極化がすすむことで残った「レジ打ち」の付加価値が向上するという効果があります。
付加価値の低い作業から人間が解き放たれ、その分人間が異なる生産活動に従事できるなら、それはむしろ良い事です。もちろんそれには、イノベーションが必要ですが。