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大学職員の気ままで正直な気持ち

2015年4月現在、後2~3年もすれば中堅の域に差し掛かかる大学職員です。気ままかつ正直な気持ちを書き残していきます。

質問は考えて捻り出すことが重要

前回投稿した教授には大変お世話になっています。

駄目ですという謙遜をしてはいけない - 大学職員の気ままで正直な気持ち

その教授と会話をしている時、ゼミの話になりました。教授のゼミではゼミ生が発表すると、発表者に対して必ず何かその場で質問するように教えています。以下、教授とのやりとりです。

 

私:その場で質問するんですか?思いつかないこともあるので質問できないこともあるのでは?

教授:確かにある。しかし、質問するということは頭の中で凄く考えるということ。無理矢理でも良いから質問を捻り出すことで考える力が養われることになる。

私:どんな質問でも良いんですか?

教授:そう。例えば、ある企業についてゼミ生が調べて発表した時、「その企業は今後も伸びると思いますか?伸びるとしたら理由は何ですか?」とか、「その企業に就職したいと思いますか?」など、そんなことでも良い。とにかく質問を考えて捻り出すことが重要なんだ。

その話を聞いてから、私もセミナーやフォーラムに参加した時は、発表後の質疑応答の場で質問をするように心掛けていますが、なかなか質問が思いつきません。しかし、その時の自分は凄く考えていることに気がついた。結果、質問ができなくても考える訓練はしていることになるので、考える力が養われることになります。質問するということは勇気のいることだと思っていたが、考えることが何よりも重要だと気づかされた。