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サイ・ゴダード(3月18日)
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【大相撲】照ノ富士 白鵬破れば13勝で大関 きょう夏場所初日2015年5月10日 紙面から
大相撲夏場所は10日に東京・両国国技館で初日を迎えるが、9日に行われた土俵祭りで北の湖理事長(元横綱)は、大関昇進に挑む照ノ富士(23)=伊勢ケ浜=について、白鵬に勝って13勝以上の優勝を飾った場合は可能性があることを示唆した。春場所終了時点では14勝での優勝もしくは全勝と言われていたが、最強横綱を2場所連続で破ればハードルが下がる。一方、春場所で左膝に全治2カ月の重傷を負いながら強行出場する西前頭9枚目の遠藤(24)=追手風=は土俵には上がらず、取材対応もしなかった。 北の湖理事長は優勝候補の筆頭に白鵬の名前を挙げた。「安定感なら白鵬」。史上初となる2度目の7連覇を目指す横綱。理事長の予想は当然のことだが、だからこそ最強横綱を倒すことには大きな価値がある。 照ノ富士は新三役で新関脇だった春場所で、白鵬を倒し、千秋楽まで優勝争いを演じて13勝を上げた。今場所14勝の優勝、もしくは全勝なら大関昇進もありえると言われていたが、同理事長は「2場所続けて白鵬を倒すことは大事。重みが違いますよ」と話し、白鵬に勝った場合は13勝でも大関昇進の可能性があることを示唆した。 初場所は平幕で8勝だった照ノ富士。大関昇進の目安は三役での3場所通算が33勝と言われている。もし照ノ富士が昇進した場合は、新三役から2場所通過となり、同じく新三役が新関脇だった吉葉山以来65年ぶり。年6場所制となった1958年以降では史上初の快挙となる。 理事長は「三役を2場所で上がった人はいるの?」と逆質問し、吉葉山のことを聞くと「面白いじゃない」と期待を込めた。 土俵祭りに出席した照ノ富士は「(調子は)普通っす。やれることはやってきた。それが勝ちにつながれば」とだけ話し闘志を内に秘めた。 (岸本隆) PR情報
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