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コウノトリが150キロ飛来し巣作り5月10日 12時41分
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兵庫県の繁殖施設で野生に返す取り組みが進められている国の特別天然記念物のコウノトリが、施設周辺以外では初めておよそ150キロ離れた徳島県鳴門市に飛来して巣作りをしているのが見つかりました。
コウノトリが巣を作ったのは、鳴門市大麻町の電柱の上で、9日午後、近所の男性が見つけました。
コウノトリは2羽いて、このうちNHKが撮影した1羽について、コウノトリを人工飼育し野生に返す取り組みをしている兵庫県豊岡市の「コウノトリの郷公園」が確認したところ、取り付けられた足輪から、この施設で生まれた3歳の雄とみられることが分かりました。
豊岡市と鳴門市は、およそ150キロ離れています。
「コウノトリの郷公園」によりますと、豊岡市で繁殖したコウノトリは、公園の周辺地域で営巣するケースはこれまでもありましたが、離れた場所で巣を作っているのが見つかったのは初めてだということです。
コウノトリを見つけた別部豊彦さんは「見慣れない鳥が飛んできているのでコウノトリの巣だと分かりました。鳴門でも繁殖してくれれば、うれしい」と話していました。
コウノトリは2羽いて、このうちNHKが撮影した1羽について、コウノトリを人工飼育し野生に返す取り組みをしている兵庫県豊岡市の「コウノトリの郷公園」が確認したところ、取り付けられた足輪から、この施設で生まれた3歳の雄とみられることが分かりました。
豊岡市と鳴門市は、およそ150キロ離れています。
「コウノトリの郷公園」によりますと、豊岡市で繁殖したコウノトリは、公園の周辺地域で営巣するケースはこれまでもありましたが、離れた場所で巣を作っているのが見つかったのは初めてだということです。
コウノトリを見つけた別部豊彦さんは「見慣れない鳥が飛んできているのでコウノトリの巣だと分かりました。鳴門でも繁殖してくれれば、うれしい」と話していました。