エンジニアはそのプログラムにおいては神の存在です

何回かシェアされてきたので、何度目かで見てみたら、「エンジニアは知らないことに囲まれる状況に慣れすぎてる」というくだりが、なかなか面白い視点の記事でした。

エンジニアから非エンジニアに歩み寄る方が捗る – Konifar’s WIP

エンジニアは神です。

何故かと言うと、情報の非対称性を持っているから。

神というのは特権のことではありません。あなたがもっと仕事をしなくてはいけない、というサインのことです。

「情報の非対称性」についての話はぐぐってもらえばいいですが、例えば以下の様な記事も。

次々と偽装を生む「情報の非対称性」のワナ : プレジデント(プレジデント社)

プログラムの限界は、エンジニアという人間の限界に大きく依存します。

例えば、再現性の低い不具合の解決に網羅的に仮説を立てられるのはコードを読める人だけです。コードに正解も間違いも書いてあるからです。

エンジニアが問題解決する関心を持たない、問題解決するスキルを持たない、ことでいとも簡単に限界が訪れます。

そして、仕様変更の難しさを知っているのはエンジニアだけです。

カジュアルな仕様変更に辛くなって冷たい態度を取っちゃうのは、そこで戦う術を持っていないからです。一番辛いという感情面だけを表に出しては相手に意図は通じませんし、もっとも適切な解決法も見つからないでしょう。

つまりもっと仕事しろ(適切に戦え)ということです。

無茶を聞いてプロジェクトを危機に陥れるのが仕事をするという意味ではありません。もしそれが全く尊重されない職場なら、是非、当社へご連絡ください(笑)甘えやワガママは厳しく許容しませんが、納得感を得られるように適切な判断と対話をすることは心がけています。

昔、某社の車に乗っていた時に、買った時から初期不良のような問題点があって、クレームをつけていろいろ直してもらったのに解決せず、そのまま長く乗っていたことがあります。

ディーラーの問題解決の低さなのか、元の設計の話なのかは知りませんが「次はここの車、買わんとこ」と思ったのは事実です。

みなさん、人は良かったんですけどね。ぶっちゃけ技術は、そこじゃないよね。

これが顧客満足が、エンジニアリングに依存する一番わかりやすい例。

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