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中央アフリカで少年兵解放へ 最大1万人か5月6日 10時55分
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武装勢力どうしの戦闘が続く中央アフリカで、主な8つの勢力が少年兵などとして利用してきた子どもたちをすべて解放することで合意し、その数は最大で1万人に上るとみられています。
中央アフリカでは、イスラム教徒とキリスト教徒との対立を背景に多くの武装勢力が激しい戦闘を続けています。
こうしたなか、戦闘の停止を目指して首都バンギで開かれた会議で、5日、主な8つの主要な武装勢力はそれぞれの支配下に置いてきた子どもたちをすべて解放することで合意し、その数は6000人から1万人に上るとみられています。
子どもたちは少年兵として戦うことを強制されたり使用人として働かされたり、さらには性的な虐待を受けていたということです。
各武装勢力はこれから子どもたちの解放に向けて具体的な日程を決めることになり、ユニセフ=国連児童基金は肉体的にも精神的にも傷ついた子どもたちが社会に復帰できるよう国際的な支援を呼びかけています。
中央アフリカでは長引く戦闘によって460万人の人口のおよそ半数が深刻な貧困状態にあるとみられていますが、国際的な関心は低く、国連が各国に資金援助を求めてきたものの十分に集まっていません。
こうしたなか、戦闘の停止を目指して首都バンギで開かれた会議で、5日、主な8つの主要な武装勢力はそれぞれの支配下に置いてきた子どもたちをすべて解放することで合意し、その数は6000人から1万人に上るとみられています。
子どもたちは少年兵として戦うことを強制されたり使用人として働かされたり、さらには性的な虐待を受けていたということです。
各武装勢力はこれから子どもたちの解放に向けて具体的な日程を決めることになり、ユニセフ=国連児童基金は肉体的にも精神的にも傷ついた子どもたちが社会に復帰できるよう国際的な支援を呼びかけています。
中央アフリカでは長引く戦闘によって460万人の人口のおよそ半数が深刻な貧困状態にあるとみられていますが、国際的な関心は低く、国連が各国に資金援助を求めてきたものの十分に集まっていません。