月額3,992円かかっていたワイモバイルのデータ通信端末GL09P。
これを月額わずか1,270円のデータ通信端末Aterm MR03LN(DMMモバイルのSIM利用)に切り替えたら、あまりにも快適すぎてワイモバイルを即解約した…という話を、今回は書いてみたいと思います(この記事の続き)。
外出先でパソコンやWi-FiモデルのiPadなどを使う機会が多いという方は、是非、参考にしてみてくださいね。
月額1,270円のデータ通信端末の作り方:
まず、月額1,270円で使えるデータ通信端末の作り方を簡単におさらいしておきます。主に用意するのは2つだけです。
- データ通信端末Aterm MR03LN(Amazonで購入)
- DMMモバイルで格安SIMカードを契約(5GBで契約)
1.データ端末を手に入れよう:
1番目のデータ通信端末Aterm MR03LNを購入するためには2万円ちょっとの先行投資が必要になりますが、ワイモバイルを解約して切り替えるだけで月額2,700円程度の節約になるのですぐにその元は取れると思います。
NECアクセステクニカ Aterm MR03LN 6B ( LTE モバイルルータ / microSIM ) PA-MR03LN6B
- 出版社/メーカー: NEC Access Technica
- メディア: Personal Computers
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それに2年、3年と使い続ければ負担はそれほどでもありませんし、更にはAterm MR03LNは人気端末なので売ろうと思えば白ロム業者に高く買い取ってもらえるというメリットもありますね(自分でヤフオクで売ってもOK)。SIMフリー端末は中古でも高値で取引されるため、2年程度たっても値段がそれほど落ちないメリットがありますよ。
- 2年使った場合の月間負担:約860円
- 3年使った場合の月間負担:約570円
2.格安SIMカードを手に入れよう:
次にAterm MR03LNに挿して使うことが出来る、格安SIMカードを入手しましょう。IT系の知識に自信がない…という方は、設定なしで使えるIIJmioという業者でSIMカードを契約するのがおすすめです(Aterm MR03LNにはじめからAPNが登録されているため)。
とにかく安くしたいならDMMモバイル:
いやいや、それよりももっと安くデータ通信端末を使いたい…というのであれば、現在最安のDMMモバイルがおすすめ。こちらであればタイトル通り、月額1,270円で5GBまで利用することが出来るのでたっぷりとデータ通信を楽しむことが出来ます。
ただ残念ながらAterm MR03LNにDMMモバイルは初期設定がされていないので、IT機器が苦手な方だと使いはじめる前までに少し手間取るかもしれません。それでも1時間も格闘すれば使えるようになると思うので、とにかく価格を抑えたいのであればDMMモバイルの格安SIMカードに挑戦しても良いと思います。
ちなみにITにそれほど強くない私でも、だいたい10分程度の端末設定で使いはじめることが出来ました。
2つのデータ通信端末を比較してみる:
ここでワイモバイルGL09PとDMMモバイルの格安SIMカードを利用したAterm MR03LNを比較してみたいと思います。
比較項目 | Aterm MR03LN | ワイモバイル |
---|---|---|
電波 | ドコモ | ソフトバンク&ワイモバイル |
初期費用 | データ通信端末購入のため約2万円 | 端末購入費用は月額費用で相殺 |
月額費用 | 1,270円(DMMmobile) | 3,992円 |
通信上限 | 5GB(1GBや3GBなども選べる) | 7GB |
通信制限 | 上限到達以外は特になし | 上限到達時に加え、3日1GBの通信制限アリ |
バースト制度 | 低速時でもやや快適 | 低速時は使えたものじゃない |
データ繰り越し | 使わなった分は翌月へ繰り越し | データ繰り越しなし |
解約手数料 | データ通信SIMの場合はなし | 9,500円の手数料が必要 |
こう並べてみると、いかに格安SIMカードを使ったAterm MR03LNに魅力があるかということがおわかりいただけるのではないでしょうか?
尚、ワイモバイルのほうが月に使える通信量は多いですが、3日で1GBの通信制限があるためになかなか7GBまで目一杯、使えなかったんですよね(毎日、まんべんなく使わないとすぐに規制にひっかかる)。
ちょっと使いすぎてしまうとすぐに低速に落ちてしまうので、私はそれでワイモバイルを解約する決意をしました。低速時にはメール送信1つ上手にできない状態になるので、仕事にまったくなりません…。
利用頻度が少ないなら月額660円にすることも:
あと私は5GBでDMMモバイルのSIMカードを契約しましたが、もっと使う頻度が少ない方の場合には月額料金を更に下げることも可能です。月間1GBで充分だという方は、なんと月額660円でデータ通信が利用できちゃいます。
もうここまでくると激安ですね…(苦笑)
快適に使えるのかどうか:
ここまで説明させていただきましたが、気になるのはやはり『快適にデータ通信端末を利用することが出来るのか?』ということですよね。これについての私の感想を書かせてもらえればと思います。
通信速度は文句なし:
まず、DMMモバイルのSIMカードの通信速度はというと、全く文句ありません。ワイモバイルを利用している時と遜色がないほどの通信速度が出ているので、重たいとかWebページが開きにくいとか、そういったストレスはまず感じないことでしょう。
ちなみに先日、ゴールデンウィークまっただ中の大井町駅前で測定したら、18Mbpsの通信速度が出たくらいです。別の地点で測定してみても、概ね3Mbps以上の速度が出ていますね。
地方都市ではどうなのか?
では東京や大阪などの大都市ではなく、地方都市ではどうなのかというとこれも問題ありません。AtermMR03LNとDMMモバイルの組み合わせを利用した場合には、大手通信会社であるドコモのLTE通信を利用することが出来るので、むしろソフトバンク&ワイモバイルの通信網よりも地方に強いのではないか?とすら思えます。
同じデータ通信端末でもWiMAXなどだと地方都市に弱い…というデメリットがありますが、少なくともこのデータ通信端末の場合には気にしなくてOKですね。
端末の安定さがバツグン:
次にAterm MR03LNの端末についてですが、これは私がちょっと前まで使っていたワイモバイルのGL09Pよりもかなり安定しています。ざっくりあげるとこんな感じ。
- 起動までの時間が早い
- 待機状態からでもすぐに繋がる
- 電池の持ちが良い
- Wi-Fi接続だけでなくBluetoothでも接続できる
- 端末自体がなにより軽い
さすがは国産メーカーのNECが作っているデータ通信端末だけあると思います。持ち歩きが多い私にとっては、こういった面でもストレスが軽減されました。加えてクレードルというものを購入すると、自宅用のネット環境も整備できるようですよ。
NECアクセステクニカ Aterm MR03LN 専用 EX03C クレードル PA-MR03L-EX3C0B
- 出版社/メーカー: NEC Access Technica
- 発売日: 2014/04/18
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ワイモバイルの解約について:
最後にワイモバイルの解約について少しだけ書いておきます。
ワイモバイルのPocket WiFiを解約するためには、基本、店舗に足を運ぶ必要があると公式サイトには記述があるんですが、実は電話でも解約を受け付けてくれています。この場合、SIMカードを郵送でワイモバイルまで送る必要性がありますが、近くに店舗がないという方の場合にはこちらを利用してみてください。
月額料金は日割りしてくれない場合も:
あと、Pocket WiFiの場合には契約次第のようですが、私の場合は月額料金を日割りしてくれませんでした。まだ7日間分しかワイモバイルを使っていなかったのに、30日分の料金を取られるのはちょっと嫌でしたが、もうワイモバイルのことで頭を悩ませるのも馬鹿馬鹿しいと思ったので解約してしまいました。
少しでも無駄な料金を払いたくないという方は、月末頃にワイモバイルは解約するようにしてくださいね(契約内容次第なので日割りしてくれるケースもあると思います)。
以上、 ワイモバイルを解約して導入した、月額わずか1,270円で使えるデータ通信端末(格安SIM利用)が快適すぎる…という話題でした。先行投資が若干高くついてしまいましたが、1年程度使えばワイモバイルを継続利用していたよりも安く使えるようになるので、快適にこのデータ通信端末を使っていきたいなと思います。