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2015年4月25日
県は24日、仲多度郡に住む会社員の男性が日本紅斑熱に感染し、死亡したと発表した。県内の山野で病原体を持ったマダニにかまれて感染したとみられる。日本紅斑熱での死亡例は県内で初という。
県薬務感染症対策課によると、男性は12日に40度近い高熱が出た。高松市内の医療機関から、日本紅斑熱で男性が死亡したと22日に同市保健所に届け出があった。同課によると、県内では昨年7件、一昨年は1件の発症を確認したという。同課は草むらや畑では肌の露出を少なくするなどの対策を呼びかけている。
(朝日新聞 2015年4月25日掲載)
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