「規制は一部、観光して」=噴火警戒で旅館組合―神奈川・箱根
時事通信 5月7日(木)14時19分配信
噴火への警戒が続く箱根山のある神奈川県箱根町は7日、地元の旅館組合幹部らと今後の対応を協議した。会見した箱根温泉旅館協同組合の鈴木茂男理事長(64)は「立ち入り規制エリアは噴煙地を中心に半径約300メートルの区域。エリア外では通常通り観光できる」と訴えた。
町によると、ゴールデンウイーク期間中の観光客数は、例年と比べ、大きな変化はなかったという。ただ、鈴木理事長は「旅行のキャンセルなどの問い合わせは、今後本格化するのでは」と危惧。「逆境の中で箱根を盛り上げるため、町や組合が『オール箱根』の態勢で臨むべきだ」などと語った。
最終更新:5月7日(木)15時54分
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