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福田元首相 談話は中韓から共感得られる内容に5月9日 20時45分
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福田元総理大臣は東京都内で開かれた会合のあとの記者会見で、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」について、中国や韓国などから共感が得られる内容にすべきだという考えを示しました。
福田元総理大臣は9日、東京都内で開かれた日米の政界や財界などの有識者が集まる会合に出席し、終了後の記者会見で近隣諸国との関係について、「歴史問題というものが依然としてあり、決して軽視すべきではない。当然、政府間で何らかの解決を図るべく努力すると思うが、なるべく早い時期に解決してほしい。解決のためには政府の考えと同時に国民が協力する姿勢も大事だ」と述べました。
そのうえで福田氏は、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」について、「関係する国があるとするならば、その国々の共感を得るようなものでなければいけないのではないか。そういうことも含めて考えてくれることを期待している」と述べ、中国や韓国などから共感が得られる内容にすべきだという考えを示しました。
そのうえで福田氏は、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」について、「関係する国があるとするならば、その国々の共感を得るようなものでなければいけないのではないか。そういうことも含めて考えてくれることを期待している」と述べ、中国や韓国などから共感が得られる内容にすべきだという考えを示しました。