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アリババの株価が80ドルを割る、過去最低を更新

2015年05月06日 11時48分
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中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ)の株価は5日の前場で80ドルを割り、これまでの最低となった。北京時間午後10時までアリババの株価は1.52ドル安の79.07ドルになり、下げ幅は1.89%に達した。また、アリババの時価総額は1987億500万ドルになった。アリババの上場以来、時価総額が2000億ドルを割ったのは今回が初めてだ。

 

2014年9月19日、アリババはニューヨーク証券取引所で正式に上場し、発行価格は米国預託株式(ADS)1株あたり68ドルで、上場初日の寄り値は92.7ドルで、時価総額は2383億3200万ドルに上った。その後、アリババの株価は最高で120ドル/株まで上昇した。

 

2015年初め、中国国家工商総局との“合戦”により、アリババの株価は大幅に下落し、馬雲会長も“中国一の富豪”という称号を失った。

 

モルガンスタンレーが5日に発表した研究報告書によると、アリババの株式に対し、“買い”という格付けを維持し、馬雲会長の先日の北京での発言を裏付けた。

 

ドイツ銀行の発表した研究報告書は「アリババの株式に対し、“買いという格付けを維持し、目標株価を98ドル/株にする」と指摘した。

 

(翻訳 劉英)

 

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