これ見てパクろうとしないトレーダーはいないだろう。私のような素人トレーダーであればなおさらである。
@papi5o お久しぶりです。 1000万円を超えてからは特にですが、出来る限りリスクを最小限に抑えることに重点を置いています。例えば早めのLCとか、ジャンピングキャッチしないとか、場合によっては早めの飛び付き買いをする、などです。 pic.twitter.com/3NcO8s7iMU
— 浦島プロジェクト2015(改) (@mint1000k) 2015, 5月 1
ではさっそくパクろう。もちろんこの記事でパクリの研究は失敗する。当たり前である。それでもよいという人は読み進めてもらいたい。
5月8日。13時26分。
ガーラ、乗り遅れたけども参戦。 ¥1828~1841L(@¥1833L)
— 浦島プロジェクト2015(改) (@mint1000k) 2015, 5月 8
乗り遅れたということは「仕掛けるポイントはいくつかあった」のであり、「それでもなお、今やるべき状況になった」ことを示す。過去に今と同じ状況があれば「浦島サイン」である。はたして私のような素人にサインは見つかるのだろうか。
ガーラ日足。6か月。右端の1日はまだ出来ていないことに留意。
直近2か月を拡大。出来高が復活してきた。復活第一波の高値が気になる価格。
出来高急増のピークを高値として持合い相場になってきた。しかしトレンドラインを下方ブレイク。多くのトレーダーはトレンドラインを引き直して持合い相場が継続すると考えたのではないだろうか。私もその一人だ。
翌日。
ギャップダウンして寄り、出来高を伴って急騰。トレンドラインを引き直すどころか直近高値を1日で超えてきた。下がる・横ばいを全否定した動きだ。となると「明日も大きな出来高で株価は急騰するかも?」と思うのが普通だろう。私もそうだ。ならば「買う」しかない。誰だって買う。
翌日。
ギャップアップして寄った。確かに高値は更新した。出来高も前日以上だ。しかし「本日買った者は全員損している」のも事実だ。何が起きているのだろうか?「また高値掴みした」のだ。昨日の売買と同じ量の高値掴みが発生したのだ。ならば売るしかない。失敗を認めてぶん投げるのだ。
翌日。
ギャップアップして寄り。「よかった。買値までもどった…。なんとか含み損を埋めた…。ふぅ」という売りが買いに負けている。何のことはない。ただの高値ブレイクだった。出来高もある。
一言でいえば「持合いから下げ?…上かよ!…やっぱ下か…高値越えてやっぱり上だー!!!間違いねぇぇええええ!!!!!11!!!」である。
以上が「乗り遅れたけども」のセットアップの一部である。では残りの部分である当日の値動きを5分足で追いかける。
寄りから5分、10分の出来高が多い。リバウンドもすごいが1時間ほど出来高減少と持合いの様相。持合いは「斜めラインのブレイク確率が高く、水平ラインのブレイク時は値幅が大きい」とするのが一般的。買い方は一斉にロスカットするつもりだったはずだ。後付で「買い方がタイミングを待っていたようですね」などと言うのは野暮だ。結局はレンジであった。株価は前日比マイナスからプラスに。寄り直後の売りは「ダマシ」だったのだ。
後場。開始15分。膠着。何も起きない。
5分後。
高値レンジブレイク。出来高も十分にある。順張りトレーダーなら「買わない理由がない」場所だ。もちろん「出来高が十分にある」ことが分かるのは5分経ってからだ。だからレンジブレイクで買った時点では直前5分足の安値などに損切りを置いて待つことになる。どちらにしろ「買うべき」なのは間違いない。
以後は目立った押し目はない。以上がセットアップの残りである。「浦島サイン」は見つかっただろうか?
では13時26分を確認する。1分足。エントリー価格に水平線を入れた。
なぜここで買うのだろうか?その秘密は何なのだろうか?
4777 ¥1880、1890全利確
— 浦島プロジェクト2015(改) (@mint1000k) 2015, 5月 8
わずか2分後のツイート。利益確定時の水平線を入れてみよう。
なぜここで売るのだろう?その秘密は何なのだろう?
その3分後。1分足では当日最大の出来高を伴って天井価格となり、大きめの下落。その後は横ばいが続く。高値をわずかに更新したところで下落が始まる。押し目、ダマシ。押し目、ダマシ。つぎの押し目は形成されず…。全員の意見が合致した。
出来高を伴った下げ。損切りできないトレーダーはナンピンする。リバウンド狙いのトレーダーも参戦してくる。出来高はだんだん減っていく。逃げ場がなくなっていく。
しかしリバウンド狙いのトレーダーは利益確定で売ってくる。ナンピンを諦めた売り、リバウンド狙いが成功した利益確定の売り、それらがすべて出尽くしたチャートがこれだ。誰もがどんどん売ってくる。ここで買えるトレーダーが勝てる。私は勝てそうにない。
当日の値動き全体を5分足で1日分。
このチャート見て後からいろいろ言うことはできる。まだチャートが完成しない状況で、右端のローソク足がぴくぴく動いている状況で、買うのか売るのか判断しなければならない。「浦島サイン」は見つかっただろうか。
さて、ここから先はほとんどが私見である。留意されたい。
誰がどう見ても順張りトレードである。私が最も勉強したトレード方法である。だから分かる。私は浦島さんよりも下手である。出来高もトレンドもない銘柄に手を出して損切りばかりしている。利益確定も下手である。とにかく下手である。銘柄選び、エントリー、利食い、損切り、株数、様子見根拠、それらすべてが下手である。
だから大変勉強になった。シンプルに結論だけ述べる。
乗り遅れたけども参戦。少しだけ分かった気がする。
ガーラ、乗り遅れたけども参戦。 ¥1828~1841L(@¥1833L)
— 浦島プロジェクト2015(改) (@mint1000k) 2015, 5月 8
日々勉強。さぼり気味。