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【大相撲】

照ノ富士、CM出演より大関とり あす初日の夏場所に意気込み

2015年5月9日 紙面から

CMより大関とりを誓った照ノ富士=東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で(岸本隆撮影)

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 日本相撲協会は8日、夏場所の取組編成会議を国技館で開き、2日目までの取組を決めた。先場所13勝で関脇2場所目の照ノ富士(23)=伊勢ケ浜=は、佐田の海(境川)が初日の相手。自身2度目の7連覇と35度目の優勝を目指す横綱白鵬(30)=宮城野=は初日に2場所ぶりに三役復帰の新小結逸ノ城(22)=湊=の挑戦を受ける。

 成績次第で大関昇進が現実味を帯びる照ノ富士が、広告契約を結んだ永谷園のCM出演より先に大関昇進を目標に掲げた。

 8日に伊勢ケ浜部屋(東京都江東区)で場所前最後の稽古を終えた照ノ富士は「CMよりも大関とり。大関になったときにCMが放送されたらいいね」と、本業に集中する。人気力士として認められた永谷園とのCM契約だが、まだ撮影はしていない。今場所が好成績での優勝なら大関昇進の可能性があるため、CMより先に大関昇進も十分にありえる。

 14勝が夢への一つの目安。大器は「難しいなあ」と言いながら、真剣な目つきだった。「(仕上がりは)いいんじゃないの。悪くはない、駄目ではない、よくはない、普通」。どっちなのかよく分からない発言だが、その笑顔は自信に満ちていた。 (岸本隆)

 

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