薄くて軽い最高の相棒がやってきた!新型12インチMacBook(1.3GHz)怒涛の6000字レビュー。
会えない時間が、愛を育てる。
本日もNUMBER333をお読みいただきありがとうございます。
PITE.(@infoNumber333)です。
今まで3年間待ちに待ちに待った新しいMacbookこと12インチMacbookがGW前に僕のところへようやく、やって来ました。どれほどこの時を待ちわびたことか。
これまで僕は2011年モデルのMacBook Airをメイン機として使っていたのですが、最近ではところどころにガタがきていて買い替えの時期をずっと見計らってきました。正直新しいモデルのAirに買い換えるという選択肢もあったのですが、その度に僕の買い替えを邪魔、いえ、阻止してくれたのがさらなる小型薄型化を実現し12インチディスプレイ搭載を搭載した新たなMacbookの噂。
毎年「出る出る!」と言われながらも姿を表わすことのなかったこの「新型」を辛抱強く待ち続けた結果、ついに今年の3月にAppleより公式に12インチRetina搭載新型Macbookが発売されるというアナウンスが!
この発表を聞いた時は思わず雄叫びを上げてしまいました。深夜3時に。
そして4月10日の発売日にCTOモデルの発注をしてから約3週間。
ついに僕の元に新型12インチMacbookが舞い降りたのです。当初の予定ではGW明けの到着ということだったのでマジで嬉しいサプライズでした。
今日はその新型MacBookの外観やサイズ感のレビューと1週間ほど使ってみての感想を記事としてお届け。もう我慢できずに先に言っちゃいますが、最っっ高です新Macbook。僕にとっては間違いなくこれがベストと言える選択肢でした。
新型MacBook到着・開封
クロネコヤマトに運ばれて、ダンボール箱に包まれた新型Macbookが我が家に到着。
開封すると衝撃が直に伝わらないよう箱の内部に工夫が施されているのがわかります。
ダンボールから引き出した、パッケージの写真。
いつも通りのシンプルな外観。
箱上部には新型Macbookの写真が印刷されているのですが、薄さを強調するためあえて横からの写真を使ってくるというAppleの上手さ。
これ見てるだけでテンション上がりますね。マジでこんなに薄いのか。
いよいよご対面の時がやって参りました!
ここまで長かった…。
Apple製品のパッケージを開けるとき特有の、箱と蓋がぴったりと作られていてゆっくりと引っ張らないと箱が開かない感じ(伝われ)はいつ体験してもたまりません。
これを味わうためにApple製品買ってるようなとこまである。
箱を取り去り、ついに拝むことができました12インチ新型MacBook!
画像がやや白っぽいのは本体に薄く保護用のシートが巻かれているため。本体を触る楽しみはちょっと我慢して先にアクセサリの紹介を。
同梱アクセサリ:USB-Cケーブル&ACアダプター
MacBook本体を取り出すと箱の中の窪みにUSB−Cケーブルが入っていました。
新型MacbookではUSB-Cという新規格のコードしか繋ぐことができないので、これからこいつは重用されることになるでしょう。
とはいえ、iPhone充電用のLightningケーブル等はUSB3.0の規格になるので変換用のコネクタケーブルはほぼ必須と言って良いでしょう。
僕は我慢できずに変換用のケーブルだけ先んじて購入しておきました。
関連リンク:USB-CとUSB3.1接続変換用ケーブル。新型Macbook用に先取りして買ってみた。
説明書をめくるとACアダプターが。あら小さい。
同梱のアクセサリーはこの2つのみです。
いつもながら非常にシンプルなラインナップ。
ACアダプターは従来のMacbookのものよりもまた大幅に小型化されてますねー。iPhoneと比較してもこの大きさ。ポケットにもすんなり入るサイズです。
このACアダプターはMacbookと同じくUSB-Cのみ使用可能となっています。これだけだとMacobookしか充電できないのでやはりUSB3.0接続用のコネクターは用意しておいた方がいいですね。
このアダプターにUSB-CとUSB3.0のポートが一つづつ用意されてたら最高なんだけどなぁ。サードパーティ製でそういうやつがないか探してみます。
新型12インチMacbookレビュー!!
さぁここからはお待ちかね!新型12インチMacbookを気合を入れてレビューしちゃいます!
まずは保護用のシートをペリペリと剥がす。その様はまるで蛹が羽化し蝶になるよう。
う、美しい…
こちらが今回購入した新型12インチMacbook。
アルミボディの滑らかな質感に鏡面仕上げのAppleマークが煌めきます。
これだけでご飯三杯はいけるわ。
横からその薄さを確認してみましょう。
まるで剃刀のような鋭さ。
ディスプレイ部は極限まで薄型化し、ボディもほぼコネクタ部分の厚みしかありません。何これホントにパソコン?
前から見てもやはり薄い。
手前側が最薄になるのですが閉じた状態でも数ミリの薄さですからね。もこみちならこれでキャベツの千切りくらいできるんじゃないでしょうか。
裏面はこちら。
四隅に滑り止めのゴムが付いています。
裏側はMacbook Airシリーズと同じような印象を受けますね。
Macbook Air 13インチと比較
それでは今回の新型MacBookがいかに薄くて小さいか、Airと比較してみましょう。
左が新型MacBook、右がこれまでメインとして使っていた13インチMacbook Airです。こうして見ると大きさという面ではかなりの差がありますね。今までAirを使っていた頃はこれが普通だと思っていましたが、新型Macbookに慣れてしまった今はAirでもちょっと大きいと感じるほど。
重ねて大きさを比較してみました。
12インチと13インチということで画面サイズは1インチしか変わらないものの、新型Macbookはベゼルが細くなっているので、本体は小さくなってもボディに対しての画面の広さは大きくなっています。
続いて横から薄さの比較。
今までAirもPCとしては相当薄いと感じていましたがその上を行く新型MacBook。
重ねるとよくわかると思いますが、左側のポート搭載部分の厚みが全然違います。また、Airに比べ新型MacBookの方が先端に向けて鋭角に細くなっているのでボディが全体的に薄くなだらかになっています。
重さもAirの1.35kgに対し新型MacBookは920g。
32%の軽量化はやはり偉大で、片手で持ってみた時の印象が全然違います。
新型MacBookはもはやiPadを持っているような感じ。
友達と小一時間、目をつぶってAirと新型MacBookを持ち比べ、どちらが新型かを当てるという遊びに興じましたが明らかに新型が軽すぎてゲームになりませんでした。楽しかったけども。
外観はある程度いじって満足したので、やっとディスプレイをオープン。Retinaディスプレイに新開発のキーボード、そしてTaptic Engineを搭載したトラックパッドと開いただけで新機能が目白押し。
まるで一話目からヒロインが3人も出てくるようなハーレムアニメを見ていると錯覚するくらいお腹いっぱいです。
正面から。
はい、美しい。
Airを使っていた身からすると黒のベゼルと本体ギリギリまで配置されたキーボードには最初違和感を覚えましたが、1時間ほど触っていたらあっさり慣れることができました。
「押す」よりも「叩く」「触れる」キーボード
ホントに本体ギリギリまでキーボードが攻めています。
新型Macbookでよく話題にあがるのはその打鍵感ですが、確かにキーのストロークはものすごく浅いです。
「押す」というよりも「叩く」と言った表現が近く、普通のキーボードに慣れている人にとっては初め使いづらいと思います。
ですが、これもほとんど慣れの問題で、数時間使っていたら僕ももう違和感なくタイピングをできるようになりました。
ストロークが浅いということはそれだけ指の上下運動の距離が縮まるということなので考え方によってはタイピング速度向上に役立つという解釈も。
ただ、反発力がないので同じキーをひたすら連打するときなんかはちょっと苦労しますね。
また、新型MacBookのキーボードにはバタフライ構造という新しい仕組みが使われているのでキーのどの部分を押しても均一に文字入力をすることができます。
変な力を入れなくてもキーが反応してくれるので、キーを「叩く」までもなく、「触る」だけで十分。
完全に慣れるまでは苦労するかもしれませんが一度慣れてしまえば従来よりも無駄のない指の動き、タイピングを身につけられるかもしれません。
書いてて思いましたがイメージ的にはあれが近いですね。
「NIKE」の底が薄くて裸足に近い感覚のランニングシューズ。
あれってクッションがないので初心者が使うとすぐ疲れてしまうのですが、その分足の裏の筋肉が発達し基礎のラン能力は向上するという靴。
それと同じで指の筋肉が発達するまでは疲れますが、慣れてフォームさえ確立すればすごく打ちやすくなるんじゃないかと期待しています。
一点のみ使っていて気になるのは上下左右のカーソルキーの配置くらいですかね。これも慣れの問題なのかもしれませんが、上下キーがかなり小さくなっているのでよくミスタイプしちゃいます。
気になるのはそれくらいであとはよく出来たキーボードです。
いやーキーボードだけでめっちゃ語ってしまった。
Taptic Engineめちゃすごい。
続いて、キーボードに負けず劣らず語れそうなのが新機能Taptic Engineを搭載したトラックパッド。
指の圧力を感知してあたかも「押しているような感覚」を再現するという不思議技術が使われています。
これまで1週間毎日使っていますが、この「押した感覚」が擬似的なものだというのを未だに信じることができません。これは是非近くのApple Storeに行って触って体感してほしいです。僕のでよければ貸すんで試してみてください。
また、Taptic Engineでは指の圧力のレベルも感知することができ「強く」「弱く」と言ったクリックの使い分けが可能です。
まだこの「クリック強さの使い分け」に関しては純正Appくらいしか対応していないのですが、それでも「Web上の文字を強クリックで辞書検索」などはかなり便利なので、今後サードパーティ製のアプリが対応して来てくれれば操作の幅が大きく広がりそうです。
新型Macbook、起動!
ここまで記事を読んでいただいた読者の皆さん、お気づきでしょうか。
約5000文字ほどここまでレビューを書いてきましたが、まだMacBookの電源すら入れていないということに。
外観と新機能だけでここまで語れてしまう新型Macbook、恐ろしい子です。
あまり引っ張っても終わりが見えないのでさくっと起動。
あ、美しい。(定期)
いやでもこれホントに美しいです。だってRetinaディスプレイ搭載されているんですもの。
今までMacbook Airの画面で3年間過ごしてきた僕はずっとRetinaの搭載を待ち望んでいたので嬉しいですよホント。どんだけ目を凝らしてもドットが見えないんですから。実に滑らか。
モバイル用の最薄端末でさえ実装されたということは、今後のApple製品は全てRetinaディスプレイが搭載されるんでしょうね。確かに一度慣れてしまったら戻ることのできない魅力があります。
CPU1.3GHzのCTOモデルを選択。
次にMacBookを買い換えたら最低でも3年〜4年は使えるものにしようと心に決めていたので、今回僕はCPUを1.3GHzにカスタマイズしたCTOモデルを選択しました。
値段にすると通常モデルと4万円ほど違ってきますが、その4万円で数年間後悔するくらいならば!と迷うこと無く決定。
CPU1.3GHzですと、ベンチマーク的には「11インチ型 MacBook Air (Early 2014)」や「21.5インチ型 iMac (Mid 2014)」と同程度の性能とのこと。
この小ささで昨年のiMacと同じスペックを出せるというのであれば全く不満はありません。
最初はCore Mで大丈夫かなという不安もありましたが、よく考えてみたら僕が今まで使っていたMacBook Airは2011年モデルの最低スペック機だったのでそれに比べればむしろ僕にはもったいないくらいのPCです。
使用用途も基本的にはブログの更新や画像の処理、Excel、keynoteの作成が主なのでサックサク動きます。
たまにphotoshopやIllustratorを起動して重めの作業をしても全然大丈夫。
Air時代に悩まされていた妖怪「虹色ぐるぐる」を一切見かけなくなったので明らかに処理能力が向上しているのだと思います。
持ち運びが楽すぎる。
僕はこのMacbookを普段Hender Schemeの革製エンベロープに入れて持ち運んでいます。
A4サイズでも少し余るくらいの大きさなので、MacBookを入れて隙間にコード類を入れてちょうど良いくらい。ちょっとした移動や外での作業ならこれだけ持っていけば事足りるのでかなり身軽になりました。
ブロガー必携、最高のMacBook!
ここ一週間毎日この新型MacBookと戯れていますが、考えれば考える程新型MacBookはブロガーに取って最高のツールなんじゃないかと思います。
バッグの中に入れていても気づかないほど、とにかく薄くて軽いので”持ち運ぶ”というハードルが大きく下がりました。
電池も普通に使って5〜6時間持つので日帰りならば充電器を持っていく必要すらありません。しかも待機時の省電力っぷりが非常に優秀で、電源を入れていても画面を閉じておけば一日経ってもほんの数%しか電池残量が変わりません。
今まで僕のAirは朝フル充電して閉じたままにしておいても昼には残量50%切ってましたからね。
これまで必死に電源が使えるカフェを探していましたがこれからはWi-Fiだけあれば余裕を持って作業することができそうです。
いろいろな場所に行って、いつでもどこでも記事を書けるのがブロガーの強み。そんな僕らにとってこの薄くて軽くて電池も持つ新型MacBookはまさに「名機」とも言えるマシンなのではないでしょうか。
一度こいつに慣れてしまうとAirですら重く感じてしまうほど。
今後のラップトップの未来は間違いなくこの新型12インチMacBookが牽引してくれると僕は確信しています。
少なくとも次の大幅モデルチェンジが来るであろう5〜6年後までは十分戦って行けそうな頼もしい相棒を手に入れることができました。
ここまで興奮と熱量に任せて6000字超の長文記事を書いてしまいましたが、それでもまだまだ書き足りないほど素晴らしいマシンなので、引き続き使用感など記事にしてお届けできればと思います。
細かいスペックや新機能の解説は下記の記事でまとめていますので、気になる方は合わせてどうぞ。
参考記事:12インチRetina搭載新型Macbook登場!発売日・バッテリー・価格などスペックまとめ
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