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中国 物価指数低調 内需の弱さ継続か5月9日 14時34分
中国では企業が製品を出荷する際の値動きを示す指数が、先月は前の年の同じ月より4%以上下落したほか、消費者物価指数が前の年に比べて1%台半ばの上昇にとどまり、中国の景気が減速するなか、内需の弱さが続いているという見方が出ています。
中国の国家統計局が9日に発表したところによりますと、企業が工場などから製品を出荷する際の先月の生産者物価指数は、前の年の同じ月より4.6%の下落となりました。下落幅は前の月と変わらず、ことしに入ってから4%を超える落ち込みが続いているかたちです。
これは国内で不動産向けの投資や企業の設備投資が伸び悩み、鋼材や建築資材が値下がりしているほか、自動車関連の取引価格も低調だったことなどによるものです。
一方、先月の中国の消費者物価指数は、教育関連や家事代行のサービスが人件費の上昇を受けて値上がりしたことなどから、前の年の同じ月と比べて1.5%の上昇となり、前の月から0.1ポイント上昇幅が拡大しました。
ただ、3%程度としている中国政府のことしの目標は依然、大きく下回っています。
中国経済の専門家からは、景気が減速するなかで内需が全般的に弱く、物価が下がりやすい状況が続いているという見方が出ていて、中国政府が安定した成長を維持するため、金融緩和に加えて今後、公共事業などの財政出動をどの程度打ち出すかに関心が集まっています。
これは国内で不動産向けの投資や企業の設備投資が伸び悩み、鋼材や建築資材が値下がりしているほか、自動車関連の取引価格も低調だったことなどによるものです。
一方、先月の中国の消費者物価指数は、教育関連や家事代行のサービスが人件費の上昇を受けて値上がりしたことなどから、前の年の同じ月と比べて1.5%の上昇となり、前の月から0.1ポイント上昇幅が拡大しました。
ただ、3%程度としている中国政府のことしの目標は依然、大きく下回っています。
中国経済の専門家からは、景気が減速するなかで内需が全般的に弱く、物価が下がりやすい状況が続いているという見方が出ていて、中国政府が安定した成長を維持するため、金融緩和に加えて今後、公共事業などの財政出動をどの程度打ち出すかに関心が集まっています。