アンちゃん、打って守ってこれぞ優良助っ人!今季初猛打賞

2015年5月9日6時0分  スポーツ報知

 ◆DeNA6―5巨人(8日・横浜)

 弾丸ライナーが右翼席に飛び込んだ。5回1死。1ボール2ストライクから、アンダーソンが安部の内角直球を自慢のパワーではじき返した。「コンパクトに振る意識と積極的に振っていく中でタイミングを合わせていった」。昨年末に手術した左肘、張りがあった下半身が癒えて4月21日の広島戦(前橋)で初昇格。13試合48打席目での今季1号ソロに白い歯をこぼした。

 今月6日の広島戦(マツダ)まで5戦連続して「5番・一塁」でスタメンだった新外国人・フランシスコが7日、打撃不振と拙守で2軍降格。同じ場所で先発したアンダーソンが、後輩助っ人に手本となるプレーを見せた。

 初回2死一、三塁で井納から右前適時打を放ち、3試合ぶりの打点をつけた。「先制のチャンスだったので、自分がランナーをかえすことを意識して打席に入った」。3回の中前安打に5回の一発と今季初の猛打賞をマーク。2回2死では高城の一塁線のライナーを横っ跳びで好捕と守備でも見せた。

 日本の師と仰ぐ阿部からの“愛のムチ”にすぐさま応えた。来日1年目の昨季から、「イワオ トオル」のニックネームをつけて、かわいがってくれた先輩を尊敬している。前日7日。電話で「(2軍に)カモン、ウェルカム」と冗談交じりに激励されて、喜んだ。試合前の打撃練習では背番号10からもらったバット、革手袋を愛用。門下生としてしっかりと結果を残した。

 2日から1軍昇格したフランシスコには、フォークなど低めの変化球が多いという日本人投手の特徴を優しく伝えてきた。6日の広島戦では初回と3回に失点につながる拙守をしたF砲をベンチで激励。最後までそっぽを向かれていたが、声をかけ続けた。6歳年下の弟分の分まで躍動した。

 試合後、「また、あしたからしっかりとやっていきたい」と表情を引き締めた。頼れるアンちゃんのバットに当たりが戻ってきたことは心強い限りだ。(中村 大悟)

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