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インドネシアGDP伸び率 リーマンショック以来最低
5月5日 17時53分

インドネシアGDP伸び率 リーマンショック以来最低
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インドネシアのことし1月から3月までのGDP=国内総生産の伸び率は4.7%で、リーマンショックの影響を受けた2009年以来最も低くなり、近年高い経済成長を続けてきたインドネシアでも経済成長の鈍化が鮮明になっています。
インドネシアの中央統計局は5日、記者会見を開き、ことし1月から3月までの第1四半期のGDPの伸び率が前の年の同じ時期に比べて4.7%のプラスになったと発表しました。
東南アジア最大の経済規模を誇り、近年高い経済成長を続けてきたインドネシアには日本企業の進出も相次いでいますが、今回の伸び率はリーマンショックの影響を受けた2009年の第3四半期以来、最も低いもので、経済成長の鈍化が鮮明になっています。
中央統計局は、主な貿易相手国である中国の景気の減速や、石炭などの資源輸出が価格の低迷を受けて伸び悩んだことが、伸び率低下の主な原因だとしています。
去年10月に就任したジョコ大統領はインドネシアの経済成長率を7%に押し上げることを目標に掲げており、資源輸出に依存しない製造業など国内産業の育成に加え、海外から投資を呼び込むための道路や港湾施設などのインフラ整備に力を入れる考えです。

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