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風刺画コンテスト発砲 容疑者宅を捜索
5月5日 8時28分

アメリカ南部テキサス州で開かれたイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画のコンテストの会場付近でおきた発砲事件で、捜査当局は、現場で射殺された容疑者の自宅とみられる住宅を捜索するなどして動機や背景の解明を急いでいます。
テキサス州のダラス近郊で開かれていたイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画のコンテスト会場付近で、3日夜2人組の男が発砲し、警備にあたっていた警察官との撃ち合いの末、その場で射殺されました。
警察は容疑者の名前などを公表していませんが、アメリカのメディアは、2人がアリゾナ州フェニックスに住む男だと伝え、男の自宅とみられる住宅では捜査当局による捜索が行われました。
アメリカのメディアは、容疑者の1人がツイッターで襲撃を示唆する書き込みをしていたと伝えていて、捜査当局はインターネット上の情報などを調べ事件の動機や背景の解明を急いでいます。
イスラム教では、預言者の顔を描くことは教えに反するとされ、メディアなどにムハンマドの風刺画が掲載されるたびにイスラム教徒から批判の声が上がっていました。
今回、イベントを主催した団体は表現の自由のためだとしていますが、会場周辺には警官が配置され警備態勢が強化されていました。
警察は、警察車両が駐車場の入り口を封鎖していなければより大きな被害が出た可能性もあったとしています。

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