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大阪・ミナミ 不発弾撤去が無事終わる
5月9日 12時36分

大阪・ミナミの繁華街近くで見つかった不発弾の撤去作業が9日朝行われ、1時間半ほどで無事終わりました。撤去のため、周辺は立ち入り禁止になり、住民およそ2200人に避難が呼びかけられたほか、一部で電車の運転が見合わせになるなど影響が出ました。
ことし3月、大阪・ミナミの繁華街に近い浪速区日本橋西の工事現場で、太平洋戦争中にアメリカ軍が投下したとみられる1トン爆弾の不発弾が見つかりました。
陸上自衛隊が9日午前8時から撤去作業を行い、周辺は半径300メートルの範囲で立ち入り禁止となりました。
この範囲には住民およそ2200人が住んでいるほか、およそ500の事業所などがあり、大阪市や消防の呼びかけで近くの小学校などに避難しました。
撤去作業はおよそ1時間半で終わり、不発弾は信管を取り除いたうえで現場から運び出されました。
この影響で、近くの大型商業施設が営業の開始時間を遅らせたほか、南海電鉄が一部の区間で運転を見合わせるなどの影響が出ました。
作業に当たった陸上自衛隊の不発弾処理隊の猪原卓也隊長は「住民の方々の協力もあり、スムーズに撤去できました」と話していました。
大阪市によりますと、昭和30年以降、市内で不発弾の処理が行われたのは今回が87件目です。

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