【米国はこう見ている】イチローの「弟子」に何が? 今季初本塁打もチームメートが“完全無視”
2015.05.08
マーリンズのマルセロ・オズナ外野手が7日(日本時間8日)のジャイアンツ戦で今季1号となる2ランホームランを放った後、ダグアウトで異様な光景が展開された。
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photo Yukihito Taguchi

ジャイアンツ戦で1号2ラン放ったオズナだったが…「彼は傷ついています」

 マーリンズのマルセロ・オズナ外野手が7日(日本時間8日)のジャイアンツ戦で今季1号となる2ランホームランを放った後、ダグアウトで異様な光景が展開された。

 続く打席に入ったイチローにはタッチで祝福されたオズナだが、ダグアウトに戻ると誰にも相手にされなかった。チームメートは生還した一塁走者のプラドをハイタッチで讃えるも、待望の今季初ホームランを放ったムードメーカーには見向きもしない。“完全無視”だった。

 4月29日のメッツ戦でイチローが1号3ランを放った時には、マーリンズ・パークのファンのみならず、ダグアウトもお祭り騒ぎになった。スタンドからのカーテンコールに応えるため、イチローは感謝の気持ちを込めて脱帽し、挨拶をする感動的な光景となったが、それとはあまりに対照的な待遇だった。

「誰かハイファイブしてくれる人はいないのか。彼は傷ついています。こんなに長いサイレント・トリートメント(よそよそしい態度)は見たことがありません。彼は祝福してくれる人を探しています」

 地元テレビの実況はヒーローを無視するダグアウト内の状況も爆笑しながら解説していた。


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