噴火湾文化研究所ニュース (平成19年度後半分) →平成19年度前半ニュースはこちらから |
北黄金貝塚公園4月1日開園 |
・絵画教室「野田・永山塾」新年度受講者募集中 ・市民学芸員募集中 ●ぜひご参加下さい。 平成20年度の研究所行事予定表 |
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東地区まちづくり推進委員会が研究所見学 3月27日午前、東地区まちづくり推進委員会の方々23名が噴火湾文化研究 所を訪れ、大島所長から研究所の事業などについて説明を受けた後、施設を見 学しました。 |
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新・縄文ロビー講座2008がはじまります オコンシベの会主催 新・縄文ロビー講座 『今しかみれない!発掘速報』 オコンシベの会 世話人代表 佐久間重行 考古学の魅力の一つは、土を掘ることで新たな発見があることです。これま で常識と思われていた歴史がくつがえることも、誰も予想しなかったものが発 見されることもあります。そして、それがどこで起きているかというと、実は「発 掘現場」なのです。 これまで、発掘中の遺跡をみたいと思っても、どこで掘っているのかわかりま せんでした。新聞等で話題になった一部の遺跡で説明会があっても、それらは すべて掘り終わった後であることが多いのです。 新・縄文ロビー講座では現在調査中の道内各地の遺跡について、調査担当 者が最新情報を提供します。いま、彼らが何に注目し、どんな方法で調査し、 今後どのような展開を予想しているのかをリアルタイムで聞くことができます。 いち早く、旬の情報を得ることで、実際の遺跡に出向くことも可能になるはずで す。 なお、このロビー講座は各遺跡の調査担当者と伊達市噴火湾文化研究所の 青野学芸員が対談形式で、わかりやすくお話します。みなさん、お気軽におで かけください。 (写真は、平成17年度の縄文ロビー講座の模様) 第1回目は4月5日に厚真町「オニキシベ2遺跡」について、厚真町教育委員会 の乾哲也氏を招いて開催いたします。料金・予約等は不要ですので、多くの皆 様のご参加をお待ちしております。 日時:4月5日(土)午後1時〜2時 会場:北黄金貝塚情報センター 主催:オコンシベの会 (新・縄文ロビー講座2008の今後の開催内容・日程等については、のち程お 知らせいたします) |
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平成20年度の主な事業予定 噴火湾文化研究所の、平成20年度の主な事業日程を掲載しました。 →こちらからご覧ください。 (写真は、平成19年度の縄文まつりの模様) |
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第6回伊達市文化財ボランティアフェア終了 3月16日第6回伊達市文化財ボランティアフェア(主催・縄文スクスク森 づくりの会・オコンシベの会・くわの会・だて記念館びおとーぷクラブ)が行 われ、会場のカルチャーセンター講堂は多くの来場者でにぎわいました。 稀府小4年蛯子祐紀君の「恐竜についての自由研究」の発表。 くわの会による、縄作りと俵作りの体験コーナーの模様 縄文スクスク森づくりの会・だて記念館びおとーぷクラブによるリース作り 体験コーナーの模様 オコンシベの会による、まが玉作り体験コーナーの模様 |
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縄文講演会「古代北方世界とワシ羽」 3月15日、縄文講演会(噴火湾考古学研究会主催)が「古代北方世界 とワシ羽」をテーマに旭川市博物館学芸員の瀬川拓郎氏を講師に迎えて 開催されました。 講演では、文献史学と考古学の両面から、古代〜中世までの人のくら しが、ワシ羽などの「宝」をめぐる交易と深いかかわりがあることが解説さ れ、カルチャーセンターの会場に集まった30人余りの聴衆は熱心に聴き 入っていました。 同日、瀬川拓郎氏は噴火湾文化研究所を訪れ、施設の見学を行いまし た。 次回の縄文講演会は、4月12日(土)に「死の考古学−有珠4遺跡の発 掘と近世アイヌ民族の墓地−」(講師:伊達市噴火湾文化研究所学芸員青 野友哉)を開催予定です。料金・予約等の必要はありませんので、皆様の ご来場をお待ちしております。 |
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伊達家夜着の修復作業 3月11日(火)から、噴火湾文化研究所で北星学園大の福山和子名誉 教授による、伊達家「夜着」の修復が行われています。平成17年度から 行われて来ました福山先生による伊達家衣装の修復作業は、これまで 能装束1着、夜着5着、布団2枚の修復をしていただいて、今回で一応の 区切りとなる予定です。 この修復作業の見学をすることができますので、希望者は事前に下記 までご連絡下さい。今回の修復作業は3月14日(金)まで行われる予定 です。 夜着の裾の穴が開いた部分に、同じ色の布を当てて修復を行うところです。 ・見学できる時間 10:00〜16:00(お昼12:00〜13:00を除く) お申し込み・お問い合わせは 伊達市噴火湾文化研究所 電話(0142)21−5050まで |
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次回の冬の自然勉強会「エトモの保安林」3月23日に 冬の自然勉強会2007は、次回最終回「エトモの保安林」〜室蘭の自然 保護に学ぶ〜をテーマに、篠原盛雄氏(日本野鳥の会室蘭支部 副支部長) を講師に迎えて行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。 日時:平成20年3月23日(日)10:00〜12:00 場所:だて歴史の杜カルチャーセンター2F視聴覚室 どなたでも参加できます(入場無料) ・主催 冬の自然勉強会実行委員会 (構成団体:だて記念館びおとーぷクラブ・縄文スクスク森づくりの会) ・共催 伊達市教育委員会 ・後援 森と水と人ネットワーク、ネイチャーウオッチングクラブ |
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開拓記念館ひなまつりに大勢の人 3月1日から開催中の伊達市開拓記念館ひなまつり2008は、初日から 3日までに750人が訪れる大盛況となりました。 恒例の亘理伊達家伝来のひな人形の展示に加え、市内・近隣地区で保 存されていた古いひな人形の展示コーナー「わが家のおひなさま」、ひな まつりの歴史についてのパネル展示、貝合わせの体験コーナー等の新し い企画が人気を集め、また、2〜3日にくわの会の協力で行った甘酒・お菓 子の無料サービス、3日の記念館無料開放も好評で、多くの方にご来館い ただきました。 にぎわう会場の様子。写真左側が「わが家のおひなさま」の展示 貝合わせ体験コーナーの模様 開拓記念館ひなまつりの展示・貝合わせ体験コーナーは9日(日)まで開 催中ですので、皆様のご来場をお待ちしております。 |
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研究所の資料を使って東小で授業 2月26日、東小学校で、研究所が貸し出しをした資料を使って総合学習 の授業が行われました。 3年生の総合学習「お年寄りに学ぼう」と題した、山川修子先生・坂井亮 一先生による授業で、研究所所蔵の昔の起床ラッパ、水筒、木製のスキー 一式等の民俗資料を使い、市内の干場俊彦氏、永谷基氏を招いて、昔の 時代の生活等についてお話を聞きました。 昔の起床ラッパを持ってお話する干場俊彦氏 写真左側が永谷基氏、右側が干場俊彦氏。昔の道具を見ながら実際にお 話を聞いて、本を読むだけではわからない昔の時代についての勉強が出来 ました。 |
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伊達市文化財ボランティアフェア3月16日に 市内の各文化財ボランティア団体の活動を紹介する第6回伊達市文化 財ボランティアフェアが、3月16日(日)に、カルチャーセンターで開催さ れます。様々な体験学習、勉強会・発表、呈茶席、その他楽しい催しが一 杯です。 学習発表会では、稀府小の蛯子祐紀くんが「恐竜」についてまとめた自 由研究を市民の皆さんの前で発表してくれます。(10時から) 無料で、どなたでも参加できますので、お気軽にお越し下さい。 →くわしくはこちらをご覧ください。 |
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開拓記念館ひなまつりが3月1日から 3月1日(土)伊達市開拓記念館が開館します。また、今年は開拓記念 館ひなまつりが、3月1日から9日まで、市内・近隣地域の古いひな人形 の特別展示、「貝合わせ」体験コーナー、甘酒・お菓子のサービス(2・3 日のみ)、記念館無料開放(3日のみ)など、楽しい企画いっぱいで開催 されますので、皆様のご来館をお待ちしています。 →開拓記念館ひなまつりのくわしい内容はこちらから (写真は、昨年の記念館ひなまつりの模様) |
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絵画教室「野田・永山塾」新年度受講生を募集しています だて噴火湾アートビレッジでは、平成20年度絵画教室「野田・永山塾」 (4月開講)の受講生を募集中です。 今年度も、画家育成コース(小・中・高校生対象)と大人の写実絵画コ ース(18歳以上)を開講します。 詳しい内容・日程等は→こちらから募集要項をご覧下さい。 申込み締め切りは3月14日(金)です。お申込みをお待ちしています。 (写真は、平成19年度の絵画教室・画家育成コースの模様) (写真は、平成19年度の絵画教室・大人の写実絵画コースの模様) |
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市民フォーラム「地域を伝えること」−私たちにとって必要な資 料館とは何か?−終了 2月11日から行われた市民フォーラム「地域を伝えること」私たちにとっ て必要な資料館とは何か?(主催:総合研究大学院大学)が14日終了し ました。 11日・12日・14日に研究所ゲストハウスで行われたワークショップの 模様。参加者はグループに分かれて討論し、「市民のための資料館づく り」に向けての様々な意見を発表しました。 13日のバスツアーでは有珠善光寺・開拓記念館・大雄寺などを見学し、 地域の文化について理解を深めました。 |
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東京藝大フィルハーモニアの演奏を堪能 2月10日、室蘭市・登別市・伊達市の三市合同文化事業である「藝大フィ ルハーモニア」演奏会が、カルチャーセンターで開催されました。 「藝大フィルハーモニア」(東京藝術大学管弦楽研究部)は、藝大で指導に あたっている先生たちで組織されており、今回は24名の皆さんがやってきま した。 指揮はジュネーブ音楽院教授を務めるジャン=ピエール・ヴァレーズ氏。 フルートに高木綾子さん、ヴァイオリンに玉井菜採さん、チェンバロに大塚直 哉さんなど。つめかけた市民らは、素晴らしい演奏を堪能していました。 会場案内など運営協力いただいた噴火湾文化研究所支援協会「かけは しの会」のメンバー。 |
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市民学芸員修了論文の中間報告 2月7日、市民学芸員資格のための修了論文作成の中間報告会が開 かれました。 会場の噴火湾文化研究所に今年度の受講者7名が集まり、それぞれ のテーマでの研究状況進展について発表し、学芸員からアドバイスを受 けていました。 終始和やかに行われた中間報告会の模様 今回は、それぞれ研究テーマを決めました。 【テーマ】 ・カンタン(虫)の鳴き声について ・「貝合わせ」について ・胆振線の写真資料について ・追善(ついぜん)和歌について ・洛中洛外図屏風について ・モロラン陣屋跡の史実について 次回の中間報告会は3月中旬に行われます。 |
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次回の冬の自然勉強会「ジオパークって?」2月24日に 冬の自然勉強会2007は、次回は「ジオパークって?」のテーマで 開催いたします。 〜有珠山が造った火山地形の驚異と恵みを体感しよう・これからの伊 達市民の取り組みを考える〜 (講師:森と水と人ネットワーク 福田茂夫氏) 〜岩屑なだれに息づく樹木の驚異〜 (講師 自然保護協会 自然観察指導員 安藤忍氏) の内容で行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。 日時:平成20年2月24日(日)10:00〜12:00 場所:だて歴史の杜カルチャーセンター2F視聴覚室 どなたでも参加できます(入場無料) ・主催 冬の自然勉強会実行委員会 (構成団体:だて記念館びおとーぷクラブ・縄文スクスク森づくりの会) ・共催 伊達市教育委員会 ・後援 森と水と人ネットワーク、ネイチャーウオッチングクラブ |
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市民フォーラム「地域を伝えること」私たちにとって必要な資 料館とは何か? 総合研究大学院大学の学生が伊達市に滞在して、「地域にとって 必要な資料館とは何か」をテーマにフォーラムを開催します。観光客 のためだけではない市民のための資料館について一緒に考えてみ ませんか。 【日程・内容】 2月11日(月・祝)13:00〜17:30 ワークショップ@講演「伊達市における文化財の現状とその利用」 講師:伊達市噴火湾研究所・大島直行所長 2月12日(火)13:00〜17:30 ワークショップA講演 講師:伊達市・住んでみたい町づくり課、移住コンシュルジュ・吉居大 輔氏 2月13日(水)10:00〜17:30 ワークショップB伊達市の魅力再発見!バスツアー *伊達市内の観光名所や資料館などを見学します。定員20名。昼食 にはお弁当がつきます。 2月14日(木)9:00〜12:00 ワークショップC「地域を伝えること―生活者にとって必要な資料館 とは何か―」について、市民の皆さんや学生と話し合います。 【会場】伊達市噴火湾文化研究所 4日間の内の1日だけでも参加できます。全日程無料ですので、多 くの皆様のご参加をお待ちしております。 (→ポスターの全体の画像はこちらからご覧下さい:PDFファイル) 主催:総合研究大学院大学 共催:伊達市噴火湾文化研究所 参加申込み、お問い合わせは 伊達市噴火湾文化研究所 0142-21-5050 e-mail bunka@city.date.hokkaido.jp まで、お願いいたします。 |
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ニューズレター第3号発行 伊達市噴火湾文化研究所のニューズレター「噴火湾文化2007.12 vol.3」を発行いたしました。 噴火湾文化・芸術についての最新の話題を、豊富な図版と共にわ かりやすく紹介したこのニューズレターを、どなたにも無料で差し上 げています。 伊達市噴火湾文化研究所、市内各所で配布しているほか、市外 の方には郵送(無料)もいたしますので下記までお問い合わせ下さ い。 伊達市噴火湾文化研究所 TEL 0142−21−5050 くわしくは→こちらから |
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伊達家「夜着」の修復 1月29日(火)から、噴火湾文化研究所で北星学園大の福山和子名 誉教授による、伊達家「夜着」の修復が行われています。この修復作 業の見学をすることができますので、希望者は事前に下記までご連 絡下さい。今回の修復作業は2月1日(金)まで行われる予定です。 ・見学できる時間 10:00〜16:00(お昼12:00〜13:00を除く) お申し込み・お問い合わせは 伊達市噴火湾文化研究所 電話(0142)21−5050まで |
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冬の自然勉強会「伊達市開拓期の原風景」終わる 1月27日、冬の自然勉強会2007第3回「伊達市開拓期の原風景」 が、研究所の黒田格男学芸員を講師としてカルチャーセンターで開催さ れ、50人以上の方が参加しました。 勉強会では、亘理からの移住開拓以後、開発の進展によって伊達の 自然の状況・景観が大きく変化したこと、伊達邦成の屋敷だった開拓記 念館は、後から植えられた樹木も多いが昔からの自然が多く保たれて おり、憩いの場として、伊達の人々の心のよりどころとしての原風景を形 作るのに大きな役割を果たしてきた事等が説明されました。 伊達を描いた江戸時代の絵図、明治〜昭和の頃の多くの珍しい写真 も紹介され、集まった人々は興味深く見入っていました。 次回の冬の自然勉強会2007は 2月24日(日)に「ジオパークって?」をテーマに 森と水と人ネットワーク 福田茂雄 自然保護協会自然観察指導員 安藤忍 のお二人を講師に迎えて開催いたします。 ・主催 冬の自然勉強会実行委員会 (構成団体:だて記念館びおとーぷクラブ・縄文スクスク森づくりの会) ・共催 伊達市教育委員会 ・後援 森と水と人ネットワーク、ネイチャーウオッチングクラブ |
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洞爺湖周辺エコミュージアム説明会・ワークショップ(壮瞥町) での講演 洞爺湖周辺地域エコミュージアム推進協議会主催の説明会とワークショ ップが、1月22日に壮瞥町公民館で行われました。これは地域住民や地 元でボランティア活動をされている方々にエコミュージアムの内容を知って もらおうと企画されたもので、今後、豊浦町(1/24)、洞爺湖町(1/30)、伊達 市(2/14)でも開かれます (→くわしくはこちらをご覧下さい:PDFファイル) 壮瞥町での説明会では、当研究所の青野学芸員が伊達市の歴史につ いて文化財・文化関連施設と結びつけて年代順に説明しました。また、エ コミュージアムを実現させるためには、市町村の枠を超えて各施設を紹介 し、結びつける必要性を述べました。具体的には、 @ボランティア団体どうしの交流をはかり、来客者に対し、各施設・団体を 紹介しあえるようにする、 Aパンフレットなどを共通形式にし、統一感をあたえる。専用バインダーを 用意し、スタンプラリーの要領でパンフレットを収集・保管してもらえるよう 工夫する、 B「自然」と「人の歴史」を結びつけたストーリーで各施設や遺跡をめぐる、 モデルコースをいくつか用意する必要があることを述べました。 会場には「そうべつエコミュージアム友の会」(三松三朗会長)の会員を 中心に15名ほどが集まり、ワークショップでは建設的な意見が多く聴かれ ました。青野学芸員によると、「今後、当市のボランティア団体と交流する 機会をつくりたい」との印象を持ったとのことです。 |
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「北のスロウライフ」のページで噴火湾文化研究所を紹介 伊達への移住定住を促進する情報ページ「北のスロウライフ」で噴火湾 文化研究所が紹介されました。 →「北のスロウライフ」はこちらから 同ページの1月1日付け「文化を活かしたまちづくり」と題した記事で、噴 火湾地域の文化をまちづくりに活かす研究所の取り組みと、それを支える ボランティア団体の活動、だて噴火湾アートビレッジの芸術振興活動等に ついて紹介しています。 →「文化を活かしたまちづくり」の記事はこちらから また、「ユニーク! 市立のまちづくり研究所『ボランティアでまちづくり』」 の記事では、研究所の活動を支える各種ボランティア団体等について説明 する研究所の大島所長のインタビューも掲載されています。 →「ユニーク! 市立のまちづくり研究所『ボランティアでまちづくり』」の記 事はこちらから |
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市民学芸員修了論文第2回説明会 1月17日、伊達市民学芸員制度「修了論文説明会」の第2回目が噴 火湾文化研究所で行われ、1月10日の第1回目説明会に続いて市民 学芸員資格取得に必要な「修了論文」作成のための説明が行われまし た。 今年度の市民学芸員制度参加者の内3名(前回出席された参加者と は別の方々)が出席して、論文のテーマ・構想などを発表していただき、 研究所学芸員から論文のための調査方法(史料の利用法など)につい ての説明を行いました |
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「北海道地域創造フォーラム」開催打ち合わせ 「北海道地域創造フォーラム」(伊達市で5月開催予定)の準備のため 、企画担当のPHP総合研究所の担当者が1月17日伊達市噴火湾文化 研究所を訪れました。 「北海道地域創造フォーラム」は「ふるさとの先人を地域づくりに活かす」 をテーマに、地域再生について講演会・討論等を通じて考えるために開催 される予定で、今日はPHP総合研究所企画プロプロデュース室長の寺田 昭一氏と、政策総合研究部の佐々木陽一氏のお二人が、市役所で伊達市 長・副市長らに企画案説明を行ったあとで研究所を訪れ、開拓記念館・文 化財等についての説明を受けた後、研究所の施設等を見学しました。 |
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擦文式土器の研究 1月16日、道教育庁文化スポーツ課の中田裕香氏が擦文式土器の 研究のために伊達市を訪れました。 中田氏は噴火湾文化研究所で大島所長らと懇談した後、有珠4遺跡 から発掘された擦文式土器を見学しました。 |
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世界遺産暫定一覧表追加資産に係る提案書 北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を目指し、北海道・青 森・秋田・岩手の四道県が共同提出した「世界遺産暫定一覧表追加資 産に係る提案書」が発表されました。 この提案書には、伊達の北黄金貝塚、洞爺湖町の入江貝塚、青森 市の三内丸山遺跡他の、北海道・北東北の主要な縄文遺跡について、 概要と保存管理の状況・世界的な文化遺産としての歴史的・考古学的 価値などについて、くわしく紹介されています。 →提案書の本文は、こちらからご覧になれます(PDFファイル) |
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市民学芸員修了論文説明会 1月10日、伊達市民学芸員制度「修了論文説明会」が噴火湾文化研 究所で行われ、市民学芸員資格取得に必要な「修了論文」作成のため の説明が行われました。 今年度の市民学芸員制度参加者の内3名が出席して、論文のテーマ・ 構想などを発表していただき、研究所学芸員から論文のための調査方 法(史料の利用法など)についての説明を行いました。 |
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平成20年もよろしくお願いいたします あけましておめでとうございます 皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます 本年もどうぞよろしくお願いいたします 昨年は、明日の日本や世界の文化を支える人材の育成を目的とするアートビレッジ事業、2年目の 年でありました。 美術部門としての『絵画教室野田・永山塾』、『「画伯にチャレンジ」北海道ジュニア美術セミナー』に 加え、音楽部門では『岩崎淑ピアノ・室内楽マスタークラス』を開講しました。 啓発事業として『「野田弘志展」鑑賞バスツアー』、文化講演会「野田弘志・永山優子が語る」『フェ ルメールの世界』、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』、『岩崎淑・岩崎洸ピアノ&チェロリサイタル』、 『札幌フィルハーモーニー管弦楽団伊達公演』、『シャーマンコレクション展』、『加賀乙彦・高橋睦郎文 学フォーラム』などを実施しました。 アートビレッジ事業に加え、文化財をまちづくり資源として活用し、その魅力や文化的価値をPRする ための事業として、史跡北黄金貝塚公園では『縄文まつり(10周年)』や『縄文ロビー講座(7年間、50 回開催)』を、史跡善光寺では『善光寺フォーラム2007』などを開催しました。 これらの事業を盛況のうちに終了できましたことは、会場案内、受付等運営を支えていただいた研究 所支援協会「かけはしの会」会員180名のボランティアの方々やご協賛をいただいた企業各社並びに 趣旨に賛同し手弁当で快くご出演いただきました講師の皆様のご協力の賜物であり、心から感謝を申 しあげますとともに、各会場においでいただきました多くの市民の皆様にお礼を申しあげます。 本年も、2月10日(日)開催の東京藝術大学の教授等29名による『東京藝大フィルハーモニア』をは じめ、美術、音楽部門の「マスタークラス」の開講など、この噴火湾地域が持っている素材(自然・文化・ 文化財・人材など)を活かして、市民のための新たな提案と実践を行うことにより、文化の底上げと街と してのステータスの確立に研究所職員一同努めて参ります。 こうした研究所の活動に、様々な創作活動に取り組んでいる方々や多くに市民の皆様のご支援とご 協力をお願い申し上げまして、新年のごあいさつといたします。 平成20年1月7日 伊達市噴火湾文化研究所 所長 大 島 直 行 |
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東京藝大フィルハーモニア2月10日に 東京藝大フィルハーモニアが平成20年2月10日(日)伊達カルチャー センターで開催されます。 東京藝大フィルハーモニアは、東京藝術大学の教授陣のオーケストラです。 指揮はジャン・ピエール・ヴァレーズ(ジュネーブ音楽院教授)。 ソリストに、高木綾子(フルート)、玉井菜採(ヴァイオリン)を迎えます。 モーツアルト、バッハ、ヴィヴァルディらの美しい交響楽を楽しんでみません か。 入場料は2000円で、チケットは1月8日から発売開始いたします。 *室蘭・登別・伊達三市合同文化事業 (→詳細はこちらをご覧下さい・PDFファイル) 日時:平成20年2月10日(日)開場13:30 開演14:00 会場:だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール 料金:入場券2000円(小中高生無料:入場整理券が必要〔先着200名・ 一人2枚まで〕〔小学生以下入場お断りいたします〕) 入場券販売: だて歴史の杜カルチャーセンター、伊達市噴火湾文化研究所他 お問い合わせ:伊達市教育委員会生涯学習課 0142-23-3331 主催:室蘭市・登別市・伊達市 共催:だて噴火湾アートビレッジ実行委員会 主管:三市合同文化事業実行委員会 後援:室蘭市教育委員会・登別市教育委員会・伊達市教育委員会 |
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次回の「冬の自然勉強会」1月27日に 冬の自然勉強会2007は、次回は「伊達市開拓期の原風景」のテー マで、黒田格男氏(伊達市噴火湾文化研究所学芸員)を講師に迎えて 開催いたします。 ・日時:1月27日(日)午前10:00〜12:00 ・会場:だて歴史の杜カルチャーセンター二階視聴覚室 入場料・予約などは必要ありません。どなたでもおいでになれます。 |
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写真家掛川源一郎氏死去 写真家掛川源一郎氏が12月26日札幌市で死去されました。 掛川氏は、北海道内・伊達市内などでの有珠山噴火・アイヌ文化・戦 後の入植者等を題材にした力強いタッチのリアリズム写真活動で高い 評価を受け、1986年伊達市市政功労賞、1995年北海道文化賞、 1997年北海道開発功労賞、2006年北海道新聞文化賞を受賞して います。 1974年からは伊達市文化財審議委員、1992年から翌年までは会 長に就任されていました。 2000年に伊達市に写真作品を寄贈いただきました。2007年6月に はその作品の一部を「写真家 掛川源一郎の感動」展で展示いたしまし た。 (写真は、「写真家 掛川源一郎の感動」展時のポスター) 伊達市噴火湾文化研究所では、2008年4月に掛川氏の業績をしの ぶ特別展を行う予定です。詳細が決まりましたらお知らせいたします。 |
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アートビレッジ文化講演会「レオナルド・ダ・ビンチの世界」開かれる 12月21日、アートビレッジ文化講演会「野田弘志・永山優子が語るレオ ナルド・ダ・ビンチの世界」が伊達信金コスモスホールで開催され、百人以 上の聴衆が訪れました。 画家の野田弘志氏がスライドを使って「モナリザ」を中心にダ・ビンチ他 の西洋絵画の歴史について解説をした後、画家永山優子氏、アートビレッ ジ実行委員会楽木恭一副会長を交えた鼎談が行われ、「神は細部に宿る」 と言う言葉を紹介しながら、細部を観察し絵を描く事が自然・人間そのもの を捉え、神に至ろうとする事につながったダビンチの絵画のすばらしさにつ いて話し合われました。 ●アートビレッジ文化講演会、次回は「ウルビーノ・ビーナスの世界」をテー マに3月に開催する予定です。日程等が決まり次第お知らせいたします。 |
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遠軽町教委が研究所・北黄金貝塚視察 12月19日午後、遠軽町教育委員会の3名が当研究所に視察に訪れま した。 現在、遠軽町では埋蔵文化財の保管・展示方法を検討しています。 今回は、大島所長から研究所の文化事業等について説明を受けた後 施設を見学し、その後北黄金貝塚公園を見学しました。 (写真右側が遠軽町教委の方々) |
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「北の縄文文化を発信する会」縄文遺跡の世界遺産登録へ 12月16日、「北の縄文文化を発信する会」の設立総会が札幌で行われ、 北海道・東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を目指す活動が開始されまし た。 定住しながら狩猟採集の文化を発展させた世界的にユニークな縄文文 化の主要な遺跡は多くが北日本にあり、北海道・青森・秋田・岩手の四道 県では、北の縄文遺跡群を世界遺産暫定一覧表記載資産候補に共同提 案する予定です。 「北の縄文文化を発信する会」は研究者、行政・経済界・政界の関係者 らに、当研究所の大島所長も参加して結成され、縄文文化の価値を広くア ピールし、2008年の洞爺湖サミット開催に向けて、北海道の縄文文化を 英語で紹介するホームページの開設、シンポジウム開催等の活動を行い ます。 北黄金貝塚遺跡の貴重な水場遺構 「北の縄文文化を発信する会」設立会出席者(50音順・敬称略) 阿部千春(函館市教育委員会生涯教育部参事) 荒川裕生(北海道企画振興部地域振興・計画局長) 石橋孝夫(石狩市教育委員会文化財課長) 石森秀三(北海道大学観光学高等研究センター長) 和泉晶裕(国土交通省北海道開発局函館開発建設部次長) 上野秀一(札幌市観光文化局文化部文化財課長) 戎谷侑男(株式会社シィービーツアーズ代表取締役社長) 大島直行(伊達市噴火湾文化研究所長) 小林良輔(北洋銀行公務金融部長) 小室順佳(北海道議会公明党事務局長) 近藤 剛(株式会社竹中工務店常務取締役) 佐藤英道(北海道議会議員) 西野 享(北海道旅客鉄道株式会社鉄道事業本部営業部専任部長) 畑 宏明(財団法人北海道埋蔵文化財センター常務理事) 浜名正勝(創価学会総北海道長) 羽磨 徹(創価学会副会長) 久田徳二(北海道新聞社本社編集局報道本部編集委員) 吉田守利(北海道電力株式会社常務取締役) |
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登別富岸川右岸遺跡発掘調査の報告 12月15日に札幌市で行われた北海道考古学会遺跡報告会において、登 別富岸川右岸遺跡の発掘調査成果について、登別市教育委員会の菅野 修広学芸員が報告しました。 富岸川右岸の斜面に縄文中期と思われる竪穴住居跡、土器、石器、狩猟 のための落とし穴跡等が発見されました。 特に「落とし穴」は、379基発見され、これまで発掘された道内の遺跡と比 較すると非常に密度が高いと言えます。 菅野学芸員は「これまで噴火湾沿岸とその周辺では、貝塚中からシカの骨 が見つかっていたが、それらの具体的狩猟方法は不明だった。今回の調査 は、この地域の生業形態を復元するうえで欠くことのできないデータを提示 できた」と調査結果について語りました。 菅野学芸員は以前伊達市埋蔵文化財専門員として市内の遺跡発掘調査 に従事していました。 今年6月、有珠4遺跡の発掘を手伝っていただいた時の菅野学芸員 |
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学会誌に縄文の森づくりのレポート発表 日本遺跡学会の学会誌に、北黄金貝塚の縄文の森づくりについてのレポー トが発表されました。 日本遺跡学会誌第4号2007に、「北黄金貝塚における植生復元と活用」と題 して当研究所の青野学芸員が発表したこのレポートには、北黄金貝塚遺跡で 「縄文スクスク森づくりの会」のボランティア活動等、市民参加で縄文当時の森 の再生を目指す取り組みを行っていること、今後の「活用型」の森づくりへ向け た展望などについて詳細に論じられています。 →本文内容はこちらからご覧になれます。 |
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有珠4遺跡発掘調査成果を発表 12月15日に札幌市で行われた北海道考古学会遺跡報告会において、 当研究所が行った有珠4遺跡の発掘調査成果について、青野学芸員が 報告しました。 内容は17世紀のアイヌ民族の墓について、調査方法や成果、さらには 当時の「墓地概念」について言及するものでした。特に、墓穴内に木の板 を組み合わせた構造か、「棺」の痕跡が見つかったという注目される発見 についても報告しました。 これらの詳しい内容は、来年1月に刊行予定の当研究所ニューズレター に掲載いたします。 |
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文化庁月報で噴火湾文化研究所を紹介 文化庁月報(文化庁編集)で、伊達市噴火湾文化研究所が紹介されました。 文化庁月報12月号の「いきいきミュージアム 美術館・博物館事業レポート まちづくり資源としての文化の研究と実践」の記事で、アカデミックコンベンシ ョンビューロー、だて噴火湾アートビレッジ事業、研究所支援団体「かけはしの 会」の活動等について写真入りで掲載され、地域の文化資源とその研究成果 をまちづくりへ役立てるための新しい提案を行っている研究所の独自の取り組 みについて紹介しています。 |
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アートビレッジ文化講演会「レオナルド・ダ・ビンチの世界」21日に 12月21日(金)、文化講演会「野田弘志・永山優子が語るレオナルド・ダ・ ビンチの世界」が開かれます。 フェルメールと並んで、画家の野田弘志氏が最も高く評価するレオナルド・ ダ・ビンチの「モナリザ」を中心とした絵画の世界について、野田弘志氏と、 画家永山優子氏による解説が聞ける貴重な機会です。皆様のご来場をお待 ちしております。 (→大きな画像はこちらから) ・日時 12月21日(金)18:30〜20:00 ・会場 伊達信金本店2階コスモスホール ・入場券 300円(高校生以下は入場整理券必要・無料) :入場券販売(整理券配布)場所 伊達市噴火湾文化研究所 0142-21-5050 だて歴史の杜カルチャーセンター 0142-22-1515 伊達信用金庫本店 0142-23-3535 洞口書店 0142-23-2359 ・お問い合わせは 伊達市噴火湾文化研究所 0142-21-5050 ・主催 だて噴火湾アートビレッジ実行委員会 ・後援 NPO法人伊達メセナ協会・伊達信用金庫 |
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アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会議 第3回目 12月5日、「第3回アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会議」 が研究所で開催されました。この会議は「だて噴火湾アートビレッジ構想」 の今後の方向性についての検討会議で、10月、11月に引き続き、最終回 の第3回の開催となりました。 参加者として、座長の野田弘志氏(だて噴火湾アートビレッジ芸術監督)、 委員の阿部博光氏(北海道教育大学岩見沢校教授)、石田勉氏(医療法 人緑風会理事長)、信木晴雄氏(旭川大学准教授)、楽木恭一氏(伊達市 噴火湾文化研究所支援協会「かけはしの会」顧問)が出席されました。 会議の冒頭、研究所の大島所長より、この会議に先立って開催された『市 民フォーラム「アートビレッジ構想」を考える』の報告があり、創作活動に取 り組まれている市民の皆さんから「芸術文化の振興」「活動拠点」について いただいた様々な意見が紹介されました。 これらの報告を受け、文化の振興には時間がかかるという前提のもとで、 いかに市民の皆さんの中に受け入れられる事業とするかについて話し合 われました。「ピアノ部門では指導者対象の指導法やカリキュラムを学べる クラスをつくってはどうか」、「野田、永山先生の絵が常設展示されているな ど、いつでも子ども達が本物にふれることができる環境をつくる」など具体的 な意見が交わされました。また、拠点については「研究所が、常に何かを展 示しているようになればいい」「市民がそれぞれの立場で芸術文化にかかわ っていけるスペースと機能が必要」、また「街中からのアクセスについて勘 案も必要」など意見が述べられました。 これら意見は、これまでの検討内容とともに報告書にまとめられ、今後の 構想推進のために生かされます。 |
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「市民フォーラム」で意見交換 12月2日『市民フォーラム「アートビレッジ構想」を考える』が、噴火湾文 化研究所で開催されました。 これは、研究所を活動拠点とし推進している「だて噴火湾アートビレッジ 構想」の今後の方向性について市民の皆さんから意見を伺うもので、市内 でさまざまな創作活動に取り組まれている方や指導的立場にある方10人 にお集まりいただきました。 参加者は、まず噴火湾文化研究所内を見学。大島所長の案内で絵画教 室アトリエや、絵画収蔵室、フランク・シャーマンコレクション収蔵庫、考古 資料収蔵室、古文書収蔵室などの状況を見て回りました。 その後、ゲストハウスにて意見交換会がスタート。コーディネーターには 文化庁文化財部美術学芸課美術館・歴史博物館室の岡部幹彦美術品登 録調査官をお迎えし、「芸術文化の振興はどのように進められるべきか」 「魅力的な活動拠点づくりについて」の 2点について意見やアイデアをいた だきました。 |
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コーディネーターの岡部幹彦氏 |
意見交換会の模様 |
アートビレッジ構想など文化振興については、「市民に浸透させるのは長 い年月が必要」「大人も子どもも文化とはこういうものだと理解することが大 事」「多くの人たちに文化意識を広げていくという横の広がりの面と、素晴ら しいものを見たり、聴いたりするという質の高さの両方を併行してやっていく ことが必要」「伊達にきた演奏者や芸術家と子ども達をつなぐのが自分たち 活動者の役目」「芸術文化を支えるのは一部の理解者だけではない。足元 に文化を感じられるような環境が必要。」「文化情報が常にわかる場所が町 中にあると良い」また活動拠点に関しては「個展を開くスペースが不足してい る」「街中の空き店舗を利用した展示会をもっとすれば良い」「研究所が、常 に何かを展示しているようになれば、そのこと自体が美術館機能になるし、情 報発信基地となってゆけると思う」「箱物だけをつくるのではなく、そこを利用 する活動やネットワークなどソフト面を充実させてからハード面の整備となる のが望ましい」など様々な意見が出されました。 これらの意見は、現在開催されている「アートビレッジ推進拠点づくり推進 会議」での検討内容とともに報告書にまとめられ、今後の構想推進のために 生かされます。 ・市民フォーラムに参加された方々(順不同) |
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浮田和子氏 |
黒田孝氏 |
早坂禎治氏 |
本間昭南氏 |
神戸悦子氏 |
内山勇一氏 |
増岡深雪氏 |
柳瀬美保氏 |
伊達君代氏 |
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稀府小3年生が研究所を見学 12月4日、稀府小3年生11名と佐藤先生が、総合学習で研究所を 訪れ、民俗文化財収蔵室など研究所の施設を見学しました。 その後、研究所学芸員から伊達・稀府の開拓時代の話を聞くなどして、 地域の歴史を学びました。 |
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アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会議 第2回開催 11月19日、「第2回アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進 会議」が開催されました。この会議は昨年スタートした「だて噴火湾アー トビレッジ構想」の今後の方向性等についての検討会議で、10月に引 き続き、第2回目が開催されました。 座長の野田弘志氏(だて噴火湾アートビレッジ芸術監督)、委員の阿 部博光氏(北海道教育大学岩見沢校教授)、石田勉氏(医療法人緑風 会理事長)、信木晴雄氏(旭川大学准教授)、楽木恭一氏(伊達市噴火 湾文化研究所支援協会「かけはしの会」顧問)、大島直行(伊達市噴火 湾文化研究所長)が前回に引き続き集まり、構想の内容について、より 具体的な内容が話し合われました。 大島所長より音楽部門、美術部門についての説明を受け、各委員より 様々なアイデアや意見が述べられました。 音楽部門に関しては、「子どもを対象にしたマスタークラスを中心に、 コンサートなど発表の機会をおりまぜたキャンプ形式がよい」「ピアノコ ースで地元からの参加者を増やすため、ピアノ指導者との交流の機会 をつくれば良い」「地元指導者も学べる講座をつくる」など、また前回の テーマとなった「構想を市民にいかに理解してもらうか」については、「市 民が受益者と感じられるようなコンサートや絵画の発表などの活動を行 う」「活動を短く動画にまとめ、市内各所で放映したり、インターネットで 配信する」など情報発信の重要性についても活発な意見が交わされま した。 次回の会議は12月5日の予定です。また12月2日(日)には、市民フ ォーラム『「アートビレッジ構想」を考える』が開催されました。特に創作 活動に取り組まれている市民の皆さんから、構想の内容、活動拠点に ついてご意見をいただきました。これらの内容は、報告書としてまとめら れます。 「第2回アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会議」の模様 |
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稀府小4年生研究所を見学 12月3日、稀府小4年生19名と矢島先生が、総合学習で研究所を訪 れました。 初めに研究所学芸員に稀府の歴史について説明を受けた後、研究所 の施設を見学しました。 |
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「市民フォーラム」を開催します 噴火湾文化研究所では、昨年より、文化を生かしたまちづくりの一環とし て、人材育成を目的とした「だて噴火湾アートビレッジ構想」を推進してい ます。 現在、活動拠点の整備方策等を検討するため、外部・民間の方々を委 員とした推進会議を設置し協議いただいているところですが、この度、市 民の皆さんからの意見やアイデアをいただくため、「市民フォーラム」を開 催する運びとなりました。 市内で創作活動を行っている皆さんにお集まりいただき、ワークショップ 形式で意見交換いたします。ご関心のある方はどうぞお越しください。 (研究所で開催した「画伯にチャレンジ」北海道ジュニア美術セミナーの 模様) 市民フォーラム『「アートビレッジ構想」を考える」』 日 時 平成19年12月2日(日) 13:00〜15:30 会 場 伊達市噴火湾文化研究所 ゲストハウス 内 容 13:00〜13:30 施設内見学 13:30〜15:30 ワークショップ形式による意見交換会 コーディネーター 文化庁文化財部美術学芸課美術館・歴史博物館室 美術品登録調査官 岡 部 幹 彦 氏 |
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次回の「冬の自然勉強会」12月16日に 冬の自然勉強会2007は、次回は「ふぉれすと鉱山とモモンガくらぶの 活動」のテーマで、松原條一氏(NPO法人登別自然活動支援組織モモン ガくらぶ理事長)を講師に迎えて開催いたします。 ・日時:12月16日(日)午前10:00〜12:00 ・会場:だて歴史の杜カルチャーセンター二階視聴覚室 入場料・予約などは必要ありません。どなたでもおいでになれます。 主催:冬の自然勉強会実行委員会(だて記念館びおとーぷクラブ、縄 文スクスク森づくりの会) 共催:伊達市教育委員会 後援:森と水と人ネットワーク、ネイチャーウオッチングクラブ |
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縄文ロビー講座50回目開催 11月18日、縄文ロビー講座2007の最終回「北黄金貝塚」が北黄金 貝塚公園情報センターで開催されました。 北黄金貝塚公園情報センターで、縄文時代についての興味深い話題に ついて楽しく学ぶ「縄文ロビー講座」は、平成13年度から始まってこの日 で通算50回目を迎えました。 今回は、当研究所の大島所長が「北黄金貝塚は世界遺産になるか」を テーマに、縄文の文化遺産が評価されるためには、縄文時代の情報ネッ トワーク、縄文文化の精神性についての研究・認識が深まる事が重要だ と話し、市内外から集まった約20名の参加者は熱心に聴き入っていまし た。 写真は、講義の後大島所長が北黄金貝塚遺跡に参加者を案内した時 の模様。 来年度からの縄文ロビー講座は、新たな企画を持って開催する予定 です。決まりましたらここでお知らせいたしますので、ぜひご参加下さい。 |
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画家野田弘志氏の絵画のモチーフ 伊達市噴火湾文化研究所では、画家野田弘志氏(だて噴火湾アート ビレッジ芸術監督)より、絵画のモチーフとなる貝殻や石など630点を お預かりし、整理を行っています。 これは野田先生が絵画教室の受講生のためにと運んで下さったもの で、自然にあるものをじっくりと見つめてほしいという思いからです。 今後はこれらをモチーフに指導が行われる予定です。 各種の貝殻が最も多く313点(写真は貝殻標本の一部) 羊、山羊、鳥他、各種動物の骨60点(写真は骨等の一部) サンゴ等、海の生き物の殻など52点 蜂の巣、鳥の巣、鳥剥製等動物性のもの14点 木の実、キノコ、ドライフラワーなどの植物性のもの69点 アンモナイト、三葉虫等の生物の化石36点、 水晶、ラピスラズリ他の石・鉱物28点 ガラス瓶、書籍、仮面などの人工物58点(合計630点) |
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札幌大学博物館実習で北黄金貝塚訪問 11月17日、札幌大学の博物館実習の参加者30名が史跡北黄金貝 塚公園を訪れて見学を行いました。 |
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加賀乙彦氏と高橋睦郎氏が北黄金貝塚を見学 11月17日、作家加賀乙彦氏と詩人高橋睦郎氏が、画家の野田弘 志氏とともに北黄金貝塚公園を訪れ見学しました。 加賀乙彦氏と高橋睦郎氏のお二人は16日の文学フォーラムへの 出演のために伊達に滞在されていました。 写真左から加賀乙彦氏、高橋睦郎氏、野田弘志氏、研究所の大島所長 |
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文学フォーラム終了 11月16日、作家加賀乙彦氏と詩人高橋睦郎氏による文学フォーラム が開催されました。 両氏とも、画家の野田弘志氏(だて噴火湾アートビレッジ芸術監督)と親 交があり、その縁で今回の文学フォーラムに出演いただきました。 高橋氏は、1937年生まれ。詩のみならず、俳句・短歌・オペラなどの 分野で活動されています。 加賀氏は1929年生まれ東大医学部を卒業後上智大学教授を経て、 1979年より文筆活動に専念されています。 講演・対談では、宗教観・文学観について語られ、会場に集まった聴衆 は熱心に聴き入っていました。 加賀乙彦氏 高橋睦郎氏 お二人の対談の様子 |
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西友クラブが記念館庭園清掃ボランティア 11月13日、中央第2区西友クラブの方々が、開拓記念館庭園清掃 のボランティア活動を行って下さいました。 西友クラブでは例年、この時期に庭園の落ち葉の片付けなどのボラ ンティアに来て下さっているもので、今回は12名の会員が参加し、落 ち葉を掃き集めて、リヤカーに積んで片付けをしていただきました。 広い庭園の大量の落ち葉を掃き集めて、リヤカーで何往復もして片付 けていただきました。 |
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冬の自然勉強会11月17日から 2007年度第1回冬の自然勉強会が、11月17日(土)に開催されま す。 縄文スクスク森づくりの会の木村益巳会長を講師に迎え「伊達の森 と川を考える」「雑木林の魅力」の二つのテーマでお話をしていただき ます。 どなたでも参加できます(入場無料)。多くの皆様のご来場をお待ち しております。 日時:11月17日(土)午前10時〜12時 会場:カルチャーセンター2階視聴覚室 主催:冬の自然勉強会実行委員会(だて記念館びおとーぷクラブ、縄 文スクスク森づくりの会) 共催:伊達市教育委員会 後援:森と水と人ネットワーク、ネイチャーウオッチングクラブ 写真は、開拓記念館庭園のリス |
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野本醇氏北海道文化賞を5日に受賞 中稀府町在住の画家で文化女子大学室蘭短期大学名誉教授の野 本醇さんが平成19年度北海道文化賞を受賞しました。 11月5日、贈呈式が札幌市で行われ、賞状と記念品が贈呈されま した。 |
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シャーマンコレクション展、「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品展、 「画家野本醇の世界」展好評開催中 シャーマンコレクション展、「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品 展が噴火湾文化研究所、「画家野本醇の世界」展が大滝区の大滝総 合支所で開催中です。 週末の3日、4日には会場までのシャトルバスも運行され、多くの方 が会場に訪れました。 シャーマンコレクション展は、故フランク・エドワード・シャーマン氏の絵 画コレクションのうち、藤田嗣治・棟方志功・東郷青児などの美術作品 の一部を展示しています。 (噴火湾文化研究所) 「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品展 (噴火湾文化研究所) 画家「野本醇の世界」展(大滝総合支所)野本醇氏は今年度北海道 文化賞受賞を受賞されました。会場では具象・抽象作品17点を展示 しています。 場所 大滝総合支所(伊達市大滝区本町85 電話0142-68-6111) いずれも 期間:10月30日(火)〜11月8日(木) 時間:10:00〜17:00 すべて入場無料ですので、皆様のご来場をお待ちしております。 |
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縄文ロビー講座11月18日に 11月の縄文ロビー講座2007は、18日(日)に開催いたします。噴火 湾文化研究所大島所長による今年度最後の縄文ロビー講座で、縄文 時代についての知識を楽しく学びましょう。入場無料ですので、皆様の ご参加をお待ちしております。 会場:北黄金貝塚情報センター 11月18日 11〜12時、13〜14時 |
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加賀乙彦・高橋睦郎文学フォーラム11月16日に 11月16日(金)、作家の加賀乙彦氏、詩人の高橋睦郎氏による「文 学フォーラム」を開催します。 講演(高橋睦郎氏『文学と宗教』、加賀乙彦氏『ある死刑囚と私の小 説』)と、お二人の対談を行います。 入場料は無料ですが整理券が必要です。皆様多数のご参加をお待ち しております。 ・整理券取扱所 カルチャーセンター・伊達信金本店・伊達市噴火湾文 化研究所 ・日時:11月16日(金)午後7時00分〜9時30分 ・会場:伊達信金本店二階コスモスホール(伊達市梅本町39-30) ・定員:180人 ・詳細・お問い合わせは:伊達市噴火湾文化研究所(0142-21-5050) (右が加賀乙彦氏の著書、左が高橋睦郎氏の著書) |
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迎賓館の開放終了 記念館迎賓館の開放が、今年度分は10月31日で終了しました。 開拓記念館ボランティアくわの会による、迎賓館見学者の案内・解 説業務もこの日が最後で、最後に迎賓館の大掃除をしていただき、迎 賓館を閉鎖して、冬の準備をしました。 開拓記念館は11月30日まで開館していますので皆様のご来館を お待ちしております。 くわの会の解説ボランティアの方々 |
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伊達小が旧三戸部家住宅見学 10月30日、伊達小4年生が伊達開拓記念館内の旧三戸部家住宅を 見学しました。 1組(古水由紀美先生)、2組(成島秀人先生)、3組(大江詞子先生) の、先生と生徒計106名が、国指定重要文化財旧三戸部家住宅を社 会科の授業で訪れて見学し、道具の移り変わりなどの歴史を学びました。 |
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シャーマンコレクション展、「おおたき陶芸展」歴代入賞作品展、野本醇絵画展始まる 10月30日から、シャーマンコレクション展、「おおたき陶芸展」歴代 入賞作品展が噴火湾文化研究所、野本醇絵画展「野本醇の世界」が 大滝区の大滝総合支所で開催中です。 皆様のご来場をお待ちしております。 【シャーマンコレクション展】 【「おおたき陶芸展」歴代入賞作品展】 会場:伊達市噴火湾文化研究所 (伊達市館山町21-5 電話0142-21-5050) 【野本醇絵画展「野本醇の世界」】 場所 大滝総合支所(伊達市大滝区本町85 電話0142-68-6111) いずれも 期間:10月30日(火)〜11月8日(木) 時間:10:00〜17:00 すべて入場無料ですので、皆様のご来場をお待ちしております。 無料シャトルバス運行 11月3日(土)には、大滝総合支所まで、 11月4日(日)には、伊達市噴火湾文化研究所までシャトルバスを 運行いたします。無料ですので、ぜひご利用ください。 バスの時間は、→こちらからごらん下さい。 |
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伊達家衣装の修復 福山和子先生(北星学園大学短期大学部名誉教授)が、10月23日 から噴火湾文化研究所で伊達家衣装「牡丹孔雀模様縮緬夜着」の修 復作業を行っています。 今年2月から続いていた夜着の修復が先日完了し、26日からは新しく この「牡丹孔雀模様縮緬夜着」(江戸時代後期)の修復作業を開始しま した。 縮緬に金の糸等で刺繍がされ、裏地は羽二重の、豪華な夜着です。 おめでたい牡丹、孔雀の図柄が描かれていますが、これは、夜寝て いて無防備な間に魔よけにする意味もあって選ばれた図柄だそうです。 現在でも着物、ふとんなどの図柄に松竹梅・鶴等の縁起の良い図柄 を使う場合があるのは、その名残だと言う事です。 |
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仙台神楽保存会が道文化財保護功労賞を今日受賞 仙台神楽保存会(仙台神楽は伊達市無形民俗文化財)が平成 19年度道文化財保護功労賞を受賞しました。 10月26日、授賞式が札幌市で行われ、仙台神楽保存会の山木 忠夫会長らが出席しました。 |
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アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会議が発足 10月23日、「アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会 議」が開催されました。この会議は、昨年スタートした「だて噴火湾ア ートビレッジ構想」実現に向け、活動拠点の整備方策を検討する目的 で設置され、検討結果は報告書としてまとめられます。座長、委員は 次のとおりです。 座長:野田弘志氏(だて噴火湾アートビレッジ芸術監督) 委員:阿部博光氏(北海道教育大学岩見沢校教授)、石田勉氏(医 療法人緑風会理事長)、信木晴雄氏(旭川大学准教授)、楽木恭一氏 (伊達市噴火湾文化研究所支援協会「かけはしの会」顧問)、大島直 行(伊達市噴火湾文化研究所) 有田勉教育長より委嘱状交付が行われた後、座長に指名された野 田弘志氏より「文学も絵も本来は、純粋で地味であり、人生をかけな ければできないもの。現代は商業主義の中で本質を失い、全く逆の方 向を向いている。ここ伊達で、このように全身全霊をかけて子どもに向 きあい、将来の人材を育てる場をつくりたい」と、アートビレッジ構想の 原点となる想いが語られました。 各委員からは「構想を市民にいかに理解してもらうかが重要」「市民 皆が受益者と感じられる活動を」「子どもたちが本物に身近に接するこ とができる環境は素晴らしい」「東京は情報過多。北海道はそのような 環境と異なり、その結果音楽を志す子が多い。この環境を生かしたい」 「20年後に芽が出るような長いスパンで考えていく事が大切」など活 発に意見が交わされました。 次回の会議は11月19日の予定です。 会議の模様 |
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野田弘志氏(座長) |
阿部博光氏 |
石田勉氏 |
信木晴雄氏 |
楽木恭一氏 |
大島直行 |
文化交流展「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品展準備 10月30日から開催します「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品 展の準備が進んでいます。 会場となる噴火湾文化研究所には、展示される陶芸作品33点が 大滝工芸館から次々に運びこまれました。貴重な作品ですので職員 が慎重に取り扱っております。 ・「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品展 会場:伊達市噴火湾文化研究所 (伊達市館山町21-5 電話0142-21-5050) 期間:10月30日(火)〜11月8日(木) 時間:10:00〜17:00 入場無料ですので、皆様のご来場をお待ちしております。 無料シャトルバス運行 11月3日(土)〜4日(日)には、伊達市噴火湾文化研究所まで シャトルバスを運行いたします。無料ですので、ぜひご利用ください。 バスの時間は、→こちらからごらん下さい。 |
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倶知安町教育委員会が研究所を視察 10月23日午後、倶知安町教育委員会の教育委員5名と社会教 育課長の計6名が、研究所を視察見学に訪れました。 社会教育活動の推進・市民との協働等をテーマにした視察研修の 一環として当研究所を訪問し、大島所長から研究所について説明を 受けた後、施設の見学を行いました。 |
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鳥取県教委、鳥取市教委が北黄金貝塚を視察 10月23日午後、鳥取県教育委員会文化財主事の高尾浩司氏と、 鳥取市教育委員会主幹の森佳樹氏が伊達市を訪れ、北黄金貝塚公 園を視察しました。その後、噴火湾文化研究所を見学しました。 |
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「イヴリー・ギトリス ヴァイオリンリサイタル」で岩崎淑さんピアノ伴奏 10月22日、札幌市のキタラホールにおいて、「イヴリー・ギトリス ヴァイオリンリサイタル」が行われ、ギトリスさんのピアノ伴奏を岩崎淑 さんがつとめました。 岩崎淑さんには、今年7月に開催しました、だて噴火湾アートビレッ ジ事業「チェロ&ピアノコンサート」「ピアノ・室内楽マスタークラス」に おいて、演奏及び指導にと、ご協力いただきました。 リサイタルでは、84歳のギトリスさんの生命力あふれる演奏、そし てヴァイオリンに相和す岩崎さんのピアノの調べを堪能しました。 前列中央がギトリスさんと岩崎淑さん、ギトリスさんの右隣が野田弘 志画伯 |
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「美術館の裏側探検バスツアー」終了 美術館の作品収蔵庫など、普段見られない美術館の裏側を見学す る「美術館の裏側探検バスツアー」が10月20日行われました。 定員を上回る40人以上のお申込をいただき、盛況のうちに終了し ました。 札幌市の道立近代美術館新明学芸課長に、収蔵庫をはじめ、搬入 用エレベーター・ボイラー室を案内していただき、説明を受けました。 ちょうど、次回企画展の作品が運搬されて来ており、学芸員の皆さ んが点検作業に追われていました。学芸員の幅広い仕事の一端を 見ることができました。 その後、開催中の特別展「大倉集古館の名宝・日本美術の光華」、 常設展「ガラス工芸」も見学し、美術に親しみ、美術館への理解を深 める一日となりました。 美術館でビデオ資料を見る参加者 美術館の収蔵庫を見学しました。 |
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北海道市長会総会で研究所視察 10月18日午後、伊達市で開催中の平成19年度秋季北海道市長 会定期総会の参加者が、噴火湾文化研究所に視察見学に訪れまし た。 全道33市の首長ほか総計70名が、絵画教室アトリエ、シャーマン コレクションの展示等を見学しました。 北海道市長会の参加者を迎えて挨拶するだて噴火湾アートビレッジ スーパーバイザーの野田弘志先生(写真右側) シャーマンコレクションを見学する参加者(右側手前は菊谷伊達市長) 絵画教室アトリエを見学する参加者を案内する大島所長(右側手前) |
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シャーマンコレクション展10月30日から 終戦直後に連合国軍総司令部(GHQ)の民政官として米国から来日 し、滞在中に多くの日本人画家・文化人と交流を持ち、作品収集した フランク・エドワード・シャーマン(平成3年没)のコレクションが、今年、 伊達市教育委員会に寄託されました。 コレクションは、著名作家の油彩画・版画など美術作品のほか、書 籍・写真・書簡などです。 入場無料ですので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。 (写真は、シャーマンコレクションの美術作品の一部) 期間:10月30日(火)〜11月8日(木) 時間:10:00〜17:00 会場:伊達市噴火湾文化研究所 無料シャトルバス運行 11月3日(土)〜4日(日)には、伊達市噴火湾文化研究所までシャト ルバスを運行いたします。無料ですので、ぜひご利用ください。 バスの時間は、→こちらからごらん下さい。 「文化交流展」として、「おおたき北海道陶芸展歴代入賞作品展」「野 本醇絵画展」も同日程で開催されます。すべて入場無料ですので、併 せてご案内いたします。 |
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「おおたき北海道陶芸展」歴代入賞作品展 全国的な公募展として定着した「おおたき北海道陶芸展」の歴代入 賞作品の作品展を開催いたします。入場無料ですので、皆様のご来 場をお待ちしております。 会場:伊達市噴火湾文化研究所 (伊達市館山町21-5 電話0142-21-5050) 期間:10月30日(火)〜11月8日(木) 時間:10:00〜17:00 主催:伊達市教育委員会 無料シャトルバス運行 11月3日(土)〜4日(日)には、伊達市噴火湾文化研究所までシャ トルバスを運行いたします。無料ですので、ぜひご利用ください。 バスの時間は、→こちらからごらん下さい。 |
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21日の縄文ロビー講座の内容 10月21日(日)に開催の縄文ロビー講座について、11:00から開催 の午前の部は『縄文人にとっての墓の役割とは』―集団統率から「見 栄っぱり」まで―と題して、噴火湾文化研究所の青野学芸員を講師と して行い、13:00開始の午後の部は『北黄金貝塚人の健康診断』と題 して、噴火湾文化研究所の大島所長を講師として行います。 会場は北黄金貝塚情報センターで、無料で行いますので、皆様のご 参加をお待ちしております。 |
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中央区第2自治会のコミュニティ教室 10月17日午後、第5回伊達市コミュニティ教室で、中央区第2自治 会の22名が噴火湾文化研究所を見学しました。今回は他に防災セン ター、大滝工芸館なども見学する予定です。 噴火湾文化研究所についての説明を聞く中央区第2自治会の参加者 の方々 |
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クマの皮なめし体験終了 10月14日、北黄金貝塚公園でクマの皮なめし体験学習が行わ れ、札幌・砂川など市内外から親子連れ等子どもを含む10人が参 加しました。 縄文時代の人々が生命に畏敬の念を持ちながら、自然の恵みを 大事に使っていたと言う話を聞いたあと、縄文時代のやり方の通り に黒曜石のナイフで、皮の裏側から脂をこそぎ取る作業をみんなで 行いました。 毛皮はミョウバン液に1週間浸けてから乾燥させ、北黄金貝塚公 園の竪穴住居で使います。 この日参加された砂川高校の安藤先生が、交通事故にあった タヌキを持って来て下さいました。皮をいただいて塩漬けにし、来 年の「タヌキの皮なめし」体験に使用する予定です。 |
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全道高校理科研究大会で研究所学芸員が講演 10月11日、 全道高校理科研究発表大会が道高文連などの主 催で室蘭市で始まり、初日の11日、開会式に引き続いて、当研究 所の青野学芸員が講演を行いました。 「考古学とはどのような学問か−考古学と自然科学との関わり−」 と題して、伊達での遺跡発掘の例など、具体例に基づいて講演を行 いました。 「歴史を明らかにするのは自分の位置を知るため。人間は空間的 にも時間的にも自分がどこにいるのか確認する必要があり、歴史を 学ばなければ新しい事に取り組めない」などとまとめ、全道から集ま った約450人の高校生・教師らは興味深く聴き入っていました。 携帯電話の移り変わりを例にして、考古学の考え方を説明する青野 学芸員 |
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企画展「アイヌ語地名を歩く−山田秀三の地名研究から」、 「伊達地方のアイヌ語・アイヌ文化」講演会終了 10月11日からカルチャーセンターで開かれていた企画展「アイヌ 語地名を歩く−山田秀三の地名研究から」が終了しました。北海道の 地名が、アイヌ語でその土地の状態を表す言葉がもとになっている事 が多い(幌内:ホロ=大きな、ナイ=川、で「大きな川」の意味、等)と の、山田秀三による克明な研究についての展示に、訪れた人々は熱 心に見入っていました。 10月13日には「伊達地方のアイヌ語・アイヌ文化」講演会が行わ れました。 北海道大学の佐藤知己準教授は、虻田に伝わるユーカラ、有珠善 光寺のアイヌ語訳「念仏上人子引き歌」等から伊達・虻田地方のアイ ヌ語の方言の特徴等を考察した講演を行いました。 札幌大学の本田優子教授は、ユーカラ等にみる口承文芸と史実と の関係についての講演をされました。 いずれの講演も、約70人の聴衆は熱心に聴き入り、終了後は質義 応答が相次ぎました。 |
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野本醇さんが北海道文化賞受賞 中稀府町在住の画家で文化女子大学室蘭短期大学名誉教授の野 本醇さんが平成19年度北海道文化賞を受賞しました。 野本さんは、長年にわたる創作活動において数々の賞を受賞すると ともに、伊達市文化財審議会長をはじめ、各種審議会の委員を務め、 洋画の普及と芸術文化の振興に貢献されてきました。 平成5年には伊達市文化功労賞、平成7年には北海道文化奨励賞 を受賞しています。 野本醇氏 なお、北海道の文化関係の賞はこれまでに伊達にゆかりのある次の 方々が受賞されています。 峯山巌さん(考古学)北海道文化賞 昭和50年 掛川源一郎さん(写真)北海道文化賞 平成7年 影山吉則さん(演劇)北海道文化奨励賞 平成18年 【野本醇絵画展】 文化交流展「野本醇の世界」を大滝区において下記日程で開催します。 是非お越しください。 期間 10月30日(火)〜11月8日(木) 時間 午前10時〜午後5時 場所 大滝総合支所(伊達市大滝区本町85 電話0142-68-6111) 主催 伊達市教育委員会 詳細:お問い合わせ 伊達市噴火湾文化研究所 電話0142-21-5050 無料シャトルバス運行 11月3日(土)には、大滝総合支所までシャトルバスを運行いたします。 無料ですので、ぜひご利用ください。 バスの時間は、→こちらからごらん下さい。 野本醇氏と作品 平成19年度のこれ以前のニュースについては、 →こちらをご覧下さい |
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過去のニュースはこちらから↓ 平成19年度前半分のニュース 平成18年度分のニュース 平成17年度分のニュース |
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