脱Google
今やネットの世界を牛耳っているのはGoogle先生です。 Yahoo!JapanにもGoogleの検索エンジンが採用されているので、日本の検索の9割くらいはGoogleが支配していると言ってもいいでしょう。
で、そのような状況に対して、「Don’t Google」との嘆きを表明しているブロガーがいたので、ちょっとピックアップ。
Googleのせいでバカになる
「反便利・反インターネット的ブロガー」というなんとも矛盾に満ちた自己紹介をしている「りゅうたいぷ」氏w
- ・グーグルによって人間はバカにになる
- ・Googleによって知識のある博学な人が不要になってしまった
- ・なんでもググって済ませようとする人間はググるカスである
- ・グーグルの検索エンジンは完璧ではなく、「宝」のような記事が埋もれてしまう可能性がある
- ・わたしはググらない生活を続ける
などと主張しています。
Don’t google ! |
独自性さえあればだれでも上位表示を目指せる
書いていることはなんとなくもっともらしいんだけど、なんかモヤモヤする… ブロゴスのコメント欄では、「天邪鬼」だと書かれていました。うん、中二病的な意見に見えてしまう。
ツッコミどころは各所にあるんだけど、「宝」が埋もれてしまうって部分が一番ひっかかったかなぁ。
現在のGoogleはページランクっていう概念を捨て去ってしまっているので、他のページに書いてないようなオリジナリティ高いことを書いてる記事は自然と検索上位に表示されます。…というか、競争相手がいないんだから1位に表示されてもおかしくはない。被リンクがなければ検索結果に表示されないってのは一昔前のSEO知識なんですよねぇ。
零細サイトでもインデックス自体はすぐにされるし、競争相手が少ないニッチなワードをロングテールで攻めれば簡単に上位表示を目指すことができる。これが今のGoogleアルゴリズムです。素晴らしいことが書いてあってもGoogleはそれを見つけられないってのは明らかに間違い。あえて言わせてもらうと「ググれカス」。まぁビッグワードを狙って競争相手の評価が高すぎるので上位表示されないってことは「まま」ありますが…
専門書を読むのが無難
Googleがネット業界を牛耳ってるってのは事実なんだから、ググるスキルを身につけて、それだけでカヴァーできない部分を拾う技術を養うってのが今の時代に適した生き方なんじゃないかなぁ。
ネット上で見つからないことの探し方としては、専門書にあたるってのが一番かなぁと思います。
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