【大邱聯合ニュース】韓国で植民地時代に日本からの借金を返済するため起きた国民の募金運動「国債報償運動」記録物の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産登録を目指し、国債報償運動記念事業会は8日、大邱で報告会を行った。
同運動は1907年、日本が大韓帝国を経済的に従属させるため提供した借款1300万ウォン(当時)を国民が返済しようと大邱で始まり、全国に広がった。だが、抗日運動と捉えた朝鮮統監府の妨害などで失敗に終わった。国民の力で国の借金を返済しようとした例のない自主的な国民運動とされる。