韓国の国立中央図書館、蔵書数1000万冊突破

本を並べた総延長235キロ

韓国の国立中央図書館、蔵書数1000万冊突破

 韓国の国立中央図書館(イム・ウォンソン館長)の蔵書数が1000万冊を突破した。国立図書館の蔵書数が1000万冊を超えるのは、米国、フランス、英国、ポーランド、ドイツ、ロシア、日本などに続き15番目だ。イム館長は6日「国立中央図書館は、韓国で発行されるすべての資料を収集・保存する責務を担っている。蔵書数1000万冊の達成は、韓国の文化や学術分野で累積された創作分野の力量が世界的なレベルに達したことを物語っている」とコメントした。

 国立中央図書館は1945年10月15日、日本の朝鮮総督府図書館の蔵書28万5000冊を引き継いで開館した。今年で開館70周年を迎える同館は、88年に蔵書数100万冊を突破し、2004年に500万冊を達成、それから11年にして1000万冊を突破した。1冊当たりの厚さを2.35センチとし、これをつなげると、総延長は235キロに達する。これは京釜高速道路のソウル-慶尚北道金泉市の距離に匹敵する。

 図書館側は、蔵書数1000万冊の達成と開館70周年を記念し、今月14日に記念式典と国際シンポジウム、野外音楽会を、また来月7日まで本館ロビーに各時代の図書や雑誌などを展示する特別展を開催する。このほか、「千万蔵書に私の本を加えよう」と題し、同館が所蔵していない資料の寄贈を受け付ける行事も行う予定だ。

李漢洙(イ・ハンス)記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 韓国の国立中央図書館、蔵書数1000万冊突破

right

関連ニュース