ソウル南部地検は6日までに、運転代行サービスの運転手を暴行した疑いが持たれているセウォル号沈没事故の遺族・行方不明者家族4人と事件に関与した新政治民主連合の金玄(キム・ヒョン)国会議員の計5人を傷害、暴行などの罪で在宅起訴した。起訴されたセウォル号事故関係者は、キム・ビョングォン元家族対策委員長、キム・ヒョンギ元首席副委員長、ハン・サンチョル元対外協力分科副委員長、イ・ヨンギ元家族対策委副広報担当の4人。
5人は昨年9月17日午前0時40分ごろ、ソウル市永登浦区汝矣島の路上で代理運転サービスの運転手Lさん(53)を暴行したほか、それを目撃した市民2人にも暴力を加え、けがをさせた疑い。
5人は汝矣島の飲食店で酒を飲み、運転代行を呼んだが、長く待たされたため、その場を離れようとした運転手を集団で暴行したという。